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【ソウル広蔵市場特集】「うまいもん通り」だけじゃない!ソウル・広蔵市場は魅力がいっぱい!

MODULY 編集部

【ソウルの広蔵市場特集】「うまいもん通り」だけじゃない!ソウル・広蔵市場は魅力がいっぱい!

ソウルにある伝統市場(在来市場)の中でも、南大門市場に匹敵する人気を誇っているのが、鍾路5街駅からすぐの場所にある「広蔵市場(クヮンジャンシジャン)です。

カバンや革製品、韓国のりなど、「お土産物」のイメージが強い南大門市場に対して、広蔵市場はピンデトッ(緑豆のチヂミ)や麻薬キンパなどの名物があることから、「グルメな市場」として知られています。

でも広い市場の中には、グルメだけではなく食品をはじめ、チマチョゴリや布地、工芸品や古着に至るまで、ありとあらゆるお店が揃っているんです。

そこで今日は、広蔵市場にあるグルメ以外のお店の中でも、特に韓国の伝統を感じられる部分にスポットを当て、レポートしてみたいと思います!

うまいもん通り「広蔵市場」はこんな市場!


広蔵市場へ行くには、地下鉄1号線の「鍾路5街駅」で下車し8番出口を利用します。

地下鉄駅直結の地下ショッピングセンターからは、8番か9番の出口を利用すると便利です。

広蔵市場の歴史は古く、1905年に市場が開かれて以来、すでに100年以上ソウル市民の生活と食卓を潤してきました。

韓国を代表する在来市場にふさわしく、食品から生活用品、婚礼用品まで「揃わない物はない」と言われるほど品揃えが豊富で、その敷地の広さはうっかりすると道に迷ってしまうほど。




中でも、外国人韓国客に最も人気があるのが「うまいもん通り」です。

広い空間に数えきれないほどの屋台が広がっている光景は実に圧巻です!

こんなにお店があるのに、平日でも行列が出来ていることにビックリ!

広蔵市場を代表するグルメには、緑豆の粉で作った香ばしいチヂミ「ピンデトッ」や具だくさんの「ビビンバ」、そして病みつきになるほどおいしいということからその名前が付けられた「麻薬キンパ」などがあります。

地下鉄駅10番出口からすぐの場所には、ユッケが食べれるお店が軒を連ねる「ユッケ通り」があるのですが、ここにはミシュランガイドに2017年から3年連続で掲載されているお店もあるんです。

日本ではなかなか食べることができないユッケ、ここで思う存分食べて行きたいですね!

美しいノリゲと韓国伝統小物が揃う「デシンコッシン」

まず最初にご紹介したいのが、「デシンコッシン」というお店です。

韓服に使用する小物を売っているお店なのですが、その品揃えの多さにビックリ!

お店の中だけでなく、外にもたくさんのノリゲや小物があるので見学しやすいですよ~!



ノリゲとは朝鮮王朝時代から使われている女性用の装飾品で、現代でも韓服を着る時に使用されている、簡単にいうと“韓国伝統のアクセサリー”です。
色彩が美しく、韓国の雰囲気が感じられるノリゲは、外国人観光客にはお土産やお部屋の装飾品としても人気があります。

色とりどりのノリゲ!とっても綺麗ですね~!
種類も色々です・・・。
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コッシン(韓服用の靴)が可愛い過ぎる~~!!

欲しい!でも履く機会がない!という人は、こちらもお部屋のインテリアにしてみてはいかがでしょうか?

「デシンコッシン」では韓服用の小物の他にも、伝統的なデザインの刺繍やワッペンなどの小さなパーツも販売していますので、自分の持っているものを韓国風にカスタマイズしたいとか、韓国チックなアクセサリーや小物などを作ってみたいという人にもオススメのお店です。

デシンコッシン(대신꽃신)

住所 ソウル特別市 鍾路区 禮智洞 広蔵市場120号
電話番号 02-2279-4683
営業時間 9:00~18:00(日曜休)

見学するだけで楽しい♪韓服&伝統布地ストリート!


広蔵市場の南側には、チマチョゴリなどの韓服や布地のお店が立ち並ぶ「韓服ストリート」が広がっています。

地下鉄駅方面から入ると1番奥側にあたるので、なかなかここまで辿り着かないかも知れません。
ご覧のように美しいチマチョゴリがたくさん!
昔ながらの伝統的なデザインから、現代風のキラキラデザインまで種類も豊富です。
中には10万ウォン以内で買えるお手頃価格のチマチョゴリもありましたよ!




子供とお揃いなんて憧れますね。


この辺りはチマチョゴリのお店の他にも、韓服やポジャギ用の布地を売っているお店もたくさんあるんです。

ソウル市内に布地屋さんはたくさんあっても、このように伝統的な柄や刺繍がされている布地がいっぱい集まってる場所はなかなかありません。


あはは、「ザ・韓国!」って感じでイイですね!
でもカワイイかも♪

なんか朝鮮王朝の王様の服に使用されてそうなゴージャスな柄です。

テグヮン モシヒャンギ


伝統柄の布地を販売しているお店の中でも、とっても親切に対応して下さったのがこちらの「テグヮン モシヒャンギ」というお店です。

お店の中には美しい刺繍が施された麻の布地や、ハングルがプリントされた布地もありました!
お値段は90㎝単位で7,000~15,000ウォンほど。
刺繍が入っていても7,000ウォンというお買い得な布地もあります♪


こんな生地でのれんなどを作ってもステキだと思いませんか?


スタッフさんが若い人ばかりなので、お店にある布地は伝統的でありながらも、どこか洗練されたデザインが多い感じがします。

お店の社長さんと思われる若い男性が、「あれ?!2人いる?」と思いきや、実は双子だったというオチがありました(笑)。

テグヮン モシヒャンギ(대광 모시향기)

住所 ソウル特別市 鍾路区 禮智洞 296-19
電話番号 02-2279-7450
営業時間 9:00~18:00(日曜休)

韓国らしい手作りの額縁が素敵な「ビダングムジャン」


韓服ストリートには、韓国チックな工芸品を売るお店もあるのですが、その中で目を惹いたのが「ビダングムジャン」というお店です。

店内には、韓国の伝統や昔の生活を表現した素敵な額縁がたくさんあります。



お店の社長さんに話を伺うと、なんとこの額縁はすべて社長さんの奥様の手作りで、背景に描かれている絵まで直接描いたものなんですって!これはスゴイ!
手作りにもかかわらず、お値段は小さい額縁で35,000ウォン、中サイズでも50,000ウォンという良心的価格!プレゼントにも最適です。


こちらは料理の上にかぶせて使う虫よけです。 食卓がと~っても上品になりそうですね!

柿と藤ののれんにも気品が溢れています。
もちろんこれも奥様の手描きです。 お洗濯もできますよ~!



アートギャラリー並みの見ごたえがあるお店でした!
ちなみに社長さん、日本語OKです!

ビダングムジャン(비단금장)

住所 ソウル特別市  鍾路区 禮智洞  6-1 広蔵市場138-1
電話番号 010-8680-5192
営業時間 9:00~18:00(日曜休)

でもやっぱり最後はココでしょ!冬に食べたい広蔵市場グルメ!

とっても広い広蔵市場、あちこち見て回るとお腹が空いてきますよね!

ということで、やっぱり最後はココに戻って来ちゃいました~!(笑)
じゃじゃーん!うまいもん通りです!

寒い冬には体が暖まる鍋がイチバン!
広蔵市場には海鮮鍋の専門店が集まるエリアがありました。


各店、お店の前で豪快に鍋を調理してくれます。
すごい盛りです・・・タラコも白子もたっくさん♪
ものすごい良いダシが出そうですね!


こちらは「釜山おでん」のお店で、テレビでも紹介された名店のようです。

ということで、1本・・・お~、柔らかくて優しい味~。
タレを付けて食べても美味しい♪
サービスで出されるおでんの汁も絶品!体があったまります。


お持ち帰り用の商品もありました。
でも要冷蔵なんだよなぁ・・・。

それにしても、あっちを見てもこっちを見てもマンドゥ(韓国風餃子)、マンドゥ、マンドゥ・・・。
広蔵市場ってこんなにマンドゥ天国でしたっけ?!


屋台でマンドゥの皮作り!

あー、なるほど、ビビンバのお店でマンドゥも販売していたのね!
一見同じように見えるマンドゥですが、よく見るとお店によって少しずつ形が違います。
こんなふうにマンドゥを積まれちゃったら、ついついビビンバのお供に注文しちゃいますよね~?(笑)

こんな可愛らしいハルラボン(韓国のデコポン)ジュースを見つけました。
搾汁100%のジュースがたっぷり入って4,000ウォンとは、なんと親切なお値段!
しかもペットボトルがめちゃくちゃカワイイ♪

正真正銘の果汁100%で、しっかりハルラボンの味がします!
お値段以上にとぉ~っても美味しくて、これはリピ決定です!

広蔵市場(クヮンジャンシジャン)

住所 ソウル特別市  鍾路区 禮智洞  6-1
電話番号 02-2267-0291
営業時間 一般店舗9:00~18:00(日曜休)/グルメ通り10:00~23:00(日曜休)

まとめ

いかがでしたか?
ついついグルメのお店ばかりが注目されがちな広蔵市場ですが、広い市場の中にはこうして韓国の伝統文化を感じられるお店もたくさんあるんです。

このほかにも2階には古着のお店が集まっている「旧製(クジェ)市場」という場所もあり、隅から隅まで見学するには丸1日はかかってしまいそう。

人気の観光スポット・東大門からも近く、アクセスも簡単!食べて良し、ショッピングして良しの広蔵市場で、ディープな韓国庶民の暮らしを直に感じてみて下さいね!


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