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韓国グルメ

日本に続け!韓国は只今、食パンブームの真っ最中!

MODULY 編集部

 

日本に続け!韓国は只今、食パンブームの真っ最中


日本で今ブームとなっている「高級食パン」や「生食パン」ですが、人気店だと開店前から長い行列に並ぶのを覚悟しなければなりません。
実は日本ほど大行列・・・というわけではありませんが、韓国でも今、食パンブームが来ているんです!
辛い料理が多いせいか甘めのパンを好む人が多い韓国では、これまで食パンといえばかなり地味な存在でした。 そんな韓国の人をうならせるような食パンとは一体どんなものなのでしょうか?

韓国で見かけるちょっと変わった食パンたち

ほとんどのパン屋さんに並んでいるとうもろこしの食パン


韓国の有名な2大パンチェーン店といえば「Paris Baguette(パリバゲット)」と「TOUS les JOURS(トゥレジュール)」です。 2つのお店の食パンコーナーには何種類かの食パンが並んでいますが、その中にちょっと黄色い色の食パンが売られています。
これはオクスス食パン(とうもろこしの食パン)といって、韓国ではとてもポピュラーな食パンなんですよ!
ふわふわパンにコーンの粒が見えますね。
そのまま食べるとふんわりコーンの風味がしてとっても優しい味。
トーストするととっても香ばしくなります♪

このチェーン店以外のお店でも普通に売られていますので、もし見つけたらチェックしてみてくださいネ!

「スチーム食パン」も登場!


食パンの一般的な食べ方といえば、トーストにしたりサンドイッチにしたりそのままジャムなどを塗って食べる・・・くらいしか思い浮かびませんが、韓国のベーカリーカフェの中には蒸籠や蒸し器を使って食パンを蒸して食べる「スチーム食パン」なるものが登場して若い女子たちを中心に人気となっています。
ただ電子レンジでチンするだけでなく、蒸すことによって芯までふっくら!モチモチ感がさらにアップします。
フワフワなのに粘り気のあるパンに大変身するんですよ~!
このスチーム食パンには、「あんバター」が付いてくるのが定番になっています。


スチーム食パンを食べれるお店の中でも特に有名なお店がソウル・益善洞(イクソンドン)にある「ミルトースト」。 平日でも行列必死の人気店です。

いろんな味のミニ食パン?!


韓国の街を歩いていて最近よく見かけるのが、こんなミニ食パンの専門店です。
色々な味があって興味をそそられますが、一般的なベーカリーに比べて値段が安い・・・ということは美味しくないのでは?!と思ってしまいますよね?
でもそんな心配はありません。 並んでいるのは焼きたてのパンばかりなので、どれもふわふわなんです!
焼かなくてもそのまま食べれる気軽さがウケて、只今ミニ食パン専門店が爆発的に増えている真っ最中なんです。

あ!ここにもとうもろこし食パンがありますね!
下の写真の右下がとうもろこし食パンです。

【孔徳駅】有名店から独立したパティシエが作る絶品デニッシュ食パン「ファン・インサン ブレッド」


地下鉄5、6号線、空港鉄道、京義中央線の4つの路線が乗り入れる孔徳駅。
6番出口を出てすぐのところにある「ファン・インサン ブレッド」は、デニッシュ食パンの美味しいお店として地元の人たちに絶大な支持を受けているベーカリーです。

ファン・インサンとはオーナーパティシエさんの名前で、もともとはソウル二村洞(イチョンドン)にある京都マーブルというお店にいらっしゃったのですが、そこから独立してこちらのお店を立ち上げたのだそう。
オーナーがいた京都マーブルというお店は、韓国の人気番組「生活の達人」で紹介されるやいなや人気が爆発!
午前中にお店を訪問してもパンが買えないという状態が数年間続きました。
週末には朝6時から整理券を配っていたほどなんですよ~!


そんな超人気店の味をそのまま引き継ぎながらも、早朝から並ばずに買うことができるのが「ファン・インサン ブレッド」。
京都マーブル同様、デニッシュ食パン以外のパンは売っていないというこだわりのお店です。
製造工程がまる見えのパン店というのも新しい発想ですね。

実はファン・インサンパティシエは、京都祇園にある元祖デニッシュ食パンのお店ボロニヤで修業した実績があるんです。 つまり、こちらのお店のデニッシュ食パン=ボロニヤの食パンといっても過言ではないということ。

64層に重なった生地が美味しさの証!
とっても柔らかくて、バターの風味がしっかりと感じられます♪
この美味しさにハマって、毎日のように買いに来るお客さんも多いんですって!
高級感がある箱に入れてくれるので、ソウルマダムたちの手土産としても人気があるんですよ。

ァン・インサン ブレッド/황인상브레드

住所 ソウル特別市 麻浦区 白凡路199 104号
電話番号 02-702-4312
営業時間 火~土8:00~21:00、日8:00~20:00/月曜休

【孔徳駅】生食専用の最高級食パン「匠や(TAKUMIYA)」


次にご紹介するお店「匠(TAKUMI)」があるのも 孔徳駅 周辺なんです。
じつはこのあたり、最近新しいマンションが立って周辺に住む人口も増えたためベーカリーの激戦区となっているんです。
孔徳駅1 番出口から200mほど進んだ場所にある「匠や(TAKUMIYA)」は、2018年にオープンしたこだわりの食パン専門店。
一等級の小麦粉をお店独自にブレンドし、コネや温度管理にもこだわった最高級食パンは耳までやわらか♪



匠やのパンは生食用、つまりトーストするのではなく、そのままちぎって食べるのが1番美味しいんです。

まるで絹のように細やかなパン生地!確かに、これは今まで韓国では見たことのない食パンです。
パンの濃厚で甘みのある風味がふわっとお口の中に広がります。
とってもコクがあって美味しい!まさか韓国でこのクォリティに出逢えるとは思っていませんでした。


一応、トーストにもしてみましたが、やはりお店がオススメする通りそのまま食べる方が美味しいようです(笑)

や(TAKUMIYA)/타쿠미야

住所 ソウル特別市 麻浦区 白凡路152  孔徳Park Xi 102棟 1階 6号
電話番号 02-713-5536
営業時間 11:00~20:00

【弘大】独自に進化した韓国風食パンのお店「江南(カンナム)食パン」


「ファン・インサン ブレッド」や「匠や」が日本式の食パンなのに対し、こちら「江南(カンナム)食パン」は韓国式の食パンスタイルと言えると思います。
お店にはこのようなミニ食パンがズラリと並んでいて、チョコや栗、ブルーベリーにチーズなどどれにしようか悩んでしまうほど種類がたくさん!


サイズも食べやすく、バターなどを塗らなくても最初から味がついているので、若い世代の人や子供も楽しめる食パンになっています。
カットしないでそのまま手で割って食べるのが韓国流!
ここ2~3年でこのような食パンを販売するお店が激増、高級食パンに比べて価格も良心的なことから学生たちの間食としても定番となりつつあるんです。
チョコ食パン。

こちらはバジル&チーズ。 甘いのが苦手な人にオススメ!

ソウルに来てパンが高めだなと感じていた人も、こちら江南食パン弘大店なら食パンが一律2,900ウォンとお得に買うことができますよ!

南(カンナム)食パン/강남식빵 홍대점

住所 ソウル特別市 麻浦区 弘益路10  西橋プルジオテナントB105号
電話番号 070-4122-3332
営業時間 10:30~23:00

【聖水洞】でもやっぱりトースト派!という人にオススメのベーカリー「Meal°(ミルド)」


最後にご紹介するのは、地下鉄2号線トゥクソム駅から徒歩5分ほどのところにあるベーカリー「Meal°(ミルド)」です。
とっても小さなお店で、お店の中にはお客さんが3人も入ればいっぱいになってしまうほど。
だからいつもお店の外には行列が出来ているのですが、不思議なことに1日中その行列が途切れることがありません。
カウンターのすぐ後ろでパンを作っていて、店舗というよりは直売所と呼んだ方がいいかも。
種類は多くありませんが、食パンの他にもスイーツ系のパンも売られています。


お店はこんな感じですが、パンは絶品!
しっとりモチモチの食パンは焼いて食べると美味しさはさらに倍増!外はサクサク、中もっちりの究極に美味しい完璧な食パンとなります。


その美味しさはクチコミやSNSで広がり、現在ソウル市内に11店舗が展開していますが、フランチャイズではなく直営店のため、どのお店でも本店と同じ美味しさの食パンを味わうことができるんです。
外国人観光客だと食パンを買う機会がなかなかありませんが、益善洞(イクソンドン)や新龍山(シンヨンサン)にはカフェ形式の店舗もありますので、是非そちらで美味しい「Meal°(ミルド)」のパンを味わってみてください。

Meal°(ミルド)本店/밀도 본점

住所
ソウル特別市 城東区 往十里路96
電話番号
02-497-5050
営業時間
11:00~19:00/月曜休

Meal°(ミルド) 益善洞店/밀도 익선동점


住所 ソウル特別市 鍾路区 三一大路28ギル22
電話番号 02-3675-5050
営業時間 11:00~22:00

café Aalto by Meal°(カフェアールトbyミルド)/카페알토 바이 밀도

新龍山にある Meal°(ミルド)のベーカリーカフェはコチラをご覧ください!
https://kvillage.jp/cafe/21163

まとめ

以前、韓国でベーカリーショップを経営している日本人の方にお話を聞く機会があったのですが、その時は小麦粉が原因でもっちりとした美味しいパンが出来ないとおっしゃっていました。
それから5年ほど経ち小麦粉の質も製パン技術も格段に上がった今では、心から美味しいと思えるパンに簡単に出逢えるようになったのです。
あとは国内産バターの製造が進んでもう少しコストが抑えられるようになれば、韓国でももっとパン食の文化が広がるのではないでしょうか。
年々美味しくなってきている韓国のベーカリーにこれからも注目です!


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