G-1JHRHQCPLD ソウル・孔徳(コンドク)駅から徒歩3分!ディープな雰囲気のチヂミ横丁に行ってみよう!|韓国情報メディアK Village MODULY Web(モドゥリーウェブ)
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ソウル・孔徳(コンドク)駅から徒歩3分!ディープな雰囲気のチヂミ横丁に行ってみよう!

MODULY 編集部

ソウル・孔徳(コンドク)駅から徒歩3分!ディープな雰囲気のチヂミ横丁に行ってみよう!

「チヂミ」といえば韓国を代表する家庭料理の1つですが、じつは韓国では「チヂミ」という言葉はあまり使わないのをご存知でしたか?

では何ていうのかと言うと、種類によってジョンとかブッチムゲと呼ばれていて、緑豆の粉で作られたものはピンデトクと言います。 つまりチヂミは総称で、ジョンやブッチムゲはチヂミの一種ということになるんです。

空港鉄道でお馴染みの孔徳駅からほど近い場所に、様々な種類のチヂミを食べることができる「チヂミ横丁」という場所があります。

地元の人はもちろん、外国人や芸能人も訪れるという「チヂミ横丁」とはどんな場所なのか?そして、イマイチ区別がつかないチヂミの種類についてもレポートしたいと思います!

新旧の街並みが楽しめる孔徳駅周辺!

空港鉄道・京義中央線・地下鉄5、6号線と4つもの路線が乗り入れる孔徳駅は、そのアクセスの良さからここ数年で高層アパートが次々に建設され、駅前の景観も一気に近代的になりました。

ロッテシティホテルや新羅ステイなどもあって、日本人観光客にも人気のエリアとなっています。

駅の南側、北西側は新しい建物が目立ち、おしゃれな飲食店やカフェ、美味しいベーカリーなどが軒を連ねていて、最近は週末になると若いカップルのデートコースとしても人気のようです。

ところが孔徳駅の5番出口側(北東側)に出ると、南側の景色とは正反対に、懐かしい雰囲気が漂う庶民的なトンネ(町)が広がっているんです。

イイ感じですね~!

ディープな雰囲気のチヂミ横丁の麻浦市場!

青果、精肉、鮮魚はもちろん、生活用品まで揃っています。

ソウルの中心部にある市場は観光市場化してしまっていますが、こういう小さな市場は本当の庶民の生活が見えるので好きです♪

そしてこのエリアには、「チョッパル(豚足)横丁」と「チヂミ横丁」があるんです!

チョッパル横丁に近づくにつれ、漢方と豚肉の独特の匂いが・・・。

狭い路地がディープ過ぎる雰囲気を醸し出していますね。

はい、こういう雰囲気も大好きです♪

インスタ映え?!色とりどりのチヂミが並ぶ「チヂミ横丁」

チョッパル横丁が終わると、その横がすぐチヂミ横丁になります。

うわ~!両側が全部チヂミ!!!

どれも美味しそう♪

チヂミのほかにティギム(天ぷら)も売られています。

これ、なんの天ぷらかわかりますか?

実はイカの天ぷらなんですよ。

韓国のイカ天は日本と違って長細いのが基本。


いやいや、こうなるとチヂミもインスタ映えするんですね(笑)

美しい・・・。

日本ではこれが1番一般的なチヂミですよね?

韓国ではジョンと言います。

これはニラと海鮮が入っていて「ブチュへムル(ニラ海鮮)ジョン」ですが、ネギが入っているのは「パジョン」になります。 (パ=長ネギ)

その隣のメニューに写っている3枚のチヂミのうち1枚は味噌のチヂミなんですって!珍しいですね~! 

これは緑豆を挽いた粉で作ったチヂミ「ピンデトク」。

海鮮などのゴロッとした具が入っていないのが特徴です。

「元祖・麻浦ハルモニピンデトク」でチヂミランチ♪

せっかくチヂミ横丁に来たのですから、お昼ご飯はここで食べて行きましょう♪

ということで、おじゃましたのが「元祖・麻浦ハルモニピンデトク」というお店。

グルメ番組で何度も取材を受けたことのある、ソウルでも指折りのチヂミ専門店です。

なんとこちらのお店、24時間営業なんですよ!

旅行中、時間のない観光客にとっては是非チェックしておきたいお店ですね!

紹介されたテレビ番組と日付が書かれている懸垂幕。

このハルモニ(おばあさん)の看板を目印にしてくださいネ!

店頭に並んでいる商品から好きな物をチョイスしてもいいのですが、あまりにも美味しそうなのでどれにしていいか決められず(笑)、モドゥムジョン(チヂミの盛り合わせ)にしました!

韓国のチヂミ屋さんや天ぷら屋さんは、その都度新しく料理するのではなく、すでに1度料理してあるものを再度焼いたり揚げたりして提供されるんです。

え?作り立てがいいのに~と思うかも知れませんが、油が多い料理は焼き直したり揚げ直したりすると、余計な油分が抜けてカラッと仕上がるんだそうですよ!

チヂミが出てくるまで、ちょっと店内を観察・・・。

映画にでも登場しそうなほど「ザ・庶民的」なお店です(笑)


ん?メニューにある「黄桃」ってなんでしょう?!桃??

しかも6,000ウォンって、けっこう高くないですか?!謎メニューだ・・・。

その下に書かれているのはポンテギ(蚕のさなぎ)スープ!!

韓国に住んでもう9年になりますが、ポンテギだけはどうしても食べれない・・・。

でも栄養があって、意外と美味しいんだよとみんなは言うんですけどね。

パンチャン(おかず)はこんな感じ。

茶色い寒天のように見えるのはドトリムクといって、どんぐりの粉で作られた、こんにゃく?ところてん?のような料理なんです。香ばしくてツルンとした食感がやみつきになりますよ。

モドゥムジョン(チヂミの盛り合わせ) 小  12,000ウォン

さて、登場しました!!

うわ~、キレイですねぇ♡

いろいろなチヂミが1種類ずつ入っています。

豆腐やししとう、キムチのチヂミなどの定番から、これまで食べたことのない具のチヂミもあって、何だかすごく楽しい♪

「まさに~、チヂミの宝石箱や~~!」って言いそうになりました(笑)

これは牡蠣のチヂミ。


これが美味しかったんですよ!

ハムと卵のチヂミ。お弁当に持って行きたい♪

トングランテンのチヂミ。

トングランテンとは、豚肉と豆腐、それに野菜のみじん切りをこねて作ったミニハンバーグのような食べ物。

一般家庭では冷凍食品のトングランテンを使うことが多いですが、さすがに名店、こちらでは手作りのふわふわトングランテンでした。 美味しい!!

これは珍しい!!イカの珍味入りチヂミ!


ししとうのチヂミの裏側はこうなっています。

ピーマンの肉詰めならぬ、ししとうの肉詰め・・・。

チヂミを注文したのでライスも注文しようと思ったのですが、ライスはメニューにありませんと言われてしまいました。 焼き魚定食というメニューはあるんですけどね、ご飯はないんですって・・・ちょっと納得できませんが(笑)
なので、チヂミのお供にラーメンを注文してみました。

もちろん韓国のラーメンは食堂で食べてもインスタントですよ!


お餅が入ってますね。

それじゃなくても辛いのに、追い打ちをかけるように追加の唐辛子粉が!!

でも思ったより辛くなくて、食べやすかったです。

元祖・麻浦ハルモニピンデトク/원조 마포할머니빈대떡(ウォンジョ マポハルモニピンデトク)

住所ソウル特別市 麻浦区 孔徳洞 256-30/td>
電話番号02-715-3775
営業時間24時間営業/秋夕・旧正月は休み

「麻浦青鶴洞ブッチムゲ」でチヂミをテイクアウト!

美味しいチヂミをどうしてもご飯と一緒に食べたい!とか、ホテルでビールを飲みながらゆっくりと味わいたいという場合には、テイクアウトをしてみましょう。

お持ち帰りは、先ほどお昼ご飯を食べた「元祖・麻浦ハルモニピンデトク」のお隣にある「麻浦青鶴洞ブッチムゲ」で選んでみることにしました。

ちなみにこちらも24時間営業になっています。

通路の右側が「麻浦青鶴洞ブッチムゲ」。

このカゴに好きなチヂミや天ぷらを入れていきます。

こちらのお店では、チヂミは1個1個のお値段ではなくて、全部のグラム数で計算となります。

なので豆腐のように重いチヂミを買うよりも、お肉やイカなどを使ったチヂミをチョイスする方がお得なんです。

数ある種類の中でもトングランテンとトンテジョン(たらのチヂミ)がふわふわで絶品でしたよ!

夕方6時を過ぎたあたりから、会社帰りの人たちがチヂミをテイクアウトするためにひっきりなしに訪れます。 夕飯のおかずにするんでしょうね~♪

麻浦青鶴洞ブッチムゲ/마포청학동부침개(マポチョンハクドンブッチムゲ)

住所ソウル特別市 麻浦区 孔徳洞 256-30/td>
電話番号02-706-0603
営業時間24時間営業/秋夕・旧正月は休み

【まとめ】ソウル・孔徳(コンドク)駅から徒歩3分!ディープな雰囲気のチヂミ横丁に行ってみよう!

いかがでしたか?チヂミの種類がこんなに多いなんて、驚きませんでしたか?

正直、イカの珍味までチヂミになっているとは思いもしませんでした。

お酒ともご飯とも相性抜群の韓国を代表する家庭料理のチヂミ。 孔徳駅「チヂミ横丁」でその本当の美味しさを味わってみてくださいね!

買い物に夢中になり過ぎて、もう空いている食堂がない~!と困った時にも便利ですよ♪


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