なぜ人気?日本でブーム中の『韓国発アイドルオーディション番組』の魅力を解説!
なぜ今、韓国発のアイドルオーディション番組が人気なの?
K Village MODULY Webでも多く特集している韓国発のアイドルオーディション番組。
また、サバイバルオーディション番組(通称:サバ番)とも呼ばれたりしていますよね。
2021年に放送の「Girls Planet 999:少女祭典」通称ガルプラや、その男性版である「BOYS PLANET」。
「放課後のときめき」や「少年ファンタジー」など、ここ数年で日本でも話題となる番組が一気に増えました。
毎週の放送を観ながら、応援している練習生の順位に一喜一憂したという方も多いのではないでしょうか。
以前は一部のK-POPファンが楽しむものというイメージだったアイドルオーディション番組ですが、なぜ今これだけたくさんの人が熱狂しているのでしょうか?
本記事ではその理由について調査してみました!
また、アイドルオーディション番組の魅力や、オーディション番組出身アイドルなどもご紹介しますので是非最後までご覧くださいね。
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【韓国アイドルオーディション番組 日本で人気の理由】日本で韓国オーディション番組の知名度を一気に上げた「PRODUCE 101 JAPAN」
日本で一気にアイドルオーディション番組の知名度を上げたと言われているのが、2019年に放送された「PRODUCE 101 JAPAN」。
それまで韓国で放送されていた人気オーディション番組「PRODUCE 101」が日本版になって上陸しました。
韓国版「PRODUCE 101」シリーズは、2016年にシーズン1が放送されて以降、「PRODUCE 101 season2」「PRODUCE 48」「PRODUCE X 101」を放送されました。
しかし「PRODUCE 101 JAPAN」が放送されてから、初めてその存在を知ったという方も多かったのではないでしょうか。
「PRODUCE 48」には日本人が多く参加していて、AKBグループのファンやK-POPファンからは注目を集めていました。
しかし「PRODUCE 48」の放送当時の2018年、現在ほど韓国の番組を観る方法は多くありませんでした。
韓国での放送の半年後に、ABEMAで字幕付き放送が行われましたが、当時リアルタイム放送時には字幕がついていなかったのです。
練習生たちが話している内容を理解するには韓国語の聞き取り能力が必要で、ハードルが現在よりも高かったといえます。
そんな中「PRODUCE 101」シリーズのシステムを取り入れつつ、日本仕様になった「PRODUCE 101 JAPAN」が放送されると、その魅力が日本のアイドルファンの間にも一気に広がり、大きな反響を得ました。
「PRODUCE 101 JAPAN」はすでにseason2まで放送されており、デビューグループのJO1、INIが大活躍していますよね。
そして、2023年5月現在発表されている最新情報ではseason3が始動、次はいよいよガールズ版とのこと。
ますます盛り上がりを見せています!
【韓国アイドルオーディション番組 日本で人気の理由】最新の韓国オーディション番組は魅力が満載!
次々と新しいものを観たくなってしまうオーディション番組の魅力とは何でしょうか?
応援したい練習生を見つけた時、練習生たちの成長物語を見た時、練習生同士の絆を感じた時・・・。語りつくせないほどたくさんありますよね。
また、これらの魅力が日本でもより楽しみやすくなるように、韓国オーディション番組はどんどん進化を遂げているんです!
そんな韓国オーディション番組の魅力を大きく4つのポイントにまとめてご紹介します!
① 日本からも投票に参加できるようになった!
② 日韓同時放送によりリアルタイムで楽しめるようになった!
③ オーディション番組だからこそ生まれる人生を賭けた「伝説のステージ」!
④ オーディション番組出身アイドルは活動期間を終えた後も大活躍!
魅力ポイント①日本からも投票に参加できるようになった!
韓国で放送された「PRODUCE 101」シリーズにも日本人メンバーは参加しており、字幕や翻訳なしであれば日本からでも視聴することは可能でした。
しかし、日本で現在ほどのブームとならなかった理由のひとつに投票が韓国国内のみだったことがあると言われています。
参加者の約半分が日本人である「PRODUCE 48」でさえも日本からは投票が出来なかったため、当時リアルタイムで番組を観ていたファンはもどかしい気持ちを抱えることもあったかもしれません。
その後、2020年に放送された「I-LAND」では、世界中のK-POPファンが投票できるシステムを導入。
2021年に放送された「Girls Planet 999:少女祭典」でも日本からの投票が可能になり、いまやグローバル投票はアイドルオーディション番組の標準的なシステムになりました。
魅力ポイント②日韓同時放送によりリアルタイムで楽しめるようになった!
世界中から投票に参加できるようになると、多くの番組で日韓同時放送が行われるように。
日韓で同じタイミングで観ることができれば、現地ファンと一緒に盛り上がっている感覚を共有できます。
さらにABEMA等では同時翻訳の字幕や音声が付くように。
しかし当初は自動翻訳のような文章でニュアンスが伝わりづらかったため、後日配信される正確な字幕版を待つというファンも多かったといいます。
また日韓同時放送の形式も徐々に進化しているようです。
2023年5月現在放送中の「少年ファンタジー」ではABEMAと韓国MBCのタッグにより、あらかじめ翻訳された字幕が付いた映像が日韓同時放送されるようになりました。
世界中で高まりつつあるオーディション番組の需要に応えるために、放送形式もこれからどんどん進化を遂げていきそうです。
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魅力ポイント③オーディション番組だからこそ生まれる人生を賭けた「伝説のステージ」!
デビューしたアイドルが完璧に準備したステージはもちろん素晴らしいものですが、オーディション番組で披露されるステージにはまた違った魅力がありますよね。
生き残れなければ次は無いという緊張状態だからこそ、言葉で言い表せないような情熱がこもっていたり、これで脱落しても悔いはないというほどの熱い気持ちが伝わってくるステージも。
そんなオーディション番組だからこそ生まれる奇跡的なステージを「伝説のステージ」と呼ぶことがあります。
ここでは韓国オーディション番組の元祖とも言える、韓国の「PRODUCE 101」シリーズから「伝説のステージ」を厳選してご紹介します!
伝説のステージ:PRODUCE 101(初代)「At the Same Place」
動画出典:YouTube Mnet TV
現在「少年ファンタジー」でもプロデューサーを務めるB1A4出身のジニョンが作詞作曲を行った楽曲。
名曲であることはもちろん、ステージの最後に感極まって涙ぐんでしまう練習生たちの表情からも一度きりのステージに全力をかける熱い気持ちが伝わってきそうです。
現在でもこのステージが一番好きという人もいるほど、オーディション番組の魅力が詰まった一曲です。
伝説のステージ:PRODUCE 101 season2「NEVER」
動画出典:YouTube Mnet TV
「BOYS PLANET」ファンにも嬉しい要素が詰まっているのがこの楽曲「NEVER」。
この楽曲のセンターを務めたのはBOYS PLANETでスターマスターを務めたファン・ミンヒョン。
そしてこの楽曲を作曲したのはイ・フェテクとして参加したPENTAGONのメンバー、フイです。
この「PRODUCE 101 season2」からデビューしたグループWanna Oneは、活動当時BTSに勝るとも劣らない人気を博しており「伝説のグループ」とも呼ばれました。
PENTAGON フイについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
伝説のステージ:PRODUCE 48「Into The New World(原曲:少女時代)」
動画出典:YouTube Mnet TV
少女時代のデビュー曲「Into The New World」をバラード調に編曲した課題曲を披露したのは、現在LE SSERAFIMのメンバーとして活躍するチェウォンとユンジン。
ユンジンのパワフルなボーカルはこの頃から健在で、切なさも感じるこの楽曲にピッタリの歌声を聞かせてくれます。
この数年後、同じグループで活動するとは夢にも思わなかったであろう2人が目を合わせて歌うところは不思議な巡り合わせを感じるシーンでもあります。
LE SSERAFIM ユンジンについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
魅力ポイント④オーディション番組出身アイドルは活動期間を終えた後も大活躍!
韓国版「PRODUCE 101」シリーズでデビューしたグループは、既にすべてのグループが活動期間を終えています。
グループ活動の終了後、メンバー達は俳優やソロアーティスト、再デビューなどの次の道へ。
現在も様々な場所で精力的に活躍中で、オーディション番組で得た人気の高さを証明しています。
例えば、2022年に大ヒットしたドラマ「社内お見合い」で主演を務めたキム・セジョン。
実は初代PRODUCE 101からデビューしたI.O.Iのメンバーで、番組内では美しい歌声と、誠実で愛嬌のある人柄で人気を集めました。
また、同じ初代PRODUCE 101には(G)I-DLEのソヨンが練習生として出演していました。
現在はアーティスト、天才プロデューサーとして活躍するソヨンですが、清純さを求められる番組コンセプトの中で実力が評価されず、容姿についての悩みを話すシーンも。
ドラマ「恋愛革命」等で俳優としてもブレイクしたパク・ジフンはPRODUCE 101 season2からデビューしたWanna Oneのメンバー。
彼が生み出した「내 마음 속에 저장!(僕の心に保存!)」というキャッチフレーズは番組内に留まらず、数々の芸能人が真似をする流行語になりました。
(G)I-DLE ソヨンについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
【韓国アイドルオーディション番組 日本で人気の理由】実はあのグループもオーディション番組から誕生したグループ!
現役アイドルとして活躍しているグループの中には、実はオーディション番組から結成されたグループも多くあります。
オーディション番組にはドキュメンタリーとしての要素もあり、事務所から正式デビューするグループにとってはデビュー前から知名度を獲得することが出来るメリットも。
ここからは、”実はオーディション番組出身”のグループをご紹介していきます!
BIGBANG「リアルドキュメンタリーBIGBANG」
YGエンターテインメントが企画した、BIGBANG結成までの過程を放送した番組。
当時はオーディション番組と言えるものはほとんど無く、サバイバルオーディションの先駆けとも言える番組。
BIGBANGについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
SEVENTEEN「SEVENTEENプロジェクト デビュー大作戦」
SEVENTEENの所属事務所PLEDISエンターテインメントは、メンバーの練習生時代から練習風景をライブ配信する等の実験的な企画を行ってきました。
この企画はサバイバルのようにデビューメンバーを選ぶというものではなく、13人でのデビューが目的のプロジェクトでした。
SEVENTEENについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
WINNER「WIN – WHO IS NEXT」、 iKON「MIX&MATCH」
「WIN – WHO IS NEXT」ではAチームとBチームに分かれデビューを賭けて対決することに。
勝利したAチームがWINNERとしてデビューしましたが、Bチームはその後「MIX&MATCH」という番組に参加。
再度サバイバルを繰り広げ、最終的に7人のメンバーがiKONとしてデビューしました。
iKONについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
TREASURE「YG宝石箱」
YGエンターテインメントが行ったサバイバルオーディション番組で、練習生29名が参加。日本からも練習生が参加したことが話題になりました。
実力派のメンバーが揃い、最終的に12人組でのデビューとなりました。
TREASUREについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
PENTAGON「PENTAGON MAKER」
CUBEエンターテインメントの練習生たちがデビューするまでの過程を公開した番組。
10名の練習生が参加、デビューを賭けて対決を行い7名が正式メンバーとして決定。残った3名も合流することとなり10名全員でのデビューを果たしました。
PENTAGONについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
Stray Kids「Stray Kids」
TWICEの弟分グループを結成すべく、9名の練習生全員でのデビューを目指す姿を映したサバイバルオーディション。
リノとフィリックスは一度脱落したものの、再挑戦の機会を得て9人でのパフォーマンスの魅力を再アピール。見事全員でのデビューを果たしました。
Stray Kidsについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
ENHYPEN「I-LAND」
当時のBig HitエンターテインメントとCJ ENMによる大規模なサバイバルオーディション。
グローバル投票制を採用、I-LANDのための専用施設を建設など、それまでの番組とは明らかに異なるスケールの大きさを見せました。最終的に7人がENHYPENとしてデビューしました。
ENHYPENについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
&TEAM「&AUDITION – The Howling -」
「I-LAND」にて惜しくも脱落してしまった4人が参加し、日本で新たなボーイズグループを作るべく企画されたオーディション番組。
条件を満たせなければI-LANDから参加している4人もデビュー出来ないという厳しい条件の中、最終的に9人がデビューを果たしました。
&TEAMについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
TWICE「SIXTEEN」
JYPエンターテインメントのガールズグループ候補7人と、そのデビューの座を狙う9人の計16人で行われたサバイバルオーディション。
デビューが決定した7人に加え、ツウィとモモが選ばれ最終的に9人でのデビューとなりました。
TWICEについてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
fromis_9「アイドル学校」
「学校」というコンセプトで41人の練習生が生徒となって、卒業試験に合格した最優秀学生たちがデビューを果たすサバイバルオーディション。
「SIXTEEN」や「PRODUCE 101」の出演メンバーも再起をかけて参加したことが話題となりました。
fromis_9についてさらに詳しくは知りたい方はこちら♪
【まとめ】なぜ今、韓国発のアイドルオーディション番組が人気なの?
本記事では、日本で今ブームが起きている韓国発アイドルオーディション番組がなぜ人気なのか?についてご紹介しました。
まだまだ続きそうなオーディション番組ブーム、日本でも新しい番組が続々と予告されています。
韓国でも新しいコンセプトのオーディション番組や、あの人気番組の続編が企画されているという噂も・・・。
ドキュメンタリーのように、練習生たちの人生に感情移入してしまうオーディション番組。
ひとつ見始めればハマってしまうこと間違いなしです。
好きなアイドルや俳優が、実はオーディション番組出身だったら、ぜひ当時の番組を観てみてくださいね。