語学堂と語学学校の違いは?留学するならどちらがおすすめ?

韓国語をもっと深く学びたい!という理由から韓国留学に行く日本人は年々増えています。
韓国語を学び始めた頃は、意外と簡単!と思うかもしれませんが、実は勉強すればするほど難しい言語だと気づく方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者も韓国語の独学に限界を感じ、留学をした1人ですが、語学留学後に韓国語レベルがぐんと上がったことを実感しているので、韓国語を勉強している方は思い切って、留学に挑戦するのもいいですね。
韓国留学といっても、さまざまなスタイルが存在します。
正規留学するのか、語学留学するのか、また語学留学で学ぶ機関は、語学堂か語学学校かの違いがあります。
この記事では、語学堂と語学学校を比較しています。
これから、韓国へ留学する方の参考になると幸いです。
韓国留学の種類【正規留学と語学留学】

引用元:https://unsplash.com/
韓国留学に行きたい!と思ってる方はたくさんいらっしゃると思います。
韓国留学にも2種類の留学スタイルがあり、それは正規留学と語学留学に分けることができます。
正規留学とは、韓国の大学に入学して4年間大学に通い、韓国人大学生と同じように授業や単位を取得し、卒業する留学スタイルです。
この正規留学には、ある程度の韓国語能力があることを条件としています。
ある程度の語学力とは、TOPIK何級以上や、語学堂何級修了以上という条件になります。
基準は大学により異なりますが、TOPIK3級以上でも志願可能のところや、外国人向けの学科もあるようです。
韓国では、受験戦争が非常に激しいイメージがあると思いますが、外国人が外国人枠で大学に入学する場合は、比較的簡単に入学することができます。
というのも、必要なのは韓国語能力と書類選考、面接のみとなります。
このようなことから、韓国語能力をつけて、韓国正規留学を目指す日本人も増えているのです。
ですが、入学は比較的簡単なものの、韓国人と同じ課題や、試験などに挑むことになるので、卒業するまでが大変だという声をたくさん聞きます。
それでも、将来韓国で就職したい方などは、韓国の大学を卒業していると有利になるので挑戦してみてはいかがでしょうか。
そして、もう一つの留学スタイルは語学留学になります。
語学留学とはその名の通り、韓国語を勉強するために留学することです。
行き先の種類【語学堂と語学学校】

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語学留学では、勉強する機関が語学堂か語学学校かを選ぶことができます。
どちらにもメリットとデメリットが、存在します。
この記事では、語学堂と語学学校を比較していきたいと思います。
語学堂
一般的に韓国留学というと語学堂が主流です。
語学堂は、韓国の国公立、私立大学が運営する韓国語を学ぶ留学生のための学校です。
なので、大学の中にその建物があるというイメージです。
語学堂では、月曜〜金曜の午前中、または午後の4時間を使って韓国語を集中的に学びます。
韓国の祝日や、大学の記念日などにより、平日でも休みになることがあります。
期間は、1学期ごと(約2ヶ月半)で、自分に合ったレベルで勉強することができます。
授業では、文法、スピーキング、リーディング、ライティングをバランスよく勉強することができ、学校以外の場所で韓国文化を学ぶ、文化体験も含まれています。
語学堂には、1学期だけの短期留学もできますし、2学期以上の長期留学をすることができます。
また、具体的な期間が決めれない方は、現地で短縮や延長も可能ですよ。
また、語学堂は奨学金制度が非常に充実しており、いい成績をおさめることができれば、受け取りの対象になります。
語学堂により、内容は異なりますが、例えば次の学期の学費が半額など、非常にありがたい制度が導入されています。
クラスは基本的に1〜6級があり、語学堂によってはそれ以上の超上級クラスがあるところもあります。
1学期ごとに、進級していくスタイルでもし、語学堂で1〜6級を学ぼうと思えば、約1年半の留学期間を設ける必要があります。
また、1学期という期間で学ぶ正規課程以外にも、例えば1週間や3週間、1ヶ月短期集中プログラムなどの申請が可能なところもあります。
まとまった時間がなかなかとれないけど、留学してみたい!という方や、語学堂の授業を体験してみたい!という方にぴったりの留学プランですね。
語学学校
一方で語学学校は、民間が運営する韓国語を学ぶ留学生のための塾のようなイメージです。
日本でも街中に溢れている、英会話スクールや韓国語学校のような教育機関のことをいいます。
語学堂が大学の中にあるのに対し、語学学校はキャンパスを持っているわけではなく、ビルのフロアなどを借りて経営しています。
語学学校では、週3.4回、1日3時間などから韓国語を学ぶことができます。
期間は1ヶ月単位で学べるところが多くTOPIK対策コースや、個人レッスン、オンラインレッスンなど、比較的自由に選択できます。
レベルは1〜6級が一般的で、1ヶ月ごとに開講するので、留学時期が選べます。
語学堂の場合は、年に4回のみ新入学を受け入れているのに比べ、語学学校は年に12回、受け入れ時期があるので、気軽に留学しやすいというメリットがあります。
留学するならどちらがおすすめ?

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語学学校と語学堂は、自身の留学スタイルによってどちらがおすすめか変わってきます。
語学堂
例えば、しっかりと韓国語を勉強したい、将来的に韓国の大学進学、現地就職を目標としている場合は、間違いなく語学堂をおすすめます。
語学堂では、韓国語をみっちり、1つのクラスで2カ月半という期間で集中的に勉強することができます。
また、韓国の大学名がついているため、知名度が高いので特にレベルの高い大学の語学堂の場合、聞こえがいいこともあり、アピールできますよ。
現地での学生気分を味わいたいという方にも語学堂は人気です。
学食や図書館を利用したり、大学内のベンチなどに座り、キャンパスを眺めながらお話ししたり…などとても充実したキャンパスライフをおくることができますよ!
また、韓国語の授業のほかにも、文化体験やトウミ制度などがあり、韓国の文化を学ぶこともできます。
語学堂の場合は、申請段階でも用意する書類が多く、行ってからも出席率や成績なども厳しく反映されるので、最後まで根気よく学び続けられる覚悟を決めないと、修了するのは難しいです。
語学学校
一方、語学学校では、授業数が語学堂と比べても少なめなので、例えば韓国語を学びながら、韓国でボーカルやダンスのレッスンなどを並行して学びたい場合、おすすめです。
また、語学学校は語学堂と比べて入学手続きが比較的簡単です。
語学学校では、願書とパスポートのコピーだけを用意すれば入れるところが多いので、例えば語学堂の最低条件である、高校卒業を取得していない方でも入ることができます。
語学学校は、韓国語の授業以外にも他で活動している方におすすめです。
例えば現地に住んでいて、働いている外国人なども通うことができますし、ワーキングホリデーで来ている日本人の方にもおすすめします。
ワーキングホリデーのメインは、韓国での観光(資金をまかなうための就労)なので、語学堂での勉強と両立はなかなかハードかなと思います。
余談ですが、ワーキングホリデービザを取得して、語学堂に半年通い、あとの半年はアルバイトをする目的で来た日本人の友人がいましたが、韓国語能力もある程度あったので、ビザを無駄にしたと言っていました。
ワーキングホリデーも期間が決められているので、語学堂で勉強するなら留学ビザで来てからビザを切り替えればよかった…と後悔していました。
なので、もし留学ビザではなくワーキングホリデービザを取得して韓国に住む場合は、滞在スタイルをよく考えないと無駄にしてしまうこともあるんです。
そして今は、Kpopに憧れをもち、韓国でデビューしたいという夢を持った日本人の方もたくさんいらっしゃいますよね!
そのような方は、語学学校で韓国語を学びながら残りの時間はダンスやボーカルなどのレッスンに費やすこともできます。
語学堂VS語学学校 まとめ

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いかがでしたか?
どちらにもメリットがあり、選択肢に迷う方もいらっしゃるかと思います。
ただ、韓国語をまずは集中的に学びたい、という方は語学堂で勉強してみることをおすすめします。
反対に韓国で、韓国語以外に他のレッスンを受けたい方や、観光メインで滞在したい方、他のお仕事があり忙しいという方には語学学校をおすすめします。
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