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アイドルだけじゃない…韓国の芸能界で活躍する日本人!“新たなかたち”で素人が有名になるケースも

Nishijima

アイドルだけじゃない…韓国の芸能界で活躍する日本人!“新たなかたち”で素人が有名になるケースも

最近のK-POPアイドルグループには、男女問わず日本人メンバーの存在が目立ちます。各グループに1人は日本人がいるのでは、というくらいです。

昨年(2023年)の「NHK紅白歌合戦」に出場した韓国勢の顔ぶれを見ても、ガールズグループLE SSERAFIM宮脇咲良(元HKT48、元IZ*ONE)をはじめ、同グループのカズハ(元バレリーナ)やMISAMO(TWICEミナサナモモから成る派生ユニット)といった面々がいます。

実際、アイドル界のみならず、韓国で活躍する日本人はたくさんいます。今回は、“逆輸入”に成功した俳優・女優から意外なパターンで有名になった素人まで、さまざまなケースをご紹介します。

 

笛木優子(ユミン)や大谷亮平はいまなお、知名度が高い!

引用元:カンテレ公式X @kantele

まずは、「韓国で活躍する日本人」と聞いて思い浮かぶのが、俳優の笛木優子です。彼女はデビューは日本ですが、2001年から活動の拠点を韓国に移しました。“ユミン”として人気を博し、ドラマ出演はもちろん、バラエティー番組や音楽番組(「SBS人気歌謡」)の司会者にと大活躍しました。

当時、韓国旅行をすると、「ユミンって知ってる?」「ユミンってかわいいよね」と韓国人から尋ねられることが多かったように思います。

笛木優子が出演した主な韓国作品には、韓国ドラマ「わが家」(2001年、MBC)や「オールイン 運命の愛」(2003年、SBS)、「IRIS-アイリス-」(2009年、KBS)、「美しき人生」(2010年、SBS)などがあります。

 

大谷亮平

引用元:【大谷亮平】アミューズ公式サイト
https://www.amuse.co.jp/artist/A8797/

次は大谷亮平です。いまでこそ、日本のドラマやCMに引っ張りだこですが、モデル出身の彼は2004年ごろから韓国での活動をスタートさせ、韓国のヒット作に次々と出演していました。

大谷亮平が出演した主な韓国作品には、ドラマ「ソウルメイト」(2006年、MBC)、「九家の書」(2013年、MBC)、「朝鮮ガンマン」(2014年、KBS2TV)、「華政」(2015年、MBC)、映画「神弓-KAMIYUMI」(2011年)などがあります。

2016年から日本での活動に力を入れ、TBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」やNHKの連続テレビ小説「まんぷく」の出演でブレイクを果たしたのは周知のとおりです。いわゆる“逆輸入俳優”として知られています。また現在、韓国ドラマ「SKYキャッスル」を原作とするテレビ朝日系ドラマ「スカイキャッスル」にも出演中。

上記の2人はいまもなお、韓国における知名度は高いといえます!

その後、日本から韓国に進出する俳優やタレントも増え、藤井美菜や唐田えりか、グラビアアイドルの篠崎愛なども現地に熱狂的なファンをもっています。

最近では、俳優の坂口健太郎が韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」で主演を飾ることが発表されました。また、中村アンの出演も明かされています。同作は9月27日より、韓国の動画配信サービス・クーパンプレイにて配信開始となります。

日韓合作やリメーク作品ではなく、韓国現地の作品に日本の人気俳優が起用されるケースも、今後さらに増えるかもしれませんね。

 

素人が出演し人気を博した伝説の番組「美女たちのおしゃべり」

秋葉里枝

引用元:【秋葉里枝】公式Facebook
https://www.facebook.com/rie.akiba.35

2000年代後半になると、外国人が出演する番組が登場しました。それが、韓国居住の外国人がトークを展開する「美女たちのおしゃべり」(放送局:KBS2/2007~2010年放送)というバラエティー番組です。

当時、外国人がタレントとして露出する場が少なかった韓国では、真新しいコンテンツでした。しかも、出演者の多くは素人同然の一般人。語学堂(大学にある語学学校)で一緒だった友人が出演していた、なんていう話も聞きました。

出演者の出身国は日本をはじめ、中国、香港、台湾、モンゴル、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、インド、ネパール、トルコ、イタリア、スペイン、フランス、イギリス、ドイツ、ロシア、カナダ、アメリカ、ブラジル、オーストラリアなど、さまざま。番組の内容も常に話題となり、男性版も制作されました。

「美女たちのおしゃべり」出演後、歌手のMVに出演したり、CMに起用されたり、ドラマに出演したりと、韓国の芸能界に進出する外国人も多数、見うけられました。

日本人で例を挙げると、リエ(秋葉里枝)やサユリ(藤田小百合)などが、韓国内で活動の幅を広げていきました。リエは、日本でアイドルや女優として活動後、韓国に移住し同番組に出演。後に映画音楽監督イ・ジェハクさんと結婚しました。

サユリは、同番組への出演をきっかけにタレントとして活躍します。MBC「ラジオスター」やKBS「ハッピートゥゲザー」、SBS「アラフォー息子の成長日記」など多くのトーク番組に出演し、その突拍子もない言動から“4次元の少女”とも呼ばれ、人気者に。

2020年には、海外の精子バンクから精子の提供を受けて妊娠・出産したことを発表し、その過程をバラエティー番組などで公開して注目を浴びました。

 

韓国人俳優・歌手と結婚して有名になる新たなかたちも!

イ・ジフン

引用元:【イ・ジフン】公式ファンクラブFacebook
https://www.facebook.com/camael0327/

たびたび、韓国の有名人と結婚する日本人タレントがいます。

2003年にサッカー元韓国代表チェ・ソンヨンと結婚した阿部美穂子や、2006年に歌手キム・ジョンミンと結婚した谷ルミコ(元ハロー!プロジェクト)がその代表といえますが、最近では、一般女性が芸能人との結婚をきっかけに有名になるケースが目に止まります。

2021年に俳優兼歌手イ・ジフンと結婚したミウラアヤネさん。そしてもう1人、“ドラえもんマニア”としても有名な俳優シム・ヒョンタクと2023年に結婚したヒライサヤさんです。

シム・ヒョンタク

引用元:【シム・ヒョンタク】alomalohm公式サイト
https://www.alomalohm.com/artist/shim-hyung-tak

2組とも、結婚発表時には「お相手は日本人女性」とだけ公表し、顔などは伏せられていました。こうしてネットユーザーやファンの好奇心をあおった後、リアリティー番組やSNSで妻のベールを脱ぎ、新婚生活を見せていったのです。キャラクターや愛らしい容姿も相まって、アヤネさんもサヤさんもたちまち時の人となりました。

イ・ジフン-アヤネ夫妻の場合は、SBSバラエティー番組「同床異夢シーズン2-君は私の運命」で、出会いや新居などを赤裸々に語り、公開しました。また、アヤネさんは7月に長女を出産し、育児に奮闘する姿をSNSにつづっています。

シム・ヒョンタク-サヤ夫妻もチャンネルAのバラエティー番組「花婿修業」にて、日本での挙式のようすまで大公開し、注目されました。サヤさんも現在妊娠中であることを発表しています。

芸能人のファンだったら少し目を背けたい部分もあるかもしれませんが、彼女たちが異国の地で家庭を築き奮闘する姿は、つい応援したくなります。また、「有名人を射止めた日本人ってどんな人なんだろう?」と興味深く見る人も多いのでしょう。

 

まとめ【アイドルだけじゃない…韓国の芸能界で活躍する日本人!“新たなかたち”で素人が有名になるケースも】

ご紹介したとおり、K-POPアイドル以外にも韓国で活躍している日本人がたくさんいます。俳優の逆輸入パターンもそうですが、一般人が韓流スターと結婚して有名になるケースもたびたび見られます。

2002年の「サッカーFIFA日韓ワールドカップ」後から急激に発展した日韓における文化交流。芸能界のみならず、両国を股にかけて活躍する日本人がさらに増えていくことを期待したいです。


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