「ヤッカン」ってどういう意味?韓国人がよく使う会話フレーズを紹介

韓国人の会話を聞いていると、頻繁に出てくるワードに気づくことができると思います。
韓国ドラマなどでは、セリフが決められているので、正しい表現を使っていることが多いです。
リアルな日常会話では、韓国ドラマのような正しい表現だけではなく、より柔らかくした表現を使うこともあります。
このような会話で使えるフレーズは、Vlogを見たり、個人で撮影しているショートドラマなどを見ることもおすすめします。
そして、話す人によっては口癖もありますよね。
この記事では、特に韓国人がよく使う口癖を紹介します。
筆者が実際に、多くの韓国人と会話をしてきた中で感じた、頻出単語を集めました。
解説と使い方をまとめているので、より会話力を伸ばしたい方は、ぜひ使ってみてください。
韓国人の口癖①약간【ヤッカン】

引用元:https://unsplash.com/
最初に紹介する韓国人の口癖は、약간【ヤッカン】です。
약간は「若干」という意味で「少し、やや、わずかに」というニュアンスをもっています。
「若干」は日本語では、使う方もいるかもしれませんが、あまり会話ではなじみのない単語のイメージです。
韓国語で약간は日本語の「ちょっと」の感覚で、頻繁に使うことができます。
「ちょっと」という単語に조금【チョグム】という表現もありますが、약간を使うと少しネイティブ感が出ます。
약간 그런 게 있잖아.
【ヤッカン クロンゲ イッチャナ】
ちょっと、そのようなことがあるじゃない。
このフレーズは、会話を切り出す際に使うことができます。
直訳すると、少し硬い表現ですが「なんか、こんな感じあるじゃん」と、会話を続けるイメージです。
前置きとして使えるフレーズです。
약간 그런 느낌이 있어.
【ヤッカン クロン ヌッキミ イッソ】
若干、そんな感じがする。
相手と会話をしていて、反応する際にもこのような表現を使うことができます。
このフレーズは、「ちょっとそんな気がする」のような場面で使うことができます。
한국어 할 수 있어?
【ハングゴ ハル ス イッソ】
韓国語できる?
약간?
【ヤッカン】
若干?
シンプルにこのように使うこともできます。
韓国人の口癖②혹시【ホクシ】
次に紹介するフレーズは、혹시【ホクシ】です。
この表現は、本当によく使うので、覚えておくと便利なワードです。
혹시の意味と使い方は、たくさんあるのでシチュエーションごとに、紹介します。
知らない人に話しかけるとき
例えば、知らない人に道を聞きたいときや、店員さんに話しかけたいときなどに、冒頭に혹시とつけることができます。
日本語に訳すとすると、「あの」のようなニュアンスです。
人に質問する際の、前置きフレーズとして使うことができます。
혹시と声をかけられたら、この人は何か質問をしてくるんだな、と感じ取ることができる便利なフレーズです。
혹시 이 근처에 편의점이 있어요?
【ホクシ イ クンチョエ ピョニジョミ イッソヨ】
あの、この近くにコンビニはありますか?
혹시 이름을 여쭤봐도 될까요?
【ホクシ イルムル ヨチョブァド トゥェルッカヨ】
あの、お名前を伺ってもよろしいですか?
혹시は相手が年上でも、友達でも使える表現です。
「もしかして、もし」
혹시の本来の意味は「もしかして、もし」です。
冒頭につけることで、「もしかして~かもしれない」や「もし~したら」というフレーズを作ることができます。
혹시 우리 만난 적이 있어요?
【ホクシ ウリ マンナン チョギ イッソヨ】
もしかして、わたしたち会ったことありますか?
혹시 잘 되면 나한테 알려줘.
【ホクシ チャル ドゥェミョン ナハンテ アルリョジョ】
もし上手くいったら、わたしに教えて。
혹시 모르니까【ホクシ モルニッカ】
この表現もよく使い、非常に便利なフレーズです。
日本語に訳すと「もしかして、わからないから」となります。
このフレーズは、状況に応じて訳が変わります。
「もしかして~かもしれないから」という状況で使うができ、万一の状態に備えるというニュアンスです。
혹시 모르니까 우산을 챙겨간다.
【ホクシ モルニッカ ウサヌル チェンギョカンダ】
もしかして雨が降るかもしれないから、傘を持っていく。
챙기다という単語は「準備する」というニュアンスでも、使うことができます。
혹시 모르니까 빨리 출발하자.
【ホクシ モルニッカ ッパルリ チュルバルハジャ】
万一に備えて、早めに出発しよう。
渋滞に巻き込まれたり、予想外のこともあるかもしれないので、早く出発しようというフレーズです。
韓国人の口癖③근데【クンデ】
次に紹介するフレーズは근데【クンデ】です。
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
特に友達同士の会話では、よく使われます。
근데は「でも」と訳すことができますが、会話の冒頭につけると「あのさ」のようなニュアンスで使うことができます。
아니【アニ】という表現と合わせて、아니 근데【アニ クンデ】と言うと、ネイティブ感が更にアップします。
「いや、でもさ~」のようなニュアンスです。
아니 근데 너 언제까지 이러고 있을 거야?
【アニ クンデ ノ オンジェッカジ イロゴ イッスル コヤ】
いや、でも君は、いつまでそうしているつもりなの?
「ところで」と会話の話題を変えるときにも、使うことができます。
근데 너 숙제 다 했어?
【クンデ ノ スクチェ タ ヘッソ】
ところで君、宿題終わった?
근데はシンプルに「でも」という場面でも使うことができます。
근데 너도나도 몰랐잖아.
【クンデ ノド ナド モルラッチャナ】
でも君もわたしも知らなかったじゃない。
근데は「でも、ところで」という意味で使われることも多いですが、ただ意味もなく口癖のように使う韓国人も多いです。
韓国人の口癖④막【マッ】
次に紹介するフレーズは、막【マク】です。
ㄱパッチムがついているので、実際は【マッ】に近い発音です。
막は会話の中で使われることが多く、友達との会話でも、年上の人との会話でも使うことができます。
日本語に訳すと「たった今」という意味で使うこともできますが、ここで紹介する막は違う意味で使われます。
막を会話の中で使うときは、話し手が興奮していたり、早く話そうとしている際によく聞く気がします。
막の日本語訳は人により、感じ方が違うと思いますが、筆者は「さ」が近いように思います。
例えば、「昨日さ、カフェでさ、勉強していたんだけどさ」と言うことがありますよね。
このように会話の中に、何度か막を入れます。
어제 막, 카페에서 막, 공부하고 있었는데 막
【オジェ マッ カペエソ マッ コンブハゴ イッソヌンデ マッ】
このように使うことができます。
「たった今」という意味で使うとき
막を本来の意味で使う文章も紹介します。
지금 막 도착했어.
【チグム マッ トチャケッソ】
たった今、到着した。
지금 막 먹었어.
【チグム マッ モゴッソ】
たった今、食べた。
このように、「たった今」という意味で使うときは、지금【チグム】「今」という単語と合わせて使うことが多いです。
まとめ

引用元:https://unsplash.com/
いかがでしたか?
今回の記事では韓国人が会話の中で、本当によく使う口癖を紹介してきました。
口癖は意識して、使うものではなく、自然にでるものですよね!
自然に会話で使うことができるようになるまで、ぜひ何度も口に出して覚えてみてください。
また、実際にどのような場面で使われているのかがわかると、よりイメージがしやすいかと思います。
冒頭でも書きましたが、Youtubeでリアルな会話を聞くことができる、ショートドラマを見ることをおすすめします。
筆者のおすすめは、진용진【チンニョンジン】とDeepです。
ぜひ韓国語の勉強に、活用してみてください。
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