韓国語でお会計したい!レジでの会話を練習してみよう

韓国旅行の目的はさまざまだとは思いますが、主に食事やショッピングなどを楽しむために旅行を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
韓国には美味しい食事や、おしゃれでお手頃な洋服や雑貨などがたくさんあるので、頻繁に韓国旅行に行っている方もいらっしゃるかと思います。
韓国の観光地では、お会計するときや、店員さんに声をかける際、日本語が通じるところも多いです。
ですが、韓国語を勉強している方は、韓国旅行に行っても韓国語で会話してみたいですよね!
現地で会話ができると自信につながりこれからの韓国語学習のモチベーションも上がること間違えなしです。
またこれらのフレーズを覚えると、日常会話に取り入れることもできるかと思います。
今日の記事では、韓国でのショッピングや、飲食店、コンビニなどで使える韓国語をまとめていきたいと思います!
ぜひ練習に活用し、現地で実践に役立ててみてください。
基本フレーズ
まずは基本のフレーズを紹介します。店内に入るとまず挨拶をされるかと思います。
안녕하세요【アンニョンハセヨ】「こんにちは」
어서 오세요【オソオセヨ】「いらっしゃいませ」
この2つは店員さんが挨拶をしてきますが、返事は안녕하세요と返せばOKです。
下の立場の人が上の立場の人に안녕하세요と挨拶をし、それに対し네【ネ】と返事をすることもありますが、この状況にふさわしくないので안녕하세요と挨拶をしましょう。
そのあとの会話は、お店の種類によって異なりますので詳しくはカテゴリー別にのちほど紹介していきます。
挨拶のフレーズですが、高級レストランやホテルなどに行くともう少し丁寧な表現で挨拶をしてくる場合もあります。
안녕하십니까?【アンニョンハシムニッカ】「こんにちは(丁寧な表現)」
어서 오십시오【オソオシプシオ】「ようこそお越しくださいました」
このようなかしこまった挨拶をされても、返す言葉はシンプルに안녕하세요で問題ありません。
カフェ
韓国旅行や留学中に必ずと言っていいほど、立ち寄る方が多いと思います。
韓国のカフェはいたるところにありSNSで話題のカフェやアイドルの聖地などもたくさん存在します。
カフェのメニューもとても豊富で、サイズが大きいものも売られているため、筆者も留学中にほぼ毎日カフェに通っていました。
また韓国のカフェは、日本のカフェよりも長時間滞在にそこまで気を遣わずにゆっくり作業や勉強ができるので、テスト期間中はどこのカフェも満席ということも韓国あるあるです。
まずカフェに入ると、上記のような挨拶をされカウンターで注文をします。
この際に日本のように持ち帰りか、店内を利用するかを聞かれます。
드시고 가세요?【トゥシゴ カセヨ】「お召し上がりですか?」가지고 가세요?【カジゴ カセヨ】「持ち帰りますか?」と聞かれることがあります。
両方とも言われた場合は、どちらかを伝える必要があります。
まず店内を利用するときの言い方を紹介します。
먹고 갈게요【モッコ カルケヨ】「食べて帰ります」
마시고 갈세요【マシゴ カルケヨ】「飲んで帰ります」
여기서 먹을게요【ヨギソ モグルケヨ】「ここで食べます」
여기서 마셔요【ヨギソ マショヨ】「ここで飲みます」
カフェではドリンクもフードも売られていますが、韓国では「食べる」と「飲む」の使い方が日本と少し異なる部分があります。
韓国では薬やお酒、場合によってはスープなども「食べる」と表現することがあります。
口に入れるものは全部먹다【モクタ】を使うことができるので、使っても問題なく通じます。
使いやすい方を覚えて使ってみてください。
またどちらか一方を店員さんが聞いてきたときには、네【ネ】「はい」と答えたり아니요, 포장해 주세요【ポジャンヘ ジュセヨ】「いいえ、持ち帰りです」といった言葉を使うことができます。
포장とは「持ち帰り」という意味で使われ、飲食店ではなくても「これ買います」の意味で使われることもあります。
例えば、市場を見ていてお客さんが、お店の人に向かって이거 하나 포장해 주세요【イゴ ハナ ポジャンヘ ジュセヨ】というと「これ1つください」というニュアンスになります。
次にドリンクの名前を伝える必要がありますよね。
カタカナのドリンクなら日本語の発音で通じることもあると思いますし、メニュー表が近くにあるならそれを指しながら「これください」と伝えることができるかと思います。
〇〇한 잔 주세요【〇〇ハンジャン ジュセヨ】「〇〇一杯ください」が基本的なオーダーの仕方です。
「一杯」というのは違和感があるかもしれませんが、韓国では一般的に使われる注文の仕方です。
もちろん하나 주세요【ハナ ジュセヨ】「1つください」も使えますよ。
そのあとは、アイスかホットかを聞かれるかと思います。
聞かれ方はいろいろな言い方があると思うので、まとめました。
아이스로 드릴까요?【アイスロ トゥリルカヨ】「アイスでお渡ししますか?」
차가운 걸로 드릴까요?【チャガウン ゴルロ トゥリルカヨ】「冷たいものでお渡ししましょうか?」
따뜻한 걸로 드릴까요?【ッタットゥッタン ゴルロ トゥリルカヨ】「温かいものでお渡ししましょうか?」
自分から言いたい場合は、以下のように伝えるとスムーズです。
아이스 아메리카노 한 잔 주세요【アイス アメリカノ ハンジャン ジュセヨ】「アイスアメリカーノ一杯ください」
커피 하나 따뜻한 걸로 주세요【コピ ハナ ッタットゥッタン ゴルロ ジュセヨ】「コーヒーひとつ、温かいものでください」
차가운 카페 라테 하나 주세요【チャガウン カペラテ ハナ ジュセヨ】「冷たいカフェラテひとつください」
飲食店
韓国の飲食店は日本とは違い、基本的にお店に入り席に案内されることはありません。
入ってそのまま好きな席に座ればOKです。(高級レストランなどを除く)
料理を注文するときは、주문할게요【チュムナルケヨ】「注文します」と店員さんに向かって言えばオーダーをとりに来てくれます。
また、難しい場合はシンプルに저기요【チョギヨ】「すみません」と言って店員さんを呼んでもOKです。
店員さんを呼ぶ言葉として저기요【チョギヨ】「すみません」사장님【サジャンニム】「社長様」、여기요【すみません】を使うことができます。
店員さんを社長様と呼ぶのは慣れないですが韓国では一般的に使われています。
オーナーに対しても若い店員さんに対しても使うことができます。
저기は「あそこ」、話し始める時の「あの…」という単語で誰かを呼ぶときの저기요は「あの…」を敬語にした形です。
敬語なので日本語に訳す時は人を呼ぶときの「すみません」が当てはまります。
また、여기요の여기は「ここ」という単語を敬語の形にした表現です。
店員さんに向かって「ここにいますよ」ということを伝える場合に使います。
例えば自分が座っていて店員さんに来てもらう時には저기요や여기요を使うことができます。
店員さんを呼んだ後、オーダーをするときに使える表現をいくつか紹介します。
이거 하나 주세요【イゴ ハナ ジュセヨ】「これ1つください」
두 개【トゥゲ】「2つ」
세개【セゲ】「3つ」
네개【ネゲ】「4つ」
하나の部分を変える練習もしてみてくださいね。
추천해 주세요【チュチョネ ジュセヨ】「おすすめしてください」
初めて食べるものやお店で、何を頼んでいいのかわからない時に使ってみてください!
特に観光地では日本でも人気なメニューを紹介してくださるはずです。
안 맵게 해주세요【アン メプケ ヘジュセヨ】「辛くしないでください」
本場の韓国料理は唐辛子やスパイスがきいていて日本の方にとって辛いと感じることがあります。
筆者は辛いものが大好きですが、韓国で「すごく辛くしてください」とオーダーしたら日本と辛さのレベルが違いすぎて泣きながら食べた記憶があります。
韓国でも日本人は辛いものが苦手という認識があるみたいなので、言わなくても控えめにしてくれるところもあるようです。
逆に辛いものが大好きで辛口で食べたいと言う方は안をとって맵게 해주세요【メプケ ヘジュセヨ】でOKです。
덜 맵게 해주세요【トル メプケ ヘジュセヨ】「辛さ控えめにしてください」
辛い物が苦手な方はこのフレーズは覚えていくと便利です!
韓国料理はピリッと刺激的なものが多いですが、まったく辛くなくするとせっかくの美味しさが感じられない場合もあります。
そんなときは控えめにしてもらってくださいね。
〇〇을 빼주세요【〇〇ルル ペジュセヨ】「〇〇を抜いてください」
苦手な食べ物やアレルギーがある場合はこのフレーズを使ってみてください。
また、韓国料理はニンニクを使用しているものも多く、日本人にとってニンニクは少し気になることもるかもしれません。
そんなときに使えるフレーズです。
ちなみにニンニクは마늘【マヌル】と言います。
コンビニ、スーパー
韓国のコンビニやスーパーで使えるフレーズを紹介します。
店員さんと話すことはそこまで多くないので、実践しやすいかと思います。
봉투 필요하세요?【ポントゥ ピリョハセヨ】「袋いりますか?」これは聞き取りフレーズになりますが、レジでほぼ聞かれる言葉です。
これに対しての答え方はシンプルに必要なら네【ネ】「はい」、必要ないなら아니요【アニヨ】「いいえ」と答えるとOKです。
もう少し違う表現をしてみたい方は必要なら네, 주세요【ネ ジュセヨ】「はい、ください」、必要ないなら아니요, 그냥 주세요【アニヨ クニャン ジュセヨ】「いいえ、そのままください」と言ってみましょう。
金額を伝えられてカードで支払う場合여기에 카드를 꽂아주세요【ヨギエ カドゥルル コジャジュセヨ】「ここにカードを差し込んでください」と言われるので、差し込む機械に入れればOKです。
また영수증 필요하세요?【ヨンスジュン ピリョハセヨ】「レシートご利用ですか?」もセットで必ず言われるフレーズです。
네, 아니요で答えましょう。
韓国のお会計文化を知ろう
韓国でのお会計をスムーズにするために、お会計文化を覚えていきましょう。
伝票がないところが多い
韓国の一般的な飲食店では、伝票がないところが多いです。
店員さんがオーダーを受けて店にあるタッチパネルでオーダーを入力しているところも多いです。
韓国では小さなおかずが基本的に無料で提供されますし(しかもおかわり自由!)1つ1つの量が多い料理と言うこともあって、一度に多く注文される方も少ない印象です。
飲食店で注文した後に、店員さんがメモも取ってないし、注文できているか不安…と思った方はぜひ店員さんに注目してみてください。
お店のレジで入力しているはずです。
ただ店員さんが手動で行い、お客さんとの相互確認が少ないので、会計後レシートを必ずもらうようにしてください。
自分が食べてないものや飲んでないものがミスで追加されていることもあるかもしれません。
食事をした後は、そのままお会計のレジに行くと会計をしてくれます。
その際もどこのお客さんかを全て店員さんが把握しているので、観察力がすごいですよね!
呼び出しベルがないところもある
日本の多くの飲食店では、呼び出しのベルが置かれていると思いますが、韓国ではないところも多いです。
近くにいる店員さんに声をかけ、オーダーをとってもらってください。
にぎやかな場面で韓国語で話すことは多少緊張してしまうこともあるかもしれませんが、その場合はアイコンタクトや手を挙げて저기요【チョギヨ】というと聞こえていれば、必ず来てくれますよ♪
また筆者も驚いたのですが、飲み物をお客さん自身が取りに行くのもよく見る光景でした。
飲料は客席からも近い冷蔵庫で保管されている飲食店が多く、忙しいお店なんかは店員さんに取ってもらうのではなく、むしろ自分で取りにいったほうが早いし親切だという考え方らしいです。
その際には店員さんに一言소주 가져갈게요【ソジュ カジョガルケヨ】「焼酎持っていきますね」などと声掛けをしていました。
みなさんもやってみてください。
チップ文化はある?
韓国も日本と同じようにチップ文化はありません。
接客に対するチップなどは渡さなくて問題ありません。
割り勘文化
韓国では日本のようにお会計時に割り勘をする概念があまりありません。
観光客や留学生は따로따로 해주세요【ッタロッタロ ヘジュセヨ】「別々にしてください」と会計時に言うことで1つずつ会計してくれます。
一方韓国人はどのパターンが多いのかというと、後で自分の分をスマホで送金したり、2次会では自分が払うよという支払方法です。
韓国人は会食をしたり友達とお酒を飲みに行くときは、2次会、3次会と続くのが一般的です。
次の日が出勤でも夜中までお酒を飲む人もいるということなので驚きです。
その文化もあって1件目は誰が2件目は誰が払うという場合も多いです。
もし韓国人の知人にご馳走になった際は、後日何かをご馳走したりしてバランスをとっていくといいと思います。
現金は基本使わないことが多い
韓国では日本よりも先にはるかにキャッシュレスが浸透していて、今では滅多に現金を使うことがないです。
出店などでは現金だけを受け取るお店もありますが、一般的な飲食店やデパートなどはカードで支払う人がほとんどです。
現金で出すとおつりがなかったりするところもあり、旅行や留学でいく方はカードメインで支払いをするようにするのが安全です。
なにより韓国の5ウォン(約0.5円)、10ウォン(約1円)などは使う機会が少ないので小銭を増やしても荷物になるだけなので、カードの利用をおすすめします。
また韓国のお会計が慣れてない状態でお会計をすると、小銭が溜まりがちです。
そんなときは、駅のTmoneyチャージの機械で小銭を使ってチャージすることができます。
Tmoneyとは韓国の交通カードのことで、それがあると地下鉄やバスが利用できます。
お会計でよく使う単語
お会計でよく使う単語を紹介します。
文章で言うことができなくても単語を伝えるだけでも意思は伝わるのでぜひ覚えて使ってみてください。
계산【ケサン】 お会計
현금【ヒョングム】 現金
카드【カドゥ】 カード
영수증【ヨンスジュン】領収書、レシート
봉투【ポントゥ】袋
따로따로【ッタロッタロ】別々に
포인트 카드 【ポイントゥ カドゥ】ポイントカード
포장【ポジャン】持ち帰り
선물 포장【ソンムル ポジャン】プレゼント用
할부【ハルブ】分割払い
일시불【イルシブル】一括払い
할인【ハリン】半額
まとめ
いかがでしたか?
上記の単語とフレーズを準備していけば、韓国でのお会計もスムーズに行えること間違いなしです。
またオリーブヤングなどでは、お会計時に店員さんが話すことが多いことで有名ですよね。
もし、聞き取れなかった場合でも基本的に外国人には不要なことも多いので断っても大丈夫です。
またお会計の場面は回数を重ねていくと自然に慣れていきますのでどんどん店員さんとコミュニケーションを楽しくとっていきましょう!
K Village 韓国留学にご相談ください!
韓国留学を経験したカウンセラーが
安心の韓国留学をご案内。
しかも現地スタッフもいるので安心。
まずは無料相談で!