韓国語でじゃんけんしてみよう!じゃんけんの言い方と韓国の遊び

子どもの頃から親しんできたゲームといえば「じゃんけん」ですよね!
大人になってもじゃんけんする機会はたくさんあり、例えば負けた人が買い出しにいくや、勝った人が何かをもらえる、などなど。
いくつになってもじゃんけんは盛り上がる遊びとして存在しています。
筆者はアルバイトをしていたころ、じゃんけんで勝った人が早く退勤できるなどのルールがある日もあったのですが、じゃんけんに強くなりたくて攻略法を調べたりもしていました。
韓国でも「じゃんけん」は存在します!
そして日本のように大人になってからも親しまれている遊びです。
韓国のじゃんけんはかけ声や遊び方に少し違いがありますが、基本的にはルールは同じです。
旅行や留学で出会った友達と韓国語でじゃんけんをすることもあるかもしれません。
そんなときに覚えておくと距離も縮められますし楽しいですよね。
今回の記事では、韓国語でじゃんけんのやり方、かけ声、そして他にもじゃんけんに似たような遊びがあるので合わせて紹介します!
韓国語で「じゃんけん」は?

引用元:https://unsplash.com/
韓国語で「じゃんけん」は가위바위보【カウィバウィボ】といいます。
各単語に意味があり、가위【カウィ】はハサミをあらわします。
つまり「チョキ」のことでこれは日本語と同じ表現ですね。
続いて바위【バウィ】は「岩」という意味でこれも同じニュアンスで「グー」をあらわします。
最後に보【ボ】は「布」をあらわします。
「布」は平たいものなので「チョキ」に切られてしまいます。
つまり「パー」をあらわし、日本語での意味と解釈にそんなに違いはありませんね。
가위바위보をそのまま直訳すると「ハサミ、岩、布」となります。
さらに日本語に当てはめてみると「チョキ、グー、パー」となります。
日本語では一般的に「グー、チョキ、パー」と呼ぶので順番が少し違いますが、この並びのまま覚えるようにしましょう。
「じゃんけん」のかけ声

引用元:https://unsplash.com/
じゃんけんをする時のかけ声といえば「ジャンケンポン!」ですよね。
韓国語ではそのまま가위바위보!【カウィバウィボ】といいます。
「ジャンケン、ポン!」と同じトーンでかけ声をします。
日本のように「最初はグー」のように構えのような姿勢はありません。
いきなり始まるか가위바위보 하자!【カウィバウィボ ハジャ】と言って始まることが多いです。
出さなきゃ負けよ
たまに「出さなきゃ負けよ、ジャンケンポン!」というように前にフレーズがつくことがあります。
実はこれに当てはまる韓国語もあり、使い方も同じです。
안 내면 진다【アン ネミョン ジンダ】というフレーズを頭につけて続けて가위바위보と続けます。
내다【ネダ】とは「出す」という動詞で면という形になると「~なら」となります。
안【アン】がつくと否定分になるので안 내면は「出さないと~」となります。
さらに지다【ジダ】「負ける」という動詞が後に続き直訳すると「出さないと負け」となります。
あいこになったら?
じゃんけんをしていてあいこになると、もう一度じゃんけんを繰り返しますよね。
なかなか決着がつかなくてずっと繰り返しになったという経験もあるのではないでしょうか。
韓国でもあいこになると、日本と同じように「あいこでしょっ!」のように繰り返しじゃんけんをします。
その際のかけ声は主に2パターンあります。
もう一度가위바위보と言って繰り返すパターンと보!と言って繰り返すパターンです。
보!は日本語で言うと「しょ!」の感覚ですね。
じゃんけんに似た遊び묵찌빠【ムクチッパ】

引用元:https://unsplash.com/
じゃんけんに似た遊びでもう1つ韓国でよく遊ばれているものが묵찌빠【ムクチッパ】と呼ばれるものです。
パッチムがあるので【ムッチッパ】が近い発音になります。
筆者は韓国ドラマでこの묵찌빠をしているシーンを初めて見ましたが、見ただけではルールが理解できないくらい少し複雑に感じました。
묵찌빠のルールを簡単に説明します。
まずは普通にじゃんけんをした後からこのゲームは始まります。
じゃんけんで勝った方が攻撃する側になり、その人は次にグーチョキパーのいずれかを出すことができます。
この時グーは묵【ムッ】、チョキは찌【ッチ】、パーは빠【ッパ】です。
じゃんけんの時と言い方が変わってくるので注意です。
出す側は出しながら出すポーズを声に出して言います。
それに反応してもう一人の人もグーチョキパーいずれかを出して、そこであいこになったら最初にじゃんけんに勝った人の勝利です。
ここであいこにならなければ、そのターンのじゃんけんに勝った人がまた繰り返し攻撃する側になります。
つまり最初のじゃんけんに勝った人が、さらに相手をあいこにさせると勝ちという、じゃんけんの2回戦のような感じでしょうか。
ここで最初のじゃんけんに負けても묵찌빠で逆転することができるので盛り上がるゲームなのでしょうね。
묵찌빠のルールをお分かりいただけたでしょうか?
実際に韓国人の友人が複数いる方は묵찌빠を見学させてもらってください(笑)
じゃんけんに関する単語と例文

引用元:https://unsplash.com/
韓国でもじゃんけんは日常生活のいろいろな場面で使われます。
じゃんけんでよく使う「勝つ」は이기다【イギダ】、「負ける」は지다【ジダ】です。
누가 계간할지 가위바위보 하자.
【ヌガ ケサンハルジ カウィバイボ ハジャ】
誰が会計するかじゃんけんしよう。
飲み会をした後なんかは、じゃんけんで会計する人を決める場合がありますよね。
순서를 가위바위보로 정하자.
【スンソルル カウィバイボロ チョンハジャ】
順番をじゃんけんで決めよう。
何かの順番を決めるときにもじゃんけんはよく使われますよね。
가위바위보해서 팀을 나누자.
【カウィバイボヘソ ティムル ナヌジャ】
じゃんけんしてチームを分けよう。
チーム分けの際などでもじゃんけんが使われます。
日本のようにグーとパーで分けるという分け方は韓国にはないように思います。
また韓国でもじゃんけんに「負けた人がやる」という文化が強いので、そのあたりは日本と認識が同じです。
무궁화꽃이 피었습니다【ムグンファッコチ ピオッスムニダ】

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무궁화꽃이 피었습니다というフレーズを聞いたことがある方も多いと思います。
日本での「だるまさんが転んだ」と全く同じ遊びです。
ドラマ「イカゲーム」を見たことがある方なら、知っている遊びだと思います。
意味は「ムクゲの花が咲きました」となります。
「ムクゲ」とは韓国を象徴する花で韓国の国歌の歌詞にも入っています。
APTゲーム

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BLACKPINKのロゼとブルーノ・マーズが歌っているAPTは日韓のみならず世界中に大旋風を巻き起こしました。
韓国の主にお酒の席で楽しめるゲームがもとになっています。
韓国の遊びにちなんでこちらの遊びも紹介します。
お酒の席での遊びなので小さな子どもはあまりやらないかもしれません。
아파트 아파트【アパトゥ アパトゥ】と言いながら一人がランダムに階を言います。
例えば12階!と言ってその場にいる全員が中央で手を合わせます。
日本で言う「重ねてドン」の状態を作ります。
そして1階、2階、3階と言いながら一番下から手を抜いて上に重ねていきます。
最後に12階と言いながら手を上に持ってきた人が負けで、お酒を飲むというゲームです。
こんなゲームまで知っていれば盛り上がること間違いなしです!
まとめ

引用元:https://unsplash.com/
今回の記事では韓国でのじゃんけんの仕方について解説してきました。
また他にも韓国で馴染みのある遊びをいくつか紹介してきました。
韓国にいって友人たちと一緒にこのような遊びを楽しむことができると、距離が一気に縮まって、盛り上がること間違いなしです!
ぜひ韓国で咄嗟に使えるように、練習してみてくださいね。
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