G-1JHRHQCPLD 韓国語の発音ルールを紹介します!例を交えてじっくり解説!|韓国情報メディアK Village MODULY Web(モドゥリーウェブ)
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韓国語の発音ルールを紹介します!例を交えてじっくり解説!

MODULY 編集部

韓国語は日本語と単語も似ているものが多く語順もほぼ同じなので、日本人からすると学びやすい言語だと耳にしたことがある方も多いと思います。

筆者は韓国語の勉強を長い間続けてきましたが、他の外国語に比べると、学びやすいなと感じたことがあります。

韓国語には漢字語も多いですし、発音が似ているものがたくさんあるので、知らない単語でも発音を聞いたり文字を見ると、意味を予測できることもあります。

ですが韓国語にはさまざまな発音ルールが存在し、このルールに慣れるまでは少し時間がかかりました。

例えば일본인【イルボニン】「日本人」もそのままハングルを読むと【イルボンイン】となりますが、実際に発音する際は일보닌となります。

このように韓国語は実際に見たハングルと実際の読み方が異なることがよくあります。

これは発音ルールに基づき、発音しやすい音になっているので慣れると自然にできるようになります。

また辞書には実際のハングルと発音が違うときは、일본인という単語の発音表記が일보닌となっていることがほとんどです。

そのような発音表記を見ながら発声の練習をします。

反対に文字のまま読んでしまうと、間違えて覚えてしまっている可能性もあります。

この記事では韓国語の発音ルールについてまとめています。

ぜひ韓国語学習に役立ててください。

発音ルール①有声音化

引用元:https://unsplash.com/

有声音とは声帯を震わせて出す音のことです。

同じハングルでも、そのまま読む場合と、濁って発音する場合があります。

特定の母音かパッチムの後に、特定のハングルが続くときに、発音が濁るというルールを有声音化といいます。

ㄴ, ㄹ, ㅁ, ㅇの後に、ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈから始まるハングルが来たときに、濁った音になります。

この法則を丸暗記して覚えようとするよりも、単語を学ぶたびに発音とセットで覚えてしまうことをおすすめします。

有声音化で発音が変化している単語をいくつか紹介します。

부부【プブ】

「夫婦」という意味です。

同じ文字が続いていますが、発音が違うことが分かります。

바다【パダ】

「海」という意味です。

다は先頭にくるときは【タ】に近い音ですが、2文字目以降にくると、濁り【ダ】になります。

고기【コギ】

「肉」という意味です。

기は先頭にくるときは【キ】に近い音ですが、2文字目以降にくると、濁り【ギ】になります。

불고기【プルゴギ】

そのまま「プルコギ」という意味です。

先ほどは【コギ】でしたが、2文字目以降に고기がきているので、濁り【ゴギ】と発音します。

このように有声音化とは、先頭と2文字目以降で発音が変わると覚えればOKです。

さらに言うと、ルールの名前を覚える必要はあまりなく、なんとなく理解しているくらいで大丈夫です。

他にもたくさんルールが存在するので、どんどん見ていきます。

発音ルール②連音化

引用元:https://unsplash.com/

連音化は単体で読む場合と、単語や文章として読む場合で音が変わることをいいます。

実は日本語にも連音化されている単語がいくつかあります。

「反応」や「天皇」などがあります。

そのまま読むと「はんおう」や「てんおう」となりますが、この2つの単語を読むとき日本人なら自然に発音できますよね。

逆に「はんおう」や「てんおう」と読むと発音がしづらいですよね。

韓国語の連音化も発音がしやすいようになっているので、慣れると自然に身についてきます。

連音化のルールはパッチムがついたハングルの後にㅇから始まるハングルが続くと、ㅇが前のパッチムの音になります。

例をいくつか見ていきます。

일본인【イルボニン】「日本人」

単体で読むと、【イルボンイン】ですが、連音化されるので【イルボニン】となります。

본【ボン】の次に인【イン】がくると、ㅇが前のパッチムのㄴに変わります。

発音通りに書くと일보닌となります。

한국어【ハングゴ】「韓国語」

単体で読むと、【ハングクオ】ですが、連音化されるので【ハングゴ】となります。

국【グク】の次に어【オ】がくると、ㅇが前のパッチムのㄱに変わります。

発音通りに書くと한구거となります。

오늘은【オヌルン】「今日は」

単語だけではなく、単語に助詞がついた表現も例外ではなく、連音化が適用されます。

「~は」や「~が」という助詞はパッチムがありか、なしによって使うハングルが異なります。

パッチムがある場合はㅇで始まるハングルを使うことが多いので、パッチムありのハングルに助詞がつく場合はほとんどが連音化されます。

単語を正しく覚えたのに、文章で使うと発音が違うから難しいと感じている方も多いかと思います。

「今日」という単語を覚えるときに「今日は」「今日が」「今日と」「今日を」のように単語と助詞がついた発音も聞くことをおすすめします。

【オヌルン】【オヌリ】【オヌリラン】【オヌルル】のように【オヌ】以降の発音がすべて異なります。

오늘은は単体で読むと、【オヌルウン】ですが、連音化され오느른という発音になります。

発音ルール③濃音化

引用元:https://unsplash.com/

濃音とは簡単にいうと前に小さい「っ」が入った発音になることです。

このルールにも法則があり、ㄱ, ㄷ, ㅂのパッチムの後に、ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅅ, ㅈから始まる音が続いたときに、ㄲ, ㄸ, ㅃ, ㅆ, ㅉという音に変化します。

학교【ハッキョ】「学校」

カタカナで表記するのは難しいですが、実際の発音は학꾜となり교を単体で読むときよりも、少し息を強めに吐いて発音しています。

낚시【ナクッシ】「釣り」

実際の発音は시【シ】ではなく、씨【ッシ】となります。

성적【ソンッジョク】「成績表」

実際の発音は적【ジョク】ではなく、쩍【ッジョク】になります。

発音ルール④激音化

引用元:https://unsplash.com/

激音も息を強く出して発音します。

ルールは、ㄱ, ㄷ, ㅂ, ㅈの後にㅎから始まる音がくるときに、それぞれㅋ,ㅌ,ㅍ,ㅊで発音されます。

입학【イッパク】「入学」

そのまま読むと【イプハク】と読みそうになると思います。

ㅂパッチムの次に、ㅎから始まる音が続いているので、発音は입팍【イッパク】となります。

백화점 【ペックァジョム】「百貨店」

【ペッファジョム】ではなく、ㄱパッチムの後に、ㅎが続いているので激音化され、【クァ】となります。

発音ルール⑤流音化

引用元:https://unsplash.com/

流音化は、ㄹパッチムの後にㄴから始まるハングルが続くと、ㄴの発音がㄹに変わるルールのことです。

その名の通り、流れるように発音するので、元の発音よりもより口から出しやすい音になります。

설날【ソルラル】「お正月」

【ソルナル】と読みそうになりますが、ㄹパッチムの後にㄴから始まるハングルがきているので、설랄という発音になります。

일년【イルリョン】「1年」

こちらも【イルニョン】ではなく、【イルリョン】になります。

わかりやすくハングルで表記しましたが、数字で書いたものを読むときも同じく【イルリョン】と発音します。

発音ルール⑥鼻音化

引用元:https://unsplash.com/

鼻音化は、ㄱ, ㄷ, ㅂのパッチムの後にㄴ, ㅁから始まるハングルが続くと、元のパッチムの音がㅇ, ㄴ, ㅁに変化します。

全部を一気に覚えようとすると、パンクしてしまうので、単語を使って少しずつ覚えてみてください。

국민【クンミン】「国民」

漢字語で、국【クク】「国」と민【ミン】「民」を合わせた言葉です。

続けて読むと【クンミン】となるのは、ㄱパッチムの後にㅁがくることで鼻音化の現象が起こり、ㄱパッチムがㅇに変わるからです。

したがって発音は궁민になります。

십만【シムマン】「10万」

십は【シプ】と発音しますが、만がくることで鼻音化され、ㅂパッチムがㅁに変わります。

したがって発音は심만となります。

まとめ

引用元:https://unsplash.com/

いかがでしたか?

今回の記事では韓国語の発音ルールの中から、特によく使われるルールを一部紹介してきました!

このような発音ルールはネイティブの韓国人も1から学ぶ方は少なく、子どもの頃に自然に身についたという方が多いです。

韓国語を勉強している外国人の中にも、特にルールを1つ1つ覚えたわけではないけれど、気づいたら発音できていたという方も多いです。

単語を覚えるたびに発音記号を見て、どう変化しているのかを観察するのも発音ルールを覚える上で役に立ちます。

慣れると自然に身についてくるので、複雑なルールのせいで理解できないと悩む必要は、全くなしです!

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