韓国ドラマ『トンイ』賤民から側室最高位まで上り詰めた女性の痛快な時代劇をご紹介
韓国ドラマ『トンイ』賤民から側室最高位まで上り詰めた女性の痛快な時代劇をご紹介
今回は、2010年3月22日から2010年10月12日まで韓国MBCで放送された韓国ドラマ『トンイ』をご紹介します♪
韓国ドラマ好きの方なら一度は耳にしたことがあるであろう韓国の時代劇ドラマ『トンイ』ですが、全60話で構成されている超大作です。
李氏朝鮮時代で賤民として生まれたトンイが、当時の厳しい身分制度を超えて活躍し、最高位の側室となっていくサクセスストーリーです。
日本でも人気の韓国時代劇ドラマで、老若男女問わず大変人気があります。
全60話という長編であることから見ることを躊躇している方もいるかもしれません。
しかし、一度見始めたら止まらない、壮大でスリル満点なストーリー展開で、あっという間に60話が過ぎてしまいます。
聡明な主人公トンイと、トンイをめぐる個性的な登場人物が織りなす感動あり、涙ありのストーリーは、時代劇は難しそうで抵抗がある・・という方にもおすすめです♪
きっと韓国時代劇ドラマが大好きになりますよ。
では、早速あらすじからご紹介していきます!
韓国ドラマ『トンイ』あらすじ
貧しくも家族で幸せな暮らしをしていた少女トンイ。
しかしトンイの家族にはトンイも知らない秘密がありました。
トンイの父親チェ・ヒョウォンは、腕のいい検死官をつとめるかたわら、両班に虐げられる奴婢を助ける剣契という秘密組織の首長をしていました。
そんな中、司憲府大司憲である高官が何者かに襲われ死亡する事件が起きます。
事件の黒幕である人物に罪を着せられる剣契。
容疑者となった剣契の首長であるトンイの父親は無実の罪で殺されてしまいます。
剣契首長の娘であるトンイも命を狙われますが、なんとか生き延び、身分を隠したまま宮廷の掌楽院で暮らすこととなります。
掌楽院の雑務をこなす中、夜中にこっそり楽器のヘグムを弾くことがトンイの楽しみでした。
ある日の夜、トンイの奏でるヘグムの音色を聞いた王の粛宗が演奏している者を探せと命令を出し・・。
聡明なトンイが、国王粛宗から寵愛を受け、賢さと誠実さで次々と起こる問題を解決していきます。
さらには奴婢から女官、側室へと成り上がり、王の子を出産し、21代国王・英祖の母となるサクセスストーリーです。
韓国ドラマ『トンイ』キャスト
ハン・ヒョジュ(トンイ役)
名前 | ハン・ヒョジュ |
---|---|
生年月日 | 1987年 2月 22日 |
身長 | 170cm |
血液型 | A型 |
出演作 | 『華麗なる遺産』『イルジメ』『王になった男』 |
主人公トンイを演じた女優ハン・ヒョジュは、非常に多くの韓国ドラマに出演しています。
2009年に主演のドラマ『華麗なる遺産』も大好評で、さらに『トンイ』によって韓国の国民的女優となりました。
その後もドラマ、映画と多くの作品に出演し、特に映画界を中心に活躍しています。
映画では日本デビューも果たしており、韓国にとどまらず世界でも根強い人気があります。
親しみやすく愛される笑顔が印象的なトンイにピッタリの女優さんでした。
世論調査では、「お嫁さんとして連れてきてほしい女優」1位になったこともあるとか!
数多くの作品に出演しているハン・ヒョジュ。
今後出演される作品にも期待したいですね♪
チ・ジニ(粛宗役)
名前 | チ・ジニ |
---|---|
生年月日 | 1971年 6月 24日 |
身長 | 178cm |
血液型 | B型 |
出演作 | 『宮廷女官チャングムの誓い』『最後から二番目の恋』 |
トンイを寵愛する李氏朝鮮時代の国王、粛宗を演じたチ・ジニも韓国を代表する俳優です。
国王でありながらユーモアが溢れ、人間味溢れる粛宗を親しみたっぷりに演じ、高い評価を得ました。
韓国時代劇ドラマの代表作『チャングムの誓い』にも出演しており、ドラマ、映画と幅広く活躍しています。
そんなチ・ジニはプライベートでは多趣味であることが有名です。
バスケットボール、スキューバ、写真、プラモデル、レゴマニア、など数えきれない趣味を楽しんでいるようです。
俳優としてのデビュー前は、デザイナーやカメラマンとしても活動していたとか!
多彩な活動が人間味あふれる演技力に繋がっているかもしれませんね♪
イ・ソヨン(チャンヒビン役)
名前 | イ・ソヨン |
---|---|
生年月日 | 1982年4月16日 |
身長 | 169cm |
血液型 | A型 |
出演作 | 『春のワルツ』『天使の誘惑』 |
イ・ソヨンは、奴婢のトンイを可愛がり、助けていたにも関わらず、国王粛宗の寵愛を受けるトンイを次第に憎んでしまう側室チャンヒビンを演じています。
賢いトンイを気に入り、気にかけていたチャンヒビンが、国王粛宗の寵愛を受けるトンイへの嫉妬を募らせていく心情の変化を見事に演じています。
イ・ソヨンは、トンイ役のハン・ヒョジュとはまた違う魅力と美貌で悪役を演じ、視聴者を惹きつけました。
「国民的代表悪女」と呼ばれるイ・ソヨンの演じる悪女チャンヒビンに注目です♪
ペ・スビン(チャ・チョンス役)
名前 | ペ・スビン |
---|---|
生年月日 | 1976年 12月 9日 |
身長 | 178cm |
血液型 | A型 |
出演作 | 『朱蒙』『華麗なる遺産』 |
ペ・スビンは、トンイの兄であり、剣契の一員であるチャ・チョンスを演じています。
チョンスは武術に長けている設定のため、アクションシーンが多く、チョンス役をこなすためにアクションスクールにも通ったそうです。
努力家で誠実なペ・スビンの人柄が、トンイをいつも大事に見守るチョンス役にピッタリですね♪
また、『トンイ』の撮影では付け髭を3日間外せず、3日間顔を洗えなかったとインタビューで話しており、長編大作撮影の大変さが伝わってきますね。
韓国ドラマ『トンイ』のみどころ
賢さ、人間力で成りあがっていくトンイ
『トンイ』の一番の見どころは、身分の低い奴婢であったトンイが、自身の聡明さや仲間の力を借り、身分制度を超えて成りあがっていくストーリー展開といえます。
奴婢から女官となり、側室となり、最後には後の国王の母となるという考えられない成功を果たしたトンイは、現代社会に生きる私たちにも勇気を与えてくれます。
また、王宮に入った後、階級ごとに変化していく衣装、トンイの顔立ちにも注目です。
試練に立ち向かうトンイから勇気をもらうこと間違いなしです!
仕事に疲れたとき、落ち込んだとき、何をしたらいいか分からない時にはぜひ見て欲しいドラマです♪
人間味溢れる国王粛宗
時代劇の王様といえば、王宮の中で玉座に座り、家来に囲まれ敬われて威厳があって・・というイメージがありますが、『トンイ』の粛宗は一味違います。
国王である身分を隠して身分の低いトンイたちと宮中外にお酒を飲みに行ったり、トンイに踏み台にされたり・・。
また、国王でありながらもトンイへの気持ちを優先してしまい、国政で正しい判断ができない場面など、国王も人間であることを考えさせられます。
思わずクスっとしてしまう人間味溢れる王様とトンイのやりとりはこのドラマの見どころといえます。
王宮内の熾烈な権力争い
韓国時代劇ドラマには欠かせない王宮内の権力争いですが、『トンイ』でも激しく展開されます。
トンイも何度も命を狙われ、次々と起こる争いに巻き込まれてしまう様子はハラハラしてしまいます。
しかし、どんな難問にぶつかっても決してあきらめず、最後には見事に問題を解決するトンイはとても素敵ですよ♪
また、『トンイ』にはトンイを陥れようと数々の悪役も登場します。
特に、最初はトンイの味方だったイ・ソヨン演じる側室チャン・ヒビンの悪女ぶりからは目が離せないこと間違いなしです。
悪役ながらも、賢く、まっすぐな愛情を国王粛宗にむける側室チャン・ヒビンに感動する場面も多くあります。
それぞれの登場人物の心情で楽しんでみてくださいね♪
韓国ドラマ『トンイ』のまとめ
今回は全60話の韓国時代劇ドラマ『トンイ』のご紹介をしました。
身分は低くても聡明で明るいトンイが、宮中で奮闘し、奴婢から王の側室となるサクセスストーリーは、爽快な気分になること間違いなしの作品です。
『トンイ』で一躍国民的女優となったハン・ヒョジュの魅力も満載です。
時代劇の代表作である韓国時代劇ドラマ『トンイ』をきっかけに時代劇にハマる人も多いとか。
気になった方はぜひご覧くださいね♪