韓国語会話の基礎!「うん」と「いいえ」の言い方

相手と会話をするときに、返事と相づちは基本ですよね!
こちらが話しているのに相手からの返事がないと、伝わっているのか不安になりますし話がつまらないのかな?とネガティブな感情になってしまったりもします。
逆に反応をしてくれると、話すのが楽しくなりますし、もっと会話が弾むと思います。
韓国人も会話の中でさまざまな相づちを使っています。
今回はそんな相づちの基本「はい」と「いいえ」をまとめてみました。
もう知っている方も多いと思いますがあらためてこの記事でしっかりマスターしてみてください。
友達に言う「うん」と「違う」

引用元:https://unsplash.com/
まずはタメ口で友達にいう「うん」を見ていきます。
韓国語でも同じく응【ウン】という相づちを使います。人によっては엉【オン】と聞こえることもあるようです。
発音は日本とはやや異なりますがそのまま言っても問題なくリアクションを伝えることができます。
「うん」という返事があるなら「ううん」という返事もありますよね。
韓国語で「違う」は아니다【アニダ】です。
아니다は原形で会話の中でも使いますが、もっと使う表現に아니야【アニヤ】という表現があります。
「それは違う」というリアクションをとりたいときに아니야を使ってみてください。
会話の中で「いや、この前~」のように話を始めたい場合は아니【アニ】から始めることもできます。
日本人も話初めに「いや、でも~」という口癖をよく使いますよね!
実は韓国人もこの口癖をよく使うんです。
話初めに아니 근데【アニ クンデ】というフレーズを使ってみてください。
一気にネイティブ感が出て相手がびっくりしてしまうかもしれませんね。
一般的な返事「はい」と「いいえ」

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日常生活で一般的に使われる返事は네【ネ】と아니요【アニヨ】です。
どちらも敬語になるのでどのような相手に使っても失礼になることはありません。
タメ口に慣れていない方は、こちらの表現をまずは使ってみてください。
使い方は日本語と全く同じです。
また日本では相手が話しているときに「はい、はい、はい」と何度も言うのは少し失礼になってしまう場合がありますよね。
筆者も子供の頃「はい、は1回!」と言われたことがありました。
一方で韓国では話の最中に네네네네네네と何回か続けて「はいはいはい」ということは一般的です。
むしろ理解しているという意思の表現になるので、電話口などビジネスシーンでも使われたりします。
「いいえ」「違います」と言いたい場合は아니요【アニヨ】という表現がよく使われます。
また네と言う発音は日本人の耳には【デ】に聞こえることがあります。
韓国語を学んでいる日本人の方が必ずといっていいほど感じる現象で、筆者も最初はどれだけ聞いても【ネ】と聞こえずに【デ】と聞こえました。
韓国語を聞き取ることができるようになってからは、その発音が【ネ】だと正しく判断できるようになりました。
韓国語を聞いているうちに韓国語の発音に慣れ、聞き取ることができるようになってくるので、最初のうちは【デ】と発音するのも方法の一つだと思っています。
またテキストには韓国語の上にフリガナが書かれているものも多いですが、韓国語の発音をそのまま日本語表記にすることはできないので、テキストを作った方の聞こえ方にそって表記している場合があります。
SNSなどでも作成する方によって、当てはまる日本語表記が異なるので教材によって統一されていないことが多々あります。
韓国語学習者はそれらを見て混乱しがちですが、ハングルを韓国語の音として読む練習をすることが効果的だと思っています。
「はい」の丁寧な言い方

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日本語では「はい」という返事は1つですが韓国語には更に丁寧な表現が存在します。
네の丁寧な表現は예【イェ】と発音します。
日常会話では主に네の方を使いますが、相手が特に上の立場の場合自分の尊敬の意思を伝えたい場合などにこの예を使ったりもします。
小さな子供が使っていると少し違和感がありますが、社会人などは上の立場の方と会話するときに예を使ったりします。
韓国語を勉強している外国人は基本的に네の方だけを使ってもOKだと思います。
自分が丁寧に話しているということを相手に知らせたい場合は使ってみてもいいかもしれません。
예も네と同じように何度か繰り返して言うこともあります。
もう1つネイティブが使っている「はい」の言い方があります。
네をくずして에【エ】と発音することがあります。
意識的に発するというよりは네と言っているつもりが【エ】になってしまうという現象が起こりますが、これも同じように「はい」という返事として使うことができます。
「いいえ」「違う」の丁寧な言い方

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続いて否定の表現を紹介します。
敬語で否定をしたいときは아니에요【アニエヨ】、아닙니다【アニムニダ】をよく使います。
これらは아니요の少し丁寧な表現と更に丁寧な表現です。
会話する相手によって使い分ける必要があります。
아니요【アニヨ】
友達同等の関係性で、相手に敬語を使う必要がある関係性に使うことができます。
韓国では親しくてもお互い敬語で話す関係性も珍しくありません。
韓国ドラマなどを見ていると家族や恋人に対して敬語を使っている場面も見ることができます。
아니에요【アニエヨ】
やや丁寧な表現で、「違います」と表現したいときに使えるフレーズです。
テキストや教材にもこちらの表現がよくのっています。
「違います」と訳すことができますが、褒められた時の謙遜の言葉としてもつかえるフレーズです。
例えば「韓国語お上手ですね」と褒められた時に아니에요を使うと「いえいえ、とんでもございません」というニュアンスになります。
아닙니다【アニムニダ】
니다【ニダ】という形になると最も丁寧な表現になります。
ニダ体は男性が軍隊で使う口調でもあり、日常生活でも女性より男性がよく使っているイメージがあります。
またビジネスシーンでもかしこまって返事をする際には아니에요よりも아닙니다を使うことが適しています。
また아니에요同様に相手に褒められた時に使えるフレーズです。
おまけ 韓国人が無意識に使う「お?」

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ここからはおまけのお話になりますが、韓国人はよく「お」というリアクションをします。
バラエティやドラマなどでも聞いたことがあるかと思います。
日本語の「え」にあたるリアクションの言葉で例えば話を始めるときの「えーっと…」も韓国人は「おー」から始めます。
また驚きを表現するときの「えー!」も韓国人は「お?」とリアクションする時があります。
さらには口論になり相手につめよりたいときも「お?」と少し怒ったニュアンスで使ったりもします。
これは女性も男性も使う言葉で、韓国語を勉強している方も日本で使ってしまった経験もあるのではないでしょうか。
「お?」が使えるのは友達のような近しい関係性の時になりますが、独り言のように「えーっと」という場合はよく「おー」と言うことがあります。
また韓国では日本人のリアクションが大きくて可愛いと言われていることはご存じでしょうか。
特に驚いた時や感動した時の「えー!!」が愛嬌があってとても可愛いと感じるようです。
無理に韓国人らしくしようとしなくても、愛嬌として日本人らしいリアクションを韓国でもしてみてくださいね。
まとめ

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いかがでしたか?
今回の記事では超基本の韓国語の返事の仕方を一緒に学んでみました。
外国人の方は韓国語の敬語を正しく使えていないこともよくあるので、そこまで硬くならずにどんどん話してみましょう
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