韓国留学に行くにはTOPIK何級が必要?【なくてもOK】
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韓国留学が決まったら、語学堂申請や、予算の見積もり、書類の取得、荷造りなどやるべきことがたくさんありますよね!
また、留学前にTOPIKを取得するべきか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
TOPIKは日本で4回と、多く開催されているわけではないので、タイミング的に取得が難しい…ということもあると思います。
またTOPIKを受験しても、結果がでるのは約1か月後、成績証明証の発行には、さらに2週間前後と、すぐに手元にくるものではありません。
留学準備をしているけど、TOPIKを持っていない…と心配する必要はまったくありませんので、安心してくださいね!
韓国留学で語学堂に行く場合、TOPIKの有無は関係ありません!
もちろん取得してから留学に行き、留学後に再度受験すると、自分の成長が目に見えてわかったりするので、受験する余裕がある方は、受けることをおすすめします。
また、TOPIKの何級取得を目標にしているから、語学堂でも同じ級を勉強したい!と思っている方もいるのではないでしょうか。
ですが、語学堂の級とTOPIKの級は全く同じレベルではありません。
韓国留学に何度か行き、語学堂も3か所で勉強した経験がありますが、語学堂ごとにレベルも違います。
ですので、例えばキョンヒ大学語学堂の3級と、韓国外国語大学語学堂の3級で習う内容の難易度が違う…ということもあるんです。
語学堂では統一されている教材を使うのではなく、その大学ごとに異なる教材を使うので内容も多少違います。
この記事では、TOPIKと語学堂の関係性についてまとめてみました。
TOPIKとは
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引用元:https://unsplash.com/
最初にTOPIKについて簡単に説明します。
TOPIKとは韓国政府が認めている、外国人を対象とした韓国語能力試験です。
日本では年に4回実施されており、TOPIK1とTOPIK2に分かれています。
TOPIK1は初級レベルで、点数によって1.2級を取得することができます。
TOPIK2は中級、上級レベルで点数によって 3.4.5.6級を取得することができます。
つまり初級が1級で6級が最上級となります。
試験内容は、リスニング、リーディング、ライティングがあり、総合的に判定されます。
語学堂も1級~6級までのクラスが存在しますが、TOPIKの級と語学堂の級は全く同じではないので、別物だと考えた方がよさそうです。
例えば語学堂6級卒業したけれど、TOPIK6級をとれないという方や、語学堂4級で勉強しているけれど、TOPIK6級を持っている方などさまざまです。
ハングル検定との違い
韓国語能力を判断する基準に、ハングル検定という試験もあります。
この試験は日本人向けの試験になるので、韓国を含む海外では韓国語能力を証明できません。
ただ、ハングル検定の最上級1級は、TOPIK6級よりも難易度が高いそうで、日本で韓国語を使いながら仕事をする場合、アピールポイントになりますね。
韓国留学を目標にする場合、また将来的に韓国での大学入学や、現地就職の予定がある場合、TOPIKを取得することをおすすめします。
(そもそも大学入学や、企業ではTOPIKの証明が必須です。)
語学堂にTOPIKは必要なし!
韓国留学を計画している方の中には、韓国語に全く触れたことがない方や、ほんの少しだけ理解できる程度の方もたくさん、いらっしゃいますよね!
今から韓国現地で韓国語の基礎からしっかり勉強したいという方は、TOPIKの受験はしなくてもよいと考えています。
反対に、目標と期間を設定して、計画的に留学したい方は、出発前のレベルを把握するためにも受験をおすすめします。
ただ語学堂申請時に、TOPIKの有無を提示する必要はないので、安心して申請してくださいね。
あればアピールしよう
もしTOPIKの級を持っている方がいたら、韓国でアピールすることもできますよ。
語学堂に入る前には、レベルテストというものを受けます。
ライティングや、スピーキングを行い、級を振り分けられるのですが、その際にTOPIK何級持っていて、帰国後に何級を取得することを目標にしています!などと伝えることができれば、先生方も考慮して希望の級に入れてくれたり、韓国語力を判断する基準にもなります。
もちろん極端に、実力とかけ離れた級には入れません。
また長期留学の際、韓国でアルバイトをしようと考えている方は、TOPIKの成績表が必要なので、もし成績表発行が間に合う場合、韓国にもっていくことをおすすめします。
語学堂の級とTOPIKの級を比較
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引用元:https://unsplash.com/
では、ここで語学堂の級とTOPIKの級を詳しく比較してみます。
わたしは韓国留学経験があり、TOPIKも数えきれないほど受験しましたが、TOPIKで出題される問題と、語学堂で習う韓国語は少し異なると感じました。
同じように1~6級までに分かれているので、もしかしたら語学堂で、TOPIKの級で出題されるレベルの問題などが学べると思っている方も少なくないと思います。
ですが、語学堂は資格勉強よりも、日常的に使える表現を学んだり、韓国文化の理解を深めることを目的としているため、TOPIKに特化したクラスではありません。
またTOPIKを取得することが目標でしたら、留学なしでも可能です。
実際に留学なし、独学でTOPIK最上級を所持している方も、たくさんいらっしゃいます。
TOPIKと語学堂の難易度を比べると、級にもよりますが、やはり語学堂の方がレベルが高いように感じます。
というのも、語学堂では広範囲にわたり、単語や文法、会話、作文などを学びますが、TOPIKでは問題集を繰り返し解く練習をすることで、問題のパターンが分かってくるので、コツをつかむと点数がとれます。
また、語学堂では出席率や、テストの成績、授業態度などを総合的に判断して、成績がつけられ、進級する方もいれば、進級できない方もいるので、かなりの根気とやる気が必要です。
では、語学堂ではTOPIKには触れないということでしょうか?
TOPIK取りたいから、韓国留学に行くことを決めたのに…という方もいると思います。
その答えもまた、いいえです。
TOPIKを中心として授業をすることは少ないですが、例えば放課後にTOPIK対策特別クラスが設けてある語学堂があったり、授業中に「このような問題はTOPIKにも出るからね~」というような先生の声かけもあります。
わたしが行った語学堂の教科書には、単語の横に数字が書かれており、TOPIK何級に出てくる単語というように書かれていました。
また、語学堂何級を卒業したから、TOPIK何級を取得できるということでもなく、TOPIK取得を目標としている方は、語学堂の教材とは他に、TOPIKの参考書で勉強することをおすすめします。
韓国留学にTOPIKはなくてもOK!
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引用元:https://unsplash.com/
語学堂入学にTOPIK取得は必須ではないことを、わかっていただけたかと思います。
またTOPIKはあくまでも数字ですので、例えば最上級を取得しても全く話せない…という方も多く目にしたことがあります。
語学堂では、文法、ライティング、スピーキングなどをバランス良く学び、また繰り返し学んだことに触れることで、定着力が高まります。
語学堂の先生方は、TOPIKの出題内容や問題パターンなどにも非常に精通しています。
現地でアドバイスを受けてみるのもいいですね!
ただTOPIKなしで韓国に留学する場合でも、日常生活で最低限の韓国語は必要です。
出発前に韓国語の基本フレーズを覚えてみたり、韓国語アプリを活用してスピーキングの練習をするのもおすすめです!
例えば、自己紹介や、買い物のシーンなど声に出して練習することで、自信にもつながりますよ!
また韓国では語学堂で習った韓国語をすぐ実践してみましょう。
記憶が新しいうちに、シチュエーションと結び付けて使うことで定着力が高まりますよ!
韓国留学で実際の韓国人の会話スピードに耳をならすことで、TOPIKのリスニングの問題の対策にもなります!
TOPIKを持っている方は、さらに上のレベルを、持っていない方はTOPIK取得を目指して、韓国留学で韓国語能力をブラッシュアップさせていきましょう。
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