日本とちょっと違う?韓国のバレンタイン事情!
日本とちょっと違う?韓国のバレンタイン事情!
2月14日はst.Valentine’s Day!
もちろん韓国でも、この日は女性から男性にチョコレートをプレゼントする日です。
バレンタインデーは全世界共通ですが、果たして韓国と日本では何か違いがあるのでしょうか?そして韓国ではどんなチョコが定番なのでしょうか?
そんな疑問を解決すべく、今日は韓国のバレンタイン事情について書いていきたいと思います!
バレンタインデー、韓国での盛り上がり具合は?!
韓国では毎年2月に旧正月(ソルラル)という一大イベントがあるため、大型マートなどにバレンタインコーナーが大々的に登場するのは旧正月が終わってからになります。
今年は2/4~6日までが旧正月の連休だったため、バレンタインデーの本格商戦はたったの1週間!日本に比べるとかなりの短期決戦ですね。
日本ではデパートやショッピングセンターに大規模な催事場が登場し、普段はあまり見かけない種類やメーカーのチョコが数えきれないほど陳列されますが、韓国ではそこまでたくさんの種類は並びません。
バレンタインデー前に1番盛り上がっているように見えるのは、やはりコンビニでしょう。
この時期になると、どこのコンビニもバレンタインデー一色!
お店の外にまでチョココーナーが作られてたりします。
韓国のコンビニの中でも、特にGS25がバレンタイン商戦には力を入れているように思います。
そして何と言ってもコレ!
カゴにチョコレートとぬいぐるみが入った韓国ならではのラブリーなラッピング!
韓国ではメインのチョコレートよりも、プレゼントの華やかさや大きさが求められる傾向にあるため、各コンビニはこぞってこのようなラッピング商品を売り出します。
見た目はとても派手ですが、意外にも中のチョコレートは普段から売っているスナック菓子やぺペロ(日本のポッキーのようなお菓子)だったりするんですヨ。
大型マートにも大々的なバレンタインコーナーが!
一部、ヨーロッパや日本からの輸入もののチョコレートが見られるものの、ほとんどがオリオン製菓やロッテなどが普段から販売している商品ばかりです。
定番の商品をバレンタイン用のパッケージで売っていますね。
でも、よーく見るとバレンタイン前に新発売になったチョコも並んでいます♪
人気のMarketOからは、新たにコールドブルーティラミス味のチョコレートが出ました!
韓国ではどんなチョコを贈っているの?
では、韓国では主にどのようなチョコが贈られているのでしょうか?
もちろん本命か本命じゃないかによっても大きく違ってきます。
韓国でも会社の同僚や上司に贈る、いわゆる「義理チョコ」の文化がありますが、日本ほど義務化しているという感じではありません。
義理チョコの場合、マートやコンビニで簡単に手に入るお馴染みの商品を贈る場合が多いようです。
ペペロ
11月11日のペペロデーにも、3月14日のホワイトデーにも活躍するマルチなお菓子・ペペロは、バレンタインデーの義理チョコとしても圧倒的な支持を得ています。
予算を抑えたい時や、どれにしようか迷った時にはこのペペロが大活躍!「困ったときのペペロ頼み」といったところでしょうか(笑)
最近は日本のポッキーも人気なんですよ!
MarketO(マーケット・オー)シリーズ
ペペロよりはもう少し“ちゃんと感”を出したいという時に選ばれているのが MarketOシリーズ。
チョコレートの濃厚さには定評があるので、味で選ぶならやはりこれですね!
FERRERO ROCHER(フェレロ ロシエ)
実は韓国のバレンタインデーで1番の定番といえば、このフェレロ ロシエなんです!意外ですよね?
なぜかわかりませんが韓国ではこのチョコレートが大人気で、特にバレンタインデーの時期になるとコンビニにはこのようにフェレロ ロシエのチョコが大量に並びます。
ちょっと前までは国産チョコは味が薄めだったため、このような濃厚でナッツやウエハースが入った外国産のチョコレートが好まれたのかも知れません。
なかなか高価なチョコなので、3粒入りのミニサイズは義理チョコに、箱入りは本命やお世話になった人にという感じでしょうか。
人とは違うチョコを贈りたいとか、もう少し高級なものを贈りたいという時には、特別感があるゴディバやロイズの生チョコレートをチョイスします。
スタバではバレンタインデー限定のチョコやタンブラーなどが登場。
こちらもおしゃれな女性たちに人気となっています。
本命に贈りたい!2019年バレンタインデーのおすすめチョコはこれ!
義理チョコは定番商品でいいとしても(笑)、やはり本命の人にあげるチョコは慎重に選びたいものです。
そこで今年見たチョコレート商品の中で、特に気になった商品をご紹したいと思います!
「CHOCOPIE HOUSE」のデザートチョコパイ
みなさんも1度くらいはパッケージに「情」という字が大きく書かれたチョコパイを見たことがあるのではないでしょうか?
そのチョコパイを製造しているオリオン製菓がお菓子としてではなく、デザートとして作ったのがこの CHOCOPIE HOUSEのチョコパイです。
100%リアルチョコレートと天然バニラビーンズ、プレミアムバターなど高級材料を使用し、専門パティシエによって作り出されたチョコパイは、まさにデザートと呼ぶにふさわしいプレミア感に溢れています。
特にマシュマロ部分は本当にふわふわで、食べると口の中でしゅわっと溶けてしまうほど。
マシュマロにしっかりとバニラビーンズの黒い点々が見えるのも手作りの証拠!
フレーバーのラインナップもイチジクや塩キャラメルなど、どんな味なのか気になるものばかり。
こちらはバレンタイン限定ではないので、2月14日が過ぎてもお土産として活躍しそうですね。
ちなみに消費期限は製造から10日ほどとのことでしたよ!
ソウル駅やラインフレンズショップ明洞駅店の中などにお店があります。
「パリバケット」のバレンタイン限定チョコレート
今年見たチョコの中で1番カワイイと思ったのが、パリバケットのバレンタイン限定チョコレートです。
フランス生まれのアーティスト、ナタリー・レテがデザインしたパッケージは、まるでおとぎ話の絵本のよう。 誰かにプレゼントするより、自分が欲しくなってしまいます(笑)
中のチョコレートは美しすぎて食べるのがもったいない・・・。
ドライフルーツが入ったチョコもあります。 これも可愛い♪
限定商品ということで、バレンタインデーが過ぎちゃうと買えないのかな?と思いお店の人に聞いてみると、正式販売は14日までですが、残った分は引き続き販売するとのことでちょっと安心!
韓国では毎月14日がイベントデー!
2月14日はバレンタインデー、3月14日はホワイトデー・・・ここまではみなさんご存知ですよね?
そして韓国では4月14日にブラックデーがあり、バレンタインデーやホワイトデーに何ももらえなかったシングルの人が、黒い服を着てジャージャー麺を食べるというイベントがあるということも、今ではかなりの人が知っていると思います。
しかし韓国でのイベントはこれだけじゃなかったんです!
ほかにも1月14日はダイアリーデーといって、恋人にダイアリーを贈る日だったり、5月14日に至っては、ローズデーとイエローデーという2つのイベントデーになっているんです。
ちなみにローズデーは恋人同士がバラの花束を贈り合う日、イエローデーはブラックデーを過ぎても恋人ができない人が、今度は黄色い服を着てカレーライスを食べる日なんですって!(笑)
このように韓国では年間を通して、毎月14日には何かしらのイベントデーがあるんです。 ドラマを見ていてもわかりますが、韓国人はとにかくイベントが大好き!
【まとめ】韓国のバレンタインデー
義理チョコがあるところは日本と似ていますが、ぬいぐるみを添えた派手で大きなラッピングのチョコなどはまさに韓国ならではのバレンタイン文化と言えるでしょう。
そうそう!さきほど書き忘れましたが、大型マートのバレンタインコーナーには必ず売り子のオバサマがいて、商品を見ていると横から自分が担当しているチョコをガンガン勧めてきます。
これもまた韓国のバレンタイン文化・・・かな?!
ちょっとうるさいな~と思うかもしれませんが、新商品や人気商品を教えてくれたり、仲良くなるとラッピングの袋を多めにくれたりと、いてくれて良かった♪と感じることもたくさんあるんです!
もしバレンタインデー前に韓国を訪れる機会があれば、ぜひチョコ売場をのぞいてみて下さい。
いろいろと面白い発見があると思いますよ!