Peach(ピーチ)やティーウェイ、チェジュ航空など、韓国旅行で人気のLCCを比較してみた!
東京から約2時間20分、大阪から1時間40分、福岡からは約1時間20分ほどで着いてしまう韓国(ソウル)。
LCCの登場で1日に何便も飛ぶようになり、より気軽に行けるようになりました。
いまでは日本各地の空港からソウル・プサン (釜山)・チェジュ (済州)・テグ (大邱)・光州に直行便が出発しています。
「安く利用できる」ことで人気のLCCですが、LCC会社はいくつも種類があり、それぞれに特徴があります。
each(ピーチ)やティーウェイ、チェジュ航空など、韓国旅行で人気のLCCを比較してみたので、自分にぴったりのLCCを選んで快適な韓国旅行をしましょう。
そもそもLCCって?
LCCとは(ローコスト・キャリア)の略で「格安航空会社」のことを指します。
一般的な航空会社と比べて、機内サービスを最小限にし、持ち込める荷物は重量による課金方式を採用することでコストを削減し、差別化を図っているのが特徴です。
日本では2012年に最初のLCCとして「ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)」が就航しました。
また同年にはエアアジア・ジャパン(現バニラエア)やジェットスター・ジャパンも就航して大きな話題を呼びましたね。
LCCを選ぶメリットって?
LCCの魅力はとにかく「航空券が安い」ことです。
機内サービスや荷物の重量に制限があるので、一般的な航空会社と比べて不便に感じることも多いですが、 飛行時間も短い韓国ですから、航空券を安く抑えられるのは魅力ですよね。
LCCのここに注意!
荷物の重量
一般的な航空会社だと、だいたい20kgまでは無料で手荷物を預けることができますよね。
しかし、LCCでは基本料金に含まれておらず、運賃タイプにより預ける荷物がすべて有料という制限があるところもあります。
重量オーバーした場合、超過料金を取られてしまうこともあるので、注意が必要です。
また機内持ち込みの荷物にも重量制限を設けているところもあるので、事前によく確認しておきましょう。
機内サービスがないことも
一般的な航空会社では当たり前にある機内サービス(機内食、飲み物、枕や毛布などのレンタルなど)も、LCCではほとんどが有料になります。
短い飛行時間なので、飲食は登場前に済ましておけばいいかと思いますが、枕や毛布などどうしても必要なものは自分で用意する必要があります。
遅延が多い
LCCでは、よくある遅延。
天候の問題などで遅延が生じれば、その後の便も遅延することもあります。
さらに、日をまたいでしまうような大幅遅延もありえるので、乗り継ぎする場合など、遅延の可能性も充分に頭にいれて、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
席が狭い
一度のフライトで一人でも多くの乗客を乗せることで低価格を実現しているLCCでは、一般的な航空会社に比べると席の間隔が非常に狭くなっています。
そのため、LCCでのフライトに慣れていない人は、かなり窮屈に感じることもあります。
キャンセル料
最安値の設定となっている運賃タイプではキャンセル料が100%取られることがあります。
そのため、予約を取り消しても払い戻しには一切応じてもらえません。
ソウル行きLCCの国内就航都市
ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)
羽田空港・関西国際空港・那覇空港
ティーウェイ航空(t-way)
成田空港・札幌空港・中部国際空港(セントレア)・関西国際空港・福岡空港・佐賀空港・熊本空港・大分空港・那覇空港
チェジュ航空(Jeju Air)
札幌空港・成田空港・中部国際空港(セントレア)・関西国際空港・福岡空港・那覇空港
イースター航空(Eastar Jet)
札幌空港・成田空港・茨城空港・関西国際空港・福岡空港・長崎空港・宮崎空港・鹿児島空港・那覇空港
エアプサン(Air Busan)
札幌空港
ジンエアー(Jin Air)エアソウル(Air Seoul)
成田空港・静岡空港・関西国際空港・広島空港・米子空港・山口空港・高松空港・熊本空港・長崎空港
LCCの料金は?
LCCを利用する最大のメリットは、航空券の安さです。
例えば、ある月の羽田空港から仁川国際空港までの「Peach」と「アシアナ航空」の往復航空券を比べると、 アシアナ航空が37,570円なのに対して、Peachはなんと27,950円!
1万円近く安いのでかなり節約できますね!
料金は、時期や空席状況などによって大きく変わります。
そのため、その時のタイミングで最適な航空会社を選ぶようにしましょう。
受託手荷物(機内に預ける荷物)の重さで比べてみよう!
LCC | 容量 |
---|---|
ピーチ |
シンプルピーチ:受託手荷物は付いていない バリューピーチ:20kg × 1個 プライムピーチ:20kg × 2個 |
ティーウェイ航空 | 15kgまで無料 |
チェジュ航空 |
通常料金:受託手荷物は付いていない FLYBAG:15kgまで FLYBAG+:20kgまで |
イースター航空 | 15kgまで無料 |
エアプサン | 15kgまで無料 |
ジンエアー | 15kgまで無料 |
エアソウル | 15kgまで無料 |
各LCCの特徴まとめ
日本でもおなじみ「ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)」
「ピーチ」の愛称で日本でも人気のLCC。
日系LCCなのでほとんどが日本人スタッフで、非常時でも安心して利用することができます。
座席は全席革張りで、座り心地も良く快適に過ごすことができます。
有料の機内サービスもタコ焼きやお好み焼きなど、Peachならではのメニューが楽しめるのも魅力のひとつです。
エンターテイメントが充実「チェジュ航空(Jeju Air)」
人気韓国スターをイメージキャラクターに採用していることでも有名なチェジュ航空。
チェジュ航空ではフライト中にゲームやマジック、バルーンアートなど、乗務員によるエンターテインメントが楽しめるサービスが最大の魅力です。
韓国での満足度No.1「ティーウェイ航空(t-way)」
ティーウェイ航空は事前にオンラインの座席指定ができず、早く空港に到着した乗客から席が選べるシステムが特徴的なLCCです。
マスコットキャラクターであるブートくんで親しまれていて、機内販売も充実してます。
また機内でお水は無料で提供してくれます。
スケジュールが組みやすい「イースター航空(Eastar Jet)」
成田や関空の他にも鹿児島や宮崎などの都市からもソウル(仁川)へ運航しているイースター航空。
イースター航空の魅力は成田からの便が1日2~3便も就航していることです。
充実のサービスが魅力「エアプサン(Air Busan)」
エアプサンの最大の特徴はLCCなのに機内食を無料で提供しています。
また座席も広く、日本語が堪能なCAが多いので初めて韓国旅行をする方におすすめのLCCです。
受託手荷物15kg無料「ジンエアー(Jin Air)」
ジンエアーは個数制限があるものの、全ての運賃クラスから受託手荷物15kg。
またLCCなのに無料で軽食が出るのも嬉しいですね!
スマホの充電もできる「エアソウル(Air Seoul)」
アシアナ航空の子会社であるエアソウル。
静岡や富山など、地方航空からも路線があるのも魅力です!
座席も可動式ヘッドリストやUSBポートも無料でついていてスマホの充電もできるんです!
お気に入りのLCCを見つけましょう!
いかがでしたでしょうか?
何かと制限の多いLCCも各社によっていろんなメリットがあるので自分にぴったりのLCCを見つけて、お得に快適な韓国旅行を楽しんでくださいね!