ハングルは簡単にマスターできる?ハングルの覚え方

韓国語を勉強したいけれど、何から始めたらいいいかわからない..そんなお悩みはないでしょうか?
韓国語を学ぶ際に初めにやるべきことは、ずばりハングルを覚えることです。
筆者の周りにはハングルは読めないけど、韓国語の聞き取りはある程度できるという方や、ハングルはさっぱりだけど話すのはなんとなくできる!という方がいます。
もちろんご自身に合った勉強法を続けることが大事ですが、韓国語をしっかりマスターしたい!という目標があるなら、まずはハングルをマスターすることから始めてみましょう。
韓国では昔は漢字が使われていた時代もありましたが、今ではハングルのみで言葉が成り立っています。
ですのでハングルだけ習得すればOKです。
わたしたち日本人は小さい頃から、ひらがな、カタカナ、アルファベット、そして無数の漢字を習得してきた能力があるので、ハングルは簡単に覚えれるはずです。
ハングルの基本

引用元:https://unsplash.com/
まずはハングルを覚える前にハングルの成り立ちや、基本についておさえておく必要があります。
仕組みを理解せずに、やみくもに覚えようとするよりも、規則を覚えておくことでスムーズに頭に入ってくるはずです。
ハングルは母音と子音の組み合わせ
みなさんがよく目にするハングルは、母音と子音が組み合わさって文字が完成された形です。
例えば아という文字は、ㅇが子音でㅏが母音です。
아の読み方は「あ」で、韓国語では「あ」という文字を作る時、子音と母音をくっつけて作られていますよね。
一方で日本語の「あ」は母音単体で文字が成り立っています。
「か」も母音単体で文字が成り立っていますが、ハングルにすると카で子音ㅋと母音ㅏに分けることがでいます。
ローマ字で考えてみるともっと簡単で、KA KI KU KE KOの後ろのアルファベットが母音です。
韓国語は日本語と違う文字の成り立ちをしていますが、ローマ字を考えるとすぐに仕組みを理解することができるかと思います。
パッチム
韓国語を勉強したことがある人なら、誰もが聞いたことがあると思います。
ハングルにはパッチムというものが存在していて、これは「支える」という意味通り、子音と母音でできたハングルの下に更に子音を置いた文字のことです。
例えば先ほどの아の下にㄴをつけて안という形がパッチムのある文字ということになります。
パッチムにするときにだけ使われる子音というものはないので、子音をマスターすると必然的にパッチムもマスターできます。
パッチムを2つ使った二重パッチムというものもありますが、少し複雑になるのでまずはハングルを全部覚えましょう。
ハングルの覚え方

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ではハングルはどのようにして覚えればよいでしょうか。
もちろんご自身に合ったペースで少しずつ覚えるのがいいと思います。
ですが、今すぐ一気に覚えたい!!とやる気のある方は、実はハングル自体を覚えるのは難しくはありません。
ハングルは母音と子音の組み合わせと述べましたが、まずは母音だけ、子音だけを集中的に覚えることをおすすめします。
母音と子音さえマスターすれば、あとは組み合わさって文字ができているだけなのでハングルで書かれたものをみた時、多少時間がかかったとしても読めるようになりますよ。
母音とはハングルの右側についているパーツのことで、合計21個あります。
子音はハングルの左につく、もしくはパッチムとして下につくパーツのことで、全部で14個あります。
母音の21個のうち11個は複合母音と呼ばれるものです。
複合母音とは母音が2つ合体しているものなので、厳密にいうと覚えるべき母音は10個でOKです。
ということは、母音と子音を合計すると24個のパーツを覚えるだけで、ハングルが自由に作れるようになるんです!
ハングルは1日で充分!?

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ハングルは24個覚えるだけで、自由に組み合わせて作ることができます!
「ハングルは1日で覚えることができる」と多くの経験者も語ってはいますが、筆者の考えでも間違ってはないと思います。
ですが一気に覚えても繰り返しハングルに触れないと忘れてしまったり、なかなか定着はしないと思います。
一気に覚えて終わりではなく、そこから単語を作る練習をしてみたり、長期的にハングルに触れておかないとマスターすることは難しいのかなと思います。
ハングル表はネット上にもたくさんありますので、テキストを買わなくても、覚えることができます!
もちろん韓国語初級の文法の本や、単語の本などにハングルの構成も書かれていますので、ハングル習得後、韓国語を長期的に勉強しようと思っている方は教材を買うことをお勧めします。
筆者の場合は、母音と子音を別々に覚えようとしたことがなく、韓国語の単語や文章に触れているうちにハングルの読み書きができるようになったので、すごく遠回りしてしまいました。
ハングルは母音と子音で成り立っているのはなんとなく知っていたのですが、文字ではないので覚えていてもつまらなかったのです。
もしも、つまらない…と感じる方は、ひたすらㅏ(a)の音、ㅣ(i)の音と覚えるよりも、最初から아【ア】이【イ】というハングルを覚えるのも方法の1つです!
ここはご自身に合った勉強法を選んでくださいね。
ただハングルの組み合わせは多いので、この方法では1日で覚えることはむずかしいと思いますが、継続はできるのではないかなと思います。
ハングル習得のコツ

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ハングルを覚えるコツですが、まず母音と子音を別々に覚える場合は、それぞれのパーツをノートに書きます。
例えば、母音から覚えようとしている方はㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ ㅣ と書き、それぞれの発音を音声で聞き、その母音を指でさしながら発音してみてください。
耳でもそうですが、目でも見ているものを一致させないとなかなか定着しません。
ここでこの母音の中には日本語の「お」「よ」「う」にあたる音が2種類あることに気づくかと思います。
口の開け方の違いですが、ここで発音を完璧にしてから次に進もうと思っていると、なかなか前に進めないと思います。
仮にこの時点で、完璧にしたとしてもいざ単語を発音するときに、正しい発音ができるかは別です。
筆者も母音の1つ1つの発音はわかりますが、単語に入っていると「今の発音間違えたな」と思うことが多々あります。
発音にこだわりすぎずに、どんどん勉強を進めていくことをおすすめします!
ネイティブの韓国人ですら、発音を崩している方もいらっしゃるので、外国人であるわたしたちが最初から発音にこだわる必要はないと思っています。
あとで韓国語を話すまでに成長したときに、たくさん聞いて話していれば自然に発音も身についてくるのではと思います。
筆者流のハングルの覚え方ですが、日本語の単語をハングルで書くと楽しく覚えられますよ。
よく韓国語の教材を見ると、ハングルの上にフリガナがうってありますが、あれの逆です。
例えば「わたしは」をハングルで와타시와のように書くとすぐに覚えられる気がします。
もちろん好きな曲の歌詞や、推しの名前を何度も書いて覚えるのも効果的です。
まとめ

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いかがでしたか?
ハングルは記号や暗号みたいでさっぱりわからない…と最初は思うかもしれません。
筆者は最初にハングルを見た時は、未知の文字すぎて逆にわくわくしたのを覚えています♪
ハングルの仕組みがわかれば、文字自体はそれほど難しいものではないと思っていただけたかと思います。
繰り返しになりますが反復練習が大切になるので、まずは1ヶ月ほどかけてゆっくりとハングルを習得することをおすすめします!
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