今年のヒット作は?2024年上半期の韓国映画ランキングをご紹介します!
今年の上半期に韓国でヒットした韓国映画をご紹介!
韓国映画界では今年も多くの話題作が上映されています。
果たしてこの上半期にはどんな作品がヒットしたのでしょうか。
そこで、今回は2024年上半期の韓国映画観客動員数ランキングをご紹介したいと思います。
中には、日本での劇場公開を控えている作品もあるので、ぜひ劇場へ足を運ぶ際の参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは、早速見ていきましょう♪
2024年上半期の韓国映画観客動員数第1位は『破墓(파묘)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第1位は『破墓(파묘)』となりました。
『破墓』は巨額の金を受け取って不審な墓を移葬した風水師や葬儀師・巫女たちに起こる奇異な事件を描いたオカルトミステリー映画です。
2024年2月22日に公開されると、6月30日の時点で1,191万人を動員。
歴代韓国作品の中では32番目に観客動員数1,000万人を突破した大ヒット作となりました。
その人気ぶりは国内にとどまらず、インドネシアとベトナムでは観客動員数が200万人を突破するなど、世界でも熱い反応を得ています。
遂に日本でも10月18日に劇場公開が決まったようで、個人的にはかなり楽しみです♪
2024年上半期の韓国映画観客動員数第2位は『犯罪都市4(범죄도시4)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第2位は『犯罪都市4(범죄도시4)』となりました。
本作は2024年4月24日に公開され、6月30日の時点で1,150万人を動員しています。
『犯罪都市』と言えば、怪物刑事マ・ソㇰド役のマ・ドンソクのアクションが光る言わずと知れた大人気シリーズ映画。
その第4作目となる本作では、フィリピンに拠点を置く大規模なオンライン違法賭博組織を運営するペク・チャンギ(キム・ムヨル)と、韓国国内で賭博運営アプリを開発しているIT業界の天才CFOチャン・ドンチョル(イ・ドンフィ)を一掃すべくマ刑事が再び立ち上がります。
2024年上半期の韓国映画観客動員数第3位は『市民ドッキ(시민덕희)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第3位はラ・ミラン主演の『市民ドッキ(시민덕희)』となりました。
2024年1月24日に公開され、6月30日の時点で171万人を動員しています。
動員数を見ると1位・2位の『破墓』『犯罪都市4』がいかに大ヒットしたのかが分かりますね。
『市民ドッキ』は、平凡な生活を送っていた市民のドッキ(ラ・ミラン)が振り込め詐欺に巻き込まれ、仲間たちと共に全財産を取り戻そうと奮闘する姿を描いています。
ラ・ミランの抜群の演技力を思う存分楽しめる作品です。
2024年上半期の韓国映画観客動員数第4位は『宇宙+人 2部(외계+인 2부)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第4位はリュ・ジュニョル、キム・テリ、キム・ウビン、イ・ハニなどの豪華キャストが出演した『宇宙+人 2部(외계+인 2부)』となりました。
2024年1月10日に公開され、6月30日の時点で143万人を動員しています。
本作は2022年に公開された1部の続編。
『宇宙+人』は630年前の高麗末に莫大な懸賞金がかかった神剣を手に入れようとする道士たちと、現在となる2022年に人間の体の中に閉じ込められた宇宙人の囚人を追う人々の間の時間の扉が開かれることで繰り広げられるストーリーです。
2024年上半期の韓国映画観客動員数第5位は『ソウルの春(서울의 봄)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第5位は、1979年12月12日に首都ソウルで起こった実際のクーデターを基にした作品である『ソウルの春(서울의 봄)』となりました。
2024年の上半期で見ると観客動員数127万人で第5位なのですが、この『ソウルの春』は2023年11月22日に公開されており、昨年の観客数も合わせると累積観客数はなんと1,313万人!
2023年に公開された韓国映画の中で一番のヒット作となっています。
今年の第60回百想芸術大賞の映画部門でキム・ソンス監督が大賞に輝いた『ソウルの春』は、8月23日から日本でも劇場公開予定です!!
2024年上半期の韓国映画観客動員数第6位は『彼女が死んだ(그녀가 죽었다)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第6位はピョン・ヨハン、シン・ヘソン主演の『彼女が死んだ(그녀가 죽었다)』となりました。
2024年5月15日に公開され、6月30日の時点で123万人を動員しています。
興味をそそる映画タイトル『彼女が死んだ』のストーリーを少しご紹介。
コンビニでソーセージを食べながらビーガンサラダの写真を投稿するインフルエンサーのハン・ソラ(シン・ヘソン)に興味を持ち、彼女を観察し始めた公認仲介士のグ・ジョンテ(ピョン・ヨハン)。
他人の生活を盗み見る趣味を持つグ・ジョンテですが、観察して152日目にハン・ソラが亡くなっているのを発見します。
その後、彼女の自宅に入ったことを知る何者かから脅迫を受け始め、捜査の手も自分に迫っていることを知ったグ・ジョンテは自ら犯人捜しを始めることに。。
2024年上半期の韓国映画観客動員数第7位は『建国戦争(건국전쟁)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第7位にはドキュメンタリー作品である『建国戦争(건국전쟁)』がランクインしました。
2024年2月1日に公開され、6月30日の時点で117万人を動員しています。
国内外の20数名へのインタビューや記録を通じて、イ・スンマン前大統領と建国1世代の献身・闘争にスポットライトを当てたドキュメンタリー映画である本作。
旋風を巻き起こし、ここ2年間で上映されたドキュメンタリー映画の中で最高興行作となりました。
特別な広報やマーケティングなしに口コミと観客レビューだけで成し遂げた結果だというので、更に驚きですね!
『建国戦争2(건국전쟁2)』の公開も決まっているとのことなので、こちらも期待です。
2024年上半期の韓国映画観客動員数第8位は『ノリャン-死の海-(노량:죽음의 바다)』
2024年上半期の韓国映画観客動員数第8位は『ノリャン-死の海-(노량:죽음의 바다)』となりました。
2024年の上半期で見ると観客動員数114万人で第8位なのですが、本作は2023年12月20日に公開されており、昨年の観客数も合わせると累積観客数は457万人となっています。
壬辰倭乱勃発7年後のイ・スンシン将軍の最後の戦闘を描いた戦争アクション映画で、キャストはかなり豪華な顔ぶれとなっています。
【まとめ】今年のヒット作は?2024年上半期の韓国映画ランキングをご紹介します!
今回は今年上半期の韓国映画ランキングをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
韓国でヒットしただけあって面白そうな作品がたくさんありましたね!
中には日本での劇場公開を控えている作品もあり、「これは観に行かなきゃ」と期待が高まります。
下半期も面白そうな韓国映画が目白押しなので、今年全体で見るとどのようにランキングが変わるのかも楽しみですね!
引き続き、韓国の映画界を追っていきたいと思いますので、お楽しみに~。