韓国旅行で市場に行こう!観光客も楽しめるローカル市場5選

韓国旅行中、現地のリアルな暮らしを感じてみたい人におすすめなのが、市場観光。
市場には、地元の人たちの暮らしを感じられるものがたくさんあります。
屋台グルメをつまんだり、おもしろいお土産を探したり、歩いているだけでもワクワクする場所です。
ソウルには、観光客でも気軽に楽しめる市場が多いので、今回はその中から、グルメ好きも買い物好きも楽しめるおすすめ市場をピックアップしてご紹介します!
韓国の市場の楽しみ方

引用元:https://www.photo-ac.com/
韓国旅行で市場を訪れるなら、ただ歩くだけじゃもったいない!
グルメに買い物に、ちょっとした交流まで楽しめるのが韓国のローカル市場の魅力です。
ここでは、市場をより満喫するためのポイントをご紹介します。
食べ歩きのマナー
韓国の市場では、その場で手軽に食べられる屋台グルメが充実しています。
基本的に「立ち食いOK」ですが、屋台の横に小さなイスやテーブルが用意されていることも多く、落ち着いて食べることもできます。
ただし、これらの席は基本的にその屋台で何かを購入した人専用。
別の屋台で買ったものを持ち込んで食べるのはマナー違反になるので注意しましょう。
また、食べ終わったあとのゴミの処理も大切なマナーです。
韓国の市場では、屋台ごとに専用のゴミ箱を設置していることが多いので、屋台の店員さんに確認して正しく捨てるようにしましょう。
万が一見つからない場合に備えて、小さなビニール袋を持ち歩いておくと安心ですよ。
韓国語が話せなくても楽しめる?
韓国語が話せなくても大丈夫!
指差しやジェスチャーで意外と通じますし、価格は数字で示してくれることがほとんどです。
また、最近では観光客に慣れている店も多く、「OK」「ありがとう」「サービス」など、簡単な日本語や英語を話せる店員さんも少なくありません。
笑顔と「カムサハムニダ(ありがとうございます)」だけでもコミュニケーションがとれるので、安心してくださいね。
値段交渉ってしてもいいの?
韓国の市場では、屋台の食べ物や飲み物など、飲食系は基本的に定価販売が多く、値段交渉はあまり一般的ではありません。
値切ろうとすると、少し戸惑われたり、そっけない対応をされてしまうかもしれません。
一方で、衣料品・靴・アクセサリー・日用品などの雑貨系は、多少の値段交渉が可能なこともあります。
特に「現金で払う」「まとめて買う」場合は、少しだけおまけしてくれたり、割引してもらえるケースもあります。
ただし、あまりに強引な交渉はマナー違反と受け取られることもあるため、あくまで会話の中で自然に聞いてみるくらいがちょうどいい雰囲気です。
たとえば、「2つ買ったら少し安くなりますか?」など、にこやかに相談してみるのが成功のコツ。
店主とのちょっとしたやりとりが、思わぬ交流につながることもあるので、無理のない範囲で楽しんでみてください。
韓国のおすすめ市場【広蔵市場】

引用元:https://japanese.seoul.go.kr/
韓国の市場といえばここ!というほど有名なのが、広蔵(クァンジャン)市場。
観光客はもちろん、地元の人たちにも長年愛されているソウル最大級の伝統市場です。
広蔵市場は、屋台グルメの宝庫。
通りにずらりと並ぶ屋台では、マンドゥ(餃子)、トッポッキ、チヂミ、スンデ、ユッケ、麻薬キンパ…などなど、韓国ならではの味が手軽に楽しめます。
特に人気なのが、麻薬キンパ。細巻きのキンパにからし醤油をつけて食べるスタイルで、ピリッとクセになる味が話題です。
揚げたてのクァベギ(ねじりドーナツ)も大人気で、いつも行列ができています。外カリッ・中もちっで甘すぎず、日本人にも大人気です。
また、韓服や布製品、乾物、韓国伝統茶なども豊富で、お土産探しにもぴったり。
アクセスも便利で、地下鉄1号線「鐘路5街駅」8番出口からすぐ。ソウル初心者にもおすすめの市場です!
韓国のおすすめ市場【南大門市場】

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
南大門(ナンデムン)ソウル駅からもアクセスしやすく、観光の合間に立ち寄れる総合市場。
衣類・生活雑貨・韓国土産・食品・食堂など、あらゆるジャンルのお店がひしめいていて、なんでも揃う市場として知られています。
特に人気なのが、太刀魚の煮付け(カルチジョリム)。ピリ辛の煮汁が染みた太刀魚と白ごはんの定食が楽しめます。
ランチタイムは混み合いますが、地元の会社員も通う名物グルメなので、ぜひ一度体験してみて。
また、トッポッキやホットクなどの軽食の屋台も多く、気軽な食べ歩きにもおすすめ。
屋内施設もあるので、雨の日でも安心して楽しめる市場です。
韓国のおすすめ市場【鷺梁津水産市場】

引用元:https://japanese.visitseoul.net/
海鮮好きなら絶対に外せないのが、鷺梁津(ノリャンジン)水産市場。
ソウル最大級の水産市場で、まるで港町に来たかのようなスケールと活気があります。
市場内にはずらりと水槽が並び、カニ、エビ、貝類、ウニ、ヒラメなど、新鮮な魚介類がその場で選べるのが特徴。
買った魚介は、併設の食堂で刺身や蒸し料理、鍋などに調理してもらえるので、観光と食事が一度に楽しめます!
場所は地下鉄1号線「鷺梁津駅」から徒歩すぐ。
24時間営業しているので、朝昼晩好きな時間に行くことができます。
韓国のおすすめ市場【望遠市場】

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
近年、ローカル感とおしゃれさを兼ね備えた市場として人気上昇中なのが、望遠(マンウォン)市場。
ソウルの若者に人気の弘大(ホンデ)からほど近く、ローカルの雰囲気が残る落ち着いた市場です。
昔ながらのキムチ屋さんや乾物屋が並ぶ一方で、SNS映えするおしゃれなグルメやスイーツも登場。
たとえば、カップに入ったトッポッキやキンパ、ユッケ寿司など、気軽に食べ歩きできるグルメが充実しています。
屋台グルメだけでなく、揚げ物、カフェ、雑貨店などもあり、市場の入り口付近にはモダンなコーヒースタンドもあります。
地元の人たちのリアルな暮らしを垣間見つつ、市場散策をおしゃれに楽しみたい人におすすめのスポットです。
地下鉄6号線「望遠駅」から徒歩5分ほどとアクセスも良好。観光地っぽくない場所に行ってみたい人にぴったりです。
韓国のおすすめ市場【通仁市場】

引用元:https://japanese.visitseoul.net/
景福宮の西側に位置する通仁(トンイン)市場は、ちょっとユニークな体験ができる市場です。
現金を専用コインに両替して、そのコインで好きなおかずを購入し、自分だけのお弁当を作ることができるんです。
おかずは、揚げ餃子、ナムル、プルコギ、キムチ、チャプチェなど韓国らしいものがずらり。
市場内にあるイートインスペースで、観光の合間にひと休みしながらランチが楽しめるのもうれしいポイントです。
また、通仁市場は1910年代から続く伝統市場で、地元の人が日常的に通う場所でもあります。
レトロな雰囲気が残る商店街を歩いていると、韓国の生活文化を肌で感じられるはずです。
地下鉄3号線「景福宮駅」から徒歩10分程度で、近隣の景福宮や西村(ソチョン)エリアとあわせて回るのもおすすめです。
まとめ|韓国の市場で現地の雰囲気を楽しもう!
韓国の市場は、ただの買い物スポットではなく、現地の食文化や人との交流が楽しめる体験型の観光地です。
作りたての屋台グルメを頬張ったり、韓国語で簡単な挨拶をしたりと、旅の思い出に残るシーンがきっと見つかるはず。
今回ご紹介した市場は、ソウル市内でアクセスもしやすく、初心者でも安心して楽しめる場所ばかりです。
それぞれに特色があるので、時間があれば複数の市場を巡ってみるのもおすすめです。
次の韓国旅行では、ぜひ気になる市場を訪れて、リアルな韓国の魅力にふれてみてくださいね!