韓国語を活かしたい!|翻訳の仕事を未経験から始めるリアルな方法

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韓国語を活かしたい!|翻訳の仕事を未経験から始めるリアルな方法

「せっかく韓国語を勉強しているんだから、いつか韓国語を活かして仕事をしたい!」そう思ったことはありませんか?
韓国語のスキルを直接活かせる働き方として、とても人気があるのが、翻訳の仕事です

しかし、韓国語翻訳の仕事に就くためには、一体何から始めればいいのでしょうか?
「未経験でもできるの?」「どうやって仕事を探すの?」と不安があり、一歩踏み出せずにいる人も多いと思います。

結論から言うと、翻訳の仕事は、未経験からでもスタート可能です!
ただし、いきなり安定した収入につなげるのは難しく、段階的にスキルと実績を積み上げていく必要があります

この記事では、翻訳の仕事の種類や、翻訳の仕事をするために必要なスキルや準備、未経験者がつまずきやすいポイントなどをご紹介します。
実際に翻訳の仕事をしたことがある筆者の経験も踏まえて、わかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください!

韓国語翻訳の仕事とは?|「翻訳」にも様々な種類がある

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「韓国語の翻訳」と言っても、その内容は多種多様です

まずはどのような種類があるのかを知り、自分には何が合うのか、どんな仕事をしたいのか、方向性を考えてみましょう。

1. 映像翻訳

ドラマや映画、テレビ番組など、映像コンテンツの台詞やナレーションを翻訳する仕事です。
映像翻訳には、さらにいくつかの種類があります。

字幕翻訳

・オリジナル音声から台詞やナレーションを翻訳した字幕を作成し、映像に合わせて表示させる手法
・字幕翻訳の専用ソフトを使用することが多い
・1秒間に4文字程度/1行に13文字程度など、厳しい制約がある中での表現力が必要

吹き替え翻訳

・オリジナル音声を消し、吹き替え言語の音声と差し替える手法
・オリジナル音声から翻訳し、声優が吹き替えるための脚本を制作する
・字幕翻訳ほど制約は厳しくない
・俳優の口の動きと、吹き替えの台詞をシンクロさせる「リップシンク」を意識する必要がある
・聴覚情報のみで伝えるため、自然で聞き取りやすい表現が求められる

ボイスオーバー

・オリジナル音声を小さな音で残した上に、翻訳した言語の音声を被せる手法
・インタビューやドキュメンタリー番組などで、よく用いられる
・オリジナル音声が残っているため、正確な情報や、現場の臨場感、話している人の感情などが伝わりやすい
・基本的には文字制限もなく、リップシンクを意識する必要もない

映像翻訳は、様々な翻訳の仕事の中でも、「花形」と言えます。
しかし、それだけに人気が高く、やりがいも大きい分、競争も激しいジャンルです。

専門知識や経験が求められることも多いため、未経験ではややハードルが高いと言えます。

2. 出版翻訳

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小説、ビジネス書、実用書から絵本まで、様々な書籍を翻訳する仕事です。

高い語学力はもちろん、日本語の正確性や、文化、歴史、政治などの幅広い知識が求められることがあります。
また、書籍の種類によっては、何百ページという膨大な文章と向き合うので、忍耐力や集中力も必要です。

こちらも人気があるジャンルですが、経験や実績が重視されるため、未経験ですぐに仕事につながるケースは少ない傾向です。

3. 産業翻訳(実務翻訳)

企業の企画書や製品マニュアル、研究機関の技術資料や論文、法律や財務分野の公的書類など、様々な文書を翻訳します。
翻訳の仕事の大多数を占めるのが、この産業翻訳です。

需要が多いため、未経験でも仕事を見つけやすいジャンルと言えます。
しかし、その業界特有の用語やルールなど、専門知識が必要になる場合もあります。

筆者が経験したのも、産業翻訳です。
韓国のエステサロンの施術メニューや料金プランなどを、日本人向けに翻訳する仕事でした。

文章量は多くないものの、専門用語が多く、最初のうちは苦労したのを覚えています。
しかし、自分が訳した文章が、日本人のお客さんが安心して施術を受けるために役立っているというやりがいを感じました。

4. Webコンテンツ翻訳

近年では、Webtoon(韓国のWeb漫画)が注目されており、Webtoon翻訳の需要も高まっています
登場人物の台詞のほか、漫画には擬音語や擬態語が多いため、日韓両言語のオノマトペ表現の知識が必要です。

そのほかにも、ゲーム、ブログ記事、SNS投稿など、様々なWebコンテンツの翻訳業務が増えています。
比較的仕事も見つけやすく、未経験でも始めやすいジャンルです。
実績作りにも向いていると思います。

未経験から始めるために必要な準備は?

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翻訳の仕事には専門的な知識や経験が求められるため、未経験から仕事に就くのは決して簡単ではありません。
だからこそ、ステップを踏みながら、しっかり準備しておくことが大切です。
どのような準備が必要なのか、詳しくご説明します。

韓国語の能力を上げる/韓国語の試験を受ける

韓国語の翻訳をするなら、韓国語の読解力は必須。
リスニングやライティングの力も、伸ばしておいて損はありません。

また、韓国語能力試験(TOPIK)やハングル能力検定を受け、資格を取っておくことも重要です。
翻訳の仕事の募集要項には、「韓国語能力試験5級以上」というように、応募資格が限定されている場合があります。

韓国語の能力を証明できる資格は、翻訳の仕事が未経験の人にとっては、心強い武器になります

「生きた韓国語」に常に触れておく

時代や社会環境の変化に合わせて、言葉も常に変化し、新語や流行語も次々に生まれています。
それは日本も韓国も同じです。

近年ではSNSの発展で、SNS用語やSNSならではの省略表現なども、どんどん増えています。
これは、机に向かって参考書を広げても、なかなか学ぶことができません。
「生きた韓国語」に触れるためには、韓国のバラエティ番組や、YouTubeチャンネルなどの最新コンテンツを観たり、SNSやブログ投稿に親しんでおくことがおすすめです。

また、韓国人の友達を作って交流するのも、とても効果的だと思います。

日本語力を磨く

意外と見落としがちですが、翻訳には「高い日本語力」も求められます
韓国語の文章を直訳するだけでは、日本人にとっては耳慣れない言い回しや、不自然な表現になってしまいます。

元の文章の意味を大切にしながら、自然で読みやすい日本語に翻訳するためには、日本語力のブラッシュアップも必要不可欠
それと同時に、「このジャンルの翻訳をやりたい!」という目標があるなら、その分野の専門用語や基礎知識を学んでおくといいでしょう。

クラウドソーシングを活用する

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翻訳の仕事に就く場合、企業に雇用され契約社員などで勤務する働き方もありますが、未経験ではハードルが高いかもしれません。
もちろん、「未経験歓迎」と掲げている企業もあるので、チャレンジするのは大事なことです!

「今の仕事を続けながら、翻訳にもチャレンジしたい」「育児があるから勤務は難しい」という人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、クラウドソーシングを活用し、在宅・副業でチャレンジするのが、始めやすいと思います。

クラウドソーシングとは、仕事をしてもらいたい企業や個人と、仕事をしたい人のマッチングサイトのようなものです。
翻訳業務の案件もよく目にするので、自分に合う条件の仕事を探し、応募してみましょう。

まずは、クラウドソーシングサイトに登録し、自分のプロフィールやアピールポイントをしっかり入力することが第一歩です!

ポートフォリオを充実させる

クラウドソーシングサイトでは、自分の過去の実績を「ポートフォリオ」として掲載することができます
実際に仕事をした実績ではなくても、自分で翻訳した文章やブログ記事などを、載せることもできます。

ポートフォリオには、その人の仕事の丁寧さや、重要視している部分、個性やセンスなどが表れます。
そのため、採用する側にとっては、とても重要な判断材料です。

ポートフォリオが充実していることで、採用率は大きく上がると言われています。また、企業側からスカウトされることもあります。

クラウドソーシングに登録したからと言って、誰もがすぐに仕事を始められるというものではありません。
しかし、そこで焦らずに、ポートフォリオを充実させたり、こまめに求人情報をチェックするなどして、巡ってきたチャンスを逃さないようにしましょう。

小さな実績をコツコツ積み上げる

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好条件・高単価の仕事は、業務内容も高度であったり、応募も集中するため、未経験者が採用される確率は低めです。
採用されたとしても、業務を正確にこなすことができず、クライアントから低い評価をされてしまうこともあります。

未経験者が大切にすべきことは、とにかく経験と実績を積むことです。
単価が低くても、やりたいジャンルじゃなくても、まずはやってみることをおすすめします。

そうすることで、新しい発見があるかもしれませんし、「もっと一緒に仕事がしたい」と思えるクライアントと出会えるかもしれません。
コツコツと小さな実績を積み上げることで、翻訳家としての未来への選択肢は、どんどん増えていきます

「翻訳の仕事がしたい」その気持ちを掲げる/人とのつながりを大事にする

仕事はどこから舞い込んでくるかわかりません。
クラウドソーシングだけが入口ではないのです。
今の時代、SNSが人と人とをつなぐ有力な手段になっていて、そこから仕事につながるケースも珍しくありません

例えば、SNSのプロフィールに「日韓翻訳の仕事を夢見て勉強中!」とアピールしたり、その努力を投稿するのも良い方法です。
同じ夢を持っている人とつながって、情報共有ができるかもしれません。
翻訳の仕事をしている人をフォローすれば、経験者のエピソードやアドバイスを聞くことができるかもしれません。

筆者の場合は、「翻訳の仕事にチャレンジしたい」という気持ちを、あちこちで色々な人に話しました。
すると、それを覚えていた知人が、「韓国語を日本語に翻訳できる人を探しているところがあるよ」と仲介してくれて、仕事をもらうことができました。

気持ちをアピールしていたこと、人とのつながりを大切にしていたことが、良い結果につながりました。

未経験者がつまずきやすいポイントは?

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新しい仕事を始めるときには、壁にぶつかってしまうものです。

韓国語翻訳の仕事の場合には、どのような「つまずきやすいポイント」があるのでしょうか?
事前に知っておくことで、心構えや対策ができ、実際に壁にぶつかったときの役に立つと思います。

「案件が取れない」

まず最初の段階で多くの人がぶつかるのが、「案件が取れない」という壁。実績がないうちは、採用されにくいのが現実です。
しかしそれを知っているだけで、精神的な余裕は変わってくると思います。

・複数のクラウドソーシングに登録する
・こまめに求人情報をチェックする
・プロフィールやポートフォリオを充実させる
・気になった求人情報があれば、積極的に応募する
・翻訳以外にも、韓国語に関連する仕事があれば挑戦する
・韓国語の勉強に励む
・色々な場面で「翻訳の仕事がしたい」気持ちをアピールする
・人とのつながりや交流を大切にする

案件が取れない期間にも、できることはたくさんあります。「良い仕事に出会うための準備期間」だと思いましょう!

「思っていたより稼げない」

次にぶつかりやすいのは、「思っていたより稼げない」というギャップです。

翻訳の仕事は専門性が高いので、稼げるイメージを持っている人も多いと思います。
しかし、最初のうちは単価が低く、「時間の割には収入が得られない」と、感じることも少なくありません。

クラウドソーシングに掲載されている求人情報を例にすると、韓国語→日本語の翻訳で1文字0.5円という案件もあります
この場合、1000文字の文章を翻訳しても、収入は500円にしかなりません。
ただ、「最初はこんなもの」と知っていれば、そのギャップに落ち込んでしまうこともないでしょう。

経験や実績を積むことで、単価は上がっていくもの。
実績を重ねて自信がついたら、自ら単価交渉をすることも可能です。
これも「いつか稼げる翻訳家になるための準備期間」だと思って、乗り越えましょう

「翻訳という仕事の難しさに直面する」

たくさん韓国語の勉強をして、バッチリ準備をしたとしても、いざ仕事を始めると、その難しさに直面する人は多いです
仕事に慣れるまでは要領をつかめなかったり、自然な翻訳ができずに何度も修正したり、想像以上に時間を費やしてしまうと思います。

また、自分では「完璧だ」と思って納品したのに、クライアントから修正を求められることもあるかもしれません。
しかし、それで「自分は翻訳の仕事に向いていないんじゃないか?」と、自信を失う必要はありません。

指摘された部分はしっかり修正し、クライアントが求める形に整えていけばいいのです。
それを繰り返すうちに、求められている形が自然に身につき、効率良く仕事が進められるようになるでしょう。

著名な翻訳家も、最初はみんな未経験者でした。「誰もが通る道」だと思って、前向きに取り組みましょう!

韓国語を仕事にするために、大切な考え方は?

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韓国語を活かして翻訳の仕事をするときには、「すぐに結果を求めない」という考え方が大切です。

翻訳の仕事は、経験、実績、スキル、信頼などの積み重ねで成り立っています。
これらは、短時間で手にできるものではありません。
最初は遠回りに感じるかもしれませんが、将来的には、翻訳の仕事で安定した収入を得ることにつながると思います

また、「好き」を活かせる仕事だということを、大切にしましょう
多くの人は、韓国ドラマやK-POPなどが好きで、韓国語を勉強し始めたのではないでしょうか?
そしていつの間にか、韓国語そのものを好きになり、勉強も頑張っているんだと思います。

韓国ドラマやK-POPが好きであれば、その知識や感覚が翻訳に役立つことが、きっとあります

そして、仕事に行き詰まってしまったときには、「好きなことを仕事にしている」ことを思い出しましょう。
好きなことを仕事にできるのは、とても幸せなことだと思います。
それがコツコツと続けていくモチベーションにもなるはずです。

【まとめ】韓国語を活かしたい!|翻訳の仕事を未経験から始めるリアルな方法

未経験から韓国語翻訳の仕事に就くのは、簡単ではありませんが、努力次第で充分に実現可能です!
「翻訳の仕事」にも様々な種類があるので、その違いを理解して、方向性を決めましょう。

次に、仕事をもらうために必要な準備を、しっかり整えていきましょう。
巡ってきたチャンスを掴むためには、この準備期間がとても大切です。

そして最後に、すぐに結果を出すことや、お金を稼ぐことを目的にせず、長い目で経験や実績を積んでいきましょう。
この流れを意識することで、安定して翻訳の仕事を続けられるようになると思います。

最初は不安もあると思いますが、「大好きな韓国語を活かしたい!」という気持ちがあれば、それが大きな強みになります

「韓国語の翻訳の仕事をしたい!」と考えている人は、ぜひ今日からできることを始めてみてください。
あなたの翻訳が、いつか誰かの役に立つ日が来るように、応援しています。

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