韓国語で「もっと」は?量をあらわす韓国語も紹介します!

日常生活で「もっと」を使う場面は多いですよね!
「もっと〇〇したい」や「もっと~して」など自分の希望を伝えるときや、何かをお願いするときなどにも使う単語です。
韓国の飲食店では、無料のおかずサービスがあるところもあります。
おかわり自由なところも多いので、「もっとください」などのフレーズが自然に言えると、美味しくお腹も満たされること間違いなしです。
今回の記事では韓国語で「もっと」の言い方についてまとめています。
ぜひ例文と一緒に覚えて使ってみてください。
韓国語で「もっと」は더【ト】

引用元:https://unsplash.com/
韓国語で基本の「もっと」をあらわす単語は더【ト】です。
韓国語と日本語は語順がほぼ同じなので、文章の中に入れる位置も、日本語と同じように考えればOKです。
「もっとください」や「もっと欲しい」など、追加をあらわすときは「加えてさらに~」というニュアンスで使うことができます。
치즈를 더 올려 주세요.
【チジュルル ト オルリョ ジュセヨ】
チーズをもっとのせてください。
더 먹을 수 있어요.
【ト モグル ス イッソヨ】
もっと食べることができます。
「もっとゆっくり話してください」や「もっと早く来てください」「もっと安くしてほしい」など、程度をあらわすときにも더が使われます。
조금 더 빨리 올 수 있어요?
【チョグム ト ッパルリ オル ス イッソヨ】
もう少し早く来ることはできますか?
また조금 더【チョグム ト】のように、더に別の単語がついて、違う意味で使うこともできます。
더と組み合わせてできる表現

引用元:https://unsplash.com/
더と違う単語を組み合わせることで、少し違うニュアンスを作ることができます。
全て日常会話でもよく使われる表現なので、合わせて紹介します。
한 번 더【ハン ボン ト】
「もう一度」という意味で使われます。
한번は「1回」という意味なので直訳すると「1回もっと」となりますが、直訳で考えると違和感があるので、「もう一度」と覚えてみてください。
한 번 더 보여 주시겠어요?
【ハンボン ト ボヨ ジュシゲッソヨ】
もう一度、見せていただけますか?
「もう一度」は한 번 만 더【ハン ボン マン ト】や더 한번【ト ハンボン】、다시 한번【タシ ハンボン】など、順番や組み合わせが変わる場合もあります。
한 번만 더 해주시면 안 돼요?
【ハン ボンマン ト ヘジュシミョン アン ドゥェヨ】
もう一度やってくれませんか?
빠진 부분이 없는지 한 번 더 확인해야겠다.
【ッパジン ブブニ オンヌンジ ハン ボン ト ファギネヤゲッタ】
抜けている部分がないか、もう一度確認しておかないと。
다시 한번 말씀해 주세요.
【タシ ハンボン マルスメ ジュセヨ】
もう一度言ってください。
このように다시、더、한번の順番を変えることもできます。
また다시【タシ】は「また」「再び」「もう一度」という意味があり、다시だけを使うこともできます。
ゲームなどで盛り上がって「もう1回!」と言うときに다시 다시!と繰り返して言うこともできます。
조금 더【チョグム ト】
조금は「少し、ちょっと」という量をあらわす副詞です。
略して좀 더【チョム ト】と発音することもあります。
「もう少し」と「もっと」が合わさっているので、どっちの意味なのかこんがらがる方もいるかもしれません。
조금 더は「もう少し」という意味です。
「もう少し」の中に「もっと」が入っているイメージで、「量や程度をもう少し増やす」のような考え方です。
조금 더 크게 말해 주세요.
【チョグム ト クゲ マレ ジュセヨ】
もう少し大きな声で話してください。
설탕을 조금 더 넣어주세요.
【ソルタンウル チョグム ト ノオジュセヨ】
砂糖をもう少し入れてください。
조금만 더と言う言い方もでき、その際は「もう少しだけ」というようなニュアンスで使われます。
조금만 더 앞으로 가주세요.
【チョグムマン ト アプロ カジュセヨ】
もう少しだけ前に行ってください。
하나 더【ハナ ト】
하나とは固有数詞で「ひとつ」をあらわします。
直訳すると「ひとつ、もっと」となりますが、「もうひとつ」という意味になります。
こちらも同じように만「~だけ」をつけて、 하나만 더【ハナ マン ト】という言い方もできます。
하나 더 먹을 수 있어요?
【ハナ ト モグル ス イッソヨ】
もうひとつ食べることができますか?(もうひとつ食べてもいいですか?)
하나만 더 주세요.
【ハナマン ト ジュセヨ】
ひとつだけください。
더 이상【ト イサン】
이상【イサン】とは「以上」という意味です。
日本語と同じように「異常」と訳すこともできます。
더 이상は「これ以上」という意味です。
「これ」という韓国語は이것【イゴッ】ですが、直訳してしまわないように、注意が必要です。
더 이상 먹을 수 없다.
【ト イサン モグル ス オプタ】
これ以上、食べることはできない。
더 이상 생각하고 싶지 않다.
【ト イサン センガッカゴ シプチ アンタ】
これ以上考えたくない。
程度をあらわすときも더を使う

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「もっと早く」など程度をあらわすときや、比較をするときに더を使うこともあります。
程度をあらわす
「ある基準よりも程度が大きい」というニュアンスで使うことができます。
더 잘하고 싶어.
【ト チャラゴ シポ】
もっとうまくやりたい。(もっとうまくなりたい)
어제보다 오늘이 더 덥다.
【オジェ ボダ オヌリ ト トプタ】
昨日より今日がもっと暑い。
더を入れなくても成り立ちますが、暑さを強調したいときは더を使うことができます。
시험 결과가 생각보다 더 좋게 나왔어.
【シホム キョルグァガ センガクボダ ト チョッケ ナワッソ】
試験結果が思ったより、もっとよかった。
告白シーンに使える表現

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告白など、自分の感情を相手に伝える際にも더を使うことができます。
더を使った胸キュンワードを集めました。
너를 더 알고 싶어.
【ノルル ト アルゴ シポ】
君をもっと知りたい。
더 가까워지고 싶다.
【ト カッカウォジゴ シプタ】
もっと近づきたい。
仲良くなりたいというニュアンスで、友達に使うこともあります。
더 같이 있고 싶어.
【ト カッチ イッコ シポ】
もっと一緒にいたい。
別れ際などで使うと「帰りたくない」というニュアンスになります。
似ている表現또【ット】

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또【ット】という韓国語があります。
意味は「また」という意味ですが、発音が似ているので使い分けが少し難しいかもしれません。
더と또はハングルで書いても違うことが、わかりますよね。
더の発音は大きく口を開いて【ト】と発音します。
一方또は日本語の「と」とほぼ同じ音ですが、前に「っ」がつくイメージです。
더 먹고 싶다.
【ト モッコ シプタ】
もっと食べたい。
또 먹고 싶다.
【ット モット シプタ】
また食べたい。
日本語で考えると、意味がすぐにわかりますよね。
発音の聞き分けが難しい方は、音声を何度も聞いて練習してみてください。
まとめ

引用元:https://unsplash.com/
いかがでしたか?
今回の記事では韓国語で「もっと」の言い方について解説してきました。
今回紹介した더もそうですが、日本語にはない発音も多いです。
正しい発音を身につけるためには、発声する前に何度も聞いて耳で覚えることが大切です。
そして「もっと」を使いこなせれば、韓国旅行がもっと楽しくなるはずです!
韓国ではサービスが多いので、会話で「もっと食べたい」や「もっと安くしてください」などが言えると期待に応えてくれるかもしれません。
ぜひ現地でもたくさん韓国語を使って、旅行を楽しんでくださいね。
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