韓国語で「言う」はなんと言う?似ている言葉も紹介

韓国語で「言う」という表現を使いたい場面は多いですよね。
誰かに「言っておいたよ」や誰々が「言っていた」などは、会話でもよく使われる表現です。
筆者も韓国留学でよく、「先生が言っていたんだけど…」という会話をしていました。
韓国では目上の人には、敬語を使わないと失礼になるということは、ご存じだと思います。
例えば友達と、先生や家族の話題が出たときにも、相手を敬って話すことが多いです。
「先生がおっしゃっていたんだけど…」や「お母さんにお伝えした」などという表現をすることが多いです。
今回の記事は「言う」という韓国語を紹介していきます。
会話で使いやすいように、さまざまな形に活用し、例文とともに解説します。
また後半では「言う」以外に似たような表現も、まとめています。
ぜひ最後までご覧ください。
韓国語で「言う」

引用元:https://unsplash.com/
韓国語で基本的な「言う」をあらわす単語は말하다【マラダ】です。
말は「言葉」で하다は「する」という単語で、合わせて「言葉をする」となります。
말하다は「言う」という意味でも使われますが、「発言する、話す」というニュアンスもあります。
活用形を例文と合わせて紹介します。
말했어.【マレッソ】
言った、話した
했어と言う形になると、過去形になります。
누가 말했어?
【ヌガ マレッソ】
誰が言ったの?
내가 말했어.
【ネガ マレッソ】
僕が言った。
말할 거야.【マラルコヤ】
言うよ。
을 거야という語尾になると「~する」という未来をあらわす形になります。
네가 말하지 않으면 내가 말할 거야.
【ニガ マラジ アヌミョン ネガ マラルコヤ】
君が言わないんだったら、僕が言うよ。
하다も「言う」という意味で使われる
하다という動詞は、「~する」と覚えている方が多いと思います。
実は말하다を使わなくても、하다だけで「言う」をあらわすこともできます。
나는 안 간다고 했잖아.
【ナヌン アンカンダゴ ヘッチャナ】
わたしは、「行かない」と言ったじゃない。
敬語にしたい場合
冒頭でも少し触れたように、自分より目上の方が「言っていた」と表現するときには、「おっしゃっていた」と言う方が自然です。
「おっしゃる」という単語は말씀하시다【マルッスムハシダ】をよく使います。
선생님이 말씀하셨는데, 이번 시험은 모두 점수가 낮았대.
【ソンセンニミ マルッスムハッショヌンデ イボン シホムン モドゥ チョンスガ ナジャッテ】
先生がおっしゃっていたんだけど、今回のテストは全員点数が低かったって。
また同じように自分が年上の方に言う場合でも、「言った」より「申し上げた」という表現をよく使います。
韓国語で「申し上げる」は、말씀드리다【マルッスムトゥリダ】という表現をよく使います。
용돈 올려달라고 부모님께 말씀드려.
【ヨントン オルリョタルラゴ プモニムッケ マルッスムトゥリョ】
「お小遣いあげて」と両親に申し上げてみて。
日本語に訳すと、違和感がありますが、韓国語にするとよく使われる表現です。
直接、子どもが両親に言う場合は、ここまで敬った言い方をする必要はありません。
この場合、周りの誰かが、その人の親に対して言うフレーズになるので、この表現を使うのが一般的です。
「言う」に似ている表現①설명하다【ソルミョンハダ】

引用元:https://unsplash.com/
설명하다は「説明する」という意味です。
何かを説明するときには、この単語を使います。
またTOPIKの問題などでも、頻繁に使われています。
서명하다【ソミョンハダ】「署名する」という単語と発音が似ているので、注意が必要です。
무슨 일이 있었는지 차근차근 설명해 봐.
【ムスン イリ イッソンヌンジ チャグンチャグン ソルミョンヘ ブァ】
何が起こったのか、1つずつ説明してみて。
차근차근には「順序を立てて、1つずつ」というニュアンスがあります。
나도 왜 이렇게 되었는지 설명할 수 없어.
【ナド ウェ イロッケ ドゥェオッヌンジ ソルミョンハル ス オプソ】
僕もなぜこのようなことになったのか、説明することができない。
ㄹ/을 수 없다【ル/ウル ス オプタ】で「~できない」という表現をすることができます。
내가 설명할 테니까 잘 들어줘.
【ネガ ソルミョンハルッテニッカ チャル トゥロジョ】
わたしが説明するから、よく聞いて。
설명에 대해서 어려운 부분이 있으면 언제든지 말씀하세요.
【ソルミョンエ テヘソ オリョウン ブブニ イッスミョン オンジェドゥンジ マルッスムハセヨ】
説明について、難しい部分があれば、いつでもおっしゃってください。
「言う」に似ている表現②알리다【アルリダ】

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알리다は「知らせる」という意味です。
よく使われる形の1つに알려주세요【アルリョジュセヨ】という単語があります。
これは「教えてください」という意味で使われます。
「教える」といえば가르치다【カルチダ】という単語を知っている方も、多いと思います。
가르쳐주세요【カルチョジュセヨ】と알려주세요【アルリョジュセヨ】には、若干のニュアンスの違いがあります。
가르쳐주세요.【カルチョジュセヨ】
主に勉強を「教えてください」というニュアンスが含まれています。
教える方も、1つずつ丁寧に、その方法を教えるというシーンでよく使われます。
알려주세요.【アルリョジュセヨ】
勉強以外でも、気軽に物事を「教えてください」というときに使われます。
例えば「その日なにがあったか教えて」や、「おすすめのドラマを教えて」など、日常会話でよく使われます。
나한테는 안 알려주는 거야?
【ナハンテヌン アン アルリョジュヌンゴヤ】
わたしには教えてくれないの?
문제가 뭔지 알려주세요.
【ムンジェガ ムォンジ アルリョジュセヨ】
問題が何なのか、教えてください。
「言う」に似ている表現③뜻하다【ットゥッタダ】

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뜻하다【トゥッタダ】は「意味する」という意味で使われます。
主に「〇〇は、〇〇することを言う」のように、単語を説明するときにも使われます。
辞書やテキストにも多く使われる表現で、日常会話ではなく、発表やスピーチで解説する際などにも使われます。
침목은 때때로 동의를 뜻한다.
【チンモグン ッテッテロ トンウィルル ットゥッタンダ】
沈黙は時には、同意を意味する。
뜻【トゥッ】「意味」という単語も日常生活でよく聞きます。
그게 무슨 뜻이야?
【クゲ ムスン ットゥシヤ】
それどういう意味?
「言う」に似ている表現④나타내다【ナタネダ】

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나타내다【ナタネダ】は「あらわす」という意味です。
この単語も、日常会話よりはTOPIKなどの問題でよく使われています。
뜻하다と同様「~を意味する。~ということをあらわしている」という文章で使うことが多いです。
이 문장에는 부정을 나타내는 문법이 쓰여 있다.
【イ ムンジャンエソヌン ブジョンウル ナタネヌン ムンボビ ッスヨ イッタ】
この文章には、否定をあらわす文法が使われている。
またTOPIK2には、グラフをまとめる書き取り問題があります。
その際に나타나다【ナタナダ】という表現を使えると、うまくまとめることができます。
나타나다は「あらわれる」という意味で、「~という結果になった」というニュアンスで使われます。
방학 중에 여행을 즐기는 학생이 많은 것으로 나타났다.
【バンハクチュンエ ヨヘンウル チュルギヌン ハクセンイ マヌン ゴスロ ナタナッタ】
学校の休み期間に、旅行を楽しむ学生が多いことが、わかった。
まとめ

引用元:https://unsplash.com/
いかがでしたか?
今回の記事では韓国語で「言う」について、似ている表現も合わせて紹介してきました。
TOPIKなどの資格に挑戦したい方にも、必須のフレーズなので、覚えてみてください。
日常会話であまり使わない表現もテストなどでは、頻繁に出題されます。
資格勉強をしたい方は、レベルにあった過去問集を何度も繰り返し、解いてみることをおすすめします!
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