【Netflix】日韓の有名俳優共演！？『グッドニュース』ってどんな映画？あらすじや見どころ、キャストをご紹介！

【Netflix】日韓の有名俳優共演！？『グッドニュース』ってどんな映画？あらすじや見どころ、キャストをご紹介！

SNSでも話題沸騰中のNetflix映画『グッドニュース』が、いよいよ10月17日に公開されます。

本作は、1970年に日本で発生した「よど号ハイジャック事件」をモチーフに、緊迫感あふれるサスペンスとして描かれる日韓合作映画。

ソル・ギョング、ホン・ギョン、リュ・スンボムといった韓国の実力派と、山田孝之、笠松将ら日本の人気俳優が顔を揃えるという、まさに異例のキャスティングが最大の魅力です。

今回は、公開直前の『グッドニュース』について、そのあらすじ、豪華キャスト陣、そして作品の背景にある「よど号事件」についても解説します。

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映画『グッドニュース』の概要とあらすじ

引用元：Netflix Japan 公式YouTube
https://www.youtube.com/@NetflixJP

邦題	グッドニュース
原題	굿뉴스
ジャンル	スリラー、犯罪、サスペンス、アクション、ノワール
主要キャスト	ソル・ギョング、ホン・ギョン、リュ・スンボム
日本配信サイト	Netflix

本作は、韓国映画界で今最も勢いのあるビョン・ソンヒョン監督の最新作として、公開前から大きな注目を集めています。

彼は、ソル・ギョング主演のノワール作品『名もなき野良犬の輪舞』や、政治ドラマ『キングメーカー 大統領を作った男』などで高い評価を得てきた実力派です。

とくに、主演のソル・ギョングとは本作で4度目のタッグとなり、固い信頼関係が知られています。

ビョン・ソンヒョン監督が得意とする複雑な人間関係と、極限状況下の心理戦というテーマが、歴史的な「よど号事件」というサスペンスと組み合わさることで、緻密でスタイリッシュな歴史サスペンスの傑作が生まれると期待されています。

 

映画『グッドニュース』のあらすじ

物語は、1970年に発生したよど号ハイジャック事件を背景に描かれます。

 

日本航空（JAL）の東京発福岡行き旅客機は、赤軍派（当時の過激な武力闘争集団）のメンバー9名にハイジャックされ、彼らが「世界革命の根拠地」と目論む北朝鮮を目指して飛び立ってしまいます。

国内線ゆえの燃料不足から韓国の空港への着陸を余儀なくされたため、この予期せぬ国際的な危機に直面した日本と韓国の政府は、水面下で極秘の対応を迫られました。

 

事態収拾の中心となったのは、素性が謎に包まれた解決士（ソル・ギョング）。

彼は中央情報部長（リュ・スンボム）からの「飛行機を無条件で着陸させろ」という命令を受け、前代未聞の秘密作戦を実行に移します。

そして、この作戦の決行を託されたのが、エリート空軍中尉のソ・ゴミョン（ホン・ギョン）でした。

彼の任務は、ハイジャック犯を欺き、着陸した機体を地上で再びハイジャックするという、成功の保証がない危険なミッションです。

 

命を懸けて作戦に挑む現場の要員たちと、国家間の複雑な思惑。

極限状態の中で繰り広げられる、スリル満点の駆け引きが描き出されます。

 

映画『グッドニュース』のキャスト

本作最大の魅力といえば、国境を越えた実力派俳優たちが一堂に会した豪華なキャスティングでしょう。

とくに、強烈かつ新鮮な組み合わせが、作品への期待感を高めるポイントとなっています。

 

解決士（アムゲ）役：ソル・ギョング

ソル・ギョングは、政府と現場の間の交渉人である解決士（アムゲ）として、緊張感のある心理戦をリード。

ビョン・ソンヒョン監督とは、4度目のタッグを組むことになった彼は、常識と狂気の狭間にいる複雑な人物像で圧倒的な存在感を放ちます。

 

ソ・ゴミョン役：ホン・ギョン

ホン・ギョンは、再ハイジャック作戦の実行を担うエリート空軍中尉のソ・ゴミョンを演じます。

新進気鋭の実力派俳優であり、その繊細さと野心を感じさせる力強い演技が、物語の鍵となる彼の役どころに説得力を与えています。

 

パク・サンヒョン役：リュ・スンボム

事件収拾にあたる政府側の一角である中央情報部長（パク・サンヒョン）を演じたリュ・スンボム。

独特のカリスマ性を持つ彼が、従来の権力者像とは異なる予測不能な人物像を表現し、作品に緊張感を与えています。

 

運輸政務次官（シンイチ）役：山田孝之

山田孝之は、ハイジャック事件に直面し、事態収拾を担う日本の政治家、運輸政務次官（シンイチ）を演じます。

彼は、日本のドラマ・映画シーンで高い評価を得ており、その堅実な演技が、極限状況における政府側の緊張感を高めます。

また、Netflix作品を通じて韓国でも人気を博している彼は、個性豊かな演技の幅広さに多くのファンを持っています。

この日韓トップスターの異例の共演は、『グッドニュース』への起用として大きな話題となりました。

 

武装団体のリーダー（デンジ）役：笠松将

旅客機をハイジャックした武装団体のリーダー、デンジ役を演じた笠松将。

余裕のある笑顔が逆に不気味さを醸し出し、物語に最高の緊張感をもたらします。

 

日本航空機のパイロット役：椎名桔平

椎名桔平は、ハイジャックされた日本航空機のパイロット役として出演。

緊迫した機内での決断と、乗客の命運を握る重要な役割を演じます。

 

武装団体の副リーダー役：山本奈衣瑠

山本奈衣瑠は、旅客機をハイジャックした武装団体の副リーダー役を演じます。

リーダーのデンジ（笠松将）を支えつつ、行動を共にする主要なメンバーとして、物語に緊張感と深みを与えます。

 

見どころ｜題材「よど号事件」と韓国の決死の役割

この映画の核となるのが「よど号ハイジャック事件」です。

そして、事件解決のために韓国が果たした役割は、国際的にも非常に大きなものでした。

 

よど号事件の概要

よど号事件は、1970年3月31日、日本の赤軍派のメンバー9人により、日本の旅客機がハイジャックされ、犯人たちが北朝鮮への亡命を要求した事件です。

冷戦下の東アジアにおける、世界初の空中ハイジャック事件の一つとして歴史に記録されています。

 

韓国が実行した「平壌偽装作戦」

ハイジャック機は、犯人の要求により北朝鮮に向かう途中で、一時的に韓国の金浦（キンポ）空港に着陸。

この時、韓国政府（当時のKCIA：韓国中央情報部）は、犯人たちを欺くために、金浦空港を北朝鮮の平壌・順安（スナン）空港であるかのように偽装するという、緻密かつ大胆な作戦を急遽実行しました。

看板の書き換え、韓国機や韓国車両の隠蔽・偽装など、徹底した工作の実施です。

さらに、日本語を理解する韓国政府当局者が犯人に呼びかけ、交渉を担当。

この決死の欺瞞作戦により、犯人たちに気づかれることなく、乗客と乗務員のほとんどを無事に解放することに成功しています。

 

映画『グッドニュース』では、この緊迫した交渉と、当時の分断の現実、そして韓国側が主導した知恵と努力がどのように描かれるのかが重要な見どころのひとつです。

 

【まとめ】【Netflix】日韓の有名俳優共演！？『グッドニュース』ってどんな映画？あらすじや見どころ、キャストをご紹介！

いかがでしたでしょうか。

今回は、10月17日に公開が迫るNetflix映画『グッドニュース』の魅力と、背景にある「よど号事件」について解説しました。

 

ビョン・ソンヒョン監督の緻密な演出が描き出す、極秘の「欺瞞作戦」という当時の緊迫した裏側を巡る手に汗握る心理戦。

この極限の心理戦には、国家間の緊張と個人の決断が深く交錯しています。

 

そして、この物語に厚みを加えるのが、ソル・ギョングと山田孝之をはじめとする日韓のトップスターたちによる異例の共演。

韓国映画が得意とする重厚なサスペンスと、日本トップクラスの俳優陣の化学反応は、見逃すわけにはいきません。

ぜひ、このスリル満点な作品をチェックしてみてくださいね！

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