「また会いましょう」を韓国語で!相手別の自然な言い方

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「また会いましょう」を韓国語で!相手別の自然な言い方

別れの挨拶とともに、また会いたいという気持ちを伝えたいときや次に会う予定が決まっているとき、日本語では「また会いましょう」と言いますが韓国語ではなんと言うでしょうか。

別れ際にたださようならと言うだけではなく「また会いましょう」という一言を伝えるだけでも、今日過ごした時間が楽しかった、これからも関係を続けたいという気持ちも一緒に伝えることができます。

そんな大切な意味を持つ言葉だからこそ、伝え方で相手が受け取る印象も大きく変わります。

韓国語も日本語と同じく相手との関係や状況によって自然な言い方は変わります。

今回は「また会いたい」という気持ちを正しく伝えられるように、相手別でわかりやすく紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

「会う」は韓国語で?

実は「会う」という意味の韓国語は、2つあるのをご存知でしょうか?

韓国語には、①보다【ボダ】②만나다【マンナダ】の2種類があります。

どちらも「会う」ですが、状況によって使い分けることができます。

以下では、混乱しやすいこの2つの使い分けについて、わかりやすく解説します。

보다【ボダ】

보다【ボダ】の本来の意味は「見る」ですが、顔を見る(=合わせる)ことから由来しています。

単純に、相手の顔を「見る」「見かける」「会う」場合に使われます。

そのため挨拶のように手軽に言う場合が多く、만나다【マンナダ】よりも口語的でカジュアルな印象があります。

만나다【マンナダ】

만나다【マンナダ】は「(約束をして)会う」「出会う」というニュアンスを含みます。

보다【ボダ】は同じ「会う」でもラフな表現の単語ですが、만나다【マンナダ】は出会うという意味もあるため、「会う」ことの重要性が高くなるほど만나다【マンナダ】を使用すると自然な表現になります。

以下からは、①보다【ボダ】②만나다【マンナダ】を使った相手別の「また会いましょう」の言い方を紹介します。

友達・親しい人への言い方

韓国語も日本語と同様に、相手によってカジュアル・フォーマルな言い方を使い分けています。

友達の中でも親しい人と、そこまで親しくない人や、親しいけれど年上など、色んなパターン色んなパターンがあるかと思います。

それぞれ相手別に、どのように言えばよいかをやさしく解説していきます!

友達に言う場合(タメ口表現)

①또 보자.
【ット ボジャ】
また会おう。

親しい友達にはタメ口の軽いニュアンスでこのように言います。

語尾が ~자【ジャ】で終わる文法は日本語で「〜しよう」という意味で、仲のいい友達や年下などの目下の人に対して使う表現です。

別れ際に「またね〜」とサラッと言うように、いちばんよく使われる表現です。

②또 만나자.
【ット マンナジャ】
また会おう。

こちらもタメ口で「また会おう」という意味ですが、①또 보자.【ット ボジャ】よりも「また会いたい」という気持ちをはっきりと表現するニュアンスに近いです。

ほとんど違いはありませんが、①또 보자.【ット ボジャ】が挨拶感覚でもっとも使用度が高く、②또 만나자.【ット マンナジャ】が会いたいという意志をさらに強調するときに使われます。

ただし、2つともタメ口でカジュアルな表現なので目上の人には使わないように気をつけましょう。

知り合い、親しい年上の人など(やわらかい敬語表現)

タメ口はカジュアルすぎるけど固すぎる敬語は違和感のある相手の場合、少しやわらかい敬語で表現したいですよね。

その場合は以下のように言ってみましょう。

또 봐요./또 만나요.
【ット ポァヨ/ット マンナヨ】
また会いましょう。

語尾の요体は会話でいちばんよく使われる敬語表現です。

固すぎずやわらかい敬語なので、ビジネス以外で丁寧に話したいときは基本的に요体に変えて活用することが多いです。

原型の「会う」という意味の보다【ボダ】が봐요【ポァヨ】
만나다【マンナダ】が만나요【マンナヨ】に変化します。

2つの違いは上記と同じで、또 봐요【ット ポァヨ】が挨拶感覚でよく使用され、또 만나요【ット マンナヨ】が約束感の強いニュアンスです。

親しい年上の人や知り合いの人など幅広く使えるフレーズです。

職場・目上の人への言い方

職場や目上の人には正しい敬語を使う必要がありますよね。

日本語でも「お会いしましょう」「お目にかかります」といった表現があるように韓国語にもそれに該当する単語があります。

目上の人には「お会いする、お目にかかる」という보다【ボダ】の謙譲語、뵙다【ベッタ】を使います。

「お会いしましょう」は、未来の意志「〜でしょう」という意味を表す文法 ~겠습니다【ケッスムニダ】と、뵙다【ベッタ】組み合わせて뵙겠습니다【ベッケッスムニダ】と言います。

“スムニダ”の“ム”発音は“スンニダ”のようにムと発音せず口を閉じて言うとネイティブっぽい自然な発音ができますよ!

以下では「お会いしましょう」뵙겠습니다【ベッケッスムニダ】を使って、状況に合わせた自然な言い方を紹介します。

次の予定が未確定のとき

次回の予定が決まっていないときは、「〇日○時にお会いしましょう」と言わない代わりに“また” “次回”といった単語を用いて表現をします。

①또 뵙겠습니다.
【ット ベッケッスムニダ】
またお会いしましょう。

未確定ではあるが次回の予定がほぼ確定しているときに使います。

「また」という韓国語の또【ット】と組み合わせて日本語と同じ意味で目上の人に使う表現です。

「また」という言葉には再び・もう一度という意味が含まれるため、詳細は決まっていないがまたすぐ会うのがわかっているときに使う表現です。

日常会話では学校で学生が先生に対して別れの挨拶とともに言ったり、定期的に通っている美容院などのお店や病院などのシーンでよく使われます。

②다음에 뵙겠습니다.
【タウメ ベッケッスムニダ】
次回お会いしましょう。

反対にこちらは次回の予定が全くない状況でも使えます。

具体的に会う予定がなかったとしても、別れも挨拶とともにひとこと添えるだけで、印象がかなり変わりますよね。

ビジネスシーンや公的な場面での丁寧な表現としてよく使われますので、覚えておくと役に立つでしょう。

次の予定が決まっているとき

職場で次の出勤日などのように次に会う日が決まっている場合は以下のように言います。

내일/내일모레 뵙겠습니다.
【ネイル/ネイルモレ ベッケッスムニダ】
明日/明後日お会いしましょう。

韓国語で明日は내일【ネイル】明後日は내일머레【ネイルモレ】といいます。

다음주에/다음달에 뵙겠습니다.
【タウンジュエ/タウンダレ ベッケッスムニダ】
来週に/来月にお会いしましょう。

来週は韓国語で다음주【タウンジュ】、来月は다음달【タウンダル】です。

「〜に」という意味の助詞「~에」【エ】を合わせて「〇〇(次の予定日)にお会いしましょう」という文章を作ることができます。

この文法をさらに活用すると

월요일에 뵙겠습니다.
【ウォリョイレ ベッケッスムニダ】
月曜日にお会いしましょう。

내일 오후 8시에 뵙겠습니다.
【ネイル オフ ヨドルシエ ベッケッスムニダ】
明日午後8時にお会いしましょう。

このように次の予定日を合わせて「また会いましょう」と言うことができます。

次に会う日時も確認できるのでかなり活用度の高いフレーズですよ!

ただしこちらの뵙겠습니다【ベッケッスムニダ】はもっともフォーマルな表現なので、友達や親しい仲の人に使うと不自然になってしまいます。

ビジネスシーンや公的な場面で使ってみましょう。

【まとめ】「また会いましょう」を韓国語で!相手別の自然な言い方

いかがでしたか?

「また会いましょう」は単なる別れの挨拶ではなく、“あなたとの関係を続けたい”という気持ちも含まれた言葉なので、相手・状況に合わせて適切に使えるとより気持ちを伝えることができますよ。

ぜひ今回の記事を参考に活用してみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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