韓国・ソウルの南大門市場ってどんな場所?おすすめグルメ5選もご紹介!!
韓国・ソウルの南大門市場ってどんな場所?おすすめグルメ5選もご紹介!!
韓国・ソウルで最も古い、およそ600年の長い歴史を持つ「南大門市場」。
グルメ、食料品のほか、生活用品や雑貨、衣料品やアクセサリーなど、実に1万店の店舗がひしめき合っているといわれています。
地域住民だけでなく、食べ歩きやお土産の買い出しにと、観光客にとっても欠かせない観光スポット。
この記事では、南大門市場の歴史やアクセス、さらに絶対に食べたいおすすめグルメを5個ご紹介します!
南大門市場ってどんな場所?
南大門市場の歴史はおそよ600年。1400年代初頭に誕生したといわれています。
国王の法廷が南大門で商人に貸すため、店舗の建設を命じ、農産物や魚など食料品の売買から始まったのだそうです。
今ではここに来るとなんでも揃うように。食料品だけでなく、生活用品、電化製品、衣料品、さらに伝統衣装や工芸品、スパイスや漢方薬まで。
約1万店が所狭しとひしめき合う迷路のような市場をうろうろ歩きながらショッピングを楽しみ、歩き疲れたらカフェや食堂で一休みも叶う、そんな場所になっています。
南大門市場は、商品を独自に開発して販売する独立した業者が多いことから、品質が良くかつ安く買い物できるといわれています。
昔から今も変わらないエネルギッシュな商業の中心、それが南大門市場なのです。
南大門市場と東大門市場の違いって?
ところで、韓国・ソウルにある市場といえば南大門市場のほかに「東大門市場」を連想する人も多いのではないでしょうか。
この2つの市場の大きな違いは、南大門市場は幅広い商品を扱う店舗が多く、東大門市場は服飾・布製品に特化している点にあります。
多くの店が朝10時頃からオープンし17時にクローズ。主に日中に賑わう南大門市場と比べて、東大門市場は深夜まで多くの買い物客が集まるのも特徴。
そのため、両方行ってみたい場合は上記を考慮して計画を立ててみると良いですよ。
ちなみに共に日曜日は定休日の店が多いので、ご注意を!
南大門市場へのアクセス
南大門市場は、地下鉄4号線 会賢(フェヒョン)駅5番出口からすぐの場所にあります。
明洞やソウル駅から15分ほどで歩ける距離でもあるので、観光がてらぶらぶら歩いて向かうのもおすすめです♪
南大門市場で絶対外せない2大グルメ!
南大門市場に「二大横丁」と呼ばれる通りがあるのを知っていますか?
そこには、南大門市場に行ったらまずはチャレンジしたい2大グルメがあります!
観光地でありながら地元の人もたくさん訪れるディープなスポット。
メインの通りから「えっ、ここにあるの?」とびっくりするような細い路地を入っていくと見つけられる美味しいグルメです。
伝統的な韓国の食文化を覗きに行ってみませんか?
カルチジョリム(太刀魚の煮付け)
二大横丁のひとつが「カルチコルモク」と呼ばれる「太刀魚横丁」!
「カルチコルモク」と書かれた看板を目印に細い路地へ入ると、店の外で小鍋を並べ、太刀魚をぐつぐつと調理している様子が目に飛び込んできます。
ここで食べられる南大門市場の名物グルメが「カルチジョリム」と呼ばれる「太刀魚の煮付け」。
もともとは参鶏湯やカルグクスを出す食堂が多かった通りで、太刀魚の煮付けを提供するお店がメディアで取り上げられたことをきっかけに、次々とお店ができ、横丁へと発展したそうです。
太刀魚の煮付けは、太刀魚と一緒に大根などを小鍋で煮込んだ甘辛い料理。
ピリ辛で濃いめの味わいなので、白ごはんが進みます。さらにお酒のアテにもピッタリ。
日本でなかなか食べられないご当地グルメの一つです。
韓国ならではの料理にぜひチャレンジしてみませんか?
カルグクス
もうひとつが「カルグクスコルモク」と呼ばれる「カルグクス横丁」!
ぼーっと歩いていると見落としてしまいそうな、服飾店の並びに突然現れるビニールの入り口が目印。
そこをあけると、中には全く別の世界が広がっています。
両脇におよそ10軒のカルグクス店がずらりと並び、「オンニー、ヨギアンジャヨ〜。サービス〜。(お姉さんここに座って、サービスあるよ〜)」などと店員のオモニ(お母さん)たちの活気のある呼び込みに思わず圧倒されます。
カルグクスとは、小麦粉を原料とする温かい麺料理。日本でいう細いうどんのような食べ物です。
朝7時頃から営業しているので、朝ごはんにもってこい。
カルグクスは麺をその場で打って、包丁で切り、茹でて作られるのでもちもち♡
カルグクスを一つ頼むと、冷麺やピビンパのほか、キムチなどちょっとしたおかずがサービスで提供してもらえるのがカルグクスコルモク式です♪
南大門市場そのほかおすすめの食べ歩きフード3選
南大門市場には、太刀魚の煮付けやカルグクス以外にも、小腹がすいた時にサクッと食べられる食べ歩きフードもたくさんあります!
なかでも特におすすめの軽食をご紹介します♪
野菜ホットク
南大門市場の人気食べ歩きフードといえば必ずと言ってもいいほどあがるのが「野菜ホットク」!
ホットクといえば、おやきのような韓国屋台スイーツ。
シナモン入りの黒砂糖を揚げ焼きにしたものが定番ですが、ここ南大門市場ではチャプチェが入った”おかず系ホットク”が人気です。
食べ応えがあってボリューミーなので、小腹がすいた時の強い味方ですよ。
肉まん
一年中、店頭で蒸したてが販売されている肉まんや蒸し餃子「マンドゥ」もおすすめ!
「韓国で肉まん!?」とちょっと意外に思うかもしれませんが、南大門市場のB級グルメとして有名です。食事時には地元住人が列を作る店もあります。
ネギやニラ、玉ねぎや豚ミンチを特製ダレで味付けした餡を包んだものが一般的ですが、辛味ありと辛味なしの2種類があることが多いです。
揚げパン
甘党の皆さんにおすすめしたいのは、揚げパン!
ねじりドーナツ「クァベギ」のほか、なかに餡が入った丸い揚げパンも販売されています。
持ち帰りよりも、その場で食べるのがおすすめ。
外はさくさく、中はもっちりした食感で歩き疲れた身体を癒してくれること間違いなしです!
【まとめ】韓国・ソウルの南大門市場ってどんな場所?おすすめグルメ5選もご紹介!!
この記事では、韓国・ソウルの南大門市場とはどのような場所か、さらに行ったら外せないグルメをご紹介しました!
ショッピングも、グルメも、楽しみ方は無限大なのが南大門市場。
店員さんとのコミュニケーションを楽しみながら、ぶらりショッピングと食べ歩きを楽しんでみるのはいかがでしょうか?