韓国の美術館おすすめ5選

韓国には、建築そのものが美しい美術館や、世界的なアーティストの作品を楽しめるスポットが数多くあります。
アート作品を鑑賞するだけでなく、空間デザインや建物の雰囲気そのものが作品の一部となっていて、訪れる人を特別な体験へと誘ってくれます。
ソウル市内には、最先端の現代アートを発信する大型の国立美術館から、韓屋を改装した小規模なギャラリーまで、ジャンルも雰囲気も異なる美術館が集まっています。
芸術が好きな人はもちろん、普段あまり美術館に行かない人でも、旅行中に訪れてみればきっと心に残る体験になるでしょう。
今回は、ソウルを中心に旅行者も訪れやすいおすすめの美術館をご紹介します。
韓国のおすすめ美術館① 国立現代美術館

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
韓国のアートシーンを代表するのが、国立現代美術館です。
ソウルをはじめ、果川・徳寿宮・清州と複数の館を持ち、国内外の多彩な作品を紹介しています。
国立現代美術館では、韓国近現代美術の巨匠から新進気鋭のアーティストまで幅広い作品が展示されており、絵画・彫刻・写真・映像・インスタレーションなどジャンルを問わず楽しめるのが特徴です。
特に国際的な企画展や特別展も多く、いつ訪れても新しい発見があります。
ソウル館は景福宮の隣に位置し、伝統と現代が交差するユニークなロケーション。
モダンで開放的な建築はそれ自体がアートのようで、自然光が差し込む展示空間ではゆったりと作品を鑑賞できます。
さらに館内にはカフェやショップも併設されており、アート関連のグッズや書籍を探すのにもぴったりです。
「韓国でまず訪れる美術館」としておすすめできる、入門にも本格鑑賞にも最適なスポットです。
住所 | ソウル特別市 鐘路区 昭格洞 165(ソウル館) |
---|---|
営業時間 | 月・火・木・金・日曜日 10:00~18:00 水・土曜日 10:00~21:00 |
休館日 | 1月1日、旧正月・秋夕(旧盆) |
韓国のおすすめ美術館② ソウル市立美術館

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
ソウル市立美術館は、ソウル中心部・徳寿宮近くにある市営の美術館です。
モダンで洗練された建物が特徴で、韓国人にも観光客にも人気のスポットです。
常設展示よりも企画展に力を入れており、国内外の現代アートや特別展が頻繁に開催されます。
韓国の新進気鋭のアーティストから世界的に有名な巨匠まで、幅広い作品を鑑賞できるのが魅力です。
特に国際的な展示やアートフェスティバルの会場となることも多く、最新のアートシーンを体感するにはぴったりの場所です。
館内は落ち着いた雰囲気でカフェや休憩スペースもあり、ソウル観光の合間にゆっくり過ごすのにも最適です。
周辺には徳寿宮や市庁広場などもあるので、観光と合わせて立ち寄りやすい立地なのも嬉しいポイントです。
住所 | ソウル特別市 中区 西小門洞 37(西小門本館) |
---|---|
営業時間 | 火〜金曜日 10:00〜20:00 週末 10:00~19:00 祝祭日 10:00~18:00 |
休館日 | 月曜日、1月1日 |
韓国のおすすめ美術館③ リウム美術館

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
ソウル・漢南洞にあるリウム美術館は、サムスングループが運営する韓国を代表する私立美術館です。
建物は世界的に有名な建築家マリオ・ボッタやジャン・ヌーベルらが手がけており、その洗練されたデザインだけでも訪れる価値があります。
リウム美術館は大きく2つの館に分かれており、韓国の伝統美術と現代美術の両方を楽しめるのが特徴です。
韓国陶磁器や仏教美術、金属工芸などの貴重な文化財と、ピカソやロスコ、アンディ・ウォーホルなど世界的巨匠の作品を同時に鑑賞できます。
韓国の伝統と世界の現代アートが共存する独自の展示スタイルは、ほかの美術館ではなかなか味わえません。
館内は落ち着いた雰囲気で、展示の見せ方も非常に洗練されています。
アートに詳しい人はもちろん、初めて訪れる旅行者でも十分楽しめる構成になっている美術館です。
住所 | ソウル特別市 龍山区 漢南洞 747-18 |
---|---|
営業時間 | 火〜日曜日 10:00-18:00 |
休館日 | 月曜日、1月1日、旧正月、秋夕(旧盆) |
韓国のおすすめ美術館④ デリム美術館

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
デリム美術館は、現代アートや写真、デザインを中心に展示する美術館です。
伝統的な韓国美術館とは一線を画し、日常の中に潜む美や新しい感性をテーマにした企画展が多いのが特徴です。
ここでは、海外の新進気鋭アーティストや韓国の若手クリエイターの作品が取り上げられることも多く、常に新しいトレンドに触れられる場として人気があります。
ワークショップや教育プログラムも実施されており、アートを学びたい人にもおすすめのスポットです。
展示内容は写真展やファッション、デザインなどジャンルも幅広いので、アートに詳しくない人でも気軽に楽しめる内容が多いのも魅力です。
また、白を基調にしたシンプルで洗練された美術館自体がおしゃれな空間としても有名です。
最新の感性やライフスタイルに触れたい人にぴったりのスポットです。
住所 | ソウル特別市 鐘路区 通義洞 35-1 |
---|---|
営業時間 | 火~木・日曜日 10:00~19:00 金・土曜日 11:00~20:00 |
休館日 | 月曜日、1月1日、旧正月、秋夕(旧盆) |
韓国のおすすめ美術館⑤ 耕仁美術館

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
仁寺洞の路地裏に佇む耕仁(ギョンイン)美術館は、伝統と現代が交差するアートスポットとして知られています。
韓国伝統家屋(韓屋)を活かした建物は、まるで昔の韓国にタイムスリップしたような雰囲気です。
展示室のほか、庭園や茶院も備えており、散策がてら立ち寄るのにもぴったりの美術館です。
展示内容は韓国の伝統工芸から現代美術まで幅広く、特に韓紙や陶芸など、生活に息づくアートに触れられるのが魅力。
また、美術館の一角には落ち着いた韓屋カフェがあり、伝統茶や韓菓子を味わいながら余韻を楽しむこともできます。
仁寺洞の賑やかな通りから少し離れるだけで、静かにアートと向き合える贅沢な時間が過ごせるのも人気の理由です。
旅行中にほっと一息つきたい人にもおすすめの美術館です。
住所 | ソウル特別市 鐘路区 寛勲洞 30-1 |
---|---|
営業時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 月曜日、1月1日、旧正月、秋夕(旧盆) |
まとめ|韓国美術館巡りでアートと文化を堪能しよう
韓国には、最先端の現代アートから伝統工芸まで、多彩な魅力を持つ美術館が点在しています。
大規模な展示を楽しめる場所もあれば、独自のコンセプトで存在感を放つ施設もあり、訪れる美術館ごとにまったく違った体験ができるのが美術館巡りの面白さでもあります。
美術館を巡ることは、単に作品を見るだけでなく、韓国の歴史や価値観を知るきっかけにもなります。
展示を通じて社会背景やアーティストの思想に触れれば、街歩きや観光では感じきれない韓国の奥深さを理解できるでしょう。
次、韓国に訪れる際は、ぜひ旅行のプランに美術館巡りを取り入れて、韓国ならではの美意識や文化を存分に体感してみてください。
きっと旅の思い出が、より豊かで印象深く、心に残る大切なものになるはずですよ。