体の部位を韓国語で言ってみよう!慣用句もいくつか紹介

日常生活で「体」にまつわる表現を使う頻度は高いですよね。
例えば「足や頭が痛い」や「鼻がつまっている」など、症状を伝える時にも必要になります。
特に韓国に留学中や旅行中、突然体調不良になり病院にかかる際にやはり言葉が伝わらないと不安になります。
そして韓国では会話の中で頻繁に慣用句やことわざなども使われます。
これらには体の部位が入ったフレーズも多いので、単語を聞き取れると役に立ちます。
TOPIKなどの韓国語試験を受けようと思っている方は、慣用句やことわざの勉強は必須で、体の部位が聞き取れるだけで有利になることがあります。
この記事では韓国語で体の部位の言い方、慣用句や動作なども紹介していきます。
韓国語で「体」は?

引用元:https://unsplash.com/
韓国語で「体」をあらわす単語はいくつかあります。
一般的に使われるものから、漢字語、書き言葉などに分けることができます。
몸【モム】
日常生活でも「体」をあらわす時には基本的にこの単語を使います。
韓国語初級の単語なので知っている方も多いと思います。
몸【モム】には「体」という意味の他に「身分」「体調」をあらわす際にも使われます。
体調が悪いと韓国語で言う時は몸이 안 좋다【モミ アンチョッタ】や몸살이 나다【モムサリ ナダ】という言葉を使います。
몸살【モムサル】とは日本語に当てはまる言葉がなく「体調」や「風邪」などと訳されますが、単体で使うことは少なく나다【ナダ】「出る」という動詞を使います。
日本の「風邪」よりはもっと重いニュアンスで過労からくる病気や体のだるさのことを言います。
몸살이 났어.【モムサリ ナッソ】
몸살이 난 것 같다.【モムサリ ナン コッ カッタ】
신체【シンチェ】
신체も「体」のことを指しますが「身体、人の体」をあらわす漢字語です。
漢字語とは漢字をそのままハングル読みする言葉のことで、韓国語の80%以上が漢字語から成っていると言われています。
日本語と韓国語が似ていると言われる点にもこの漢字語が関係しています。
신체は日常生活で「体が~」という時にあまり使われず主に書き言葉として使われたり、신체검사【シンチェコムサ】「身体検査」のように少し専門的なことを言う時に使われます。
体の部位一覧

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続いて体の部位の韓国語を上から下の順に紹介しています。
머리【モリ】頭
고개【コゲ】頭
뇌【ヌェ】脳
머리카락【モリカラッ】髪の毛
이마【イマ】おでこ
얼굴【オルグル】顔
눈썹【ヌンソッ】まゆげ
눈【ヌン】目
코【コ】鼻
볼【ボル】頬
뺨【ピャム】ほっぺた
입【イプ】口
이【イ】歯
혀【ヒョ】舌
귀【クィ】耳
입술【イプスル】くちびる
턱【トッ】あご
목【モッ】のど
목【モッ】首
어깨【オッケ】肩
겨드랑이【キョドゥランイ】脇
가슴【カスム】胸
배【ペ】お腹
등【トゥン】背中
팔【パル】腕
손【ソン】手
손가락【ソンカラッ】手の指
손바닥【ソンパダッ】手のひら
허리【ホリ】腰
엉덩이【オンドンイ】お尻
다리【タリ】脚
발【パル】足
발가락【パルカラッ】足の指
「頭」をあらわす韓国語
いきなり「頭」をあらわす単語が2つ出てきたので戸惑ったかもしれません。
머리【モリ】は単純に頭をあらわすのに対し、고개【コゲ】は「首筋から上の部分」を全体的にあらわした言葉です。
고개の中に머리という部分が入ってるイメージです。
「お辞儀をする」というフレーズは고개を使って고개를 숙이다【コゲルル スギダ】と言います。
お辞儀をした際に、下に傾く部分を고개と覚えましょう。
「喉」と「首」の韓国語は一緒
単語一覧を見ていると「喉」と「首」の単語が同じことに気づいたかもしれません。
韓国語では2つとも목【モッ】と全く同じ言葉です。
목이 아프다【モギ アップダ】と言うと「喉が痛い」のか「首が痛い」のか伝わりにくいですが、その時の状況によって判断できます。
「風邪気味で…」のような状況だと喉の話ですし、「寝違えた」ような状況だと首のことだと想像できますよね。
「あし」をあらわす韓国語
「あし」という単語も2つあるのがわかります。
다리【タリ】とは足全体をあらわします。
발【パル】とは足首から下の部分をあらわします。
「足が長い、短い」のように全体的な足を指す場合は다리を、地面についている足だけを指すときには발をつかいます。
다리가 아프다【タリガ アップダ】
脚が痛い (歩き疲れて痛い)
발이 아프다【パリ アップダ】
足が痛い (部分的に痛い)
体の部位を使った慣用句

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次に体の部位を使った慣用句をいくつか紹介します。
목 빠지게 기다리다【モッ パジゲ キダリダ】
首がとれるほど、待つ
待ちくたびれている様子をあらわした慣用句です。
빠지다【ッパジダ】という動詞は「ぬける、とれる」と訳すことができます。
首がとれるほど長い時間同じ姿勢で待ち続けているとイメージするとわかりやすいですね。
목 빠지게 기다렸지만 결국 오지 않았다.
【モッパジゲ キダリョッチマン キョルグッ オジ アナッタ】
首がぬけるほど待ったのに、結局来なかった。
귀가 얇다【クィガ ヤルタ】
耳が薄い
얇다とは「薄い」という意味です。
耳が薄いとどうなるでしょうか?
簡単に人の話を信じる、騙されやすいという時に使う少しネガティブな慣用句です。
남의 이야기를 쉽게 믿어버리는 사람을 귀가 얇은 사람이라고 한다.
【ナメ イヤギルル スィプケ ミドボリヌン サラムル クィガ ヤルブン サラミラゴ ハンダ】
人の話を簡単に信じてしまう人を、耳が薄い人と言う。
귀에 거슬리다【クィエ コスルリダ】
耳障りだ、うるさい
거슬리다という単語は「障る」という意味を持っています。
騒音を聞いた時や、不快な音が聞こえてきたときに対して使います。
また눈에 거슬리다【ヌネ コスルリダ】という慣用句もあり、同じく「目に障る」という意味で使うことがあります。
그 노래가 귀에 거슬리다.【ク ノレガ クィエ コスルリダ】
その歌が耳に障る。
音を聞きたくないという時に使うネガティブな表現です。
코가 높다【コガ ノプタ】
鼻が高い
日本語でも「プライドが高い人」を鼻が高いといいますが、韓国でも同じ意味で使われています。
자신감이 넘치는 사람과 코만 높은 사람은 다르다고 생각해.
【チャシンガミ ノムチヌン サラムグァ コマン ノップン サラムン タルダゴ センガッケ】
自信に満ち溢れている人と、鼻だけが高い人は違うと思う。
よく使う動詞を紹介

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最後に体の部位に結びつけて、よく使う動詞を紹介します。
どこでその動作を行うか想像しながら言う練習をすると効果的です。
생각하다【センガッカダ】 考える
머리가 있으면 생각해 봐.
【モリガ イッスミョン センガッケブァ】
頭があるなら考えてみなよ。
쓰다【ッスダ】 書く
여기에 이름을 써 주세요.
【ヨギエ イルムル ッソ ジュセヨ】
ここに名前を書いてください
앉다【アンタ】 座る
의자에 앉아도 돼요?
【ウィジャエ アンジャド トゥェヨ】
椅子に座ってもいいですか?
걷다【コッタ】 歩く
걸어서 5분 거리예요.
【コロソ オブン コリイェヨ】
歩いて5分の距離です。
달리다【タルリダ】走る
달려 달려!
【タルリョ タルリョ】
走れ走れ!
まとめ

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いかがでしたか?
今回は韓国語で体の部位を紹介しました!
体は準備物なく、自分の体で言う練習ができますよね。
ぜひ部位を指しながら毎日声に出して練習してみてください!
また慣用句もこの記事で紹介した以外にも面白いものがたくさんあるので、勉強してみてください。
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