韓国語で色の言い方!いくつ知ってる?

日常生活や買い物などで「色」を表現する場面は多いですよね。
韓国旅行で「あの服の色違いが欲しい」「もっと濃い赤がいい」と表現できればお買い物がもっと楽しくなるはずです!
韓国語で色の言い方を知っていれば、服やコスメの色を選ぶとき、忘れ物の色を説明するときなど、たくさんの場面で役に立ちます。
また韓国の地下鉄は色で分けられているので、1号線、2号線などの言い方をしなくても、何色を乗ってきたよ!などと説明することもできます♪
今回は、基本的な色から、色のニュアンスの表現、そして例文を見ながら一緒に練習していきましょう!
韓国語で「色」はどう言う?

引用元:https://unsplash.com/
はじめに韓国語で「色」という単語を覚えましょう!
韓国語で「色」は、색상【セクサン】 색【セク】 색깔【セッカル】と言います。
主に3つが使われますが、大きな違いはなく、どれも「色」と訳されます。
「何色ですか」と聞きたい場合は、무슨 색이에요? 【ムスン セギエヨ?】어떤 색깔이에요?【オットン セッカリエヨ?】などと言うことができます。
直訳して 뭐색 とは言わないので注意が必要です。
それでは、まず基本の色の言い方から紹介していきます!
韓国語で基本の色の言い方

引用元:https://unsplash.com/
赤 (色) 빨간색【パルガンセク】
黄(色) 노랑색【ノランセク】
青(色)파란색 【パランセク】
緑(色)초록색【チョロクセク】
オレンジ(色)주황색 【チュファンセク】
茶(色)갈색【カルセク】
黒(色)검은색【コムンセク】
白(色) 하얀색 【ハヤンセク】
紫(色)보라색【ボラセク】
灰(色)회색【フィセク】
銀(色)은색【ウンセク】
金(色)금색【クムセク】
日本では色を省略して、赤や青という場面が多いですが、韓国語では基本的に「色」という単語をつけて使います。
また、それぞれ他の言い方も存在しますが、それは単語に触れてから覚えるようにしましょう!
一気に覚えようとするととても大変です。
最初は上記の基本的な言い方をマスターしてくださいね。
ちなみに「赤信号、青信号」を表すとき、韓国語では「赤信号、緑信号」という言い方をします。
빨간불【パルガンブル】초록불【チョロクブル】と言います。
불は直訳すると「光、火」を表しますが、韓国語ではこのように光るものを指すときに使われる単語です。
例えば「電気をつける」という場合にも불을 겨다【ブルル キョダ】という言い方をします。
韓国語でその他の色

引用元:https://unsplash.com/
続いて、その他の色を紹介します!
ピンク(色)핑크색 분홍색 【ピンクセク】【ブノンセク】
空色 하늘색 【ハヌルセク】
黄緑(色)연두색 【ヨンドゥセク】
肌色 살색 【サルセク】
藍色 남색 【ナムセク】
基本の色を覚えた後で、実際の色と名前を一致させる練習をしてみてくださいね♪
ピンクが2種類あるのは、微妙な色の違いもありますが、大きな違いは外来語かそうではないかです。
「桃色」という表現をするように、韓国でも年齢層が上な方は、핑크색よりも분홍색を多く使う傾向にあります。
하늘は「空」という単語で、색をつけて「空色」つまり「水色」をあらわします!
살は「肌」という単語です。
色を覚えると他の単語も覚えることができるので、ぜひ使ってみてくださいね。
色のニュアンスを表現したいときは?

引用元:https://unsplash.com/
続いて色のニュアンスの言い方を紹介します。
もっと深い色、濃い色、薄い色など、色を見ながら説明したい場合もあると思います。
ぜひニュアンスの説明に役立ててくださいね♪
まずはこれらの単語を見てみましょう。
濃い 진하다【チナダ】
濃い 深い 짙다【チッタ】
薄い 淡い 연하다【ヨナダ】
薄い 옅다【ヨッタ】
基本的にこの2つの表現を使って、色のニュアンスを説明することができますね。
それぞれ主に使われる単語は2つずつ存在しますが、色の濃さを言う時にはどちらを使っても問題ありません。
違いを説明すると、진하다は「濃い、濃厚だ」という意味があり、色の濃さだけではなく、味の濃さを表現するときにも使うことができます。
例えば、「スープが濃い」「香りが濃い」という場合にも使われます。
연하다も「味が薄い」という場合にも使うことができ、例えば「コーヒーが薄い」などという時にも使うことができます。
上記で紹介した単語は、原形になります。
この単語を会話で取り入れるときは、原形のまま使うことはできず活用をしなければなりません。
さまざまな場面を想像して、解説していきます。
例えば「濃い赤」と言いたい場合、진한 빨간색【チナン パルガンセク】となります。
このように「濃い〇〇」「薄い〇〇」と言いたいときは、진한〇〇【チナン〇〇】 짙은〇〇【チットゥン〇〇】 연한〇〇【ヨナン〇〇】옅은〇〇【ヨットゥン〇〇】という言い方になります。
また진빨간【チンパルガン】연보라【ヨンボラ】というように、色の前に濃い・薄いをつけて表す場合もありますが、すべての色がこのように表現できるわけではありません。
このように表現する場合もあることだけ覚えておくと、いざ出てきたときに聞き取れますよ!
次に「もっと濃いもの」「もっと薄いもの」を表す場面を想定してみましょう。
この場合はすでに色を見ながら説明していることがほとんどだと思うので、色は省くことができますね。
シンプルにその色を指しながら「これよりももっと濃いもの」と説明したいときは何と言えばよいでしょうか。
이것 보다 더 진한 것 【イゴッボダ ト チナンゴッ】
これよりももっと濃いもの
이것 보다 조금 연한 것 【イゴッボダ チョグム ヨナンゴッ】
これよりも少し薄いもの
このような言い方をすることができます。
またピンク系、コーラル系といった「〇〇系の色」と言いたい場合がありますよね。
例えばコスメを選ぶときや、美容院で髪を染めてもらう場合など使うことがあるかと思います。
「〇〇系」と韓国語で言いたいときは계열【ケヨル】という単語を色の後につけることで、表すことができます。
直訳すると「系列」という意味になりますが、〇〇系と表すときにも多く使われます。
例えば핑그 계열【ピンク ケヨル】 코랄 계열【コラル ケヨル】ということができます。
店員さんとの会話で取り入れられると、お買い物がもっと楽しくなりますよ!
色を使った例文を見てみよう

引用元:https://unsplash.com/
ここでは色を使った例文を作っていこうと思います。
あらゆるシチュエーションで言えるように練習しましょう。
赤いリップを探しています。
빨간 립스틱을 찾고 있어요. 【パルガン リプスティックルル チャッコイッソヨ】
もう少し薄い色はありますか?
조금 더 연한 것이 있을까요? 【チョグム ト ヨナンゴシ イッスルカヨ?】
黄色の財布がなくなりました。
노란색 지갑이 없어졌어요.【ノランセク チガビ オプソジョッソヨ】
※「~の」は省略することができます。
青い空、白い雲
파른 하늘, 하얀 그름 【パルン ハヌル ハヤン クルム】
もっと濃いピンクがいいです。
더 진한 핑그색이 좋아요.【ト チナン ピンクセギ チョアヨ】
他にも色を変えて言う練習をしてみてくださいね!
韓国語で色の言い方 まとめ

引用元:https://unsplash.com/
今日は韓国語で色の言い方をまとめてみました。
色の種類も多いのでなかなか一気に覚えるのは大変だと思いますが、身の回りにある色と一致させて覚えてみましょう。
最後に1つ、韓国語の色を使ったスラングを紹介します。
「金のスプーン」という意味の금수저【クムスジョ】という言葉があります。
会話でもよく使われるので聞いたことがある方も多いかと思います。
この言葉は「裕福な家庭に産まれた子」のことで、日本語では「お金持ち、お坊ちゃん、お嬢さん」と訳すことができます。
反対語は흙수저【フクスジョ】で「泥のスプーン」と言います。
「金のスプーン」とは反対で「貧しい家庭に産まれた子」を意味します。
「親ガチャ」とも訳すことができそうですね。
みなさんもぜひ、色を意識して日常会話に取り入れてみてくださいね!
K Village 韓国留学にご相談ください!
韓国留学を経験したカウンセラーが
安心の韓国留学をご案内。
しかも現地スタッフもいるので安心。
まずは無料相談で!