ソウルの人気博物館まとめ|観光にぴったりのスポットをエリア別に紹介!

韓国旅行といえばグルメやショッピングが定番ですが、博物館巡りもとっても魅力的なのをご存知ですか?
実は、韓国には、見応えたっぷりの博物館が各地に揃っているんですよ!
この記事では、エリア別におすすめの韓国の博物館をご紹介します。
旅行中のスキマ時間にも立ち寄れるので、気になる展示があれば、旅のルートに組み込んでみてくださいね。
韓国のおすすめ博物館【ソウル駅・光化門エリア】
ソウルの中心地に位置するこのエリアは、韓国の歴史や言語を深く学べる博物館がある知的スポット。
観光名所とも近接しているため、旅行の合間にふらりと立ち寄れるのも魅力です。
国立ハングル博物館

引用元:https://japanese.seoul.go.kr/
韓国語の文字「ハングル」の歴史と魅力を、体験しながら楽しく学べる国立ハングル博物館。
世宗(セジョン)大王がハングルを創製した背景から、現代の活用例まで、幅広い展示が揃っています。
館内には、実際にハングルを「書く・遊ぶ・触れる」ことができる体験スペースもあり、子どもから大人まで学びのあるひとときを過ごせます。
入場無料なので、韓国文化の入り口として気軽に訪れてみるのもおすすめです。
アクセスは、地下鉄4号線「二村(イチョン)駅」2番出口から徒歩5分ほど。
龍山(ヨンサン)家族公園や国立中央博物館と隣接しているので、あわせて訪れると効率的です。
※2025年10月まで、改修工事のため休館中です。
大韓民国歴史博物館

引用元:https://www.mhns.co.kr/
大韓民国歴史博物館は、朝鮮末期から日本統治時代、韓国戦争、民主化運動、そして現在に至るまで、激動の歴史を体系的に知ることができる歴史博物館です。
映像展示や実物資料が充実しており、近代の生活文化や時代背景が臨場感たっぷりと伝わってきます。
日本語のオーディオガイドも用意されているため、韓国語に自信がない方も安心して見学できますよ。
ソウルメトロ5号線「光化門駅」から徒歩5分。
景福宮や清渓川とも近く、観光ルートにも組み込みやすい立地です。
韓国のおすすめ博物館【仁寺洞・鐘路エリア】
伝統と現代文化が交差する仁寺洞(インサドン)・鐘路(チョンノ)エリアには、韓国の暮らしにまつわる博物館が点在しています。
カフェやギャラリーと並ぶように、個性豊かな博物館が並ぶこのエリアは、街歩きの合間に寄り道ができるスポットとしても人気です。
ソウル工芸博物館

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
ソウル工芸博物館は、韓国伝統工芸と現代工芸を融合させた展示が特徴の、韓国初、工芸専門の市立博物館です。
2021年に開館した比較的新しい施設ですが、韓屋風の建物と現代建築が融合した美しい敷地内で、陶磁器・木工・漆・織物など多様な工芸を堪能できます。
展示だけでなく、ワークショップや体験プログラムも充実。
地下鉄3号線「安国(アングク)」駅から徒歩5分と、仁寺洞の散策とあわせて訪れるのにぴったりの立地です。
ミュージアムキムチ間

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
キムチをテーマにした珍しい体験型博物館。韓国の食文化の象徴ともいえるキムチの歴史や種類、発酵の仕組みなどを、わかりやすく展示しています。
特に人気なのが、「におい体験ゾーン」。実際にキムチの香りを嗅げるコーナーでは、発酵具合による香りの違いまで体感できます。
また、事前予約をすればキムチ作り体験(有料)も可能。
自分で漬けたキムチを持ち帰ることができ、旅の思い出にもピッタリです。
展示には日本語・英語の解説も多いので、言葉がわからなくても安心ですよ。
仁寺洞の中心に位置しており、観光のついでに立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。
韓国のおすすめ博物館【弘大エリア】
若者文化の発信地として知られる弘大(ホンデ)エリアは、音楽やアートに関心の高い人々が集まるエリア。
そんな街の個性を反映するように、ユニークで遊び心のある博物館があります。
トリックアイミュージアム

引用元:https://trickeye.com/
体験型ミュージアムの代表格とも言えるトリックアイミュージアムは、目の錯覚を利用した3Dアートが楽しめるスポット。
写真を撮ることで完成する作品ばかりで、カメラ片手にまわるのが大前提の施設です。
訪れる人の創造力次第でどんなアートにもなり得る展示は、友達同士やカップル、家族旅行にもぴったり。
併設のアイスミュージアムもユニークで、一年中氷の世界を体験できます。
アクセスは地下鉄2号線「弘大入口駅」から徒歩5分ほど。
駅から近く、ショッピングの合間に立ち寄れる手軽さも魅力です。
Oh Museum(旧NATURELABS)

引用元:https://x.com/oh_museum
@oh_museum
複合ショッピングモール「AK PLAZA 弘大」内にある体験型ミュージアム。
以前は「NATURELABS」という名前で運営されており、現在は「Oh Museum」という名称で親しまれています。
このミュージアムは、主にアニメや映像コンテンツの展示を中心にしており、日本の人気アニメとコラボした展示イベントも開催されることがあります。
館内は体験型・フォトスポットが多く、SNS映えする写真を撮りたい人にぴったり。
グッズショップや企画展も定期的に更新されており、リピーターにも楽しめる仕掛けがたくさんあります。
気軽に楽しめるカルチャースポットとして、若い世代やアニメ・サブカル好きな旅行者から人気を集めています。
韓国のおすすめ博物館【ソウル郊外エリア】
中心地から少し離れたエリアにも、韓国の文化や歴史を深く味わえる博物館があります。
自然豊かな立地にある施設も多く、日帰り旅行気分で訪れるのにぴったりです。
韓国民俗村

引用元:https://japanese.visitkorea.or.kr/
ソウル近郊・龍仁(ヨンイン)市にある「韓国民俗村」は、韓国の伝統文化をまるごと体験できる野外型ミュージアム。
朝鮮時代の家屋や村の風景をリアルに再現した園内には、伝統家屋が200棟以上並び、まるでタイムスリップしたような気分に。
衣食住の展示に加え、韓服体験や民俗公演(農楽や綱渡り)など、五感で楽しめる体験型コンテンツが充実しています。
敷地が広いため、半日〜1日かけてゆったり楽しむのがおすすめです。
ソウル市内からは地下鉄+バスで1時間程度。韓国の「昔の暮らし」を深く知りたい方にぴったりのスポットです。
KORAIL鉄道博物館

引用元:https://jp.trip.com/
韓国の鉄道会社KORAILが運営する鉄道博物館は、ソウル郊外の義王(ウィワン)市に位置する、鉄道好き必見のスポット。
初期の蒸気機関車から現代の高速列車KTXまで、実物車両がずらりと並び、子どもから大人まで楽しめます。
館内では、鉄道の歴史・技術を紹介する展示のほか、ジオラマやシミュレーター、制服の試着コーナーなど体験型の展示もあります。
特に、野外に展示された実物車両の迫力は圧巻です。
入場料はわずか2,000ウォンとリーズナブルなのも魅力。
小さなお子さん連れの家族はもちろん、レトロ好きや写真好きな旅行者にもおすすめの穴場スポットです。
まとめ|韓国の博物館を楽しもう!
博物館巡りは、韓国旅行の楽しみ方のひとつとしてとてもおすすめです。
韓国の歴史・文化を深く知ると、街並みの見え方まで変わってくるもの。
気になる博物館をひとつでも訪れれば、きっと新しい韓国に出会える旅になるはずです。
次の旅ではぜひ、そんな「知る楽しみ」を加えてみてくださいね!