今年の最優秀作品賞は！？韓国の3大アカデミー賞「青龍映画賞」「大鐘賞」「百想芸術大賞」をご紹介します！

今年の受賞作が決定！韓国の映画賞をご紹介します！

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日本の映画賞というと日本アカデミー賞がありますが、皆さんは韓国の映画賞をご存じですか？

実は韓国には3大映画賞と言われる、大きな映画賞が3つあるんです。

それが、「青龍映画賞(청룡영화상)」「大鐘賞(대종상)」「百想芸術大賞(백상예술대상)」の3つ。

今回はそれぞれの映画賞の歴史や、今年の受賞作・受賞者を紹介していきたいと思います。

それでは、早速見ていきましょう♪

韓国の3大映画賞の歴史をご紹介！

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ここからは、韓国の3大映画賞のそれぞれの歴史や特色をご紹介していきたいと思います。

それでは、見ていきましょう！

青龍映画賞(청룡영화상)

青龍映画賞は韓国映画の発展のために作られた映画授賞式です。

1963年に朝鮮日報の主催で始まり、 第1回青龍映画賞授賞式が開かれた1963年11月30日には、映画人全体が参加しようという趣旨で当日、すべての映画撮影が中断されたりもしたほどです。

しかし、その後「韓国映画の水準が落ちたため、賞を与える映画がない」という理由から1974年から16年間も廃止されることに。

1990年に再び復活すると、今は大鐘賞を抜いて韓国最高の映画授賞式と評価されています。

ちなみに、青龍映画賞で1993年から2023年までの30年間司会を務めた女優のキム・ヘスは「青龍の女神」と呼ばれており、キム・ヘスの素晴らしい進行のおかげで青龍映画賞が韓国最高の映画授賞式になったと言われているほどです。

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大鐘賞(대종상)

大鐘賞は、韓国映画人総連合会が主催する1962年に始まった韓国3大映画賞の中では最も歴史がある授賞式です。

しかし俳優に対する脅迫・過度に保守的な傾向・朴槿恵政府の介入論争・映画と関係のない授賞者など度重なる波紋を起こしたことで、受賞俳優たちがボイコットを起こすなど多くのファンと映画関係者が背を向けることに。

その結果、1990年代からは徐々にその地位が没落し、青龍映画賞や百想芸術大賞に追い抜かれる結果となりました。

昨年から本格的な改革に乗り出すことを宣言した大鐘賞ですが、その道のりはこれからといったところ。

ちなみに、映画祭ではなく授賞式なのですが「大鐘賞映画祭(대종상 영화제)」と呼ばれています。

百想芸術大賞(백상예술대상)

1965年に韓国大衆文化芸術の発展と芸術家の士気高揚のために制定された授賞式です。

百想芸術大賞と他の2つの映画賞との違いは、百想芸術大賞は1年の間に放映または上映されたテレビ・映画・演劇部門の製作陣と出演者に授賞をする総合芸術賞ということ。

また、毎年4月末～5月初めに行われるという点でも青龍映画賞や大鐘賞とは異なりますね。

ちなみに、大鐘賞(1962年)と青龍映画賞(1963年)よりスタートは遅れましたが、一度も中断されたことがなく、回数としては国内最多映画賞となります。

受賞作品選びの公正性には一定の評価があるそうですが、一方で大鐘賞・青龍映画賞とは異なりテレビ部門も含むため、映画賞としては曖昧だという評価もあるようです。

青龍映画賞の今年の受賞作＆受賞者を発表！

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ここからは、11月24日に開催された今年の青龍映画賞の受賞作＆受賞者をご紹介していきます。

果たして、今年はどの作品が最優秀作品賞に選ばれたのでしょうか？

それでは、見ていきましょう☆

最優秀新人女優賞のコ・ミンシはNetflixで配信中のドラマ『Sweet Home －俺と世界の絶望－』のイ・ウニュ役でもお馴染みですね！

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青龍の女神キム・ヘスの卒業

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今年の青龍映画賞でなによりも話題となったのは、1993年から30年間司会を務めた女優のキム・ヘスが今回を最後に司会を降板すると発表したこと。

舞台上で「1993年から私といつも共にした青龍映画賞、そして皆さんと共にしたすべての瞬間が有意義であり、私にとって大きな光栄だった。 皆さんありがとうございます」と挨拶し、降板理由については「長くやってきたから」と述べました。

キム・ヘスは青龍映画賞の象徴のような存在でしたが、降板となると寂しい気がしますね。

来年からは誰が新しい青龍映画賞の歴史を作っていくのか期待です！

大鐘賞の今年の受賞作＆受賞者を発表！

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続いては、11月15日に開催された今年の大鐘賞の受賞作＆受賞者をご紹介します。

青龍映画祭と被る部分があるのかなど、気になるところです。

それでは、こちらも見ていきましょう！

イ・ビョンホンは青龍映画賞と大鐘賞でのダブル最優秀主演男優賞獲得となりました。

やはり、さすがといった感じですね。

そして、2つの映画賞の受賞作・受賞者を見ると『密輸』と『コンクリートユートピア』が２強だったと締めくくれそうです。

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百想芸術大賞の今年の受賞作＆受賞者を発表！

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4月28日に開催された百想芸術大賞の映画関連受賞作・受賞者もご紹介します。

こちらは青龍映画賞・大鐘賞とは開催時期が異なるためか、受賞作・受賞者も少し違った感じとなっています。

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【まとめ】今年の最優秀作品賞は！？韓国の3大アカデミー賞「青龍映画賞」「大鐘賞」「百想芸術大賞」をご紹介します！

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今回は、韓国の3大アカデミー賞と言われている「青龍映画賞」「大鐘賞」「百想芸術大賞」の今年の受賞作と受賞者をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

どの韓国映画を観るか悩んでいる方は、今回の受賞作や受賞者を参考にして、作品選びをしてもらえると嬉しいです！

これからも韓国映画界を引き続き追っていきたいと思います♪

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MODULYweb編集部

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