韓国語の家族の呼び方、オッパやオンニの使い分けは?初心者でも迷わない基本ルール
韓国語の家族の呼び方、オッパやオンニの使い分けは?初心者でも迷わない基本ルール
韓国ドラマを見ていると、実の兄弟ではないのに「オッパ」や「オンニ」と呼び合っているシーンをよく見かけますよね。
「自分も使ってみたいけれど、誰にどのタイミングで使えばいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。
韓国語の家族の呼び方は、自分の性別や相手との関係性によって細かく決まっており、一見複雑に感じてしまいます。
しかし、基本のルールさえ押さえれば、初心者の方でもスムーズに使い分けることができますよ。
この記事では、実の家族から親しい知人への呼び方まで、分かりやすく解説します。
呼び方のマナーを正しく理解することで、韓国の方との距離がぐっと縮まり、韓国ドラマの理解度も深まります。
自分の性別で変わる!「お兄さん・お姉さん」の呼び方

韓国語で最も特徴的なのが、「自分の性別によって相手の呼び方が変わる」というルールです。
日本語では自分が男でも女でも「お兄さん」は「お兄さん」ですが、韓国語では明確に区別されます。
ここを間違えると、相手に少し違和感を与えてしまうので、まずは自分の立場を基準に覚えましょう。
女性が呼ぶ場合(オッパ・オンニ)
女性が年上の男性を呼ぶときは「オッパ(오빠)」、年上の女性を呼ぶときは「オンニ(언니)」と言います。
ドラマでヒロインが憧れの男性を「オッパ」と呼ぶシーンは、胸キュンポイントの定番ですよね。
甘えるような響きがありますが、実の兄や親しい先輩に対しても日常的に使われる言葉です。
男性が呼ぶ場合(ヒョン・ヌナ)
男性が年上の男性を呼ぶときは「ヒョン(형)」、年上の女性を呼ぶときは「ヌナ(누나)」と呼びます。
女性が使う「オッパ」などは有名ですが、男性側の呼び方も知っておくと、韓国ドラマの人間関係がより見えてきます。
ちなみに、男性が「オンニ」と呼ぶことは基本的になく、もし呼ぶと少し冗談めいた雰囲気になります。
相手との関係性による使い分けのコツ
「オッパ」や「オンニ」は、初対面の相手にいきなり使うのは避けたほうが無難です。
まずは「~さん(氏)」を意味する「~シ(씨)」を使い、仲良くなってから切り替えましょう。
親愛の情を込めて呼ぶことで、韓国特有の「情(ジョン)」の文化を感じることができますよ。
家族の基本!父母や兄弟、親戚の呼び方一覧

実の家族を呼ぶときや、他人の家族について話すときの呼び方も重要です。
韓国では「家系」を大切にする文化があるため、母方か父方かでも呼び名が細かく分かれています。
まずは日常会話でよく使う、中心的な家族の呼び方からマスターしていきましょう。
お父さん・お母さんの呼び方
日本語の「パパ・ママ」に近い親しみを込めた呼び方と、少し改まった呼び方があります。
| お父さん | アッパ(아빠) / アボジ(아버지) |
|---|---|
| お母さん | オンマ(엄마) / オモニ(어머니) |
幼い子供だけでなく、大人になっても親しみを込めて「アッパ・オンマ」と呼ぶ人はとても多いです。
兄弟・姉妹と「年下」への呼び方
自分が一番上の場合、年下の兄弟は男女問わず「トンセン(동생)」と呼びます。
具体的に区別したいときは、以下の言葉を頭に付けます。
| 弟 | ナムドンセン(남동생) |
|---|---|
| 妹 | ヨドンセン(여동생) |
順序を重んじる韓国では、実の兄弟以外にもこの表現がよく使われます。
祖父母や親戚の呼び方
おじいちゃん、おばあちゃんの呼び方もよく耳にしますよね。
| おじいちゃん | ハラボジ(할아버지) |
|---|---|
| おばあちゃん | ハルモニ(할머니) |
親戚関係は非常に複雑ですが、まずは「アジョシ(おじさん)」「アジュンマ(おばさん)」を覚えましょう。
これらは親戚だけでなく、街中の知らない年配の方に対しても使われる言葉です。
結婚したらどう呼ぶ?配偶者や義実家への呼び方

結婚を機に、韓国語の呼び方はさらにバリエーション豊かになります。
ドラマで新婚夫婦が呼び合っている愛称には、韓国ならではの習慣が詰まっています。
義理の両親への呼び方も、失礼のないように覚えておきたいポイントです。
夫婦間での呼び方
最近の若い夫婦の間では、結婚前と変わらず「オッパ」と呼ぶケースも増えています。
しかし、定番の呼び方といえば以下の2つです。
| ヨボ(여보) | 日本語の「あなた」に近い、夫婦専用の呼び方 |
|---|---|
| チャギヤ(자기야) | 恋人同士でも使われる「ハニー」のような甘い響き |
特に「ヨボ」は、子供が生まれても夫婦の絆を感じさせる素敵な言葉ですね。
義理の両親への呼び方
義理の両親を呼ぶときとは別の言葉を使うのが正式なマナーです。
| 義父 | アボニム(아버님) |
|---|---|
| 義母 | オモニム(어머님) |
最後に「ニム(様)」を付けることで、敬意を表します。
相手のご両親を大切にする姿勢は、韓国でのコミュニケーションにおいて何より重視されます。
失敗しないために!呼び方のマナーと注意点

良かれと思って呼んだ言葉が、時として相手を不快にさせてしまうこともあります。
韓国語の呼び方は「親密さ」と「礼儀」のバランスがとても大切です。
ここでは、初心者がやりがちな失敗を防ぐための注意点をまとめました。
年齢確認は失礼ではない
韓国では、相手との上下関係を確認するために、早い段階で年齢を聞くのが一般的です。
「おいくつですか?」と聞くのは、適切な呼び方を選ぶための「思いやり」でもあります。
年齢が分かって初めて「オッパ」や「オンニ」と呼ぶ許可が出る、という流れが自然です。
「アジュンマ」と呼ぶときは要注意
市場や食堂で「おばさん!」と呼びかける際、「アジュンマ」は少し不躾に聞こえることがあります。
特に都会の女性や、まだ若い女性に対して使うのは避けたほうが良いでしょう。
代わりに「イモ(叔母さん)」や「サジャンニム(社長さん)」と呼ぶのが、スマートで好まれる方法です。
職場での呼び方は「役職」が基本
プライベートで仲が良くても、仕事の場では「オッパ」や「オンニ」は厳禁です。
基本的には「名前+役職名+ニム」で呼び合うのが韓国のビジネスマナーです。
親しき仲にも礼儀ありという言葉通り、場所に応じた使い分けを意識しましょう。
推し活で使える!ファン同士の呼び方
韓国アイドルや俳優のファン活動、いわゆる「推し活」の場でも、これらの呼び方は欠かせません。
自分より年上の女性ファンに対して、敬意と親愛を込めて「~オンニ」と呼ぶのはファン同士の定番です。
また、推しのアイドルに対しても、実の兄のように「オッパ」と呼ぶことで、より応援に熱が入るという方も多いのではないでしょうか。
ただし、最近の韓国では、憧れの対象をあえて「オンニ」や「ヒョン」と呼ぶことで、性別を超えた「かっこいい先輩」として慕う文化も定着しています。
呼び方一つに自分の「推しに対するスタンス」を込められるのも、韓国語学習者の特権かもしれませんね。
まずはSNSのコメント欄などで、マナーを守りつつ、小さな一歩から挑戦してみるのがおすすめです。
【まとめ】韓国語の家族の呼び方、オッパやオンニの使い分けは?初心者でも迷わない基本ルール

韓国語の家族の呼び方は、単なる言葉以上に、相手との心の距離を表す大切なツールです。
自分の性別から始まり、関係性や場所によって変化するルールには、韓国の文化が深く根付いています。
最初は「オッパ」や「オンニ」と呼ぶことに照れ臭さを感じるかもしれません。
ですが、勇気を出して呼んでみることで、相手との距離が急接近する喜びを感じられるはずです。
まずは、身近なドラマの登場人物が誰をどう呼んでいるか、耳を澄ませてみてください。
「あ、今は実の兄じゃないけどオッパって呼んだ!」という発見が、学習をさらに楽しくしてくれます。
正しい呼び方をマスターして、もっと深く韓国語の世界を楽しんでいきましょう!


