甘い歌声の持ち主は?気になる『禁酒をお願い』のOST全曲を徹底解説!

話題の俳優コンミョンと少女時代のスヨンが主人公を演じ、2025年6月17日に最終回を迎えた『禁酒をお願い』。
物語を盛り上げたOSTは誰が歌っていたのか、気になりますよね。
今回はそんな『禁酒をお願い』のOST全6曲を徹底的にご紹介していきます!
Part1 너 때문이야(君のせいだ)/산들(サンドゥル)

引用元:Bugs!公式サイト
https://music.bugs.co.kr/
『禁酒をお願い』で1曲目となるOSTは、韓国ボーイズアイドルグループB1A4のメインボーカルであるサンドゥルが担当!
サンドゥルだけが出せる愛らしく繊細なボーカルが目立つ曲で、聞く人の心を温かく包み込んでいます。
途中で登場するナイロンギターの音色は、グラスを一杯にした水がゆらゆらと揺れるような質感を与え、まるで水路の上を柔らかく漂う様な雰囲気を感じさせます。
染み込むように広がるストリングラインとしなやかなコーラスは感情の密度に加え、ドラマの感情線をさらに豊かにしました。
また歌詞で繰り返される「あなただけが見える」という一文は、世の中がいくら煌びやかに輝いても、たった1人だけが全てになる魔法のような瞬間を表現しています。
さらに「愛だよ。愛が私のところに来たんだ」という最後の告白は、徐々に満ちてきた感情が初めて名前を得た、確固たる場面を表現していますよ!
この歌を歌うサンドゥルはこれまでに多くのドラマOSTに参加をしており、2020年『スタートアップ』や2021年『海街チャチャチャ』、2023年『無人島のディーバ』で歌声を聞かせてくれました。
Part2 Still love you/JUNNY

引用元:Bugs!公式サイト
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過去のすれ違った縁を後にしたまま、徐々に感情を積み上げていく主人公2人の関係に没入感を加えた1曲。
忘れたと信じた愛が再び動き出す瞬間の感情を込めた感性的なバラードとなっています。
穏やかなピアノで始まりストリングとアコースティックサウンドが調和し、次第に感情を高めた時に、繊細な音色と深い表現力を持ったJUNNYの歌声が加わることで一層余韻を残しました。
サンドゥルの『너 때문이야』が初めてのトキメキを伝えているとすれば、『Still love you』はその感情を一層深く完成させ、ドラマの感情線を豊かにする曲となっています。
JUNNYはカナダ出身の韓国R&B歌手。
韓国に来た時に初めて連絡をくれた人がGOT7のリーダーJAY Bで、一緒に作業をするクルーを紹介してくれたというエピソードがあります。
さらにEXOのカイやスホ、ベッキョン、さらにNCT DREAMなどSM Entertainmentのアイドルの楽曲で作詞・作曲をしたことをきっかけに知名度が上がりました。
ドラマOSTは2020年『ちょっと敏感でも大丈夫』から始まり、その後2022年『エージェントなお仕事』や2024年『私は堂々とシンデレラを夢見る』などの人気ドラマに参加をしています。
Part3 니가 좋은 이유(君が好きな理由)/해찬(へチャン)

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規則的なギターリズムがドキドキする心臓のように歌を導き、穏やかに敷かれたストリングとコーラスが、感情を暖かく包み込むような曲。
愛の瞬間がどれほど繊細で優しいもので満たされているのかを盛り込んだ歌詞があり、「一番大きな理由はまさに君だから」という単純で鮮明な告白は愛の本質を明確に表し、主人公2人の本音を代弁しています。
まるで春風が吹く午後の日差しのようなこの曲を歌ったのは、韓国ボーイズアイドルグループNCTのメンバーであるへチャン!
へチャンは2022年『PLYFRIENDS ソヨン大学22学番編』以来、2回目のOST参加となりました。
魅力的な歌声で視聴者の心の中にも穏やかさを作り出してくれていますよ♪

Part4 문득(ふと)/범진(ボムジン)

引用元:Bugs!公式サイト
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なんとなくの懐かしさとおぼろげな情緒が盛り込まれた『문득』。
レトロな質感のストリングとメロトロンサウンドで始まり、柔らかい感性を拡張していく曲です。
この曲ではドラマを演出したチャン・ユジョンが直接作詞に参加をしました。
主人公2人がすれ違った時間を過ごし、再度芽生えるロマンスで視聴者のトキメキを刺激する中で歌うのは、韓国のシンガーソングライターであるボムジン。
2016年に実力派ボーカリストと一般人がデュエットをして競う『デュエット歌謡祭』へ出演をし、大衆に名前を知らせました。
その後はアルバム活動を着実に行い、2023年末には2021年に発売した『인사(挨拶)』が韓国音楽配信サービス「Melon」でチャートを逆走したことがあります。
この曲がさらに話題を呼び、国内音源サイト累計ストリーミングは1億回を突破しました。
知名度が高くなったことから多くのフェスティバルに呼ばれ、2023年に開催した単独コンサートでは全席売り切れになるなど、着実に人気を証明してきました。
ドラマOSTは2018年『金持ちの家の息子』を始め、2023年『サムダルリへようこそ』や2025年『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』などに参加をしています。
Part5 사랑에 빠지는 순간 (4llin’ in love)/박학기(パク・ハクギ)

引用元:Bugs!公式サイト
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平凡だった1日が、愛という名前で特別になる過程を盛り込んだ『사랑에 빠지는 순간』。
季節と自然のイメージになぞらえて描いた歌詞が目立つ感性的な曲になりました。
ギターと合ったパク・ハクギの歌声は、まるで春の日差しのように柔らかく穏やかな波のように包み込んでくれます。
「Now we are falling in love」という歌詞は、パク・ハクギの歌声を通じてより一層真心を込めて近づいていき、暖かい余韻を残しています。
パク・ハクギは長い間フォーク音楽の一軸を守ってきた巨匠であり、暖かい感情の籠った歌声で愛されてきたボーカル。
特有の淡白で正直な表現力は聞く人の人生と重なり、思い出と現在、慰めとトキメキの間を自然に繋いできました。
今回の『사랑에 빠지는 순간』でも、長い間築いてきた経験と繊細な感情線をもとに、愛という普遍的な感情を固有のぬくもりで表現しています。
歳月を経ても決して色褪せないパク・ハクギの音色は、この曲を単なるラブソングとするのではなく、心の深いところに響く物語に完成させました。
OSTは2024年『ワンダフルワールド』で初めて参加をし、今回が2回目となりました。
Part6 삶의 그늘(If waves take you)/권인서(クォン・インソ)

引用元:Bugs!公式サイト
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言葉で表現できない寂しさと後悔、そのすべての感情を静かに胸に埋めて生きていく人々の為に暖かい慰めをくれる曲です。
「季節が尽きた街の上で道に迷った後悔」という歌詞から始まるこの曲は降り注ぐ雨粒と吹き込む風、そして遥かなる闇の中で、ついに伝えられなかったという心を表現しています。
誰かの人生の中で静かに影となって、消えなければならなかった存在や懐かしささえ許されないという別れを歌う歌詞は、まるで時間の隙間に染み込むささやきのように静かに心を打ちます。
節制された感性と澄んだ音色で、膨張のない表現の中に深い響きを加えているのがクォン・インソ!
2024年『ワンダフルワールド』のOSTに参加をしており、今後の活動に注目が集まっている韓国アーティストです。
「人生の陰になったあなた」という最後の告白となる歌詞は過ぎ去った愛が苦痛ではなく、休息になることを願っています。
さらにこの曲は英語バージョンも披露されており、どちらのバージョンもクォン・インソの良さを最大限に引き出していますよ♪
韓国ドラマ『禁酒にお願い』のOSTを大特集!

引用元:@CJnDrama
https://x.com/CJnDrama
『禁酒をお願い』の雰囲気を盛り上げたOST全6曲!
甘い歌声をもったアーティストばかりが参加しており、ドラマの雰囲気を一層盛り上げるのも納得ですよね。
まだドラマを見ていなければ、ぜひU-NEXTからOSTも注目しながらドラマを楽しんでくださいね♪
