人気観光名所「景福宮(キョンボックン)」ってどんなところ?

韓国ガイド

韓国に旅行に行ったら、やっぱり韓国らしい観光地に訪れておきたいですよね。

今回は、数多くある観光地の中でも特に人気観光地の一つである景福宮(キョンボックン)をご紹介します。

引用:https://www.instagram.com/yu85_inpi7/

景福宮(キョンボックン)って何?

景福宮(キョンボックン)は1395年に創設された朝鮮王朝の頃の正宮です。

1392年に朝鮮を建国したリ・ソンゲが首都遣都を決定した際に、首都を漢陽(ソウル)に移転させた過程で作られた建物といわれています。

1910年まで使われていた建物で、歴史的にとても価値がある建造物として有名であり、ソウルの中でも歴史文化遺産として一番人気があるといわれています。

景福宮(キョンボックン)はとにかく広い古宮で、なんと41万平米もあります。

これは東京ドーム9個分ほどの大きさとなり、その広大な敷地内にはいくつもの見どころポイントがあるので後ほどご紹介しますね。

ちなみに、景福宮(キョンボックン)を全て見て歩くには最低3時間以上はかかるといわれていますので、今回ご紹介するおすすめスポット含め、どこを見るべきかは事前にチェックしておくことをおすすめします。

引用:http://www.royalpalace.go.kr/content/guide/images/guide04_zoom.jpg

景福宮(キョンボックン)の基本情報

景福宮(キョンボックン)はソウル市鍾路区世宗路にあります。

アクセスは地下鉄3号線景福宮駅5番出口から出ると目の前にあります。

営業時間は3~5月・9~10月は9:00~18:00、6~8月は9:00~18:30、11~2月は9:00~17:00までとなっており、入場は閉館時間の1時間前までとなっています。休館日は火曜日です。

料金は、19歳以上は3000ウォン(約300円)、7~18歳は1500ウォン(約150円)、6歳以下は無料なので、子供連れて気軽に訪れることができますね。

また、このチケット1枚で景福宮(キョンボックン)の他に民俗博物館、古宮博物館を観覧することができます。

景福宮(キョンボックン)のオススメスポットは?

広大の敷地内にたくさんある観光スポットの中から、初めて行く人には必ず押さえてもらいたいポイントがいくつかあるので紹介させてもらいます。

①光化門(クァンファムン)

光化門(クァンファムン)の外観写真
引用:https://www.instagram.com/heredia6016/

景福宮(キョンボックン)に来たら必ず見てほしいのが、この光化門です。景福宮に付くと最初に目につくのがこの門だと思います。光化門は景福宮の正門で王室と国家の権威としてたてられました。

韓国らしい彩りとデザインが用いられているので、景福宮(キョンボックン)に付いた直後から韓国の歴史を感じることができます。

日中も綺麗なのですが、夜にライトアップされた姿も一見の価値ありです!

②勤政殿(クンジョンジョン)

勤政殿(クンジョンジョン)の外観
引用:https://www.instagram.com/yo6317/

景福宮(キョンボックン)の中で一番の見どころともいってもいいのがこの勤政殿です。

景福宮(キョンボックン)の正殿として建てられた勤政殿は、王が臣下の朝礼を受け、公式な国家儀式を行ったりしていました。

多包様式の建物で現存する最大の木造建築物で、現在は国宝にも登録されています。

一度建物の中に入ると、その装飾の綺麗さや古風な雰囲気に一気に引き込まれます。

自分自身もここを訪れた時には、初めて見た韓国の歴史的な雰囲気に圧倒されました。

ただ、注意点としては、景福宮(キョンボックン)に来た人のほとんどが勤政殿を見に来るので、時間によっては人が溢れていてゆっくり見て回ることができないかもしれないので時間帯やツアー客には注意です。

③慶会桜(キョンフェル)

慶会桜(キョンフェル)の外観
引用:https://www.instagram.com/riribell_16/

慶会桜はさきほど紹介した勤政殿と同じく国宝に登録されている建造物です。

使用されていた当時は王や臣下が参席する重要な宴会などで使われていた宴会場です。

慶会桜は景福宮(キョンボックン)内にある池の横に作られているので、そこからの景観はとても綺麗です。

以前使われていた旧1万ウォン札にも描かれているくらい有名な建造物です。

2005年から4月~10月までの間のみ一般公開されるようになりました。

ですが、慶会桜の見学には事前予約が必要です。

平日は3回、休日は4回見学時間が設けられており、1回の見学は40分くらいです。

ネットか電話からすることができます。

自分はその制度があることを知らず、初めて訪れた時は見ることができませんでした。

なので、景福宮(キョンボックン)を訪れる日にちや時間が決まっている方は早めの予約をオススメします。

景福宮(キョンボックン)をもっと楽しむ方法は?

ただ景福宮(キョンボックン)を見て回るだけでも楽しめるのですが、どうせ訪れるならもっと楽しみたいと思うと思います。

なので、景福宮(キョンボックン)をさらに楽しむ方法を教えます!

①韓服を着て訪れると無料で入場

景福宮の前でチマチョゴリ(韓服)を着て集合写真。
引用:https://www.instagram.com/bear_1126/

やはり歴史的な場所に行くので、自分もその世界観に入った感覚で楽しむのもとても良いと思います。

景福宮(キョンボックン)の周りには何店舗も韓国の伝統的な服・チマチョゴリなどをレンタルしてくれるお店があるので、そこでレンタルをして景福宮を訪れてみましょう。

記念写真も思い出に残ること間違いなしです!チマチョゴリはカラフルなのでインスタ映えもするかも!

また、韓服を着て訪れると入場料が無料になるサービスもあるので一石二鳥です!

②無料日本語ガイドツアーを使う

景福宮(キョンボックン)では1日3回(10:00、12:30、14:30)無料の日本語ツアーを実施しています。

このツアーは予約の必要がなく、自分の参加したい時間に中にある案内所の前で待っていれば参加することができます。

自分も実際に景福宮(キョンボックン)に行った時に利用したのですが、かなり詳しい話までしてくれるので、あまり歴史に興味のなかった自分でも楽しむことができました。

ただ、景福宮(キョンボックン)に行く前に少し歴史について調べていけば良かったと少し後悔してしまいました。

なので、皆さんが訪れる時は事前に少し勉強してみてもいいと思います。きっと韓国の歴史が好きと言う方でも知らなかった情報なども聞くことができると思います。なので、この無料ガイドツアーを使わない手はありません!

景福宮(キョンボックン)はなんといっても面積が広いので、一回行っただけでは中々全てを見ることはできないと思います。なので、何度も訪れて韓国の歴史的建造物を生で体感してきましょう!

景福宮(キョンボックン)/ 경복궁
住所:서울특별시 종로구 세종로 사직로 161
営業時間:3~5月・9~10月は9:00~18:00、6~8月は9:00~18:30、11~2月は9:00~17:00
休館日:火曜日
料金:19歳以上/3000ウォン(約300円)、7~18歳/1500ウォン(約150円)、6歳以下/無料
公式サイト:http://www.royalpalace.go.kr/

関連記事

error: コンテンツのコピーは禁止されています。参照元としての利用を希望される場合はお問い合わせよりご連絡ください。