韓国語「되다」と「하다」の違いとは?意味や使い分けを例文付きでわかりやすく解説!
韓国語「되다」と「하다」の違いとは?意味や使い分けを例文付きでわかりやすく解説!
韓国語を勉強していると、되다(トェダ)と하다(ハダ)の使い分けに迷うことはありませんか?
하다(ハダ)は「〜する」という意味で、韓国語の基本的な動詞です。
意味や動作のイメージを覚えやすい単語のひとつではないでしょうか。
一方で되다(トェダ)には「〜になる」「〜できる」「〜が整う」など複数の意味があります。
そのため、日本語訳だけでは表現の違いをつかみにくいかもしれません。
たとえば、「準備する」は준비하다(チュンビハダ)ですが、「準備ができる・整う」は준비되다(チュンビトェダ)です。
似た単語でも、韓国語では「行動」に注目するのか、「変化した結果や状態」に注目するのかによって、使い分け方が変わります。
ただし、これは「되다」と「하다」の違いを理解するための基本的なイメージです。
すべての表現に当てはまるわけではありません。
この記事では、韓国語の되다(トェダ)と하다(ハダ)の基本的な意味や違いを解説します。
使い分けについても、例文とともにわかりやすく紹介します。
韓国語の動詞表現に自信をつけたい方はぜひ最後までご覧ください!
「되다」の主な意味と使い分けを例文付きで解説

되다(トェダ)は、韓国語でとてもよく使われる動詞です。
代表的な意味は「〜になる」ですが、文脈によって「〜できる」「〜が整う」「うまくいく」など、さまざまな意味で使われます。
日本語訳だけを見ると、それぞれ別の意味を持つ単語のように感じるかもしれません。
しかし、「ある状態になる」というイメージを持つと、より理解しやすくなります。
「物事が変化して、その状態に至る」というイメージですね。
ここでは、되다(トェダ)の代表的な意味と使い方を、例文とともに見ていきましょう!
「〜になる」を表す되다
되다(トェダ)の代表的な意味のひとつが「〜になる」です。
人や物事が、それまでとは異なる状態に変化することを表します。
たとえば、「医者になる」は의사가 되다(ウィサガ トェダ)、「友達になる」は친구가 되다(チングガ トェダ)と表現します。
医者や友達という「新しい状態・関係」になったことを表しているのがポイントです。
ほかにも、성인이 되다(ソンイニ トェダ)なら「成人になる」、어른이 되다(オルニ トェダ)なら「大人になる」という意味になります。
「〜になる」という変化を表すときに使われる表現として覚えておきましょう。
「〜できる」と訳される되다
되다(トェダ)は、文脈によって「〜できる」「〜できる状態である」という意味合いを表すこともあります。
たとえば、「理解できる」「意味がわかる」は이해가 되다(イヘガ トェダ)、過去形なら이해가 됐다(イヘガ トェッタ)といいます。
「理解できる状態になっている」というイメージですね。
なお、可能を表す이해할 수 있다(イヘハr ス イッタ)に置き換えられる場合もあります。
そのほか、안 되다(アン トェダ)は「できない」「うまくいかない」など、さまざまな意味で使われる表現です。
ただし、日本語の「できる」をすべて되다(トェダ)で表現できるわけではありません。
日本語の「できる」は「可能」「許可」など幅広い意味を持つため、韓国語では意味に応じてさまざまな表現を使い分けます。
そのため、「できる=되다(トェダ)」と単純に置き換えるのではなく、実際に使われるフレーズごと覚えることが大切です。
「完成する・整う・うまくいく」を表す되다
되다(トェダ)は、何かが完成したり、必要な状態が整ったりするときにも使われます。
たとえば、준비가 되다(チュンビガ トェダ)は「準備ができる」「準備が整う」という意味です。
また、잘 되다(チャr トェダ)は「うまくいく」「順調だ」などの意味で、日常会話でもよく使われます。
このように、되다(トェダ)は「〜になる」だけではありません。
準備や物事が必要な状態に整ったことを表すときにも使われます。
また、物事が順調に進んでいることを表す場合もあります。
日本語訳をひとつずつ丸暗記するよりも、イメージを持ちながら覚えましょう!
「どのような状態になったのか」を意識すると理解しやすくなります。
「하다」の主な意味と使い分けを例文付きで解説

하다(ハダ)は、韓国語の基本的な動詞のひとつで、「〜する」という意味を持ちます。
日常会話でもよく使われ、さまざまな名詞と組み合わせて動詞を作ることができるのが特徴です。
「勉強する」「運動する」「料理する」など、日本語でも「〜する」と表現する言葉の多くに使われています。
「人や主体が何らかの行動・動作をする」というイメージを持つと、理解しやすいでしょう。
ここでは、하다(ハダ)の基本的な使い方と、名詞と組み合わせるときのポイントを見ていきましょう!
「〜する」という行動を表す하다
하다(ハダ)の基本的な意味は「〜する」です。
たとえば、「勉強する」は공부하다(コンブハダ)、「運動する」は운동하다(ウンドンハダ)「料理する」は요리하다(ヨリハダ)といいます。
「わたしは毎日韓国語を勉強します」は、저는 매일 한국어를 공부해요(チョヌン メイr ハングゴルr コンブヘヨ)と表現できますね。
このように、人が何らかの行動や動作をするときに、하다(ハダ)を使った表現がよく用いられます。
「誰が何をするのか」に注目すると、하다を使った表現をイメージしやすくなるでしょう。
「名詞+하다」でさまざまな動詞を作る
하다(ハダ)は、名詞と組み合わせることで、さまざまな動詞を作ることができます。
たとえば、次のような表現があります。
【例】
・공부하다(コンブハダ)「勉強する」
・운동하다(ウンドンハダ)「運動する」
・요리하다(ヨリハダ)「料理する」
・시작하다(シジャカダ)「始める」
・이해하다(イヘハダ)「理解する」
・준비하다(チュンビハダ)「準備する」
・결정하다(キョrチョンハダ)「決定する」など
「名詞+하다」の形を覚えておくと、さまざまな韓国語表現を覚えやすくなります。
表現の幅が広がると、韓国語で伝えられることもどんどん増えていきますね。
ただし、すべての名詞に하다(ハダ)を付けられるわけではないことを覚えておきましょう。
「名詞+하다」の動詞は分かち書きしない
공부하다(コンブハダ)「勉強する」を例に挙げると、공부(コンブ)「勉強」に하다(ハダ)を付けて공부하다(コンブハダ)という動詞になります。
ただし、「名詞+하다」で作る動詞は、공부 하다(コンブ ハダ)のように、基本的に分かち書きをしないのもポイントです!
【例】공부하다(コンブハダ)「勉強する」の書き方
・○:공부하다
・×:공부 하다
「하다」を使わないケースもある
また、하다(ハダ)を使わず、ほかの動詞を使うほうが自然な表現もあります。
たとえば、「旅行に行く」は여행을 가다(ヨヘンウr カダ)、「留学に行く」は유학을 가다(ユハグr カダ)と表現します。
「旅行する」여행하다(ヨヘンハダ)、「留学する」유학하다(ユハカダ)という動詞もあります。
一方で、「旅行に行く」「留学に行く」と具体的な行動を表したいときもありますよね。
その場合は、여행을 가다(ヨヘンウr カダ)や유학을 가다(ユハグr カダ)のような表現も使われます。
日本語では同じように「〜する」というニュアンスでも、韓国語では表現によって伝わるニュアンスが変わる場合があります。
そのため、単語を自分で組み合わせるのではなく、実際に使われている表現を例文や使用場面と一緒に覚えることが大切です。
ネイティブとの会話や韓国ドラマなどを通して、実際に使われているシーンごと表現を学ぶと覚えやすいかもしれませんね!
「되다」と「하다」の違いを例文で比較

되다(トェダ)と하다(ハダ)の違いは、それぞれの単語を別々に覚えるよりも、似た表現や例文を比較すると理解しやすくなるでしょう。
基本的には「誰かが行う動作」に注目するとき、하다(ハダ)を使います。「物事が変化した結果や状態」に注目するときは、되다(トェダ)を用いることが多いです。
これまでに紹介した単語を用いながら、意味の違いを比較しましょう。
이해하다と이해가 되다の違い
이해하다(イヘハダ)は「理解する」、이해가 되다(イヘガ トェダ)は「理解できる」「意味がわかる」という表現です。
たとえば、「理解してください」は이해해 주세요(イヘヘ ジュセヨ)といえます。
「理解するために本を読みます」は、이해하기 위해서 책을 읽겠어요(イヘハギ ウィヘソ チェグr イrケッソヨ)です。
이해하다(イヘハダ)は「理解する」という行為そのものに焦点が当たっている表現です。
一方で、「本を読んだおかげで理解できました」と表現する場合があります。韓国語では、책을 읽은 덕분에 이해가 됐어요(チェグr イrグン トップネ イヘガ トェッソヨ)です。
「本を読むことで、わからなかったことが理解できる状態になった」という意味ですね。変化や結果に焦点が当たっているのがポイントです。
並べて比較してみると、違いがわかりやすいでしょう。
【例】
・이해하기 위해서 책을 읽겠어요.(イヘハギ ウィヘソ チェグr イrケッソヨ)
「理解するために本を読みます」
・책을 읽은 덕분에 이해가 됐어요. (チェグr イrグン トップネ イヘガ トェッソヨ)
「本を読んだおかげで理解できました」
このように、状態の変化や結果に焦点を当てるときには、되다(トェダ)が使われる表現があります。
준비하다と준비되다の違い
준비하다(チュンビハダ)は「準備する」、준비되다(チュンビトェダ)は「準備される」「準備が整う」という意味です。
たとえば、「わたしが旅行の準備をします」は제가 여행 준비를 해요(チェガ ヨヘン チュンビルr ヘヨ)と表現できるでしょう。
この場合は、「わたし自身」が準備という行動をしているため하다を使います。
一方、「旅行の準備ができました」は여행 준비가 됐어요(ヨヘン チュンビガ トェッソヨ)となります。
準備という行動そのものではなく、「準備が整った状態」を表しているのがポイントです。
【例】
・제가 여행 준비를 해요. (チェガ ヨヘン チュンビルr ヘヨ)
「わたしが旅行の準備をします」
・여행 준비가 됐어요. (ヨヘン チュンビガ トェッソヨ)
「旅行の準備ができました」
「準備する人」に注目するなら、하다(ハダ)を使います。
そして、「準備が整った状態」に注目するなら、되다(トェダ)を使います。
このように考えると、言葉の持つイメージをつかみやすいでしょう。
결정하다と결정되다の違い
결정하다(キョrチョンハダ)は「決定する」「決める」、결정되다(キョrチョントェダ)は「決定される」「決まる」という意味です。
たとえば、「友人が旅行の日程を決めます」と表現するとします。
韓国語では、친구가 여행 일정을 결정해요(チングガ ヨヘン イrチョンウr キョrチョンヘヨ)です。この場合は、결정하다(キョrチョンハダ)を使います。
一方で「旅行の日程が決まりました」と結果を伝える場合があります。
その場合は여행 일정이 결정됐어요(ヨヘン イrチョンイ キョrチョントェッソヨ)といえますね。
【例】
・친구가 여행 일정을 결정해요.(チングガ ヨヘン イrチョンウr キョrチョンヘヨ)
「友人が旅行の日程を決めます」
・여행 일정이 결정됐어요. (ヨヘン イrチョンイ キョrチョントェッソヨ)
「旅行の日程が決まりました」
このように、「行動」に注目するのか、「結果」に注目するのかによって되다(トェダ)と하다(ハダ)を使い分けます。
「되다」と「하다」の使い分けを覚えるコツは?

되다(トェダ)と하다(ハダ)の使い分けを身につけるには、それぞれの意味を理解するだけでなく、実際に使われる表現を繰り返し覚えることが大切です。
ここでは、これまで紹介した表現をもとに、되다(トェダ)と하다(ハダ)を覚える3つのコツを紹介します。
「行動」と「状態・変化」を意識する
되다(トェダ)と하다(ハダ)で迷ったときは、日本語訳だけで判断しないようにしましょう。
「行動」と「その結果の状態」のどちらに焦点があるかを考えることが大切です。
たとえば、준비하다(チュンビハダ)は「準備する」という行動、준비되다(チュンビトェダ)は「準備が整う」という状態を表します。
「誰が何をしたのか」だけでなく、「その結果、何がどうなったのか」に注目すると、2つの違いを整理しやすくなります。
似た表現はセットで覚える
되다(トェダ)と하다(ハダ)の使い分けを身につけるには、似た表現をセットで覚えるのもおすすめです。
【例】
・준비하다(チュンビハダ)「準備する」
・준비되다(チュンビトェダ)「準備が整う」
【例】
・결정하다(キョrチョンハダ)「決定する、決める」
・결정되다(キョrチョントェダ)「決定される、決まる」
【例】
・이해하다(イヘハダ)「理解する」
・이해가 되다(イヘガ トェダ)「理解できる、意味がわかる」
2つの表現を並べて覚えると、単語の意味だけでなく、それぞれが表す「行動や動作」と「状態」の違いも理解しやすくなります。
例文や使用シーンと一緒に覚える
韓国語の表現は、日本語訳だけで覚えるよりも、実際に使われる場面と一緒に覚えると、自然な使い方を身につけやすくなります。
先に紹介した例文を用いるとこのようになります。
【例】
・準備をしている場面:제가 여행 준비를 해요(チェガ ヨヘン チュンビルr ヘヨ)
「わたしが旅行の準備をします」
・準備が整った場面:여행 준비가 됐어요.(ヨヘン チュンビガ トェッソヨ)
「旅行の準備ができました」
同じ「準備」に関する表現でも、場面によって使われる形が変わりますね。
わたし自身、単語や表現を覚える際には画像検索をしたり、シチュエーションを考えながら覚えるようにしています。
どんな場面で使うのかイメージできると、その状況になったときに正しく伝えられるようになるのでおすすめです!
ネイティブとの会話や韓国ドラマなどで表現を見つけたら、単語だけで覚えないようにしましょう。
「誰が・何を・どのような場面で使っているのか」まで一緒に覚えてみてください!
【まとめ】韓国語「되다」と「하다」の違いとは?意味や使い分けを例文付きでわかりやすく解説!

韓国語の되다(トェダ)と하다(ハダ)は、どちらも日常会話でよく使われる基本的な動詞です。
하다(ハダ)は「〜する」という意味で、「人が行う行動・動作」を表すことが多いのが特徴です。
一方で、되다(トェダ)は「〜になる」「〜できる」「〜が整う」など、さまざまな意味で使われます。
使い分けに迷ったときは、日本語訳だけで判断しないのがポイントです。「誰が何をしているのか」に注目してみてください。
さらに、「何がどのような状態になったのか」も考えてみましょう。
また、似た表現を比較しながら覚えると、意味の違いや使い分けについて、より理解が深まります。
【まとめ】
・되다(トェダ)=「何がどのような状態になったのか」という変化や状態を表す表現が多い
・하다(ハダ)=「誰が何をするのか」という行動・動作を表すことが多い
・ただし、日本語訳だけでは判断できない表現もあるため、使用シーンやフレーズごと覚えるのがおすすめ
韓国語の表現は、単語の意味だけでなく、実際に使われる場面と一緒に覚えると、記憶に定着しやすいです。
そして実際に使ってみることで、되다(トェダ)と하다(ハダ)の違いも少しずつ身についていきます。
まずは今回紹介した例文を声に出して読んだり、自分の日常生活に置き換えて文章を作ってみたりしましょう!

