韓国の63ビルとは?|歴史・現在・未来を解説
韓国の63ビルとは?|歴史・現在・未来を解説
ソウル・汝矣島(ヨイド)にそびえ立つ韓国63ビル(63 SQUARE/63スクエア)は、韓国・ソウル観光を代表するランドマークとして親しまれてきました。
金色に輝く外観、高層階からの眺望、そして水族館や展望台などの観光施設で知られ、多くの観光客が訪れる人気スポットとして親しまれています。
近年では施設の閉館や再編が進み、「63ビルは今どうなっているの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、韓国63ビルの基本情報から見どころ、過去の人気施設、現在の状況、そして2026年現在の最新情報まで詳しく解説します。
韓国63ビル(63 SQUARE)とは?|ヨイドを象徴する超高層ビル

63ビル(63 SQUARE)は、地上60階・地下3階で構成される超高層複合ビルです。
1985年に完成し、当時はアジアでもトップクラスの高さを誇り、世界的に注目されました。
1980年代の韓国高度経済成長期に建設された建物で、韓国の近代化を象徴するランドマークのひとつとして知られています。
金融機関や放送局、国会議事堂などが集まる汝矣島という立地もあり、ソウルのビジネスと政治の中心地を象徴する建築物でもあります。
63ビルの名前の由来|なぜ「63」なのか?

63ビルという名前は、地上60階・地下3階の合計63階で構成されていることに由来しています。
完成当時は韓国でも屈指の超高層ビルであり、その象徴的な数字がそのままビルの名称として採用されました。
現在では「63 SQUARE(63スクエア)」という名称でも知られています。
63ビル最大の特徴|金色に輝く外観デザイン

63ビルは、遠くからでもひと目で分かる黄金色の外観が印象的で、ソウルを代表するランドマークです。
この美しい輝きは、単なるデザインではなく、特殊な素材と高度な技術によって実現されています。
K24(金)を使用した特殊ガラス
63ビル最大の特徴は、金色に光り輝く外観です。
外壁には、純度の高いK24(金)を噴射コーティングした特殊ガラスが使用されています。
この特殊ガラスは約14,000枚が使用されており、ガラス1枚あたりの使用量は約0.36gの金が使用されています。
ビル全体では、約5kgの金が使用されているとされています。
時間帯や天候で変わる表情
63ビルの外観は、太陽光の当たり方によって金色・銀色・赤みを帯びた色合いへと変化します。
時間帯や天候によって見え方が変化するため、外から眺めるだけでも見応えのある建築物として知られています。
63ビル内部構成|フロアごとの役割

63ビルは単なる観光スポットではなく、多機能な複合ビルとして設計されています。
低層階|商業施設・イベントスペース
ショップ、レストラン、イベント会場・宴会場などが配置され、一般利用やビジネス用途にも対応しています。
中層階|オフィスフロア
中層階は主にオフィスとして使用されており、ハンファ生命(Hanwha Life)をはじめとする企業が入居しています。
高層階|展望レストラン
58〜59階には展望レストランがあり、漢江(ハンガン)やソウル市内を一望しながら食事をゆったり味わえるめる空間として人気を集めてきました。
分速460mの高速エレベーター
63ビルには、当時としては分速460mの高速エレベーターが設置されています。
一気に高層階へ到達する体験は迫力があり、韓国ドラマの撮影にも使用されたことで話題となりました。
このエレベーター自体が、63ビルの「体験型コンテンツ」のひとつとも言える存在です。
63ビルの過去の人気施設|水族館・展望台は現在どうなった?

・アクアプラネット63(水族館)
アクアプラネット63は、かつて63ビル内にあった大型水族館です。
約400種・20,000匹以上の海洋生物を展示する大型施設で、家族連れや観光客から高い人気を誇っていました。
しかし、施設再編の流れを受け、2024年6月30日をもって運営を終了しています。
・63アート(展望台+美術館)
63アートは、ソウルの全景を望める展望台と芸術作品を鑑賞できるギャラリーを融合させた施設でした。
「景色とアートを同時に堪能できる」という点が評価されていましたが、こちらも2024年6月30日で運営終了となっています。
63ビルは今も行ける?2026年最新|現在の見どころと注意点

63ビル(63 SQUARE)は、2026年現在も訪問可能です。
ただし、以前のように水族館や展望台を目的とした観光はできず、現在は外観見学や周辺散策が中心となります。
観光スポットというよりは、「ソウルのランドマークとして立ち寄る場所」という位置づけに変化しています。
現在の楽しみ方|夜景・周辺散策がおすすめ
現在の63ビルは館内の施設が少なくなっているとはいえ、漢江沿いの景色や周辺エリアとあわせて満喫できます。
特に夕方〜夜にかけては、金色に輝く外観とソウルの夜景が重なり、写真映えするスポットとしても人気があります。
エリアには公園やカフェ、ショッピング施設も点在しているので、63ビルだけを目的にするよりも、周辺とセットで立ち寄るのがおすすめです。
今の63ビルは、「館内で過ごす場所」から「周辺と一体で満喫するランドマーク」へと、楽しみ方が変化しているのが特徴です。
春は桜、秋は紅葉といった季節ごとの風景も堪能できるため、訪れる時期によって異なる魅力を味わえます。
63ビルの現在(2026年)|観光施設から文化拠点へ転換

2026年現在、63ビルは大規模リニューアルにより、従来の観光型施設から文化・芸術を中心とした施設へと転換が進んでいます。
これは、観光需要の変化や都市開発の流れを受けたもので、より付加価値の高い体験を提供することを目的としています。
現在は観光施設自体は減少しているものの、今後はアートや文化を中心とした新たな魅力の発信拠点としての役割が期待されています。
最新スポット|ポンピドゥー・センター・ハンファ(2026年開館)

63ビル最大のトピックが、「ポンピドゥー・センター・ハンファ」の開館です。
フランス・パリのポンピドゥー・センターと連携した文化施設の開設が予定されており、ソウルの新たなアート拠点として期待されています。
今後は、63ビルが観光スポットとしてだけでなく、国際的なアート拠点として再び注目を集めることが期待されています。
韓国63ビルへのアクセス・基本情報

| 住所 | ソウル特別市 永登浦区 63路 50 (서울 영등포구 63로 50) |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~22:00(年中無休) |
| アクセス | 【バス】 地下鉄9号線・セッカン駅から徒歩1分 セッカン駅3番出口乗車 → カトリック大学汝矣島聖母病院 下車 → 徒歩2分 |
【まとめ】韓国の63ビルとは?|歴史・現在・未来を解説

韓国63ビル(63 SQUARE)は、ソウル観光を代表するランドマークであり、金色に輝く唯一無二の外観を持つビルです。
そして、未来の文化拠点へと進化する可能性を持ち合わせた汝矣島を象徴する存在です。
現在は観光施設の再編を経て、アート文化施設へと進化しており、2026年以降は新たな観光・文化スポットとして再び注目を集めています。
ソウル観光の合間に、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
忙しい日常から少し離れて、漢江の風を感じながら黄金に輝くビルを眺める。
そんな贅沢な時間が、今の私たちには必要ですよね。
新しく生まれ変わるアート空間は、自分をアップデートする最高のご褒美になりそうです。

