韓国で食べるしゃぶしゃぶってどんな味?孔徳駅からも歩いて行ける「登村しゃぶカルグクス」
韓国で食べるしゃぶしゃぶってどんな味?孔徳駅からも歩いて行ける「登村しゃぶカルグクス」
みなさん、韓国にもしゃぶしゃぶがあるのをご存知でしたか?
日本でしゃぶしゃぶといえば、昆布で取っただし汁を使いますが、しゃぶしゃぶが独自に進化した韓国では、なんと真っ赤なだし汁の中にお肉や野菜を入れるんです!
一体どんな味がするのか気になりますよね?
では、さっそくご紹介したいと思います!
孔徳駅からも麻浦駅からも徒歩圏内
今日ご紹介するのは、麻浦エリアにある「登村しゃぶカルグクス 麻浦店」というお店。
地下鉄5号線・麻浦駅からは徒歩4分、日本人に人気の宿泊地・孔徳駅からも徒歩8分の距離なんです。
孔徳駅の近くには大型マートもあるので、こちらで夕食をしてからマートでショッピング→ホテルに戻るというコースもアリですね!
お店はこの建物の2階になります。
韓国のしゃぶしゃぶはスープが赤いんです!!
韓国のしゃぶしゃぶは、実はベースになっているのはポソッメウンタン(ピリ辛きのこ鍋)という鍋料理で、そこに薄くスライスした牛肉をくぐらせて食べるスタイルの料理のことをいいます。
韓国風しゃぶしゃぶのお店のほとんどは、ポソッメウンタン+しゃぶしゃぶ用牛肉+カルグクス(うどん)がセットになっている場合が多く、牛肉やキノコ、シメのポックンパプ(炒めご飯)などは追加で注文が可能になっています。
最近では赤いスープじゃないしゃぶしゃぶもよく見かけるようになりました。
とはいっても、やはり日本のしゃぶしゃぶとは違うもので、スープは薄い黄金色で醤油味っぽい味付けがされています。
スープに味が付いているにもかかわらず、さらにゴマ味のソースやチリソース(!)に付けて食べるんですよ!ちょっと味の想像ができませんよね?(笑)
この黄金色のしゃぶしゃぶのお店はほとんどがバイキングスタイルのお店で、ポソッメウンタンの赤いスープが食べれるお店はしゃぶしゃぶのみを提供する専門店が多くなっています。
しゃぶしゃぶには食べ方があります!
今日おじゃました「登村しゃぶカルグクス」は、しゃぶしゃぶが美味しいと評判のチェーン店。
ソウルや京義道(キョンギド)を中心にお店を展開しています。
ポソッカルグクス+しゃぶ 1人前 9,500ウォン
さあ、出てきました!これが韓国のしゃぶしゃぶです!
え?想像してたのよりスープが赤くないですって?
いやいや、沸騰するとまた違うんですよ。
上に乗っている野菜って何だかわかりますか?
実はこれ、セリなんです。
日本ではなかなか食べる機会がない野菜の1つですが、韓国では鍋料理やナムルに使われることが多く、消費量も多いんです。
セリの下にはヒラタケがたっぷり♪
このヒラタケから出たダシがしゃぶしゃぶの美味しさの決め手となります!
牛肉とカルグクスはこのように別々に出てくるんですね~。
こちらのお店ではオーストラリア産の牛肉を使用しています。
しゃぶしゃぶ屋さんのキムチはスープとの相性を考えて、酸っぱくないものが多いんですよ。
ケランチム(韓国の卵料理)もある~♪
まずは鍋を加熱して、野菜やきのこを食べつつ、牛肉をしゃぶしゃぶします。
お肉が足りない場合は追加注文しましょう。
あ、でもこの後にカルグクスとポックンパプがあることをお忘れなく!
ほらね、スープが真っ赤っかでしょ?(笑)
スープに味が付いているので、火が通った野菜やお肉はそのまま食べてもいいのですが、このタレに付けるとより一層美味しくいただけます。
甘めのしょう油&わさびという、日本では食べたことのない味のタレですが、これが不思議とピリ辛の野菜やお肉とよく合うんです。
ちなみにお鍋のスープには最初から味が付いているので、飲みたい時にスプーンですくって飲んでもOK!
なるほど、しゃぶしゃぶ兼スープとはよく考えたものだ・・・。
お肉を入れる前後やカルグクスを入れた時など、その時によってスープの味が違ってくるのも面白いですよ!
さてさて、ある程度野菜を食べたら、今度はカルグクスを入れていきましょう!
好みにもよりますが、5分ほど煮れば食べごろになります。
このカルグクスも先ほどのタレに付けて食べてみましょう。
日本のあっさりとしたうどんとはまた違った美味しさで、けっこうハマっちゃうかも!
そして是非味わってほしいのが、カルグクスを入れてからのしゃぶしゃぶのスープ!
カルグクスを入れる前はあっさり味だったのに、入れた後はコクが出てスープの味がとっても深い味になるんですよ。 旨みがギュッと凝縮されていて、もうスプーンが止まりません!
あ、鍋の下の方にはじゃがいもも入っていますので、忘れないで食べてくださいね~!
忘れちゃいけない!シメのポックンパプ♪
ハッキリいって、カルグクスを食べ終えた時点でもうかなりお腹がいっぱいなはずです。
が、しかし!追加注文すれば、この後ポックンパプ(炒めご飯)を食べることができるんです。
韓国料理の楽しみの1つが、このポックンパプ。
鍋料理や焼肉の後に炒めて食べるご飯は格別に美味しいじゃないですか!
できればポックンパプから食べたいくらいなんですが、食材から出る旨みを出すためにはやはりシメとして食べるのがイチバン・・・。
ポックンパプは女性2人なら1人前注文すれば十分な量だと思います。
まだたくさん食べれる!という人は人数分を頼みましょう。
注文するとお店の人が目の前でポックンパプを作ってくれます。
しゃぶしゃぶのスープを少しだけ鍋に残して、ご飯と一緒に炒めると2、3分でパラパラのポックンパプが完成!
焼肉の後で食べるポックンパプとは違って、キムチや海苔が入っていないので白っぽいですね。
パッと見はピラフみたいです。
ところがこのポックンパプが香ばしくてとっても美味しいんです!!
正直、これまでいろいろなお店でシメのポックンパプを食べて来ましたが、こちらのお店のポックンパプは1、2を争うほどの美味しさ!
2人前注文しておけばよかったと後悔するくらいでした(笑)
とっても淡白な味なので、途中からはしゃぶしゃぶで残ったスープに浸して食べると味に変化が出てイイ感じになりますよ!
登村しゃぶカルグクス 麻浦店/등촌샤브칼국수 마포점(トゥンチョンシャブカルグクス マポジョム)
住所 | ソウル特別市 麻浦区 桃花洞340/td> |
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電話番号 | 02-701-0711 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
まとめ
真っ赤なスープの韓国しゃぶしゃぶはいかがでしたか?
野菜もお肉も麺もご飯も、そしてスープまでも堪能できるなんて、とっても欲張りなメニューですよね!
スープは最初は辛めですが、煮込んでいくうちに素材の旨みが出てまろやかになるので、辛いのが苦手な人でもけっこうイケると思います。
韓国の地で独自に進化したしゃぶしゃぶを食べながら、日本のしゃぶしゃぶとの違いを比べてみるのも面白いですよ!麻浦エリアを訪れた際には、ぜひ1度召しあがってみてくださいね~!