【ソウルの秋】ソウルで秋の深まりを感じながら昌徳宮周辺を散策してみよう
【ソウルの秋】ソウルで秋の深まりを感じながら昌徳宮周辺を散策してみよう
ソウル5大古宮の1つである昌徳宮(チャンドックン)は、世界遺産ということもあり、国内外からたくさんの人が訪れる人気の観光スポットです。
広大な敷地には、韓国の造形美を代表する王宮と美しい庭園が広がっていて、1歩足を踏み入れると、まるで朝鮮王朝時代にタイムスリップしてしまったかのような気分になります。
そんな昌徳宮、中でも木々が色づく秋に訪れると、より一層美しい姿を見ることができるんです!
ということで、今日は秋色に輝く昌徳宮とその周辺の町をご紹介したいと思います。
ではご一緒に、晩秋のソウルを散策してみましょう~!
昌徳宮散策はやっぱり秋がおすすめ!
さすがソウルを代表する観光スポット、平日でもたくさんの人で賑わっています。
最近はキラキラのチマチョゴリを着て古宮巡りを楽しんでいる女の子たちをたくさん見かけますが、建物とマッチしてなかなか良い光景です。 とっても楽しそう♪
この日はマレーシアからいらしたという男の子が女性用のチマチョゴリを着て歩いていて、みんなの人気者になっていましたよ!
敦化門(トンファムン)をくぐってすぐに美しい紅葉を見ることができます。
やっぱり古宮を訪れるなら秋に限ります!
この錦川橋は、ソウル最古の橋で1411年に作られました。 さすが、趣があります。
こちらが昌徳宮の正殿・仁政殿(インジョンジョン)。
当時、最高の技術をもって作られた建物は、まさに「美しい」の一言!その風格と存在感に圧倒されます。
内部には「日月五峰図」と玉座が設置されており、天井のシャンデリアは1908年に行われた内部修理の際に取りつけられたものなんですって!
柿と楽善斎(ナクソンジェ)のコラボも今だけの季節限定!
昌徳宮を見下ろしながら食べる手作りハンバーガー「BurgerBang」
世界遺産なので当たり前ですが、昌徳宮の敷地内にはカフェやレストランはありません。
でもそのすぐ隣には、昌徳宮の雰囲気を楽しみながら食事を楽しめる穴場のお店があるんです!
お店の名前は「BurgerBang(バーガーベン)」。 手作りハンバーガーが美味しいと評判のお店なのですが、オススメなのはハンバーガーだけじゃないんです!
実はこちらのお店、2階にも席があり、そこからは累々と連なる昌徳宮の屋根を見下ろしながら食事をすることができるのです。
【ザ・アメリカンチーズバーガー+Aセット(ソーダ+オニオンリング)】(12,000ウォン)
【バーガーフレンチ+Aセット(ソーダ+フレンチフライ)】(17,000ウォン)
手作りパティはやわらかく、お肉の味がとても濃厚!バンズも手作りなので、驚くほどふっかふかです♪
ハンバーガーというよりは、お肉料理と呼びたいレベル!
アメリカンチーズバーガーは、お肉の味が引き立ちパンチがある味。
一方、バーガーフレンチは目玉焼きとベーコン、そしてタルタルソースが調和してまろやかな味になっています。
ハンバーガーがこんなにご馳走だなんて知りませんでした!
・BurgerBang(バーガーベン)
住所 | ソウル特別市 苑西洞156 |
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電話番号 | 02-765-5213 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
散策の合間に韓屋カフェでちょっとひと息「caféサロン麻姑」
散策途中のお楽しみといえば、やっぱりカフェでしょ!
せっかく旅行に来たのですから、おしゃれで思い出に残る場所を選びたいものです。
そこでご紹介したいのが、昌徳宮のすぐ横に位置する「cafeサロン麻姑(マゴ)」です。
最近はソウルのあちこちに韓屋を改造したカフェがありますが、天井が低いせいか、どこも小ぢんまりとした印象ですよね?
こちらのお店、中に入るとまず驚くのが広々とした店内と高い天井!
とっても高級感のある店内は、今にも貴族たちが舞踏会を始めそうな雰囲気です。
もちろん、視覚だけではなく、味覚でも韓国の伝統を感じることができます!
韓国伝統茶のメニューが充実していて、伝統菓子とのセットもありますよ。
【有機農ポップンジャラテ(前)/有機農ポップンジャ茶(後)】(7,500ウォン/7,000ウォン)
ポップンジャとは「木いちご」のことで、韓国ではこのようなお茶のほかに、お酒や化粧品としても使われているんです。
こちらのポップンジャ茶はとても濃厚で、まるでワインのように芳醇な味が楽しめます。
その濃厚なポップンジャ茶にミルクを加えたのがポップンジャラテなのですが、こちらはまろやかでとっても飲みやすいんです!甘酸っぱい美味しさがクセになりそう♪
風情のある窓からはお隣の韓屋が見えて、景色もGood!
・caféサロン麻姑
住所 | ソウル特別市 鍾路区 苑西洞 129-5 |
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電話番号 | 02-747-3152 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
昌徳宮の隣には昔ながらの住宅街・苑西洞
ソウルに詳しい方でも、苑西洞(ウォンソドン)という町の名前を知っていらっしゃる方は、そう多くないのではないでしょうか?
苑西洞は、昌徳宮から桂洞(ケドン)通りまでの間に位置する静かな住宅街です。
昌徳宮とあわせて、桂洞通りや三清洞(サムチョンドン)を観光する人は多いと思いますが、この苑西洞を訪れる人はあまりいないと思います。
でもこのひっそりとしたエリアには、韓国の懐かしい住宅街の通りを見ることができ、ソウルの中心部であることを忘れてしまうほど。
賑やかで都会的な韓国もいいけど、時にはこんな韓国の生活の様子を感じてみるのもいいものです。
おや?静かな住宅街にたくさんの人が・・・。
なんと、映画の撮影に遭遇しちゃいました!
実は、ソウルのこういう住宅街ではしょっちゅうドラマや映画のロケが行われているんです。
運が良ければ、散策中に人気俳優さんたちに出逢えるかもしれませんよ!
この映画はチョン・ヘインとキム・ゴウン主演の映画だそうで、残念ながらチョン・ヘインくんは見ることができませんでしたが、キム・ゴウンちゃんと準主役の俳優さんを拝見することができました!
超ラッキー♪
歩いているだけで楽しい♪桂洞通り
苑西洞の1本となりには、外国人観光客にもお馴染みの桂洞通りがあります。
この桂洞通り、ちょっと懐かしい感じの雰囲気が楽しめる通りで、面白いお店がいっぱい!見てるだけでとっても楽しいんです♪
銭湯?!いいえ、ここはパスタ屋さんなんです!
あたりにはトマトソースのとってもいい香りが・・・。
こちらは美容室なのですが、いったいこの絵は何の意味があるんでしょうか?
しかも絵の中の道しるべには「このわた」「さんま」と書かれています。 しかし描かれているのはキノコの絵・・・。
誰か~!この謎を解いてくださ~い!
トラの絵がカワイイ♪「タイガーカレー」
こんな楽しそうなお店もありました!
意外にも?!店内はお客さんでいっぱい!
食堂の屋根にはハンアリ(壺)で作った不思議な人形が。
面白いお店だけじゃなく、もちろん素敵なお店もたくさんありますよ!
まとめ
日本と同じく四季がはっきりしている韓国は、いつ訪れてもその季節でしか感じることのできない風景を見ることができます。
今回は秋の昌徳宮を訪れましたが、晩秋のひんやりとした空気が、より一層昌徳宮を神聖な雰囲気にしていました。
昔の王宮にはもう住む人はいなくなりましたが、その周りには今もたくさんの「韓国の生活」があります。
今日はソウルの人混みを避けて、そんな静かな場所をゆっくり散策してみるのもいいかも知れませんね!