他の留学生と差をつける!留学前にやるべき韓国語学習
他の留学生と差をつける!留学前にやるべき韓国語学習
語学堂留学を決めて、留学までにどんな勉強をしたらいいか不安な方も多いかと思います。
現在のレベルや留学の目的は人によって異なりますが、共通するのは「授業を吸収しやすくする土台づくり」が大切だということです。
語学堂の授業はすべて韓国語で進み、学ぶ内容も幅広いため、留学前の「土台作り」が入学後の授業の理解スピードや韓国語の伸びに大きな差が生まれます。
この記事では、韓国語初心者の方からある程度できる中級者の方までレベル別に留学前にやっておくと差がつく学習ポイントをまとめました。
どれも今日から取り入れられるものばかりなので、ぜひ留学前学習の参考にしてください♫
初級レベルの学習者向けの学習法

引用元:https://unsplash.com/
ここでは、韓国語ほぼゼロ〜初級レベルで語学堂に入学予定の方向けに、留学前にやっておくと「習得スピード」に差がつく基礎づくりを紹介します。
ポイントは、完璧な韓国語を話せるようになることではなく、習った内容を吸収しやすくする土台を作ることです。
① ハングルの読み書き
目標:ハングルを”悩まずに” 読み書きできる状態
• ハングルを見てすぐに読めるまで暗記
• 手を止めず正確にハングルが書けるよう練習
• パッチム・連音化の仕組みをざっくり理解する
1級(初級)の授業では、最初にハングルの読み書きから始まり、挨拶や数字などの基礎を学んでいきます。
韓国語力が「アンニョンハセヨ」しかしらない状態で入学する人も多いので、ハングルが完璧にできていなくても授業を受ける上で問題はまったくありません。
ただ、授業はすべて韓国語で進みますし教科書も基本的にはすべてハングル表記なのでハングルの読み書きがある程度できていると次のような差が出てきます。
・新しく出てきた単語をメモするときに迷わない
・例文を読むスピードが速い
・文法の説明を、文字情報からすぐ理解できる
つまり、「ハングルを悩まず一瞬で」スラスラと読み書きできるだけで、
授業内容の習得スピードが目に見えて変わります。
また、韓国生活では看板・地下鉄/バス停・メニューなど街のほとんどがハングル表記なので、
意味が分からなくてもとりあえず読めるだけで不安がかなり減ります。
② 数字(固有数詞・漢数詞)
目標:授業の指示を聞いてすぐにわかる程度に数字になれる
•1~100までを声に出して数えてみる
•日常で目にする数字(日付/時間/レシート/個数)などを韓国語に変えてみる
授業中には「68ページを見てみましょう」「3番の問題を解いてください」と先生が韓国語で指示を出します。
数字に慣れていないと、毎回「え、今何ページって言った?」「何番の問題?」と一瞬つまずいてしまいます。
韓国語の数字は
・固有数詞(하나, 둘, 셋…)
・漢数詞(일, 이, 삼…)
の2種類があり少しややこしい部分があります。
留学前の段階では「こんな仕組みがあるんだな」「ページ・問題番号・お金・時間にどっちを使うかなんとなく知ってる」
くらいに理解していれば十分です。
③ 自己紹介
目標:自分のことを、短い文章でスラスラ言えるようにしておくこと
語学堂では、初日や級が上がるたびに自己紹介をする機会があるので、
あらかじめ次のような内容は覚えておきましょう。
• 名前
• 年齢
• 国籍
• 専攻(学生の場合)
• 韓国語を勉強している理由
• 趣味
• 韓国に来た目的
日本にいるうちからある程度自己紹介の内容を頭に入れておくと、
自分の番でも落ち着いて話せるだけでなく、他の学生の自己紹介がしっかり聞けたり、
先生が教えてくれる「より自然な言い方」「便利な表現」を拾えるようになります。
④ 感情表現(生活と授業の両方で役立つ)
目標:よく使う感情表現を短い文で言えるようにしておくこと
初心者ほど見落としがちですが、短い感情表現は、授業でも生活でも本当によく使います。
•좋아요(好きです/いいです)
•재미있어요(楽しいです)
•피곤해요(疲れました)
•괜찮아요(大丈夫です)
•무서워요(怖いです)
こういった表現が少し言えるだけで、授業で発言・反応しやすくなりますし、クラスメートや先生との些細なコミュニケーションを楽しめるようになります。
ここまでが、初級レベル向けの学習法です。
ここまで読んで、「全部完璧に覚えないといけないの…?」と思うかもしれませんが、留学前の段階で「完璧で自然な韓国語」を目指す必要はありません。
留学前には、上で紹介した内容の基本的な情報だけを、一度見たことがあり意味がなんとなく分かる程度に理解していたら十分です♫
中級者以上レベルの学習者向けの学習法

引用元:https://unsplash.com/
ここでは、すでにハングルや基本文法が分かり、簡単な会話ができる中級レベル以上の方向けに、
留学前にやっておくと「授業理解の速さ」「語彙の広がり」で差がつく学習法を紹介します。
ポイントは、難しい内容を完璧にすることではなく、上の級で扱うテーマに抵抗感をなくし慣れることです。
①ニュースで語彙の幅を広げる
目標:ニュースの内容を軽く理解できる
中級では、日常会話だけでなく社会問題など扱う話題が一気に広がります。
留学前から韓国語でニュースを見ておくと、中級者以上向けの語彙や表現への抵抗感を感じることなく授業の吸収がぐっと楽になります♪
「完璧に理解」「暗記」する必要はありません。
•一日一回は韓国語のニュースを見る
•気になる語彙を調べる
このように、興味のある分野のニュースを「流し見」しながら、どんな内容を話しているかなんとなく分かる程度になれば十分です。
普段からニュースを見る習慣がない方も、留学までに社会の動向を確認する習慣を身に付けておきましょう♫
② 韓国語のタイピングに慣れておく
目標:レポート・課題をスムーズにこなせるタイピング速度を身につける
中級からはPPTを作成して発表をする機会も増えるので、ハングルのタイピングスピードが速いだけで作業時間が大きく減り、負担が減ります!
筆者はタイピングの練習をしていかなかったので、PPTを作成時に苦労した思い出があります。
•タイピング練習アプリでコツコツと練習
•韓国語で書かれた記事や小説などの内容を映し打ち
タイピング練習をすることでキー配置の感覚が自然に身につき、入力スピードが一気に上がります。
また、韓国語学習者がつまずきがちなパッチムミスも同時に予防できます。
③韓国語で自分の意見を短くまとめる練習
目標:意見を2〜3文で言えるようにしておくこと
上でも説明したように、中級からは授業で扱う内容も想像以上に難しく、それに対して自身の考えを述べる機会が頻繁にあります。
•自分の立場+理由を韓国語で言う練習
•意見をノートにストックしておく
中級からは、ディスカッションを行うので難しいテーマでなくても、
日本と韓国の違いや社会情勢などをテーマに意見をまとめる練習をしておきましょう♫
ここまでが中級レベル以上向けの学習法でした。
留学前にほんの少し触れておくだけで、上で紹介した学習を少しでも実践しておくことで、
新しく習った内容も余裕をもって頭に入れることが出来ます。
【まとめ】他の留学生と差をつける!留学前にやるべき韓国語学習

引用元:https://unsplash.com/
留学前に準備しておきたいのは、難しい文法よりも授業を吸収しやすくする「土台づくり」です。
•初級の方は、ハングル・数字・自己紹介・基本表現に触れる
•中級以上の方は、ニュース語彙、タイピング、短く意見を述べる練習
これをしておくと、授業理解や発言の負担がぐっと減ります。
どのレベルでも、留学前に少しでも韓国語へ触れる習慣があるだけで、入学後の韓国語の習得スピードや生活の余裕が変わります。
無理なく続けられる学習を取り入れて、留学生活のスタートダッシュにつなげましょう♫

