韓国ソジュ(焼酎)で人気な種類は？2024最新おすすめソジュをご紹介します

【韓国ソジュ】韓国ソジュ(焼酎)ってどんな種類があるのか気になる！

韓国を代表するお酒といえば、真っ先に思い浮かぶのが「ソジュ(焼酎)」ですよね。

韓国ドラマでもソジュを一気飲みするシーンがよく見られ、どんなお酒か気になる方も多いのではないでしょうか。

最近では日本でも簡単に手に入る韓国ソジュですが、今回はそんな韓国ソジュについて徹底調査してみました！

韓国人に人気なソジュのブランドや種類、韓国在住の筆者おすすめな飲みやすいソジュなどもご紹介。

韓国旅行へ行く方や、ソジュを飲んでみたい、お土産に買いたいけどよく分からないという方は必見です！

【韓国ソジュ】韓国ソジュ(焼酎)とはどんなお酒？

まずはソジュがどんなお酒なのか、基本情報をみていきましょう。

ソジュの原料

韓国ソジュの原料は、米、麦、芋、とうもろこしやタピオカのでんぷんなど、複数の穀物がブレンドされ、お酒が作られています。

元々は、米のみで作られていたソジュですが、戦争や経済成長期の食糧難により米不足となり、現在のスタイルであるソジュが誕生したといわれています。

一方で、日本の焼酎の場合は米、麦、芋など一種類の原料から作られていることが多く、その点がまずソジュと日本の焼酎との違いといってもいいでしょう。

ソジュの製造方法

ソジュの製造方法は「蒸留式」と「希釈式」の2種類がありますが、市場でよく出回っているソジュのほとんどは「希釈式」の方法で製造されています。

希釈式とは日本でいう甲類焼酎にあたるもので、連続式蒸留機を使用し純度の高いアルコールを生成。

そして、そのままではアルコール度数が高いため水で希釈、度数を調整してソジュが出来上がるのです。

最近は希釈式の方法が主流となっていますが、伝統酒などは蒸留式で製造されています。

ソジュのアルコール度数

メーカーや種類によってもアルコール度数は異なりますが、現在市場で出回っている代表的なソジュは15％～20％前後のものが多いです。

ソジュが誕生した当初は30％近いものが売られていたそうですが、年々低くなってきている傾向があります。

その理由として、現代では飲みやすさや健康志向が重視されるようになったこと、メーカーのコスト削減などが背景に挙げられます。

それでも韓国ビールのアルコール度数は4.5％ですので、それに比べるとかなり高くは感じますよね。

ソジュの味やにおい

ソジュは無色透明で、ほんのり甘くスッキリとした味わいを楽しめるお酒です。

特に辛く、脂っこい韓国料理にはとてもよく合い、食事の席で嗜まれることが多いのも特徴です。

種類によっては、アルコールのにおいが強く感じられるものもあり、筆者も実はソジュの味やにおいは苦手なほう。

しかし、最近ではフルーツソジュやスパークリングの効いたソジュもあり、ソジュ独特のにおいの軽減や味を飲みやすくしたソジュも人気を集めています。

お酒が苦手な方や女性からの人気も高く、ソジュの新しいジャンルを確立しています。

ソジュはどこで買える？

ソジュはお酒を販売しているスーパーや大型マート、コンビニなどで気軽に購入が可能です。

ちなみに韓国では購入、飲酒ともに満19歳未満は禁止されています。

しかし、満19歳になる1月1日より購入、飲酒が可能となり、その点は日本とは異なりますね。※ただし高校生は禁止。

お酒を購入、飲酒の際はルールは守るように心がけましょう。

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【韓国ソジュ】韓国ソジュ(焼酎)の飲み方はワンショット！

日本の焼酎はロック、炭酸割り、水割りなど様々な飲まれ方をしますよね。

しかし、韓国のソジュはソジュジャン(소주잔)と呼ばれる小さなショットグラスで、ワンショットが定番です。

ソジュジャン1杯の量は約50～60mlで、ストレートでぐぃっと一気に飲むのが一般的。

お酒好きの人にとっては、冷えたつめたいソジュが美味しいのだそうですよ！

他には、ソメクと言ってビールにソジュをまぜる飲み方も人気の飲み方。

ソメクとは、韓国語のソ＝ソジュ、メク＝メクチュ(ビールの意)からきており、爆弾酒ともいわれています。

肝心の味は、意外と飲みやすくてグイグイ飲めてしまうのですよね。

とはいえ、ビールのアルコール、ソジュのアルコールで、度数は高くなっていますので、飲みすぎには注意です！

しかし、ビール独特の苦みが苦手な方や、ソジュ独特のアルコール感が苦手な方には人気な飲み方でもあります。

【韓国ソジュ】韓国人が好きなソジュの銘柄6選！

ここからは、韓国人によく好まれているおすすめソジュの銘柄をご紹介していきます！

ソジュ名：チャミスル＜참이슬＞ /メーカー名：ハイト眞露

引用：https://www.hitejinro.com/

韓国のアルコール飲料業界で大手メーカーといえば「ハイト眞露」。

そのハイト眞露の代表的なソジュの一つが、チャミスル(참이슬)です。

韓国のソジュといえば、チャミスルという名前が頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

このチャミスルは、韓国のソジュの中でも一番の売り上げを誇っており、飲食店でもよく見かける人気のソジュとなっています。

チャミスルは、クリーンでスッキリとした味わいが楽しめるのが特徴。

チャミスルという名前は、韓国語で「チャム(참)＝眞、イスル(이슬)＝露」という意味があり、会社名の眞露をそのまま商品名にしています。

製造方法にもこだわりがあり、抽出したアルコールを竹活性炭精製工法という方法でろ過し、不純物を取り除いてクリアなお酒を作り出しているのだそうですよ。

2024年現在「チャミスル フレッシュ(アルコール度数16％)」と「チャミスル オリジナル(アルコール度数20.1％)」の2種類が販売されています。

歌手のIUがチャミスルの広告モデルを務めており、約10年という長い期間チャミスルのモデルを務めています。(2024年7月現在)

IUのイメージがクリアなチャミスルのイメージにぴったりですよね！！

IUの宣伝効果もあってか、若者からの支持も高く、韓国で一番親しまれているソジュがチャミスルなのです。

ソジュ名：ジンロ＜진로＞ /メーカー名：ハイト眞露

引用：https://www.hitejinro.com/

チャミスルと同じく、ハイト眞露の代表的なソジュの一つジンロ(진로)。カエルのキャラクターがおなじみのソジュです。

ジンロは1894年に初めて発売された歴史あるソジュで、2024年に100周年を迎えました。

2019年4月にはリニューアルされ、韓国で大ヒット！その名も「ジンロ is Back(진로이즈백)」。

レトロなパッケージや変わらぬスッキリとした味わいが人気を集めました。

その後、2023年1月には糖類を使わない「ジンロ ゼロシューガー(アルコール度数16％)」を発売しさらにリニューアル！

糖類を排除するというオリジナルレシピで作り上げ、スッキリ柔らかなのどごしが人気で売り上げを伸ばしています。

糖類ゼロというのも、カロリーが気になるという人には嬉しいですよね。

ジンロは芸能人広告モデルを使わず、元祖ヒキガエルのキャラクターを、現代らしく可愛らしいカエルのマスコットにしています。

この愛らしいキャラクターも親しみやすく、カエルのキャラクターが描かれたソジュジャンなどのグッズもあり、若者からの人気も効果抜群です。

引用：https://www.hitejinro.com/

2024年3月には米100％の蒸留式焼酎を添加した「ジンロゴールド(진로골드)；アルコール度数15.5％」を発売。

パッケージにもピンクゴールドが使われており、華やかでプレミアム感がありますよね。

蒸留式焼酎を加えたことにより、本格的な焼酎の香りやまろやかさを最大限に引き出した特別感のあるソジュとなっています。

ソジュ名：チョウムチョロム＜처음처럼＞ /メーカー名：ロッテチルソン飲料

引用元：https://company.lottechilsung.co.kr/

ロッテグループの大手総合飲料ブランド「ロッテチルソン飲料」から2006年に誕生したチョウムチョロン(처음처럼)。

元missAのぺ・スジやBLACKPINKのジェニなど人気アイドルがモデルを務めたことでも話題となりました。

チョウムチョロンは、厳選された岩盤水を使用しており、ほのかな甘みとまろやかな口当たりが特徴。

韓国のソジュの中でもトップを争うほどの人気でメジャーなソジュです。

元々は1926年に江原道で鏡月焼酎として誕生したのがはじまりで、歴史の深いソジュでもあります。

2024年現在の広告モデルは女優のキム・ジウォンと俳優のク・ギョファン。

どちらも若者からの人気も高く、爽やかなイメージがぴったりですよね！

ソジュ名：セロ＜새로＞ /メーカー名：ロッテチルソン飲料

引用元：https://company.lottechilsung.co.kr/

チョウムチョロンと同じ、ロッテチルソン飲料から2022年9月に発売されたセロ(새로)。

ジンロゼロシュガーと同じく、無加糖の希釈式焼酎で、とろけるようなやわらかな味わいが特徴の話題の新商品です。

ソジュ独特のアルコールのにおいも少なくて美味しいと着実に人気をあげてきています。

ソジュのボトルは曲線が美しい韓国の陶磁器をモチーフにデザインされ、キャラクターには伝説の妖獣といわれる九尾狐(クミホ)を採用。

九尾狐のキャラクターは「セロクミ」と名付けられ、アニメーションを駆使した広告やSNSマーケティングで、若者からの人気も集めています。

2024年4月にはセロよりもアルコール度数を下げ、アプリコット果汁を足した「セロ サルグ(새로 살구)」を発売。

アプリコット味のソジュは、甘く爽やかで、特に若い女性をターゲットに人気を集めています。

ソジュ名：チョンハ＜청하＞ /メーカー名：ロッテチルソン飲料

引用元：https://company.lottechilsung.co.kr/

ロッテチルソン飲料から1986年に発売されたチョンハ(청하)。

他のソジュに比べ、アルコール度数は13％と低く、クセがなくまろやかな飲みやすさが人気のソジュです。

まろやかな味わいのチョンハは、脂っこい料理や韓国料理よりも刺身や寿司、和食といった料理に合うと評価されています。

現代ゼロシュガーのソジュが話題を集めていますが、チョンハはアミノ酸といった果糖類が添加されており、甘みがあるのも特徴。

原料の米を12～15度で一ヶ月間発酵し、低温でろ過して製造しているため、苦味とソジュ独特のアルコールのにおいを排除しているそうです。

甘みがあってアルコール度数も低いため、飲みやすさは抜群！

容量は通常のソジュよりも100mlほど少なく、値段も若干高めですが、適度に飲めば二日酔いにもならないと人気のソジュです。

最近では白ワインを添加したスパークリングタイプのチョンハも販売しており、若い女性を中心に高い評価を受けています。

ソジュ名：ジョウンデー＜좋은데이＞ /メーカー名：ムハク

引用元：https://www.facebook.com/soju.goodday

慶尚南道昌原市(ギョンサンド チャンウォン市)に本社を置く酒ムハクから2006年に発売されたジョウンデー。

本社が慶尚南道にあるため、釜山や蔚山などの地域で親しまれ、高い売り上げを誇っています。

ジョウンデーを発売した2006年は、他社では20％以上のソジュを販売していましたが、発売当初からアルコール度数の低い16.9％のソジュを売りにしていました。

そんなジョウンデーですが、2015年5月にフルーツソジュといわれる「ジョウンデーカラーシリーズ」を発売。

日本でもおなじみのフルーツソジュとなりました。

現在はフルーツソジュに微炭酸入りのトクソーダシリーズ(톡소다：アルコール度数5％～7％)も販売されており、根強い人気をみせています。

【韓国ソジュ】ソジュが苦手な筆者がおすすめするソジュ2選

韓国ではビールやマッコリなども人気ですが、やはりどの飲食店でもソジュを飲んでいる人が多い印象です。

韓国在住の筆者も、付き合いでお酒を飲みますが、やはりソジュはどうも苦手です。

アルコール度数が高めなのも気になりますが、あの独特な味と香りが苦手のように感じます。

しかし、そんな筆者でも飲みやすくて美味しいと感じたおすすめソジュがあるので、ここでご紹介したいと思います！

ソジュ名：ロゼチョンハ スパークリング＜로제청하 스파클링＞ /メーカー名：ロッテチルソン飲料

これは上記でも紹介したチョンハの新シリーズのソジュで、2023年12月に発売されました。

その名もロゼチョンハ スパークリング(로제청하 스파클링)！※画像左

ピンクに色づいたソジュが美しいですよね。

ロゼチョンハ スパークリングは、微炭酸と白ワインが添加されており、ワインのような甘みもあって、あの苦手なソジュのアルコール感も感じられません！

本当に飲みやすくて、グイグイ飲めてしまったほどです。

気になるアルコール度数は7％で、ビール類よりは高めですが、筆者は一番のお気に入りソジュです！

価格は2,000ウォン前後で売られており、定番のソジュよりはお高めですが、見た目も可愛くスッキリと美味しいため、おすすめです！

ソジュ名：セロ サルグ＜새로 살구＞ /メーカー名：ロッテチルソン飲料

こちらも上記で紹介しましたが、セロの新シリーズのソジュで2024年4月に発売されました。

その名もセロ サルグ(새로 살구)です。サルグとは韓国語でアプリコットのこと。

まさに飲みやすさ重視のソジュとなっています。

気になる味はというと、こちらもソジュ独特のにおいや味が軽減されており、飲みやすかったです！

しかし、アルコール度数は12％とロゼチョンハよりは高めなためか、ソジュの感じも生かされており、甘みも強く感じられました。(※個人差あり)

筆者の友人は、韓国のジュースでもあるクルピス(韓国の乳酸菌飲料)の味に似ていて美味しい！と評判でした。

どちらも飲みやすさ重視のおすすめソジュですので、気になる方はぜひお試しください！

【韓国ソジュ】韓国ソジュ(焼酎)の歴代モデルがすごい！！

引用：https://www.hitejinro.com/

飲食店でもポスターなどで見かけることも多いソジュのポスター。

韓国ソジュの歴代の広告モデルも人気芸能人ばかりなのはご存じでしょうか。

元々、ソジュの広告モデルには女性芸能人の起用が多いのも特徴でした。

しかし、近年では男女芸能人やアイドルなどが広告モデルに選ばれることも多く、ソジュのアルコール度数や味などの多様性に伴い、変化してきているようです。

そこで、人気ソジュのブランド「チャミスル」と「チョウムチョロン」の、直近10年の歴代モデルを調べてみました！

どちらもすごいラインナップですよね！

人気だけでなく、ソジュのクリアで純なイメージとも合う芸能人ばかりに感じます。

最長のモデルはチャミスルでIUが10年目のモデルを務めており、チョウムチョロンではぺ・スジが5年連続でモデルを務めました。

【まとめ】韓国ソジュ(焼酎)で人気な種類は？2024最新おすすめソジュをご紹介します

今回は韓国ソジュの種類やおすすめソジュについて、詳しくご紹介してきました！

韓国の代表的なお酒といえば緑の瓶のソジュが挙げられますが、時代とともにソジュも変化してきていることも分かりました。

消費者のニーズに合わせ、アルコール度数の変化や味や香りなど多様化したソジュが誕生しています。

ソジュの独特な味や香りが苦手な方や、お酒が苦手な方でも楽しめるようなソジュが開発されているのも嬉しいですよね。

飲食店では定番のソジュの販売のみが多いですが、スーパーやコンビニなどでは様々なソジュが売っていますし、ペットボトルに入ったソジュもあります。

ぜひお土産や旅行の際にはチェックしてみてください。

MODULYweb編集部

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