【初めての子連れ韓国旅行ガイド】0歳から楽しめるソウル旅のポイント

「子連れで海外旅行って大変そう…」そんな不安を感じていませんか?
でも、実は韓国は子連れ旅行にも優しい国なんです!
✔ 日本からわずか2時間前後でアクセス可能
✔ 公共交通機関が発達していて移動がしやすい
✔ 子供向け施設やキッズカフェが充実
とはいえ、「子どもが食べられるものはある?」「ベビーカーで移動しやすい?」など、気になる点もありますよね。
事前準備をしっかりすれば、0歳の赤ちゃんと一緒でも韓国旅行を安心して楽しめます!
この記事では、初めての子連れ海外旅行を考えているママ・パパ向けに、韓国旅行の基本情報からおすすめスポット、持ち物リスト、注意点まで詳しく紹介します。
ぜひ、快適な韓国旅行の参考にしてください♪
0歳〜子連れ韓国旅行:出発前に知っておきたい基本情報
韓国までの所要時間と時差は?
韓国の首都ソウルにアクセスするには「仁川(インチョン)国際空港」と「金浦(キンポ)国際空港」の2つが便利です。
イメージ的には仁川空港が成田空港、金浦空港が羽田空港といった感じで、仁川空港の方が飛行機の便数が多く空港の規模感も大きめ、金浦空港はよりソウルに近くアクセスしやすいのが特徴と言えます。
東京・大阪から韓国までは約2時間〜2時間半、福岡からはなんと1時間半ほどで行くことができます。
フライト時間が短いため、 子供の負担が少ないのも大きな魅力ではないでしょうか。
仁川空港からソウル市内までは空港鉄道(AREX)で50分前後、バス・タクシーでおよそ60分〜80分。
金浦空港からだと空港鉄道(AREX)で30分かからずアクセス可能です。
バス・タクシーでは60分前後かかります。
韓国の道路はかなり混み合うので(出退勤のラッシュ時は特に)お急ぎの場合は空港鉄道がおすすめです。
また、意外と知られていないですが、韓国と日本は時差がありません!
その点も子連れ海外旅行におすすめのポイントです。
気候とおすすめの旅行時期
韓国の四季は日本と似ていますが、冬は最高気温が0度以下の日もありとても寒く、夏は日本に比べると湿気が少ない印象ですが、風があまりないので息苦しさを感じる暑さです。
日本と同様に過ごしやすい時期は短くなっていますが、春や秋が子連れ旅行におすすめです。
季節 | 気温の目安 | 特徴 |
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春 (3〜5月) | 10〜20℃ | ◎ 過ごしやすく、桜やお花見スポットが楽しめる。 |
夏 (6〜8月) | 25〜35℃ | △ 日本より少し遅れた6月末頃に梅雨を迎える。その後は息苦しい暑さ、冷房も強いので室内と屋外の寒暖差が大きい。 |
秋 (9〜11月) | 15〜25℃ | ◎ 気温が快適で、紅葉もきれい。 |
冬 (12〜2月) | -5〜5℃ | △ とても寒いため、しっかりした防寒対策が必要。多くはないが雪も降る。室内は暖かいところが多い。 |
また、「ミセモンジ」と呼ばれる、PM2.5やPM10などの目に見えない大気汚染物質にも気をつけたいところです。
1年中発生しているのですが、韓国では12月から4月頃が特に濃度が濃くなると言われています。
人体に入り込むと喉の痛みや目のかゆみを起こしたり、喘息、気管支炎などの呼吸器系への影響に加え、血液やリンパなどの循環器系への影響が心配されていますので、可能であれば濃度が濃い時期を避け、マスク着用することをおすすめします。
韓国の物価と旅行予算の目安
韓国旅行といえば安く買い物できる!というイメージもあるかと思いますが、韓国の物価はここ数年でかなりあがりました。
円安の影響もありますが、基本的には日本とほぼ同じか、少し高い印象です。
もちろん物によっては安いものもあります。
交通費は日本よりリーズナブルで、バス・電車は1,500ウォン(約160円)〜、タクシーの初乗りは約500円となっています。
参考例)
スターバックスコーヒー アメリカーノ(Tallサイズ)
日本:475円 韓国:約500円(4,700ウォン)
バスキンロビンス(サーティーワン) シングルレギュラー
日本:420円 韓国:約420円(3900ウォン)
0歳〜子連れ韓国旅行:持ち物
日本から持参すると便利なもの
粉末ミルク
韓国でも売っていますが、慣れ親しんだものがあるとより安心かと思います。
ベビーカー
旅行中は歩くことが多くなると思うので、あると便利。
ただし、エレベーター・エスカレーターが無く階段を使わざるを得ない場所があったり、坂が多いので注意が必要です。
公共交通機関の混雑時利用や、狭い場所に行く可能性も考えると、折りたたんで小さくなるタイプがより良さそうです。
子供用スプーン・フォーク・エプロン
お店にはないことが多いので持参した方が安心です。
携帯用おむつ替えシート
デパートやホテルなどは授乳室がある場合も多いですが、街中ではトイレで替えなければならないこともあるので持参をおすすめします。
防寒グッズ
冬はとても寒く、エアコンの季節は室内と屋外で寒暖差があるので羽織り等があると安心です。
常備薬
韓国にも薬局はたくさんありますが、成分が異なったり言語の壁もあるので、日本から持って行くことをおすすめします。
韓国で調達できるもの
おむつ・おしりふき
「オリーブヤング(コスメ系の取り扱いが多いドラッグストアのイメージ)」や大手スーパー「eマート」「ロッテマート」などで購入可能です。
ただし、韓国ブランドのオムツは日本と少しサイズ感が異なることも。
特に敏感肌のお子さんは、普段使っているものを持参するのがおすすめです。
ベビーフード
韓国のスーパーで手に入りますが、日本と味が違ったり、食品表示が韓国語のため確認に手間がかかることも。
心配な場合は持参するのがおすすめです。
コンビニ、スーパー、ダイソー(取り扱っている商品や価格帯などは日本と異なります)、オリーブヤングなどで大抵のものは手に入る印象ですが、海外旅行という普段と違う環境ですので、子供用品は日本で使い慣れたものを持って行き、臨時で必要なものを現地調達することをおすすめします。
0歳〜子連れ韓国旅行:おすすめのソウルスポット
屋外、屋内、ショッピングの流れでご紹介します!
漢江(ハンガン)公園

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
広々とした芝生が広がり、ピクニックに最適な漢江公園。
ソウル市内を東西に流れる漢江は、都会の中で自然を満喫できる市民の憩いの場です。
河川敷には多くの公園が点在し、ピクニックや散策、噴水ショーを楽しむ人々で賑わっています。
ピクニックを楽しむ
漢江公園は、ソウルを代表するピクニックの名所です。
公園内ではテントやレジャーシート、テーブルなどのレンタルが可能で、手ぶらで訪れても問題ありません。
また、コンビニも点在しており、現地調達で気軽にピクニックを楽しめます。
漢江の定番グルメ
✔ チメク(チキン+ビール)
サクサクのフライドチキンと冷えたビールの組み合わせは漢江ピクニックの定番。
近くのチキン屋さんでテイクアウトして楽しんでみてください!
✔ 漢江ラーメン
コンビニに設置された自動調理器で作る袋ラーメンは、特別な体験として人気です。
街中にあるコンビニより少しお値段は張りますが、不思議と普段食べるラーメンより美味しく感じられますよ。
サイクリングと屋外プール
漢江沿いにはサイクリングロードが整備されており、自転車レンタルも可能。
夏には汝矣島(ヨイド)やトゥクソムなどに屋外プールがオープンし、リーズナブルに楽しめます。
汝矣島漢江公園
場所 | 地下鉄5号線「ヨイナル(여의나루)駅」3番出口より徒歩約4分(서울특별시 영등포구 여의도동 8) |
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トゥクソム漢江公園
場所 | 地下鉄3・7・9号線「高速ターミナル(고속터미널)駅」8-1番出口から徒歩約22分 地下鉄7号線「チャヤン(자양)駅」2番出口より徒歩約8分(서울특별시 광진구 자양동 704-1) |
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盤浦(バンポ)大橋ムーンライトレインボー噴水

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
夜の漢江を彩る噴水ショーは必見。
色とりどりのライトアップと音楽が融合し、幻想的な景色を演出します。
例年4月〜10月に行われます。
盤浦漢江公園
場所 | 地下鉄3・7・9号線「高速ターミナル(고속터미널)駅」8-1番出口から徒歩約22分 地下鉄9号線「シンバンポ(신반포)駅」1番出口から徒歩約20分 (서울특별시 서초구 반포동 115-5) |
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ソウル子供大公園

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
広々とした園内はベビーカーでも快適。
動物園、植物園、小さな遊園地があり、春には桜の並木、そして夏には水遊び場が楽しめる施設があるなど、一日中家族連れで楽しめる自然ゆたかな公園です。

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
主な見どころ
・動物園:ベンガルトラ、ゾウなどの人気動物に出会えます。
・植物園:四季折々の美しい植物が楽しめます。
・遊園地:小さな子供も楽しめるアトラクションが用意されています。
場所 | 地下鉄7号線「子ども大公園(어린이대공원)駅」1番出口より徒歩約3分 5号線「アチャサン(아차산)駅」5番出口より徒歩約2分(서울특별시 광진구 능동로 216) |
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営業時間 | 公園5:00~22:00/動物園10:00~17:00/遊園地10:00~18:30(週末は19:30まで) |
入場料 | 公園・動物園は無料、遊園地は別途料金(1回利用券3,500ウォン〜) |
キッズカフェ「Lilliput 清潭本店」

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
清潭洞に位置するおしゃれなキッズカフェ。
ボールプールやエアーバウンサー、おままごとセットなど、子どもが夢中になる遊具が充実しています。

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
イタリアンレストランも併設されており、大人もゆったり食事を楽しめます。
清潭洞の他にも東大門やハプチョンなど、色々な場所にありますので、ぜひチェックしてみてください。
場所 | 水仁盆唐線「アックジョンロデオ(압구정로데오)駅」4番出口より徒歩約4分(서울 강남구 청담동 85-3) |
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営業時間 | 10:30~21:00 |
利用料 | 平日20,000ウォン、週末・祝日22,000ウォン(大人は飲食オーダー必須) |
キッズカフェ「CHAMPION 1250X」

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
ヨンサン駅直結のIPARKMALL内にあるスポーツ体験施設。
普通のキッズカフェとは異なり、アスレチック要素が満載です。
アクティブに体を動かしたいお子さんにぴったりのスポットです。
IPARKMALLには免税店、ファッション館・リビング館からなる「IPARK百貨店」、大型スーパー「emart」、映画館など充実した施設で、外に出ずとも1日中楽しむことができちゃいます。
こちらもぜひチェックしてみてください!
場所 | 地下鉄1号線「ヨンサン(용산)駅」直結(서울 용산구 한강로3가 40-999) |
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営業時間 | 10:30〜20:20 |
利用料 | 1時間13,000ウォン〜(保護者は6,000ウォン) |
ザ現代ソウル(THE HYUNDAI SEOUL)

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
2021年2月にオープンした、ソウル最大規模の百貨店。
従来の百貨店とは異なり、館内の約半分が庭園やベンチなどの休憩スペースとして設計されており、子連れでもゆったり過ごせるのが魅力です。
館内は地下2階から6階までの8フロア。
5階の「Sounds Forest(サウンズ・フォレスト)」は、自然芝や30種以上の木々に囲まれた癒しの空間で、子どもがのびのび遊べます。

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
地下1階には話題のグルメスポットが集結。
行列のできる「LONDON BAGEL MUSEUM(ロンドンベーグルミュージアム)」や、スコーンが人気の「CAFE LAYERED(カフェ・レイヤード)」など、スイーツ好きにも嬉しいラインナップです。
また、地下2階には韓国の若者に人気のショップが多数入店しており、ファッション雑貨のショッピングにも最適。
5階には子供服売り場やディズニーストアがあり、親子で楽しめる構成になっています。
授乳室・おむつ交換台・ベビーチェア・仮眠室完備の幼児休憩室、コインロッカーやベビーカーレンタルも充実。
地下鉄直結でアクセスも良く、子連れ旅行にぴったりのショッピングスポットです。
場所 | 地下鉄5号線・9号線「ヨイド(여의도)駅」3番出口方面、地下通路を進むと約10分ほどで地下2階の入口に到着(서울 영등포구 여의도동 22) |
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営業時間 | 10:30〜20:00(金・土・日は20:30まで/6階レストランは22:00まで) |
南大門市場(子供服卸売)
韓国全土に流通する子供服の卸売市場として有名なスポット。
一般向けの小売も行われており、手頃な価格でかわいい子供服が手に入ります。
百貨店に卸している店舗もあるそうで、地方や海外からもバイヤーが訪れる人気市場です。
子どもの洋服をお得に買いたい方におすすめのショッピングスポットです。
注意点として、日曜日は休業、またカード決済不可の店舗が多いため現金の用意が必要。
また、お店によって営業時間は異なるのですが、10時〜16時頃までが一般客向けの小売、業者向けの卸売は23時〜翌朝5時頃まで、と時間によって分けているお店が多いそうです。
場所 | 地下鉄4号線「フェヒョン(회현)駅」5・6・7番出口より徒歩約5分(서울 중구 남창동 49-1) |
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0歳〜子連れ韓国旅行:子供でも食べられる韓国料理
韓国料理と言えば真っ赤で辛く、刺激的なものが多いイメージかと思いますが、淡白で子供でも美味しく食べられる料理もたくさんあります。
その中から5つチョイスしてご紹介します。
また、注文する際に使える簡単な韓国語フレーズもご紹介しますので、ぜひ使ってみてください。
ソルロンタン(설렁탕)

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
牛骨をじっくり煮込んだ、まろやかで優しいスープ
牛骨や牛肉を長時間煮込んだ白濁スープで、クセがなくまろやかな味わい。
塩気が控えめで、味付けを自分で調整できるので、幼い子どもでも安心。
白ご飯と一緒に食べると、お腹にも優しく栄養満点!
カルグクス(칼국수)

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
手打ちのやわらかい麺が特徴のあっさりスープ麺
鶏や貝などでとったダシのスープに、コシのある手打ち麺が入った韓国風うどん。辛さはなく、シンプルな味わいで子どもも食べやすいです。
麺を細かく切れば、小さい子でも食べやすいのが嬉しいポイント。
一点、上に胡椒が載っていることが多いので注意。
ジャジャンミョン(짜장면)

引用元:【Naver Map】公式サイト
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甘めの黒味噌ソースが絡んだ、韓国版ジャージャー麺
もちもちの麺に、豚肉や玉ねぎが入った黒味噌ソースを絡めた人気料理。
ほんのり甘めの味付けで、韓国の子どもたちにも大人気!ソースが濃厚なので、ご飯にかけても美味しく食べられます。
タッカンマリ(닭한마리)

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
鶏一羽をじっくり煮込んだ、シンプルで優しいスープ
鶏肉を丸ごと煮込んだ鍋料理で、スープは塩味ベースであっさり。
柔らかく煮込まれた鶏肉は子どもにも食べやすく、シメのカルグクス(麺)やおじやも楽しめる。
スープの優しい味わいが、子どもの胃にも負担が少ない。
ケランチム(계란찜)
ふわふわの蒸し卵で、おかずにもぴったり!
韓国版茶碗蒸しのような料理で、シンプルな卵の味わい。
お店によっては出汁が効いていてほんのり甘みがあり、幼児でも食べやすい。
辛い料理が多い韓国でも、これらの料理なら子どもも美味しく食べられます。
子連れ旅行の際に、ぜひチェックしてみてください!
注文時の韓国語フレーズ
・「辛くしないでください」
맵지 않게 해주세요.(メッチ アンケ ヘジュセヨ)
・「子どもが食べます」
아이가 먹을 거예요.(アイガ モグル コイェヨ)
・「胡椒を抜いてください」
후추를 빼주세요.(フチュルㇽ ッペジュセヨ)
・「味付けを薄めにしてください」
간을 약하게 해주세요.(カヌル ヤカゲ ヘジュセヨ)
0歳〜子連れ韓国旅行:まとめ

引用元:【Naver Map】公式サイト
https://map.naver.com/
✔ 韓国は日本から近く、時差なし!
フライトは東京・大阪から約2時間、福岡からは約1時間半。
時差がないので赤ちゃんの生活リズムも崩れにくい。
✔ 春・秋が子連れ旅行に最適!
夏は暑く、冬は寒いため、過ごしやすい春(3〜5月)・秋(9〜11月)がおすすめ。
✔ ベビーカーは便利だけど注意も必要!
駅や観光地ではエレベーターがない場所も。折りたためるタイプがベター。
✔ 日本のベビー用品を持参すると安心!
ミルク・オムツ・子ども用スプーンなどは日本から持っていくと便利。
韓国でも調達可能だが、使い慣れたものが安心。
✔ 漢江公園・子ども大公園・キッズカフェが人気スポット!
屋外では漢江公園やソウル子ども大公園、室内ではキッズカフェがおすすめ。
初めての子連れ韓国旅行でも、事前に準備すれば安心して楽しめます。
ぜひ、この記事を参考にしながら、赤ちゃんと一緒に素敵な韓国旅行を計画してみてくださいね!