韓国で2023年2月開催のおススメ美術展&展示会をご紹介します!
2月のおススメ美術展&展覧会をご紹介!
皆さんは韓国で美術展や展覧会を楽しんだことはありますか?
実は韓国では、日本では見ることができないような多彩な美術展や展示会が開催されているんです!
そこで今回は、2月に開催されているおススメの美術展&展覧会を紹介していきたいと思います。
それでは、早速見ていきましょう♪
LOGOUT展示会
展示期間 | 2021.12.21~2023.03.01 |
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場所 | 뚝섬미술관・トゥクソム美術館 (2号線トゥクソム駅3番出口からすぐ) |
展示時間 | 平日 11:00~19:00(入場締切18:00) 週末及び祝日 10:00~20:00(入場締切19:00) |
LOGOUTとは、「コンピューターの利用を終了したり、コンピューターネットワークとの接続を切ったりすること」を意味します。
LOGOUT展はその名のごとく、厳しく辛い現実を耐え抜いている我々に休息をプレゼントしてくれる企画展です。
つまり、現実からのLOGOUTってことですね。
数多くの情報と媒体に囲まれて生きる現代人は、視覚媒体に視線を奪われて生きています。
そんな忙しい日常の中で、季節の変化に対する感覚を失ってしまい、私たちはふと「もう?」という問いに追われるように、季節変化に気付いたりもします。
このLOGOUT展では、空間ごとに私たちの感覚を呼び覚ましてくれる四季(春・夏・秋・冬)が詰まっています。
四季がもたらしてくれる、また違った意味と共に、心理的事由と感覚を感じることができる展示会です。
展示会を実際に観賞した人は、「現実からLOGOUTできた」や「ヒーリングになった」と感じているよう。
日常に疲れを感じている人や、少し休息が必要だと感じている人を優しく包み込んでくれるような展示会なんですね。
SNS映えしそうな写真スポットもたくさんあるようですよ~!
Mickey Mouse Now and Future
展示期間 | 2022.12.10~2023.04.09(毎週月曜は休館) |
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場所 | 芸術の殿堂 ハンガラム美術館1階 |
展示時間 | 10:00~19:00(入場締切 18:10) |
ディズニー好きには、たまらない展示会です。
ミッキーマウスの世代別変遷史・全世界のアーティストとのコラボで誕生したコラボレーション作品・メディア・フォトゾーンなど多彩な見どころが満載!
ちなみに、Mickey Mouse Now and Futureは4つのセクションに分かれています。
Section1.Wonderful Mickey Mouse
100年近くの間、代表的な大衆文化のアイコンとして定着してきたミッキーマウスの歴史をたどることができる空間。
世界中から愛されるキャラクター「ミッキーマウス」の誕生とビハインドストーリー、世界的なスターになるまでの過程と輝かしいアニメーションの歴史を盛り込んでいます。
Section2.Mickey Mouse Now and Future
今回の展示会のメインコンセプト!
日本の世界的ギャラリーNANZUKAが企画したセクションです。
ミッキーマウスを愛する世界各地のアーティストたちが集まり、ミッキーマウスの現在と未来を表現した作品を展示しています。
世界的ギャラリーのNANZUKAが注目するアーティストを知ることができる機会でもあり、どんな作品が並んでいるのか気になりますね。
Section3.Experience
ミッキーマウスを「経験」できる感覚的で幻想的な空間。
ミッキーマウスをテーマにした魔法のようなフォトゾーンと体験空間で構成されています。
Section4.Inspiration
ディズニー公式ライセンスを受けて製作された多彩なエディションで構成されています。
今回の展示会に参加したアーティストたちが製作した限定版スペシャルエディションもありますよ~。
GUSTAV KLIMT Gold in Motion
展示期間 | 2022.05.27~2023.03.05 |
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場所 | ウォーカーヒルホテル地下1階 光のシアター |
展示時間 | 月~木/日曜 10:00~20:00(入場締切 19:00) 金/土曜 10:00~21:00(入場締切 20:00) |
光を利用したメディアアートの展示会。
3,400㎡(約1000坪)規模の広い空間を色とりどりのメディアアートで埋め尽くしています。
なんだか自分自身も作品の一部になったような感覚に!!
展示のテーマは大きく2つで、グスタフ・クリムト(30分間)とイブ・クライン(10分間)。
グスタフ・クリムトの展示は、ウィーンの新古典主義からクリムトの初期作品、そして黄金期まで6つのテーマで構成されています。
すでに有名なグスタフ・クリムトの作品ですが、壮大な展示館を埋め尽くした作品が伝える響きの深さはこれまでの展示とは一味違うこと間違いなし。
曲面と直線など多様な投影面、そして鏡で空間を極大化したミラールームなどは観覧者の視点によって異なる感想を与えてくれると思います。
入場料は大人29,000ウォンと少しお高めですが、絵の世界の中に飛び込んだような特別な体験を味わいたい方にはおススメです。
HARIBO World-GOLDBARENの100周年誕生記念展
展示期間 | 2022.10.13~2023.03.12 (2/13は休館) |
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場所 | 仁寺セントラルミュージアム (3号線安国駅6番出口近く) |
展示時間 | 10:00~20:00(入場締切 19:00) |
ハリボーというと、日本でも有名なヨーロッパのグミですよね。
HARIBO Worldは、ポップでカラフルなハリボーの世界を思いっきり楽しめる展覧会。
お子様連れでも楽しめること間違いなしですよ♪
HARIBO Worldは9つのゾーンに分かれています。
ハリボーグッズで埋め尽くされた「HARIBOians Room」、100周年を記念した大きなバースデーケーキに出会える「Wonderful Carnival」など、見どころ満載です!
そして、何よりもハリボー好きにとってたまらないのは、ここだけのハリボー限定グッズを買うことができるHARIBO Store SEOUL!
ついついお財布の紐が緩んじゃいそうですね(笑)
デミアン展
展示期間 | 2022.06.08~2023.02.26(毎週月曜は休館) |
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場所 | K現代美術館 (水仁盆唐線狎鴎亭ロデオ駅5番出口) |
展示時間 | 10:00~19:00(入場締切 18:00) |
ヘルマン·ヘッセの「デミアン」は韓国で最も多く読まれているという古典文学作品の一つです。
そのデミアンを現代的な観点から再解析した美術展です。
小説デミアンの主人公であるシンクレールが経験する世の中は、時代や社会を問わず人類が体験する普遍的なもの。
喪失・混沌・不安・弱さ・怒り・悲しみ・挫折から逃れることができない暗くて憂鬱な現実は、私たちが生きる世の中が安全ではないということを絶えず悟らせてくれます。
そして私たちは今、コロナという前例のない病によって新しい日常に直面しています。
小説の中でデミアンがシンクレールにその可能性を提示したように、そして小説を読んだ読者たちに「デミアン」という本がインスピレーションと慰めを与えたように、私たちに新しい可能性を提示してくれている美術展です。
【まとめ】韓国で2月開催のおススメ美術展&展示会をご紹介します!
今回は2月に開催中の韓国おススメ美術展&展示会を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
気になるものがあった方は、ぜひ渡韓の際に訪問してみてください!
いつもとは一味違った韓国旅行になるかもしれませんよ~♪