【韓国のかき氷ピンス】意外と知らない韓国のかき氷、ピンス特集‼︎2021年流行中の糸ピンスも♡
【韓国のかき氷ピンス】意外と知らない韓国のかき氷、ピンス特集!2021年流行中の糸ピンスも♡
韓国の夏といえばピンス!
猛暑日が続く中、日本でも人気ピンス店には連日行列ができているようです。
ピンスといえば、韓国のかき氷。
というのは知っている人が多いですが、日本のかき氷とどう違うのか?正しい食べ方って?
改めて聞かれると案外知らないことも多いピンス。
さらに、最近進化系ピンスも登場しているとか。
今回の記事では、夏のアイコン「ピンス」を特集します!
【韓国のかき氷ピンス】改めてピンスって何?正しい食べ方は?
「빙수と(ピンス)」とは、漢字で「氷水」と書きます。
韓国の夏の定番スイーツである、 韓国のかき氷。
韓国でピンスを頼んだことがある人は経験したことがある人もいるかもしれませんが、大きなお皿にこれでもかというくらい小豆や果物がトッピングされたビジュアルが大きな特徴です。
日本では、かき氷を1人1つずつ頼んで食べることが多いですが、 韓国のピンスは1つが2人〜3人前を想定して作られています。
そのため、2人で行ったらピンスを1つ選んでそれを一緒につつきながら食べるのが韓国スタイル。
1つしか頼んでいなくても、スッカラ(韓国のスプーン)を人数分出してくれますよ!
韓国ではピビンパをはじめ、「かき混ぜて食べる」食べ物が多いですよね。
なんとこのピンスも 本来は、かき混ぜて食べるものなんです!
果物やアイスが高く盛られた美しいピンス・・ぐちゃぐちゃにかき混ぜてしまうなんてなんとも気が引けてしまいますよね。
ただ韓国では、ピンスは混ぜれば混ぜるほど美味しくなると言われています。
とは言っても現在かき混ぜて食べる人は韓国でも少なくなってきており、年配の方が多いようです。
テーブルを見渡しても、若い韓国女子たちはそのまま崩さずに食べていることが多いです。
最初の方は、そのまま食べて味変で途中でかき混ぜてみるのも新しい発見があるかもしれません。
フルーツやアイスクリームなど色々な素材が氷と絡んでまた違う味わいになりますよ!
昔のピンスは日本のかき氷に似ていた⁉︎ ピンスの歴史
韓国のピンスは朝鮮時代から始まったと言われています。
当初のピンスは、日本のかき氷と近いもので、氷庫で保存された 氷を削ってはちみつをはじめとした甘いシロップや小豆を乗せて食べるシンプルなものでした。
しかし、朝鮮戦争後にアメリカから練乳、チョコレートなどが大量に国内へ流入したことをきっかけに今私たちが見かける盛り盛りでふわふわ牛乳氷のピンスが作られるようになりました。
それと相まって韓国のカフェの数もどんどん増えたため、ピンスチェーン店はもちろん、個人店が提供する変わり種のピンスなど種類は無限です。
日本でもだいぶかき氷を提供するカフェが多くなってきましたが、これまではお祭りの時に食べたり、家庭で簡易のかき氷機を使用して作って食べたりしたことがある人も少なくないはず。
しかし、韓国では家でピンスを食べることはほとんどなく、 外出してカフェなどで食べるのが一般的です。
無限にあるピンスの種類
夏はもちろん、ピンスは韓国で一日中人気のあるスイーツとして親しまれています。
ピンスの種類は定番のものから始まり、期間限定のものまで本当に無限にあります。
春の終わりになると、韓国では「今年流行のピンスは何⁉︎」のような特集が組まれるほどの注目ぶり。
そんなバラエティー豊かなピンスの種類をいくつかご紹介します!
あなたはいくつ食べたことがありますか?
팥빙수(パッピンス)
韓国で最も定番で昔から楽しまれているのが、 「팥빙수(パッピンス)」です!
「팥(パッ)」は日本語で小豆のことをさします。そのため、このパッピンスは小豆の載ったピンスのこと。
韓国人の友人によると、 小豆が載ったピンスは下の氷やシロップが何味であってもパッピンスと呼ぶそうです!
小豆が載っていないピンスのことは「上に載っている素材の名前+ピンス」と呼ぶそう。
また、パッピンスの中にも 「옛날팥빙수(イェンナルパッピンス)」と呼ばれるものがあります。
「옛날(イェンナル)」とは、日本語で昔という意味。その名前の通り昔ながらのパッピンスのことを指します。
イェンナルパッピンスの定番トッピングは、小豆とバニラアイスとお餅です。お店によっては、餡やきな粉、缶詰のフルーツが載っているところもありますよ!
과일빙수(クァイルピンス)
パッピンスと同じくらい今定番になっているのが、 과일빙수(クァイルピンス)」です!
「과일(クァイル)」とは日本語で果実のこと。
牛乳や練乳氷を使用するピンスと特に相性ぴったりの果物。
イチゴやマンゴーをはじめとして、載せられている果物は実に様々です!
季節によって旬のフルーツのピンスが販売されていることが多く、春先になるとストロベリーフェアを開催するお店もありますよ。
その他のピンス
ピンスは本当に種類が多く、小豆やフルーツ以外にも色々なものが載っています。
チョコレートやミルクティーなどはよくあるお味。甘すぎず、食べやすいほろ苦さになっているお店が多く美味しいですよ!
個人店では、野菜とコラボしたピンスを提供するお店も!
とうもろこしのピンスやカボチャのピンスなど、日本では無い組み合わせのオリジナルスイーツは一度チャレンジしてみたいですよね。
韓国のピンス有名チェーン店 2ブランド
ここで、ピンスの人気チェーン店をご紹介します!
ソルビン(雪氷)
最近まで日本にもあって人気を博していた大定番の 「ソルビン(雪氷)」は韓国内でも最も店舗数が多い有名チェーン店です。
元々は釜山発だという事実はあまり知らない人も多いかもしれません。
口に入れた瞬間雪のようにすっと溶ける ふわふわのミルク氷が大人気で、韓国のピンスブームの立役者です!
オープン当初は、 「インジョルミピンス」と呼ばれるきな粉のたっぷりのったピンスが大人気でしたが最近は、メロンを丸々使ったピンスやイチゴたっぷりのピンスなど、フルーツピンスでも有名です。
季節限定のピンスなども販売しているので何度も通いたくなります!
Meal Top
もう一つの有名チェーン店が 「Meal Top」です!
Meal Topは、韓国で初めてピンスを看板商品に掲げたカフェとして誕生しました。
さらに Meal Topのピンスは1人用。
1人で韓国へ行った際にも気軽に入ることができるお店です。
看板商品はミルクピンス!
別添えで、店内で炊いた自家製小豆がお餅と一緒に提供され、それをかけていただきます!
最近、小豆がなくなったらお替りも可能になったそうです!
こちらも自家製の練乳氷と豆本来の美味しさが感じられる小豆を一緒に食べると、虜になること間違いなしです♡
2021年夏注目の新生ピンス「糸ピンス」
2021年日本でも話題になっているのが 「실타래빙수(シルタレピンス)」!日本語で「糸ピンス」と呼ばれる新生ピンスです。
従来のピンスとは異なり、 細さ1ミリ以下の糸状の氷が重なっているのが大きな特徴。
スッカラではなく、ナイフとフォークで切りながら食べるというのも新しく、日本でも提供するお店がじわじわ増えてきています!
氷自体にフルーツやチョコレートなど、味がついているのでトッピングはシンプル。
ピンスの横にフルーツやタピオカ、チョコレートなどが添えられているので、一緒に食べるのも美味しいです。
口の中に入れるとホロホロと溶ける新感覚ピンス。絶対2021年食べたいスイーツです♡
【まとめ】意外と知らない韓国のかき氷、ピンス特集‼︎2021年流行中の糸ピンスも♡
今回は、韓国スイーツの夏の代名詞、ピンス を特集しました!
ピンスの種類は年々増えるばかり。
パッピンスやクァイルピンス(果物のピンス)を始め、野菜や黒胡麻ピンス など変わり種だけれど美味しそうなものもたくさん!
進化系ピンス、糸ピンスも登場してきました。
日本では2021年も猛暑日が続いています。
今年の夏は韓国のかき氷、ピンスで涼を感じるのも良いかもしれませんね!