韓国語で現在進行形の形にするには?「〜しています」の作り方を解説!

韓国語を勉強していて、会話を早く上達させたい!という方はどんどん韓国語を話してみることが習得の近道です。
ネイティブの韓国人がよく使うフレーズを覚えたいけどどんなものがあるかわからない…と行き詰まってはいませんか?
そんなときは、反対にわたしたち日本人が頻繁に使うようなフレーズを考え、それを韓国語に訳して勉強する方法がおすすめです。
日常生活の中で「◯◯しているところです」というフレーズはたくさん使うと思います。
特に電話やチャットで韓国人は「今何してる?」というフレーズを頻繁に使います。
それに答えたいけどどう言えばいいのかわからない、という方のために今回は現在進行形を作る練習をしていきましょう。
実際の会話にすぐ取り入れることができるので、楽しく覚えて使ってみてくださいね。
現在進行形とは

引用元:https://unsplash.com/
現在進行形とは今まさに行われている動作や一時的に行っていることを表します。
例えば「わたしは今勉強しています」という文では「勉強しています」が現在進行形です。
今この瞬間勉強という動作が行われているということを表しています。
つまり現在進行形は「動作の途中であること」がポイントになります。
現在進行形が使われる場面は主に次の3つです。
今まさに行っている動作を表す時
わたしは今、ご飯を食べています。
「食べる」という動作が今、進行形であることを意味しています。
一時的に行っていることを表す時
わたしは今、韓国語を勉強しています。
この場合、話している時も勉強しているとは限らず一時的に韓国語の勉強を継続しているというニュアンスでも使うことができますよね。
このように現在進行形は「今まさに行っていること」や「一時的な行動」を表す時に便利な表現です。
日常生活でもよく使われるのでしっかり理解してこの記事を見て現在進行形をつくる練習をしましょう。
現在形との違い
日本語には明確な現在形という概念は存在しないとされていますが、「勉強しています」が現在進行形なら「勉強します」が現在形です。
日本語の「今なにしてる?」という質問に「勉強します」と答えるのは少し違和感がありますよね。
ですが韓国語だと現在形「勉強します」を現在進行形として使う場面も多々あります。
この記事の最後で解説します。
現在進行形の作り方

引用元:https://unsplash.com/
고 있다
韓国語の現在進行形は고 있다【ゴ イッタ】で表すのが基本です。
있다とは物や人が「いる、ある」という意味なので日本語と同じような使い方をしていることがわかります。
「勉強する」は공부하다【コンブハダ】といいます。
活用する場合は語尾の다をとり고 있다をつけます。
공부하고 있다【コンブハゴ イッタ】で現在進行形になります。
もっと会話口調にすると공부하고 있어【コンブハゴ イッソ】となります。
韓国語も日本語のように語尾を変えることでさまざまなニュアンスを加えることができます。
공부하고 있잖아【コンブハゴ イッチャナ】勉強してるじゃないか
공부하고 있지【コンブハゴ イッチ】勉強しているでしょ
공부하고 있는데【コンブハゴ インヌンデ】勉強しているのに
このように言い方はさまざまです。
さまざまな動詞で現在進行形を作る練習をしてみましょう。
먹다【モクタ】「食べる」+고 있다
먹고 있다【モッコ イッタ】
지금 밥을 먹고 있어요【チグム パブル モッコ イッソヨ】
今ご飯を食べています。
쉬다【スィダ】「休む」+고 있다
쉬고 있다【スィゴ イッタ】
잠깐 앉아서 쉬고 있어요【チャムカン アンジャソ スィゴ イッソヨ】
少し座って休んでいます。
쉬다「休む」は「休憩する」というニュアンスで使われます。
会社や学校を休む時にはあまり使われません。
가다【カダ】「行く」+고 있다
지금 가고 있습니다【チグム カゴ イッスムニダ】
今行っています。(今向かっています)
자다【チャダ】「寝る」+고 있다
아기가 자고 있어요【アギガ チャゴ イッソヨ】
赤ちゃんが寝ています。
~아/어 있다
語幹に아/어 있다をつけて今の状態を表す表現もあります。
最後の文字によって아か어を使い分ける必要があります。
上記の고 있다は今している動作を表すのに対し、아/어 있다は動作が終わってそれがまた続いている状態を表します。
例えば앉다【アンタ】「座る」という動詞があります。
앉다を現在進行形にする場合は앉아 있다【アンジャ イッタ】とするのが一般的です。
앉아 있다は「座る」という動作を1回終えて、その座っている状態がずっと続いていることを表します。
고 있다を使い앉고 있다【アンコ イッタ】と言うと、座ることは完了していないが、立っている姿勢から座る姿勢に至るまでのほんの一瞬のことを言う時には使えます。
日常生活ではそのようなことはほとんどないと思うので「座っている」と言いたい時には앉아 있다【アンジャ イッタ】を使うようにしましょう。
同じように「動作は終わったが、それが継続している状態」を表す現在進行形の作り方を練習してみましょう。
서다【ソダ】「立つ」+아/어 있다
사람이 서 있어요【サラミ ソ イッソヨ】
人が立っています。(立った状態が継続)
남다【ナムタ】「残る」+아/어 있다
음식이 남아 있어요【ウムシギ ナマ イッソヨ】
料理が残っています。(残った状態が継続)
눕다【ヌプタ】「横になる」+아/어 있다
침대에 누워 있어요【チムテエ ヌウォ イッソヨ】
ベットに横になっています。(横になった状態が継続)
피다【ピダ】「咲く」+아/어 있다
꽃이 펴 있어요【コッチ ピョ イッソヨ】
花が咲いています。(咲いた状態が継続)
중이다
日本語でも何かをしている際「〜中」という表現をしますよね!
同じように韓国語でも~중【チュン】という表現を使います。
漢字語なので発音も似ていますね。
名詞にはそのまま後ろに중をつけ、動詞の-하다は-하는 중【ハヌン チュン】という形になります。
名詞 공부【コンブ】「勉強」+ 중
공부 중【コンブチュン】
勉強中
動詞 공부하다【コンブハダ】「勉強する」+중
공부하는 중【コンブハヌン チュン】
勉強している最中(直訳は中ですが、最中、途中と訳すのが自然)
名詞 생각【センガク】「考え」+중
생각 중【センガクチュン】
考え中
動詞 생각하다【センガッカダ】「考える」+중
생각하는 중【センガッカヌン チュン】
考えている途中
現在形でも進行形を表す場合もある

引用元:https://unsplash.com/
韓国語では上記にまとめたように現在進行形を作ることができますが、実は今していることを表す場合でも現在形で話すこともよくあります。
例えば冒頭でも書いたように공부하고 있다、공부하는 중、공부중に加えて공부해【コンブへ】「勉強する」も現在進行形で使える場合があります。
ネイティブ同士の会話では지금 뭐해?【チグム ムォヘ】「今何してる?」に対して공부해「勉強してる」と答えるのは一般的です。
また韓国人が両親やファンによく使う「愛してる」という意味の사랑해ですがこれを直訳すると「愛する」となります。
日本語で考えると사랑하고 있다【サランハゴ イッタ】と訳しがちですがこの表現は使いません。
このように今している動作を現在形で伝えることも多いです。
まとめ

引用元:https://unsplash.com/
今日は韓国語の現在進行形の作り方について解説してきました。
日本語と韓国語は似ている部分も多くありますが、表現の違いなども存在します。
会話をするときに日本語でまず考えてそれを韓国語に直訳して話すと通じても少し違和感のある言い方になってしまうかもしれません。
相手がネイティブや先生だと正してくれると思いますが、指摘をされないまま終わってしまう可能性もあります。
筆者が韓国語を学んでいた際は、おかしいところがあったらその都度教えて!と言っていました。
韓国人の中には自分の韓国語を指摘されたら嫌かな…?と考えて言わない方も多いです。
もし本気で韓国語をマスターしたいなら、友人や周りの方にも一言そのような声がけをしてみてはいかがでしょうか。
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