韓国人との電話で使える電話フレーズを覚えて使ってみよう

韓国語の勉強に必要なのは文法や単語力、リスニング力、ライティング力ですが中でもスピーキング力を高めたい方が多くいらっしゃると思います。
韓国語を話すというのは韓国語上達の近道です。
話せるようになってから人と会話しようと考える人が多いですが、残念ながら話せるようになるためには会話をしないと始まりません。
筆者も経験しましたが、口から出さないことには本当に定着しないですし話す練習をせず、リスニングだけで言語が身につくということは難しいと思っています。
独り言で韓国語を話す練習をすることも効果的ですが、できれば相手がいた方がリスニング力も同時に磨くことができますし、自分の発音が人に通じるかなども確かめることができます。
韓国人の友人がいない方はアプリなどを通して韓国人と電話をしてみてはいかがでしょうか。
今は昔に比べても気軽にスピーキング練習ができる時代になったと感じております。
このような時代に韓国語を学ばれている方は、あらゆるツールをフル活用してほしいと思っています。
初対面の方と外国語で電話をするなんて…と思うかもしれませんが、相手も同じ気持ちです。
何度も電話をしていれば慣れてきますし自分の口癖や、この単語が会話で出てこない、この言い回しが難しいなど気づくことができると思います。
筆者が韓国語を勉強していたころはほぼ毎日つたない韓国語で電話していました。
相手にもよりますが、優しく聞いてくれる方ばかりだったのであの時は無駄じゃなかったと今でも考えることがあります。
前置きが長くなりましたが、今回は韓国人との電話で使えるフレーズをまとめていきたいと思います。
電話にまつわる単語一覧

引用元:https://unsplash.com/
まずは電話にまつわる単語を紹介します。
전화【チョヌァ】電話
핸드폰, 폰【ヘンドゥポン、ポン】 携帯電話
스마트 폰【スマトゥ ポン】スマートフォン
전화를 걸다【チョヌァルル コルダ】電話をかける
전화를 받다【チョヌァルル パッタ】電話に出る
전화를 안 받는다【チョヌァルル アン パンヌンダ】電話に出ない
전화하다【チョヌァハダ】電話する
전화를 끊다【チョヌァルル ックンタ】電話を切る
전화가 끊기다【チョヌァガ クンキダ】電話が途切れる
전파가 나쁘다【チョンパガ ナップダ】電波が悪い
電話をかけるとき

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電話を掛けるときの「もしもし」は여보세요【ヨボセヨ】です。
日本と同じように友達や家族、目上の人との電話であっても使うことができます。
ただビジネスシーンやお店に予約の電話をする際などは、안녕하세요【アンニョンハセヨ】という挨拶言葉を使うことも多いです。
友達と電話をするときのフレーズ

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友達と電話するときも基本的に여보세요を使うことが多いですが、まれに응【ウン】や、왜?【ウェ】などと電話を受ける側はこのような相づちから始まるケースも多いです。
日本でも特に親しい友達からの電話で「何~?」といって電話を受けることがありますよね。
ちなみに왜?はこの時の「何?」と同じようなニュアンスです。
電話を掛ける側は지금 뭐 해?【チグム ムォヘ】「今なにしてる?」というようなフレーズを使います。
また電波が悪くて相手の声が聞こえない場合もあると思います。
そんなときは목소리 들려?【モクソリ トゥルリョ】「声聞こえる?」というフレーズを使うことができます。
反対に聞こえないときは목소리 안 들려【モクソリ アン トゥルリョ】「声聞こえない」ということができます。
予約の電話をするときのフレーズ

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今の時代はメッセージなどで予約ができるお店も多いですが、韓国語で予約をする際に使えるフレーズを紹介します。
飲食店などは日本と同じようにウェイティングが発生している場合お店の前にある紙や端末で名前や電話番号を登録することもあります。
見知らぬ人に電話をする際も안녕하세요や여보세요が使われます。
예약하고 싶은데요…【イェヤッカゴ シップンデヨ】と言うと「予約したいのですが…」というニュアンスになるのでこのフレーズから始めるとOKです。
日にちや時間、場合によっては人数などを伝えたうえで相手から성함이 어떻게 되세요?【ソンハミ オットッケ ドゥエセヨ】と言われると思います。
このフレーズは「お名前はなんですか?」という丁寧な言い方でビジネスシーンや、お客さんに名前を聞くときに使われるフレーズです。
さまざまな場面で使われるので覚えておくといいと思います。
また自分の電話番号を相手に伝えるときは、日本語と同じように漢数字を使います。
漢数字とは「ひとつ、ふたつ、みっつ」のような数え方ではなく「いち、に、さん」の数え方のことです。
どうしても言いにくい場合は英語で伝えるのもいいですね。
電話の切り方

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最後に電話を切るときに使えるフレーズをいくつか紹介します。
友達との電話では「切るよ」と言って切るのが一般的です。
「切る」という動詞は끊다【ックンタ】です。
活用してさまざまな言い方をすることができます。
끊어【ックノ】切るね
このフレーズは自分が切るときと、相手に切ってねというときに使うことができます。
言い方にニュアンスを含めることが難しい場合は、「君が」や「わたしが」など主語を入れるといいですね。
また먼저【モンジョ】という単語を入れると「先に切って」「先に切るよ」という意味になります。
끊을게【ックヌルケ】切るね
을게という文法は「〜するね」と未来のことをいうフレーズです。
例えば먹을게【モグルッケ】食べるね、갈게【カルッケ】行くね、のように日常生活でよく使われています。
発音は을께【ウルッケ】ですが書くときには을게が正しい表記になるので注意が必要です。
ちなみにこのフレーズは韓国人でも間違える方が多く特にメッセージなどでは먹을께, 갈께などと使っている方が多いようです。
これは自分が「〜する」という表現なので主語を付け加えなくても伝わります。
끊겠습니다【ックンケッスムニダ】切ります
この表現は友達同士では使うことは少ないですが、ビジネスシーンや韓国ドラマなどでも出てきます。
겠が入り습니다で終わっているので自分の意思を伝える文法です。
日本語にすると「〜いたします」という訳になります。
끊다とあわさり「切らせていただきます」というニュアンスになります。
また特に決まりのフレーズを使わなくても、なんとなく雰囲気で電話を終わる時もあります。
親しい友達同士ではお互い어~【オー】というように相槌をうって終わるケースもあります。
例えば응 알았어~어~【ウン アラッソ オー】のようにお互いが電話を切るタイミングかな?と思えばこれが切り方になります。
日本語で言う「うん、わかったよ、はーい」と同じような切り方ですね。
挨拶で終わる場合ももちろんあり、夜なら잘 자【チャルジャ】「おやすみ」を使います。
また友達同士約束をしていて後で会う場合には이따 봐~【イッタ ブァ】「あとでね」というフレーズも使うことができます。
そして明日会う場合には내일 봐【ネイル ブァ】「また明日ね」を使うことができます。
SNSを通して電話をする場合などは재밌었어요【チェミッソッソヨ】「面白かったです」や고마웠어요【コマウォッソヨ】「ありがとうございました」などと終わり際に伝えるといいですね。
まとめ

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いかがでしたか?
今回はよく使う電話フレーズを紹介しました。
勇気を出して電話をかけても切り方がわからないと不安ですよね。
また話が合う方や相性などもあると思うので、話していて楽しい方や、話が弾まない方などいろいろ感じることがあるかもしれません。
もしも、電話をしていてつまらなかったり、相手の言っていることがわからなかったりしても聞くことを続けていれば韓国語のリスニング強化にも繋がりますし、その学習時間は無駄ではありません。
いろんな方の口調やトーン、発音に慣れることができるのも電話のメリットです。
みなさんも電話での韓国語学習を取り入れてみてくださいね。
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