韓国ドラマ『王になった男』のあらすじや見どころ、キャストをご紹介!
韓国ドラマ『王になった男』のあらすじや見どころ、キャストをご紹介!
韓国放送時に、高視聴率を取り人気を博した韓国ドラマ『王になった男』。
日本でも2022年にはNetflixで解禁!手軽に視聴ができるようになりました。
主演は今をときめく若手のホープである俳優ヨ・ジング。
そしてヒロインには同じく実力派の若手女優イ・セヨンが務めます。
今回はそんな韓国ドラマ『王になった男』のあらすじや見どころなど詳しくご紹介していきます♪
韓国ドラマ『王になった男』とは!?あらすじと概要
韓国ドラマ『王になった男』の基本情報
2012年、イ・ビョンホン主演の映画『王になった男』をリメイクしたドラマ作品です。
頻繁に起きた変乱と、王位をめぐる権力争いの世であった、朝鮮王朝中期が舞台です。
主演はヨ・ジングとイ・セヨン。
主人公が2人とも、子役出身俳優ということでも注目を集めました。
放送時には、視聴率も徐々に上がり最終回では12.8%を誇り、tvN歴代ドラマ2位という高評価を得ました。
日本では民放やBS放送をはじめ、2022年1月にはNetflixでも配信が開始されました。
原題・韓国語表記 | 왕이 된 남자 |
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放送局 | 韓国 tvN局 |
放送期間 | 2019年1月7日~3月4日 |
脚本 | キム・ヒウォン/ミョン・ヒョヌ |
演出 | キム・ソンドク/シン・ハウン |
韓国ドラマ『王になった男』のあらすじ
時は朝鮮王朝時代。
道化師のハソン(ヨ・ジング)は妹ダルレとともに、旅回りの一座として地方を巡業していました。
ある時地方の屋敷で、トラブルに巻き込まれ追い出されてしまいます。
それが原因で、ハソンと妹は街にはいられなくなり漢陽の都へと向かうことに。
いっぽう国王であるイ・ホン(ヨ・ジング)は、権力争いで刺客に命を狙われるなど、毎日精神的に追い詰められる日々を送っていました。
弟の命を奪ってまで王になったイ・ホンは、薬のせいで幻覚まで見るように。
壊れていく王を見かねた側近イ・ギュ(キム・サンギョン)は、街で王とそっくりの道化師のハソンを見つけ、王宮に連れてくるのでした。
その目的は王の影武者を務めさせること。
「お金のために少しの間なら影武者をしてもいい」と思っていたハソンでしたが、次第に自分が朝鮮を変えて良いものにしていきたいという願望が生まれだします。
そして王に対して冷え切った気持ちだった、王妃のソウン(イ・セヨン)はそんなハソンに惹かれ始めるのですが……。
韓国ドラマ『王になった男』の登場人物とキャスト
ハソン(演:ヨ・ジング)
幼い時に両親を亡くし、唯一の肉親である妹ダルレとともに旅回り一座の一員として育ったハソン。
全国各地を放浪しながら、物真似の天才道化師として風刺劇を演じるなどし活躍していましたが、分け合って瓜二つの王様の影武者に……。
そんな「王になった男」ハソンを演じるのは、近年メキメキと頭角を表す実力派俳優、ヨ・ジングです。
今作では、王イ・ホンとハソンの一人二役をこなします。
ヨ・ジングは、ハソンの素直さや情熱さ、そして王イ・ホンの苦悩や壊れていく心の様子を見事に演じています。
代表作に韓国ドラマ『オレンジマーマレード』、『ホテル・デルーナ~月明かりの恋人~』、『モンスター』、『サークル~繋がった二つの世界~』など。
イ・ホン(演:ヨ・ジング)
ヨ・ジングが演じるもう1人は、朝鮮王時代の王、イ・ホン。
先代王であった父親に疎まれ、母親は生まれると同時に亡くなり、親の愛を知らずに生きる悲劇の王。
ソウンを正室に迎えたものの、異母弟を人間不信から殺害してからは心身ともに病み、徐々に精神が壊れていってしまいます。
道化師のハソンとは全く違う性格のイ・ホンを演じるヨ・ジングの演技にも注目です。
ユ・ソウン(演:イ・セユン)
朝鮮王朝の正室となる王妃ソウン。
ソウンは、朝鮮の民を思う心が優しく美しい女性です。
薬に溺れ、精神が壊れていってしまったイ・ホンと距離を置いています。
しかし東宮時代に見た本当のイ・ホンの優しい姿も知っています。
それもあって影武者となったハソンに当時のイ・ホンの温かさを見て、再び惹かれていくのでした…。
優しき朝鮮の王妃ソウンを、韓国の演技派女優イ・セヨンが可憐にそして美しく演じています。
代表作に、韓国ドラマ『最高の一発~時空を超えて~』、『花遊記』、『メモリスト』など。
イ・ギュ(演:キム・サンギュン)
王の命令の伝達や報告に仕えるトスンジ(都承旨)であるイ・ギュ。
優秀であり冷徹な性格と計算高い性格です。
しかし本心には、全ての民が平等に暮らせる国づくりを夢見ているという、温かな心を持っています。
ただし国を守るためなら、それゆえに犠牲もいとわないところも……。
そんな王の側近イ・ギュをベテラン韓国俳優のキム・サンギュンが、感性豊かに演じています。
韓国ドラマの代表作は、『家族なのにどうして~僕らの恋日記~』、『ラケット少年団』、『ファイティンガール!~Miss Lee~』、『ホワイトクリスマス』など。
韓国ドラマ『王になった男』の見どころは!?
朝鮮王朝の実在の王がモデルに!
物語自体はフィクションのドラマですが、王は実在の王様がモデルなんだそうです。
そのモデルの人物とは、韓国ドラマ『王の顔』(ソ・イングク主演)でもモデルとなった「朝鮮第15代王 光海君(クァンヘグン)」。
光海君は、日本でいうところの豊臣秀吉や織田信長の時代の頃の王様です。
権力争いで兄弟の命を奪ってしまい「暴君」と恐れられた面もあります。
しかし王として、のちに多くの功績を残した歴史上でも偉大な王として評価されている人物です。
平民も平等に暮らせるような法律を作ったりと、その後の人々がよく暮らせるように力を注いだと言われています。
ドラマの中でもイ・ホンは弟を権力争いの中殺してしまいますし、またハソンが王になってからは、国や民のために王として動き出すところなど共通点が多く見られます。
フィクションといえど細かな部分は、史実をもとに作られているので、そういったところも注目してみてくださいね。
ヨ・ジングの一人二役の演じ分けがすごい!
キャスト紹介で先述したように、主演のヨ・ジングは王イ・ホンと道化師ハソンの二役をこなしています。
王としての貫禄のある姿と、残酷でひややかな顔を持つイ・ホン。
そして陽気で明るく情熱的性格のハソン。
境遇も性格も全く違う2人なんですが、顔は全く同じ。
そしてヨ・ジングが演じていると分かっていても、まるで別人なので不思議な感覚になることでしょう。
話し方も仕草も本当に違うので驚かされます!
演技のうまさがなせる技なのでしょうか、素晴らしい演じ分けを披露しています。
チャン・ヒョクのカメオ出演
また、イ・ホンの父親である先代王には、俳優チャン・ヒョクがカメオ出演(特別出演)しています。
なんと4分だけの登場ですが、物語をより重厚に深く引き立たせた出演となっています。
ヨ・ジングは子役時代に、チャン・ヒョクの子ども時代を最も多く演じた俳優としても有名です。
チャン・ヒョクは今作で友人である監督と、ヨ・ジング主演という2つの理由でカメオ出演を決めたそうですよ♪
《まとめ》韓国ドラマ『王になった男』のあらすじや見どころ、キャストをご紹介!
今回は韓国ドラマ『王になった男』を詳しくご紹介していきました。
登場人物・キャストをはじめ、ドラマの見どころやあらすじもわかりやすく解説しました。
ドラマ自体は16話というミニシリーズですが、内容は権力争いあり、恋愛のときめきもあり、華麗なアクションシーンもありと見応え満載の作品に仕上がっています。
ぜひじっくりとご覧になってみてくださいね。