韓国語で体調を気遣ってみよう!「ゆっくり休んでね」は韓国語で何という?

みなさん、韓国語の勉強は捗っていますか?
今年の夏もとても暑くて外に出るたびに体力が奪われていきます。
しっかり水分補給をし熱中症対策を行い今年の夏を乗り越えていきましょう。
特に日本の夏は暑いうえに湿度も高いので、韓国よりもより暑さを感じます。
この暑い時期にも関わらず韓国をはじめさまざまな国から日本を訪れる観光客は増えていますね!
今回は韓国語で体調不良をあらわすフレーズをいくつかまとめてみました。
病気や風邪ではなくても、今日はなんとなくだるい…や、なにもやりたくないという日があると思います。
そのようなフレーズから、相手にかける言葉なども用意しましたのでぜひ最後までご覧ください。
体調が悪い相手をサラッと気遣うことができればとてもスマートですよね。
ぜひ覚えて使えるように練習してみてください。
体調不良をあらわすフレーズ

引用元:https://unsplash.com/
まずは自分が体調不良になったとき、あるいは相手の言葉を聞き取れるように、体調が優れないときに使える表現を紹介します。
감기 걸렸어.【カムギ コルリョッソ】
風邪ひいた。
このフレーズが一般的な風邪をひいた時に使うフレーズです。
걸렸어の原形である걸리다【コルリダ】は「かかる」という意味で「時間がかかる」や「罠にかかる」といった表現をする際にも使われる単語です。
日本語と同じように使える単語は覚えやすいですよね。
「風邪ひいた」の語尾を変えてシチュエーションに合った言い方をしてみてください。
감기 걸렸나 봐.【カムギ コルリョンナブァ】
風邪ひいたみたい
감기 걸리면 안 되는데…【カムギ コルリミョン アンドゥエヌンデ】
風邪ひいたらダメなのに…
~면 안 되는데【ミョン アンドゥエヌンデ】という表現は話し言葉でよく使われます。
「~したらダメなのに」という意味になりますが主に「なんで今?」のようなニュアンスで使われます。
例えば重要な約束の日に風邪をひいた時に使うと「なぜ今風邪ひくのかな…」といったニュアンスになります。
감긴가 봐.【カムギンガブァ】
風邪っぽい。
감기「風邪」と인가보다【インガボダ】「~みたい」という文法がくっつき、このような表現をすることができます。
正しくは감기인가 봐【カムギインガブァ】となりますが、会話では縮めて使うことも多いです。
風邪の引き始めや、ちょっと喉に違和感があったりするときなど、風邪をひく前はなんとなくわかりますよね。
そのようなときに使ってみてください。
몸살【モムサル】
風邪ではないけれど、体がだるいときや疲れが溜まっていて体が重い、というようなときには몸살【モムサル】という単語を使うことができます。
몸살は「体調不良」と訳すことができます。
使い方は몸살이 나다【モムサリ ナダ】というのが基本の形です。
몸살이 난 것 같다.【モムサリ ナンコガッタ】
体調不良になったみたい。
また、さきほどの감기とくっつけて使う場合もあります。
몸살감기【モムサルカムギ】となり意味は「過労からくる風邪」というニュアンスになります。
体調不良の人にかけるフレーズ

引用元:https://unsplash.com/
続いて上記のフレーズを受けたときに、返せるように体調不良の相手を気にかけるフレーズをいくつか紹介します。
푹 쉬어.【プク スィオ】
このフレーズは風邪を引いた相手にかける鉄板フレーズです。
日本語に訳すと「ゆっくり休んでね」となります。
푹【プク】という副詞は「ゆっくり、じっくり、たっぷり」という意味をもっています。
主に疲れて「たっぷり寝る」「家でゆっくりする」のように「休む」ことをあらわすフレーズに使われることが多いです。
発音は【ク】はパッチムで、쉬어も続けて発音されるので実際は【プッ シォ】が近い音になります。
괜찮아?【クェンチャナ】
大丈夫?
これも定番フレーズです。
韓国語の「大丈夫」にもいろいろな意味があります。
物を断るときやOKの意味でもNOの意味でも使われています。
外国人学習者は戸惑うことも多いみたいですが、日本語とはほぼ同じ状況で使えるのでそのまま「大丈夫」と言いたい場面で使うことができます。
日韓で似ているものが多いと覚えやすいですよね。
目上の方や敬語で話す間柄の人に言いたいときは괜찮아요?【クェンチャナヨ】というフレーズよりも괜찮으세요?【クェンチャヌセヨ】を使うのが一般的です。
세요【セヨ】をつけるととても丁寧な形になるのですが、韓国内ではこういった形が日常的に使われています。
体調を壊さないように気遣うフレーズ

引用元:https://unsplash.com/
続いて体調を崩さないように、相手にかけるフレーズを紹介します。
特に季節の変わり目や、急な温度の差で体を壊してしまう方は多いです。
そんな時にはこのようなフレーズを使ってみてください。
몸 조심해.【モム チョシメ】
体に気をつけて
一般的に使われるフレーズです。
友達同士ではこれで問題ないですが、敬語で言いたい場合は몸조심하세요.【モム チョシマセヨ】という言い方をします。
「お体にお気をつけください」となり、ビジネスや文面でも使うことができます。
몸を감기に変えて使うこともできます。
옷 따듯하게 입고 다녀.【オッ タットゥタゲ イプコ タニョ】
温かい格好で出かけてね。
直訳すると「服温かく着て、出かけて」となりますが、主に冬に使われる表現です。
韓国の冬は極寒で筆者は-15℃まで経験したことがあります。
ニットを重ね着してその上にロングコートを着ていましたが、頭が痛くなり立っているだけでもう死にそうでした(笑)
ですが、偶然通った定食屋さんに入りチゲをいただき、そのあと少し体がポカポカしてきてやっぱり寒い日に食べる温かい料理は美味しい!と実感した日がありました。
このように極寒の韓国では、特に家族が出かける前には日本語の「いってらっしゃい」と同じような頻度で使う鉄板フレーズです。
おまけ 韓国で病院に行ったときのこと

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最後に少し筆者の経験談を綴りたいと思います。
韓国留学中に咳が止まらなくなり、それが1週間以上続いたので、韓国人の友人が紹介してくれた病院に行きました。
その間日本から持参した薬を服用していてもまったく治らなかったのに、韓国で処方されたカラフルな錠剤を各1つずつ服用したことで、すぐに治りました。
結局お医者さんには、喉が少し腫れている程度と診断され軽い風邪のようなものでしたが、ゼリーのような飲み薬と錠剤を処方されました。
ですが一回飲んだだけできっぱり治ったので残りは記念に持って帰ってきました(笑)
副作用には肌の荒れや、睡魔、手足のしびれなどが記載されていたのでおそるおそる飲んでみましたが、何事もなく終わりました。
韓国の薬が強すぎるのか、わたしの風邪がもう治りかけていたのかは謎ですが、びっくりした出来事でした。
まとめ

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いかがでしたか?
風邪や病気で寝込んでしまうと精神的にもどんよりしてしまいます。
そんな中このように相手を気に掛けるフレーズをサラッと言えたら素敵ですよね!
また旅行中や留学中に韓国で寝込むことになると大変ですので韓国旅行や留学に行く際は、日本から常備薬やビタミン剤など服用している方は持っていくことをおすすめします。
韓国にはおかゆのお店がたくさんあり、風邪を引いた時におかゆを食べるということも一般的です。
おかゆのトッピングもさまざまですので、風邪を引いていないときにもぜひ食べてみてください。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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