【2023年4月最新版】K-ETA不要に!今韓国旅行に必要な準備や手続きは?
【2023年4月最新版】K-ETA不要に!今韓国旅行に必要な準備や手続きは?
日本と韓国を結ぶ便が続々と復活し、「いよいよ韓国旅行!」という人も多いのではないでしょうか?
あるいは、コロナが明けてこれから初めて韓国へ行く人もいるかもしれません。
前回は、2022年12月時点での韓国出入国の準備や流れを解説しましたが、約3ヶ月が経ち、さらに状況や準備物が変わってきています。
今回の記事では、2023年4月現在、韓国への旅行に必要な準備について新たに変わったことを中心に解説します!
制度や準備物が頻繁に変わり、不安に思っているのはあなただけではありません。
ぜひ次回の韓国旅行の参考にしてみてくださいね♪
※本記事に書かれていることは、2023年4月12日現在の情報です。
【まとめ】日本出国・韓国入国前〜韓国出国・日本入国までに必要な準備と流れ
1. 日本出国までに必要な準備
①飛行機の予約
②ホテルの予約
③SIMカード/e-SIMの購入
④「K-ETA(韓国電子旅行許可制度)」の申請 ※2023年4月1日〜2023年12月31日の期間は、日本からの旅行者は一時的に申請免除
⑤Q-CODEへの情報入力
⑥ワクチン接種証明書の準備 ※ワクチン3回接種完了者
2. 韓国入国時の必要書類
①税関申告書 ※韓国に入国する全ての人が提出必須
②入国カード ※K-ETA保持者は提出不要・マルチプルビザなど韓国入国ビザ保持者は提出必須
③Q-CODE/健康状態質問書 ※健康状態質問書は、Q-CODE保持者は提出不要
3. 韓国出国までに必要な準備
①72時間前陰性証明書の取得 ※ワクチン3回接種未完了者
②ワクチン接種証明書の提示 ※ワクチン3回接種完了者
③Visit Japan Webで検疫・税関申告
4. 日本入国時の必要書類
①Visit Japan Webで検疫情報画面(青色)を提示
②Visit Japan Webの税関申告済みQRコードを提示
最新情報①:2023年4月1日以降K-ETA申請不要に!
2022年10月、韓国へのビザ無し渡航が再開され、代わりに出国前72時間以内に「K-ETA(韓国電子旅行許可制度)」を申請し、事前に許可をもらっておくことが必要でした。
しかし、このたび朗報が!
2023年3月下旬、韓国政府は日本を含む22カ国を対象に2023年4月1日〜2024年12月31日までの期間でK-ETA手続の免除を発表しました!
そのため、私たち日本人は事前に許可を得ることなく韓国をまた訪問できるようになります♪
ごく最近になり、日本語での申請が可能となったK-ETA申請手続きでしたが、それまでは英語と韓国語でしか申請できず、その煩雑さから韓国国内でも簡素化を求める動きがありました。
ここは余談ですが、K-ETA一次免除に加え、富裕層の外国人が韓国で所得が無くても1年〜2年滞在できる「デジタルノマドビザ」や青少年を対象にした「Kカルチャー研修ビザ」の発給も発表されています。
最新情報②:2023年5月8日以降日本側の水際対策終了予定!
もう一つ、日本政府からも朗報がありました!
2023年4月3日、日本政府は新型コロナウイルス感染症が感染症法上で「5類」に移行する同年5月8日以降、水際対策を終了することを発表しました。
これにより、5月8日以降は海外から日本へ入国する旅行者は全ての人々が陰性証明書やワクチン接種証明書の提示が不要に!!
2022年以降徐々に海外旅行が再開されてきましたが、最後にネックになっていたのは「ワクチン3回接種」の壁。
「ワクチン3回接種者」に限定して自由に日本と海外を行き来できるようになっていましたが、健康上の都合など、色々な理由でワクチンを接種できない人がいるなか、その人たちにとっては依然海外渡航に高いハードルがありました。
5月8日を境にいよいよコロナ前と同様の韓国旅行が再開され、日韓の行き来がさらに活発になるのが楽しみですね♪
【詳細解説】日本出国・韓国入国前〜韓国出国・日本入国までに必要な準備と流れ
1. 日本出国までに必要な準備
①飛行機の予約
②ホテルの予約
③SIMカード/e-SIMの購入
④「K-ETA(韓国電子旅行許可制度)」の申請 ※2023年4月1日〜2023年12月31日の期間は、日本からの旅行者は一時的に申請免除対象
⑤Q-CODEへの情報入力
⑥ワクチン接種証明書の準備 ※ワクチン3回接種完了者
日本出国までに必要な準備物で、コロナ前までは不要だった「Q-CODEへの情報入力」と「ワクチン接種証明書の準備」は引き続き必要です!
「Q-CODE」は「検疫情報事前入力システム」で、入国者や健康状態に関する質問にスマホで事前に回答しておき、入国の手続きをスムーズにしてくれるものです。
こちらから申請すると、すぐにQRコードが発行され、このQRコードが韓国入国の際の検疫手続きで必要です。
すぐに提示できるようあらかじめスクリーンショットとして保存しておくなど、わかりやすい場所へ保管しましょう。
韓国入国にワクチン接種回数の制限や陰性証明書は必要ありませんが、5月8日までは引き続き日本入国の際に必要です。
帰国時に慌てないようにワクチン3回接種完了者は、ワクチン接種証明書を忘れずに持参しましょう。
その際、日本政府のデジタル庁が公式に提供している「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」が便利です。
2. 韓国入国時の必要書類
①税関申告書 ※韓国に入国する全ての人が提出必須
②入国カード ※K-ETA保持者は提出不要・マルチプルビザなど韓国入国ビザ保持者は提出必須
③Q-CODE/健康状態質問書 ※健康状態質問書は、Q-CODE保持者は提出不要
コロナ前から飛行機のなかで数種類の「紙」が配られ、入国審査や税関申告などの際に提出しなければなりませんでしたが、これは引き続き必要です。
まず、「税関申告書」は韓国に入国する全ての人が提出しなければなりません。機内でCAさんに配られるので入手し、機内で記入しましょう。その際機内持ち込みでペンを1本準備しておくと便利です!
K-ETAで入国する場合は、「入国カード」の代わりの役割をしてくれていたため、提出不要だったのですが、4月以降にK-ETA無しで韓国へ入国する場合は「入国カード」を提出しなければなりません。こちらも機内で入手しましょう。
最後に「健康状態質問書」です。これは、事前に「Q-CODE」でQRコードを発行している場合は提出不要です。
逆に、QRコードを紛失してしまったり、事前に申請していない場合は機内で配られる「健康状態質問書」を提出することで代用できます。
3. 韓国出国・日本入国までに必要な準備
①72時間前陰性証明書 ※ワクチン3回接種未完了者
②ワクチン接種証明書 ※ワクチン3回接種完了者
③Visit Japan Webで検疫・税関申告
2023年5月7日までは、引き続き日本入国に「72時間前陰性証明書」あるいは「ワクチン3回接種証明書」の提示が必要です。
ライターの経験上、韓国で日本行きの飛行機に乗る際のチェックインカウンターにて提示が求められます。
先に説明した、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を利用する場合は、事前に必ず情報に誤りがないかを確認しておきましょう!
さらに、日本への入国手続きに必要な「検疫」「入国審査」「税関申告」をウェブ上で完結できるサービスが2022年11月1日からスタートしています!
「Visit Japan Web」(入国手続オンラインサービス)にアクセスし、帰国に必要な情報を日本到着予定時刻の6時間前までに登録しておきましょう。
なお検疫情報の審査と税関申告用QRコードの発行には多少時間がかかるため(体感5分程度)、時間に余裕をもって準備しておくと安心です。
「Visit Japan Web」の入力の流れは以下の通り。
①「Visit Japan Web」でアカウントを作成
②利用者情報を登録
③フライトスケジュールを登録
④検疫・税関申告を登録
【まとめ】【2023年4月最新版】K-ETA不要に!今韓国旅行に必要な準備や手続きは?
K-ETAが不要になり、まもなく日本入国の際の水際対策も終了予定!
いよいよ日韓の行き来が完全復活する日が近くなってきましたね♪
目まぐるしく情報が変化し、結局出入国に必要な手続きはどれが正しいのか翻弄される日々です。
この記事は2023年4月12日時点の情報をもとにまとめているので、ぜひご自身の渡航のタイミングに合わせて最新情報をチェックしてくださいね!
皆さん素敵な韓国旅行を!