【韓国3大百貨店】ロッテ・新世界・現代！デパート巡りやお土産購入にも便利

日本でもそうですが、デパートには誘惑がいっぱい！ 韓国旅行に出かけて、お土産探しにデパート巡りをするという方もいるのではないでしょうか。

今回は韓国の3大百貨店＝「ロッテ百貨店」、「新世界百貨店」、「現代百貨店」をご紹介します。ちなみに、韓国では「デパート」という言い方はせず、「百貨店（ペックァジョム）」と言います。

【ロッテ百貨店】韓国最大大手の百貨店チェーン

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「ロッテ百貨店」は、韓国の百貨店チェーンにおける最大大手です。2023年時点で韓国内に32店舗を展開し、これは韓国の百貨店で最も多い店舗数となります。売上も業界1位を誇り、海外にも中国やベトナム、インドネシア、ロシアに出店しています。

開業当初は「ロッテショッピングセンター」という名前でしたが、1988年の蚕室（チャムシル）店をオープンした際に、現在の「ロッテ百貨店」に変更されました。本店は1979年に開店し、明洞（ミョンドン）近くにあるので、行ったことがある方も多いのではないでしょうか。

経営母体はロッテショッピング株式会社で、韓国ロッテグループに属します。ディスカウントショップの「ロッテマート」も経営し、スーパーマーケットの「ロッテスーパー」なども傘下に置く流通・小売業大手でもあります。

“明洞のランドマーク”とも称される老舗デパートで、免税店も有名ですよね。

【新世界（シンセゲ）百貨店】イーマートを手がけた大手が運営

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「新世界百貨店」は、株式会社新世界が運営する百貨店チェーンです。2023年時点で韓国内に13店舗を展開し、売上は「ロッテ百貨店」に次ぐ韓国内2位を誇ります。本店は明洞にあり、本社は江南（カンナム）店横のセントラルシティ内に入っています。

株式会社新世界は新世界グループの中核企業として、流通・外食等のサービス業も展開しています。とくに、韓国初の大型ディスカウントストア「イーマート（E-MART）」を1993年に設立し、業界トップのブランドに成長させました。「イーマート」でショッピングをするという方もいますよね。

新世界百貨店は、本店（ソウル特別市中区）のほか、江南店、タイムズスクウェア内にある永登浦（ヨンドゥンポ）店、新世界センタムシティ店、仁川（インチョン）店なども観光客に人気が高いです。

明洞エリアにある本店は、韓国セレブ御用達で、建物は本館と新館から成ります。2005年にオープンした新館には、デパ地下をはじめ、人気店が随時、入店。また、2016年には、「新世界免税店 明洞店」がオープンし、多くの外国人観光客でにぎわっています。

ちなみに、ピョルマダン図書館で有名な大型ショッピングモール「スターフィールド」を手がけたのも新世界グループです。

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【現代（ヒョンデ）百貨店】ソウル最大級のモダンな店舗も話題

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「現代百貨店」は、「ロッテ百貨店」、「新世界百貨店」とともに韓国3大百貨店ブランドに挙げられます。2023年時点で韓国内に16店舗を展開し、売上は韓国内3位。略称は「현백（ヒョンベッ）」です。経営は、株式会社現代百貨店が担い、本社はソウル特別市江南区大峙洞（テチドン）にあります。

本店の狎鴎亭店のほか、U-PLEX新村（シンチョン）店や貿易センター店などが有名かもしれません。2021年にオープンした「ザ・ヒュンダイ ソウル（THE HYUNDAI SEOUL）」（永登浦区）もモダンなデザインから、新たな観光スポットとして注目されていますし、百貨店としてはソウル最大級の広さを誇っています。

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その売り場面積は約8万9,100平方メートルで、地下2階から6階までの8フロアに入店している店舗数は約600。店舗名を「～店」ではなく「ザ・ヒュンダイ ソウル」としたのには理由があり、既存の百貨店のイメージを脱却し、訪問客がのんびりと過ごせるようなランドマークになってほしいとの思いが込められているそうです。

【番外編】革新的な外観の店舗も！【ギャラリア百貨店】

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「ギャラリア百貨店」は、ハンファグループのハンファギャラリア株式会社が運営する百貨店チェーンです。高級感のある外観と特化されたコンセプトが特徴と言えます。

本店は狎鴎亭にある「ギャラリア百貨店名品館」です。とくに「ギャラリア百貨店名品館WEST」が有名で、韓国屈指の高級デパートとして位置づけられています。

地下１階から５階に、海外の一流ブランド商品が豊富にそろい、隣の「ギャラリア百貨店名品館EAST」にも、一流ブランドばかりが並びます。「WEST」の地下１階の食品館は日本でのデパ地下にあたります。デリやスイーツ、ソウルで人気のレストランやカフェが入店したフードコートなどから構成され、限定のオーガニック食品が購入できるなど、日本人観光客もこぞって足を運ぶ百貨店です。

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「ギャラリア百貨店名品館」以外にも、タイムワールド店や2020年に京畿道（キョンギド）光教（グァンギョ）新都市に移転した「ギャラリア光教」が核心支店に挙げられます。「ギャラリア光教」は、建築家レム・コールハースのOMA（建築設計事務所）とギャラリアが共同でデザインした、革新的な外観も特徴です。

【まとめ】【韓国3大百貨店】ロッテ・新世界・現代！デパート巡りやお土産購入にも便利

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韓国の3大百貨店＝「ロッテ百貨店」、「新世界百貨店」、「現代百貨店」を紹介しました。それぞれ独自の魅力を持つ大手百貨店チェーンです。

「ロッテ百貨店」は韓国最大の百貨店チェーンで、海外にも進出しています。そして、ディスカウントショップやスーパーも運営する流通大手です。「新世界百貨店」を運営する株式会社新世界は「イーマート」を手がけた企業としても知られ、業界2位の売上を誇ります。観光客にも人気の高い明洞本店や江南店があります。

「現代百貨店」はとくに、2021年にオープンした「ザ・ヒュンダイ ソウル」がモダンなデザインで注目を浴び、ソウル最大級の広さも話題に。また、【番外編】として紹介した「ギャラリア百貨店」は、高級ブランドを取り扱う狎鴎亭の名品館が有名です。革新的なデザインの店舗も特徴的で、日本人観光客にも人気があります。

クリスマスシーズンにはツリーが飾られたり、外観が華やかにライトアップされたりして“イルミネーションスポット”にもなります。韓国でデパート巡りをする際は、ぜひ参考にしてみてください。

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MODULYweb編集部

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