韓国ドラマ『応答せよ1997』あらすじ、登場人物をご紹介!
韓国ドラマ『応答せよ1997』あらすじ、登場人物をご紹介!
韓国や日本の幅広い世代からファンが多い作品『応答せよ1997』はもう見ましたか?
2020年から2021年にかけて話題になった韓国ドラマ『賢い医師生活』シリーズと同じ制作陣が最初にタッグを組んだ作品がこの韓国ドラマ『応答せよ1997』です!
韓国ケーブルテレビの新たな歴史を作った『応答せよ1997』はそれまでは無名だった方が大スターになるきっかけになったとも言える出演者も多いんですよ。
あらすじや登場人物、見どころをたっぷりご紹介していきます!
韓国ドラマ『応答せよ1997』ってどんなドラマ?
作品情報
韓国語表記 | 응답하라 1997 |
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テレビ局 | tvN |
韓国放送期間 | 2012年7月24日~9月18日(全16話) |
脚本 | イ・ウジョン、イ・ソンヘ、キム・ランジュ |
演出 | シン・ウォンホ、パク・ソンジェ |
あらすじ
時は2012年ソウル。ここでは釜山の高校の同窓会が開かれています。
久しぶりに会った彼らの中に1組のカップルが結婚を発表しようとしていました。
彼らがどのような高校生活を送っていたのか時は1997年釜山へと遡ります。
韓国ドラマ『応答せよ1997』の登場人物、キャストは?
ソン・シウォン(チョン・ウンジ)
アイドルグループH.O.T.のトニー・アンの大ファンで恋愛には無関心。
2012年もトニーへの熱は冷めておらず放送作家になる。
演じているのはアイドルグループApinkのメンバーチョン・ウンジさん。
このドラマでドラマデビューでしたがその演技力の高さからその年の賞を多く受賞しています。
ユン・ユンジェ(ソ・イングク)
シウォンの幼馴染で幼い頃に両親を亡くしてからは兄と共にシウォンの両親にお世話になっている。
司法試験に上位合格し判事になる。
演じているのは今やキス職人とも呼ばれる俳優ソ・イングクさん。
放送当時無名だったのが信じられないほど多くの出演作品がありますよね。
カン・ジュニ(ホヤ)
校内2位の成績の持ち主。女性よりも女性らしい繊細な性格。
2012年は医師になる。
演じているのはアイドルグループINFINITEの元メンバーホヤさん。
このドラマで演技デビューしました。
現在は俳優としての活動とソロ歌手としての活動を並行して行なっています。
ト・ハクチャン(ウン・ジウォン)
ソウルからの転校生。イケメンだが女性の目の前ではうまく話せない。
演じているのはウン・ジウォンさん。
驚くことにドラマ内に登場するアイドルSechs Kiesの元リーダーなんです。
年齢もチョン・ウンジさんやソ・イングクさんとは離れているのに同級生役を違和感なく演じていて驚きました。
モ・ユジョン(シン・ソユル)
シウォンの友人であり一緒にアイドルの追っかけをする仲。
2012年は幼稚園の先生をしている。
演じているのは女優シン・ソユルさん。
このドラマで見せた自然な釜山弁の演技力が評価され多くのドラマに出演している女優さんです。
ミュージックビデオなどにも出演しています。
パク・ソンジェ(イ・シオン)
とにかく明るいムードメーカー。ずっとしゃべっている。
そのおしゃべりが活かされたのか保険設計士になる。
演じているのは俳優イ・シオンさん。
多くの出演作がありますが持ち前のトーク力でバラエティ番組にも多数出演している俳優さんです。
ソンジェのキャラクターはドラマの演出家パク・ソンジェさんをもとに作られたため名前も同じにしたそうです。
韓国ドラマ『応答せよ1997』の見どころは?
見どころ1、アイドルだらけ?
おそらくこのドラマ最大の見どころはアイドルに関することがとても多いことです!
それだけアイドル好きの皆さんにとっては魅力たくさんのドラマになっているんです。
ヒロインソン・シウォンを演じているのはApinkのメインボーカルチョン・ウンジさん、カン・ジュニを演じているのはINFINITEのメンバーホヤさん、ユン・ユンジェを演じているソ・イングクさんは俳優デビューの前に2009年「スーパースターK」で優勝し歌手デビューをしています。
ApinkやINFINITEのデビューも2011年、2010年と放送当時はメインキャストがほとんどデビューしたてな上にこのドラマで演技デビューした人が多いんです。
そしてドラマ内ではシウォンは1997年当時大人気だったアイドル「H.O.T.」の大ファン。
同じく大人気だった「Sechs Kies」もストーリーの中で何度も話題に上がります。
メインキャストとして出演しているト・ハクチャン役を演じているウン・ジウォンさんはそのSechs Kiesの元リーダーということでドラマ内でも似てるというセリフがありましたね。
特別出演でシウォンが大ファンのH.O.T.メンバートニー・アンさんも本人役で出演しているんです!
人気を二分していた「H.O.T.」と「Sechs Kies」ファンたちのどっちが上かの対立だったり、シウォンのように地方ファンが必死にアイドルを追いかける様子、勉強そっちのけでアイドルに没頭し両親と喧嘩していたり、首がもげるほど共感した現アイドルファンも多いのではないですか?笑
ちなみにカメオ出演していたシウォンのチャット相手ソウルのオッパを演じていたのはイム・シワンさん。
彼もアイドルグループZE:Aのメンバーだったのでこんなところにもアイドルが出演していました。
見どころ2、懐かしさを感じる1990年代後半
見どころ2つ目はこのドラマが世代を超えて愛された理由とも言える1990年代後半の描き方です!
韓国釜山が舞台ではありますが、1990年代後半といえばこんな感じだったと懐かしさを感じる場面がたくさん詰まった作品なんです。
日本と韓国で過ごし方の違いはあるものの、学校や家の雰囲気、登場人物たちが持っている小物などでこんな時代だった!と思える部分があるんです。
象徴的なのはまだスマホもガラケーもなかった時代なので連絡がアポケベルだったり、今ではアプリやサブスクでいくらでも聞ける音楽がカセットテープやウォークマンだったり。
そのカセットテープも巻く戻し方が穴に鉛筆を入れてくるくる回していたり。
もしかしたら今の学生たちが見たら信じられない光景なのかもしれませんね。
日本にもネットカフェがありますが韓国にも似たようなものがあります。
ドラマ内でも男子高校生たちが放課後にゲームをしに行くシーンがありましたがそこで出てきた箱に近い形のパソコン。
シウォンがソウルのオッパとチャットでやり取りしているパソコンも箱みたいでした。
こんなふうに見ていて「そうそうこんな時代だった」「当時はこれを持っていると羨ましがられたな」なんて思い出が蘇ってくるものをうまく作品に取り込んでいて世代を超えて話のネタになりそうなドラマになっています。
【まとめ】韓国ドラマ『応答せよ1997』あらすじ、登場人物をご紹介!
韓国ケーブルテレビの歴史を塗り替えた韓国ドラマ『応答せよ1997』。
全3シリーズのうち1作品目をご紹介しました。
『応答せよ』シリーズの中でもアイドルの出演者が多かったり、ヒロインがアイドルの追っかけだったり、本人役でアイドルまで出演していたりと時代が違ってもアイドル好きの方ならきっと共感できる部分があるはず!
まだ見たことのない方はぜひ一度見てみてはいかがでしょうか?