G-1JHRHQCPLD 日本にも進出!韓国版アマゾン「coupang(クーパン)」ってどんなサービス?|韓国情報メディアK Village MODULY Web(モドゥリーウェブ)

日本にも進出!韓国版アマゾン「coupang(クーパン)」ってどんなサービス?

MODULY 編集部

日本にも進出!韓国版アマゾン「coupang(クーパン)」ってどんなサービス?

画像引用元:coupang公式HP

韓国発のeコマース企業「coupang(クーパン)」ってご存知ですか?

実は、日本でも使われているアマゾンや楽天のような、モール型ECを提供する企業なんです。

夕方に注文すると次の日に荷物が配達してもらえる「ロケット配送」と呼ばれる仕組みを導入するなど急成長を続けるサービス!

実は2021年、日本にも進出しているクーパン。

この記事では、「韓国版アマゾン」と呼ばれる「クーパン」とは一体どのようなサービスなのかをご紹介します!

韓国版アマゾン「coupang(クーパン)」って何?

先日私がソウルに行った際、あちこちで見かけた「coupang」の文字。

時には箱のようなものが家の前に置いてあったり、運搬用のトラックにロゴがついていたり……。

「coupang」って一体何なんだ⁉︎

そう思って、韓国在住の友人たちに聞いてみると「coupang(クーパン)は韓国版アマゾンみたいなもの」、「coupang 없으면 못 살아!!(coupangが無かったら生きていけない!)」と言います。

帰国後に調べてみると、クーパンとは、2010年に設立された韓国発のEコマース企業。

アプリやWebサイトを通じて食料品、家電、日用品、家具・インテリアからレストランの注文や配達、旅行予約まで、「できないことはないのでは!?」と思うほど幅広いサービスを提供しています。

韓国のECサイトといえば、アメリカイーベイ傘下の「G-market」や「T-mon」などが有名ですが、なかでもクーパンは、「最安価格」を掲げているのが特徴です。

調査会社ユーロモニター・インターナショナルのデータによると、韓国のEC市場規模は2018年時点では500億ドルでしたが、25年にはおよそ1020億ドルと倍以上に達するといわれています。

アメリカ、中国に次いで世界第3位のEC市場規模を持つ韓国で、近年急成長しているクーパンの特徴的なサービスとは一体どのようなものなのでしょうか。

「coupang(クーパン)」の「Rocket Delivery(ロケット配送)」

クーパンが提供するサービスの中でも、2014年に開始された「Rocket Delivery(ロケット配送)」と呼ばれるものが大きな特徴。

注文から24時間以内に配達する独自の配送サービスで、オンラインショッピングの待ち時間を減らすことを重視した戦略だそう。

さらに「Dawn」と呼ばれるオプションサービスをつけると、夜23時59分までの注文で翌朝7時までに自宅へ配送してくれるというものまで登場しています(!)

夜遅くに急に何かが必要になった時にも、次の日の朝には手に入るのでとても助かりますよね。

せっかくスーパーに買い物に行ったのに買い忘れてしまった……!なんていう時にも重宝しそうです。

「coupang(クーパン)」の「Rocket Wow(ロケットワウ)」

画像引用元:coupang公式HP

さらに2019年から開始された定額の会員制プログラム「Rocket Wow」というサービスも。

通常クーパンでは、19,800ウォン(およそ1980円)以上の購入で送料無料になります。

一方「Rocket Wow」の会員になれば、最低利用金額なしで送料が無制限に無料になるお得なサービス!

驚くことに、「Rocket Wow」の会員数はアクティブユーザーのほぼ半分にものぼるそうです。

今日の晩御飯、急に時計の電池が切れてしまって電池が欲しい、そんな細々とした買い物は意外と多いもの。

そういう時にも送料0円で、しかも超高速で届けてもらえるなんて、人気が出るはずです。

「coupang(クーパン)」韓国版と日本版の違いは?

画像引用元:Google play

私は知らなかったのですが、実はクーパンは2021年6月、日本にも進出しています。

アプリは2023年2月時点で10万ダウンロードを突破。今年2023年以降さらにユーザーが増えていくかもしれません。

ここでご紹介したいのが、2023年2月時点での、韓国版と日本版のクーパンの違い。

韓国のクーパンはアプリでもWebサイトからでも注文できますが、日本のクーパンは、スマホやタブレットのアプリからの注文が基本です。

画像引用元:coupang公式HP

さらに、韓国版クーパンでは、日常に関わる様々な商品を購入できる一方、日本のクーパンは一部日用品は扱っているものの食料品のデリバリーサービスが主軸。

いわゆるUber Eatsや出前館と似たサービスで、約30種類のカテゴリー、およそ2000点の商品から購入できます。

そしてさらに大事なポイントは、2022年12月時点では配達可能エリアが限られており、ほとんど東京都内しか網羅されていない状況です。

それでもペットボトルの水などの食料品がスーパーに売っているのとほとんど変わらない値段で買えるので、既存のデリバリーサービスよりお得だという点は日本でも同じです。

まだクーパンが日本にやってきておよそ2年半。

これから日本でどのくらいクーパンのサービスが拡大していくのかが注目です。

【まとめ】日本にも進出!韓国版アマゾン「coupang(クーパン)」ってどんなサービス?


今回の記事では、韓国発のEC「coupang (クーパン)」とは一体どのようなサービスなのかについてご紹介しました。

私が韓国に行けなかった約3年間で、やけに街中に増えた「coupang」の文字。

安くて、とにかく早く届けてくれることが、ユーザーのニーズに刺さってサービスが急成長したのですね。

日本にも進出したクーパンが、今後どのように日本市場で拡大していくのかが楽しみです。

日本版クーパンでは、東京のコリアンタウン・新大久保まで行かなければ手に入らないような珍しい韓国食材などが購入できることでも密かに話題になっています。

東京都内にお住まいの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

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