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【韓国旅行2025】飛行機持ち込みのモバイルバッテリー規制が強化!注意点は?

MODULY 編集部
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【韓国旅行2025】モバイルバッテリー&電子タバコの飛行機持ち込みが3月より強化!

引用元:https://www.yna.co.kr/

アプリや地図、写真撮影など旅行には必須のスマートフォンですが、予備のモバイルバッテリーを一緒に持ち歩く方も多いと思います。

そのモバイルバッテリーに関する飛行機での規制が、韓国で厳格化されたのはご存じでしょうか。

韓国の航空会社は2025年3月1日より、モバイルバッテリーおよび電子タバコの持ち込みの規制強化を発表しています。

その背景には、モバイルバッテリーによる飛行機のショート火災が挙げられるでしょう。

そして、同じく電子タバコに関しても規定が厳格化されています。

そこで今回は、韓国の飛行機持ち込みのモバイルバッテリーの規制について、どう強化されているのか詳しくご紹介します。

安全な旅行を楽しむためにも、韓国へ行かれる方はぜひ最後までチェックしてみてください。

【韓国旅行2025】モバイルバッテリー&電子タバコの機内持ち込み基準

実際に、過去5年の電子タバコによる機内火災事故はアメリカで90件、韓国では1件の報告があるそうです。

また記憶に新しい事故としては、2025年1月に発生したエアプサンの火災事故。

これらを受け、韓国では今回モバイルバッテリーと電子タバコの安全規定強化を発表しています。

2025年3月1日より実施されますので、以下しっかり覚えておきましょう。

こちらの画像は、韓国の国土交通部HPに記載されているものを日本語に訳したものです。

基本的にはモバイルバッテリーと電子タバコは受託荷物として預けることは禁止されています。

モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、ショートや気圧変化など外部の衝撃に弱く、発熱・発火しやすいためです。

しかし、どちらも機内への持ち込みは可能となっていますが、モバイルバッテリーに関しては個数や容量によっては持ち込める範囲が厳格化されているため、注意が必要です。

※医療目的など特別な理由がある場合は許可。

モバイルバッテリーの容量はWh(ワットアワー)で表記されているものもあれば、mAh(ミリアンペアアワー)で表記されているものもあります。

その際は下記のモバイルバッテリーの充電容量Whの計算式をご参照ください。

【充電容量(Wh) = 電圧(V) × 容量(mAh) ÷ 1000】

例えば、10,000mAhの容量の場合はモバイルバッテリーのリチウムイオン電池の定格電圧は3.7Vであるため、

「3.7(V) × 10,000(mAh) ÷ 1,000 = 37Wh」となり、十分に持ち込み可能となるわけです。

機内持ち込み最大の容量である160WhをmAhに変換すると約43,243mAhとなり、それ以下の容量のバッテリーであれば個数に制限はありますが、持ち込みができるということとなります。

しかし、スマートフォンやタブレットなどの充電に用いられるモバイルバッテリーは通常100Wh以下のものが多いため、持ち込みに関してはこれまで通り問題ないでしょう。

そして、表にもあるようにモバイルバッテリー、電子タバコは機内の頭上荷物棚に入れることは禁止され、身に着けるか座席前のポケットにしまうことが原則となっているのが大きな変更点です。

【韓国旅行2025】モバイルバッテリーの機内持ち込み条件

モバイルバッテリーの機内持ち込み基準が分かったところで、どのように持ち込めばいいのか確認しましょう。

ショート防止措置

引用元:https://www.molit.go.kr/

単にこれまで通り機内へ持ち込みはできず、ショート防止の措置をしたものに限り持ち込みが可能となりました。

韓国国土交通部のHPでは、モバイルバッテリーの機内持ち込み条件として、以下のいずれかのショート防止措置を実施することを義務付けています。

  1. 1個ずつ個別でビニール袋(例:ジッパーバック)や保護用ポーチに保管。
  2. モバイルバッテリーの端子を絶縁テープなどで覆う。
  3. 端子保護用カバー(キャップ)を装着する。

①のジッパーバックに入れておくのが一番簡単そうではありますね。

②にある絶縁テープとは、電気を通さない性質を持つ粘着テープのことで、最近では100均でも売られており手軽に購入可能です。

③端子保護用カバーも100均で手に入りますので、旅行用に買ってストックしておくのもありですね!!

国土交通部のHPによると、今後チェックインカウンターや機内にてビニール袋を配置し、必要な際は提供できるような体制を取る予定となっています。

ただ、いずれも簡単な措置ですので、事前にできることはしておきたいですね。

【韓国旅行2025】モバイルバッテリーの機内持ち込み手続きが必要なとき

引用元:https://x.com/twittkto
@twittkto

モバイルバッテリーの機内持ち込みで事前に手続きを行わなければならない場合があります。

100Wh以下で5個以下のモバイルバッテリーは特に申告する必要はありませんが、それ以上のモバイルバッテリーを持ち込む際には各社航空カウンターで認証手続きというのが必要です。

これは、保安検査で迅速な確認ができるようにあらかじめ手続きを行っておくもので、モバイルバッテリーに認証シールを別途貼る措置となります。

つまり、100Wh以下6個、100Wh以上のモバイルバッテリーを持ち込む際には、事前に各航空会社のチェックインカウンターで申請し認証シールを貼らなければならないということになります。

大容量のモバイルバッテリーや多くの個数を持ち込む場合は手続きが要必要ですが、通常は100Wh以下のもので1個の場合が多いと思います。

その際は、上記の項目でもご説明した通り、ショート防止の措置のみ事前に行っておけば問題なしということになります。

ただし、保安検査時にルール違反が疑われる場合や航空会社が必要と判断した場合は、追加で詳しい検査を受けなければならない場合もあるとのこと。

実質上、モバイルバッテリーによる保安検査の強化も含まれています。

【韓国旅行2025】機内でのモバイルバッテリー&電子タバコの管理と対応

引用元:https://x.com/twittkto
@twittkto

上記内容のおさらいにはなりますが、最後に機内でのモバイルバッテリー、電子タバコの管理や非常時の対応について確認しておきましょう。

①保管方法:身に着けるか、座席の前ポケットに保管。頭上の荷物棚には入れないこと。

②使用について:機内で使用しない場合はショート防止の処置をした状態で保管。

③注意事項:外部からの衝撃、圧力がかからないように注意する。モバイルバッテリー本体、電子タバコの充電は禁止。

④異常事態発生時:発熱や発火の際はすぐに乗務員へ報告する。

安全な空の旅を楽しむためにも、これらの安全規定はしっかり守りたいですね。

【まとめ】【韓国旅行2025】飛行機持ち込みのモバイルバッテリー規制が強化!注意点は?

引用元:https://x.com/twittkto
@twittkto

今回は、韓国の飛行機持ち込みのモバイルバッテリーの規制について詳しくご紹介してきました。

これまでとは違う点は、機内持ち込み時のモバイルバッテリー端末のショート防止対策が必要なことや荷物棚への保管禁止となったこと。

さらに条件によっては事前に認証が必要であったり、場合によっては保安検査で追加検査が課せられることもあることです。

今や旅行には必須のモバイルバッテリーですので、念のために覚えておきたいですね。

また、これらは韓国の航空会社の話ですが、航空会社によっては規定が異なる場合もありますので、必ず公式サイトで搭乗前に事前に確認をしておきましょう。

そして、現在この案を受け搭乗前の措置は強化されたものの、免税店で販売されているモバイルバッテリーや電子タバコに関しては特に規制がまだない状態だそうです。

今後、追加で何等かの発表があるとのことですので、最新情報が入り次第更新したいと思います。


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